栃木・那須塩原市、道の駅で初のクリスマス 冬の集客狙う
栃木県那須塩原市は12月14、15日、市内の道の駅「明治の森・黒磯」でクリスマスマーケットを初開催する。施設内外に出店する15店ほどがローストチキンなどのクリスマス料理や雑貨を販売する。ワイン輸入販売大手のエノテカ(東京・港)も県内初出店。観光客が減る冬の新たな目玉イベントとして定着を図る。
両日正午〜午後6時に開く。エノテカはソムリエの選ぶグラスワインやホットワインを提供。市内の総菜店「黒磯ブロイラー」はこの時期限定のローストチキンを販売予定だ。道の駅自体も施設内で作る発酵バターを使ったドイツの伝統菓子「シュネーバル」などを先行発売する。スノードームやキャンドル作りの有料体験もある。
当日は道の駅併設のレストランは休業するが、農産物直売所は通常営業する。両日限定でJR黒磯駅と那須塩原駅からの無料シャトルバスも運行する。
「明治の森・黒磯」は1998年に開業。老朽化に伴う建て替え工事を経て特産の牛乳を生かした乳製品や菓子工房を備える施設として2024年4月に改装オープンした。市によると改装後は月平均で5万8000人が訪れているという。
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