つくば市、研究学園都市にカワセミ、息づく多彩な動植物
データで読む地域再生 関東・山梨
生物多様性保全の機運が世界的に高まっている。生態系が混乱すると気候変動を助長し、農林水産業や住民生活に影響を及ぼすという懸念が背景にある。大都会・東京を含む関東は地域ごとの生態系が多彩で、官民が様々な取り組みを展開している。
茨城県は平野面積の割合が都道府県の中で一番高く、農業が盛んだ。県が策定した「茨城の生物多様性戦略」では、人々の営みと自然が共存する「里地里山」での動植物保全が重要課題の一つ...
「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。