パイロット養成を行う先進工学部 機械理工学科 航空理工学専攻4年の中野愛斗さんが「エアラインパイロット指定校推薦コース」における訓練を修了し、日本航空株式会社（以下、JAL）が実施する自社養成パイロット採用選考を受験し、内定を獲得しました。

中野さんは同コースの訓練修了者に付与される推薦資格の取得をめざし、英語外部試験のスコアや米国での自家用操縦士ライセンスの取得、適性確認等のハードルに対し、1年次から計画的かつ継続的に取り組みました。すべてのハードルを乗り越え、本学からの推薦資格を取得し、JALの自社養成パイロット採用試験に挑みました。

エアラインパイロット指定校推薦コースは、エアラインパイロットの養成を目的にJAL監修のもと設立した本邦初のコースです。
同コース修了者は、JALが実施する自社養成パイロット採用選考受験の際、本学からの推薦により、同社採用試験に応募することが可能となり、本学からの推薦状を提示することで、採用選考プロセスの一部を省略することが可能となります。
また本学では、航空理工学専攻の学生に対し、現役パイロットによる特別授業や施設見学などをJALと連携して実施しており、学生たちの夢の実現に向けて、学習意欲の向上をサポートしています。

中野さんは航空理工学専攻に在籍する学生第一号として、10月1日にJALから内定を得て、2025年4月からJAL運航乗務員訓練生（自社養成パイロット）として入社の予定です。