School of Japan Studies and Global Communication
School of Japan Studies and Global Communication
「日本と世界をつなぐ」フィールドは、海外に限ったわけではありません。国内で生活を送る在留外国人の数は増加しており、
例えば職場で、地域コミュニティで、外国人を日本社会の一員として受入れ、彼らと共生する必要性が高まっています。
2025年度より、中学校・高等学校教諭一種免許状(国語)が取得可能です。
高度な英語
運用能力を
備える
日本の
「すごい」を
世界に発信する
[ 英語×日本語×文化・社会 ]
日本の誇るべき文化や技術を世界に発信したり、在留外国人をサポートしたりするには、ツールとしての「英語」が不可欠です。高度な日本語のスキルとともに、オールイングリッシュの授業や多彩な留学制度などを通じて、確かな英語運用能力を身に付けます。
グローバル社会で求められる、実践的な「英語運用能力」を身に付けるため、少人数の習熟度別クラスできめ細かな英語教育を展開。英語4技能の向上に加え、コンテンツ・ベースト・ラーニングにより、日本の文化や社会をトピックとした英語文献講読による読解力や文書表現力、およびプレゼンテーション、ディスカッションなどの高度な英語コミュニケーション力を育成します。
一般企業内や教育・行政をはじめとする地域コミュニティにおいて、外国人材やその家族が日本での就労・生活などにスムーズに順応できるようサポートする人材が求められています。増加する在留外国人および外国人労働者と「日本」をつなぎ、橋渡し役となって「国際化」に貢献できる人材を育成します。
当協会では、京都市内に住むさまざまな国籍の方の生活のサポートや、日本文化を発信するイベントの企画・運営などを主に手がけています。地域の方々を巻き込み、一緒に考え、実践することで、「人と人」「人と地域」「日本と外国」などをつなぎ、多文化共生を推進できるのが仕事の魅力です。私自身、在学中の留学体験や今の職場での多国籍な人々との交流を通じて、自分の世界が大きく広がりました。国際日本学科の学びで、自分の知らない日本や諸外国の多様な文化に触れ、一つでも多くの“新しい世界”を知り、自らの可能性を広げてください。
増加する国内企業の外国人材やその家族との共生を支える人材、さらには日本の文化を海外に発信する担い手が不足しています。その橋渡しとなる「英語・日本語の優れた運用能力を備え、広く文化・社会に精通したグローバル人材」を育てます。
日本語を母語としない人に日本語を教える教員が圧倒的に不足している現状を踏まえ、高度な英語運用能力と、日本語の専門知識をあわせもつ日本語教員を養成。外国人留学生をはじめ、増加する外国人材、その家族などが指導の対象となります。また培った知見は、企業内や地域コミュニティでの「国際化」にも生かされるでしょう。
高度な英語運用能力を生かし、日本の誇るべき伝統文化や現代文化(マンガ、アニメ、ファッションなどのポップカルチャー)を、海外に発信できる知識とコミュニケーション能力を育成。自国の文化を広く、深く知ることで、「相手のことを理解し、そのうえで自分のことを伝える」真の国際交流の実践につなげます。
大学卒業後、関西外大の日本語インターン留学でウェズリアン大学(米)へ。その後、日本語教育で名高いウィスコンシン大学マディソン校(米)で修士号を取得し、2022年8月からハーバード大学(米)で日本語教員として勤務しています。指導している日本語学習者からは、助詞「は」「が」などの使い分けをはじめ、予想もつかない質問が日常的に飛び出し、そのつど私自身が日本語の面白さを再発見する日々。海外の大学を舞台に、母語の指導を通じて日本の魅力を発信できるのが喜びで、学生たちとともに日本語を学び続けられるのが仕事のやりがいになっています。
国際日本学科では日本語教員養成課程の科目が全て卒業所要単位に含まれているため、日本語教員の「修了証」が取得しやすくなっています。
交換留学※1を基盤とし、新たな要素を加えて構築された学科独自の留学プログラムです。留学までに英語力とともに、自国の文化や歴史についての見識を深め、留学先において紹介・発信します。現地ではグローバル・リエゾン人材※2に求められる異文化理解力を深める科目も履修。傾聴力、論理的思考力、コミュニケーション力、交渉力を養成しつつ、日本語教育推進と日本語学習者の支援活動にも取り組みます。
なお、グローバル・リエゾン留学以外に、外国語学部の他の多彩な留学プログラムにもチャレンジできます。対象となる留学プログラムの詳細については、コチラをご覧ください。
教科書や試験など幅広いトピックを取り上げ、
日本語教育の基礎知識を学ぶ
日本語教育を初めて学ぶ人を対象とした授業です。日本語教育とは何か、日本語学習者にはどのような人がいるかということから始めて、日本語教師の役割と資質、さまざまな日本語教科書の比較、日本語能力を評価する試験や枠組み、授業内での練習や活動の種類などを扱います。授業を通して日本語を学ぶ人々に関する知見を広げ、多文化共生の感覚を養うことは、就職後にも生かされるコミュニケーション能力の向上につながるでしょう。
着物から現代のストリートファッションまで、
写真や広告、マンガなどを資料に読み解く
着物の起源からSNSにアップされているストリートファッションまで、「和服」と「洋服」の共通点や違いを意識しながら、日本のファッションについて考察します。参考文献として、歴史的な資料をはじめ、写真、詩、小説、絵画、映画、マンガ、広告などを用いながら、分析方法について検討。和洋のファッションが日本の社会、歴史、大衆文化にどのように組み込まれ、人々の「服を着る習慣」と結びついているかを検証します。
外国語学部の他の学科同様、専門必修科目の内、英語科目は40単位となっています。また、英語運用能力の到達目標(TOEFL、TOEIC)も同一のスコアとなっており、英語のスキルに関しては他学科同様、高い運用能力を身に付けることが可能です。
高校までの「国語」教育とは、母語が日本語の先生が、母語が日本語の生徒に日本語や言語表現について教えることをいいます。本学科ではグローバル社会を見据え、こうした国語教育ではなく、第二言語としての日本語を教えること=「日本語教育」を重視した学びとなります。
具体的には、日本語の言語構造(日本語学)を理解したうえで、日本語を母語としない学生に対して、日本語を教える方法(日本語教育)を深く学びます。
日本の文化を「日本学」として深く学びます。この場合の文化には、伝統芸能から現代のアニメ、マンガ、ファッションをはじめとするポップカルチャーなども含まれます。例えば、「ネイティブの先生から日本の伝統文化について学ぶ」といった授業などは、関西外大ならではでしょう。
「音声学特殊講義」では、アナウンサーの方が講師を担当します。日本語教員になるための理論の一つに音声研究があり、発音の仕方(調音)やアクセントなどを深く学修。授業の中で、現場の話が飛び出すこともあり、アナウンサー志望の方はぜひ受講してみてください。
グローバル企業、公務員、NPO法人、日本語教育関連機関、メディアなどさまざまな分野が想定されます。国内企業に外国人材は増加しており、日本語教育、日本文化・社会に関する授業で培ったスキルを現場で生かす場面も少なからずあり、「日本と世界をつなぐ」人材として、国内外で活躍できる人材の育成をめざします。