夏(6~8月)の天候
報道発表日
令和元年9月2日
概要
2019年(令和元年)夏(6月~8月)の日本の天候は、西日本を中心にたびたび大雨となり、東日本太平洋側と西日本は、降水量が多く、日照時間は少なくなりました。沖縄・奄美も降水量がかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。北・東日本と沖縄・奄美は気温が高くなりました。
2019年(令和元年)夏(6月~8月)の天候の特徴は以下のとおりです。
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西日本を中心にたびたび大雨となり、東日本太平洋側と西日本は、降水量が多く、日照時間は少なくなりました。
梅雨前線の北上が平年より遅かったため、梅雨明けは平年より遅れた地方が多くなりました。また、8月後半は低気圧や前線の影響を受けやすくなりました。西日本を中心にたびたび大雨となり、西日本太平洋側の夏の降水量はかなり多く、東日本太平洋側と西日本日本海側の降水量は多くなりました。また、東日本太平洋側と西日本の夏の日照時間は少なくなりました。 -
北・東日本と沖縄・奄美は、気温が高くなりました。
暖かい空気に覆われる時期が多かった北日本および沖縄・奄美と、7月末から8月前半にかけて太平洋高気圧に覆われて晴れて厳しい暑さが続いた東日本では、夏の気温は高くなりました。 -
沖縄・奄美は、降水量がかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。
梅雨前線や台風および湿った空気の影響を受けやすかったため、沖縄・奄美の夏の降水量はかなり多く、夏の日照時間はかなり少なくなりました。
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問い合わせ先
観測部 計画課情報管理室 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-3212-8341(内線4154) FAX 03-3217-3615
地球環境・海洋部 気候情報課 担当 竹川(天候の解説について)
電話03-3212-8341(内線3154) FAX 03-3211-8406
資料全文
※ 別紙27~30ページ、「2019年夏(6~8月)に日最低気温(高い方から)が観測史上1位を更新した地点」に掲載のデータのうち、日最低気温の時分欄のデータを修正しました。(2019年9月3日)関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。