秋田県内では2月3日から公立高校の願書の受け付けが始まります。毎日勉強に励む受験生に31日、「あと少し粘り強く」とある縁起物が贈られました。
それは「合格祈願きざみ昆布・飛翔」です。横手市の佐藤こんぶ店から、増田中学校の受験生40人に贈られました。
店では、職人が合格と書かれた鉢巻きを巻いて昆布を削り、飛んでいるように見えたことから「飛翔」の名前が付きました。
佐藤こんぶ店・佐藤丈浩さん:
「昆布が舞い上がるように飛ぶ。粘り強く頑張ろう。やる気も実力もぐんぐん上昇するようにと」
栄養があり、強い粘りが特徴です。
生徒は早速、昆布をみそ汁に入れて味わい、「めっちゃおいしい」と笑顔を見せていました。
生徒は「昆布は苦手だったが、受験前に食べて苦手な分野を克服できたので良かった」「地域の人に応援されて、もっと頑張ろうという気持ちが高まった」「昆布のように粘り強く諦めずに頑張りたい」と話し、試験本番に向けて意気込んでいました。