女性は線路に侵入し、海を撮影していました。

 北海道小樽市で1月23日午前、中国からの観光客が走行中の列車にはねられ、病院に搬送されましたが、死亡しました。

 事故があったのは小樽市朝里一丁目のJR朝里駅近くの線路上です。

 23日午前11時半ごろ、線路に侵入した女性が小樽から新千歳空港へ向かっていた快速エアポートにはねられました。


 はねられたのは中国籍の61歳の女性で、意識がない状態で病院に搬送されましたが、死亡しました。

 女性は夫と2人で観光で訪れていて、線路に侵入しスマートフォンで海の写真を撮影していたということです。

 「現場近くの線路には人が歩いたあとがあり、付近の人によりますと多くのアジア系観光客が入っていたということです」(小出昌範 ディレクター)

 「(観光客が)踏切の間で撮影する。電車が何回も止まっている。起こるべくして起きた事故」(付近住民)


 これまで朝里駅では冬の間、中国などからの観光客が増えることから安全対策のため警備員1人を配置するなど対策してきました。

 JRは午後1時ごろから運転を再開しましたが快速エアポートなど19本が運休しました。

北海道文化放送
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