イスラエル軍は29日、パレスチナ自治区ガザ北部の病院建物を空爆し7人が死亡しました。
パレスチナメディアは29日、ガザ地区北部にあるワファ病院にイスラエル軍が空爆し少なくとも患者7人が死亡、数人が負傷したと報じました。
これに対しイスラエル軍はワファ病院の建物は現在、病院として使われておらずハマスの拠点だったとして攻撃の正当性を強調しました。
イスラエル軍は28日にもハマスの拠点だとして、北部のカマル・アドワン病院で軍事作戦を行い、院長など240人以上を拘束したと発表していて、患者などが強制的な避難を余儀なくされています。
また、中東の衛星テレビ・アルジャジーラはこの冬の寒さで29日までに新生児5人が凍死したと報じていて、ガザ地区での人道危機が深刻化しています。