急増する風力発電設備の落雷被害 雷から風車を守る秘訣とは? 20年以上研究する中部大・山本和男教授に聞く〈Meet STEAM〉
2024年9月11日 09時31分 (9月12日 12時12分更新)
再生可能エネルギーの活用が進む中、海から強い風が吹き付ける日本海側では、風力発電設備の導入が進んでいます。ただ冬場は落雷が多い地域のため、設備にたびたび雷が直撃。安定した発電を阻む事例が増えているようです。この問題を解決しようと、中部大(愛知県春日井市)工学部の山本和男教授(50)=電力工学=は20年以上研究を続けています。雷から設備を守る秘訣(ひけつ)とは―。(聞き手・酒井博章)
やまもと・かずお 1974年、大阪市出身。同志社大大学院工学研究科電気工学専攻博士後期課程修了、博士(工学)。奈良工業高専、電力中央研究所協力研究員などを経て、2012年4月に中部大准教授。19年から現職。研究室...
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