岸和田市議選、26日に告示 30人が準備
田中章博
大阪府岸和田市議選が26日に告示される。市議会から不信任を議決された永野耕平市長が市議会を解散したことに伴うもので、定数24人に対し、前職23人、新顔7人が立候補の準備を進めている。
解散前の会派別で前職は、公明6人、共産4人、大阪維新の会3人、にじの会3人、無所属フォーラム3人、次世代政策会議2人、きしわだ未来2人。新顔は、自民1人、N国1人、無所属5人。このうち永野市長の妻が無所属で立候補を予定している。
永野市長は、政治活動で関わりのあった女性と性的関係を続けたことをめぐり、謝罪して解決金500万円を払う内容で大阪地裁で和解した。
この問題をめぐる不信任決議案に昨年12月、前職のうち20人が賛成した。大阪維新の会の4人のうち3人が反対と対応が割れた。反対した2人を含む前職3人を公認するにあたり、吉村洋文代表(府知事)は21日、不信任決議案が再提出された場合は賛成する意向を確認したとしている。
立候補の届け出は、午前8時半から市役所4階で、午前10時から午後5時までは市職員会館で受け付ける。投票は2月2日で、同日夜に開票される。昨年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は15万5727人。