上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0初めての連続テレビ小説
2020年7月30日に日本でレビュー済み
今までNHKの『連続テレビ小説』を観たことがありませんでした。大河ドラマや、その他のNHKの番組は観るのですが、連続テレビ小説は興味が向きませんでした。
専業主婦かつ病気療養中の為、用事がある時以外は殆ど家にいます。その時は、朝からワイドショーをつけっぱなしで、『テレビを観る』というより、BGM代わりに特に注目して観る事もなく、日々を過ごしていました。
そしたら、連日どのチャンネル、どの時間帯も【新型コロナウィルス】の報道が中心になってきて、辟易としていました。その時何となくチャンネルをNHKに合わせたら、「エール」を放送しているときでした。
初めて観たのでストーリーが分かりませんでした。でも、何か気になる…。数日後時間帯を合わせて観てみたら、エールの再放送をやっていて（コロナが原因で撮影が止まっているため…というのには、後で気づきました）、確か裕一と音が文通している頃で、裕一が留学へと前向きな気持ちでいる頃でした。その回の2人の想い合いが初々しくて、気づいたら見入っていました。それから毎日観ています。
ただ、1回見逃してしまい、土曜日にも放送があることを知り、『エール』観たさで、NHKのオンデマンド契約してしまいました。それからほぼ毎日、平日の午後は主人が職場から戻ってくるまで、夢中でエールを観続けました。現在配信分は観終わってしまったので、続きが楽しみで仕方がありません。
すっかりドラマに感情移入してしまっています。毎回真剣に観て、泣いたり笑ったり。タイトル通り、1日のエールを送られている気がしています。
一番好きなのは、裕一が留学がダメになり失意の底にいるところを、音が支えたところ。あと、音に手紙で別れを告げられ、勢いで音の元へ裕一が行き、二人で過ごしているうちに、想いを深め合っていくところ。「接吻(笑)」シーンは初々しかった。こっちが照れた(笑)あと早稲田大学の応援団団長と二人で話すシーンからの「紺碧の空」。音が妊娠して「声が出ない」と泣き、努力して掴んだ役も諦め、退学するシーンは泣けました。『裕一の曲で音が唄う』が実現するといいな。
まだ幼少期を観ていないので、続きが放送されるまでの間に、初回から観ておきたいです。
モデルとなった古関裕而さんの事も気になって調べてみました。そしたら、聞き慣れている曲が何曲もあって、とても偉大な人だったということが理解できました。【CD全集】とエールのサントラを買ってしまおうかと、何気に検討中です。でも、【Aの全集には入っているけど、Bの全集には入っていない（逆もあり）】ということがあったり、両方購入してもダブル曲もあり…うまく行きません。
ノベライズは、手を出したいですが、ドラマの最終回を観たら、読みたいです。
久し振りにはまったドラマです。
私的には配役もいい感じなので、再開後がきになります。予告で出てきた岡部は、どんなドラマを生むのかも気になります。
NHKの『サラメシ』観た後の『うたコン』で、山崎育三郎さんが佐藤久志で、歌が好きになったきっかけの曲『故郷』を聞いた時は、本当に何気なく番組表を観て、チャンネルを変える所だったので、見られて良かったです。
『エール』支えに、毎日頑張ります。
