大林宣彦監督が檀一雄の同名小説を原作に、デビュー作「HOUSE ハウス」以前に書き上げていた幻の脚本を、40余年の時を経て映画化。「この空の花 長岡花火物語」「野のなななのか」に続く“戦争三部作”の最終章。1941年の佐賀県唐津市を舞台に、戦禍の中に生きる若者たちの心が火傷するような凄まじい青春群像劇を、圧倒的な映像力で綴る。一時は余命宣告を受ける闘病を乗り越え、大林監督が執念で完成させた。1941年の春。17歳の青年・榊山俊彦(窪塚俊介)は、アムステルダムに住む両親のもとを離れ、唐津に暮らす叔母(常盤貴子)の家に身を寄せていた。新学期になり、新たに得た学友たちと楽しい日々を送る俊彦。肺病を患う従妹の美那(矢作穂香)にほのかな恋心を抱きながらも、女友達や学友たちとの青春を謳歌していく俊彦だったが…。<映画作家>(C)唐津映画製作委員会/PSC 2017
Star FilledStar FilledStar HalfStar Empty67 IMDb 7.02時間49分2017X-RayPG12