【1月3日 AFP】南太平洋に浮かぶフランス特別自治体ニューカレドニアの当局は3日、男性(40)がサメに襲われ死亡したと発表した。

検察の声明によると、男性は2日、家族と共にケンデック島を訪れた。釣りをしていたところをサメに襲われ、意識不明となり、腕に重傷を負った。

男性はニューカレドニアの本島であるグランドテールの病院に運ばれたが、救急外来は人手不足のため1月1日から閉鎖されていた。

南方から医療チームが派遣されたが、蘇生の試みは成功しなかった。

検察によると、男性を襲ったサメの種類は分かっていない。

ニューカレドニアでは近年、サメの攻撃が増加している。2023年には中心都市ヌメアでサメ漁が解禁され、ビーチの保全を目的とした「予防的」なサメ狩りが複数回実施された。(c)AFP