【12月12日 Xinhua News】中国黒竜江省ハルビン駅でこのほど、「雪国列車」と呼ばれる季節運行の臨時列車が同省尚志市の亜布力(ヤブリ)スキー観光リゾート内にある亜布力南駅へ向かって出発した。乗客は、雪と氷に包まれた北国の風景を楽しみ、来年2月に同省で開催予定の第9回アジア冬季競技大会の雰囲気も味わった。

 車内は「氷雪」や「アジア冬季大会」の要素であふれている。列車のダイヤは亜布力リゾートへの日帰り旅行を想定して設定されているため、観光客は朝出発して夕方には帰ることができる。

 亜布力リゾートは50年間にわたる開発を経て、56本のスキーコースがあり、総延長は約100キロ、人工降雪エリアは225ヘクタールに上る。スキーシーズンは11月上旬から翌年3月下旬までとなる。(c)Xinhua News/AFPBB News