シフィオンテクが3度目V サバレンカに圧勝 イタリア国際
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【5月19日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2024)は18日、女子シングルス決勝が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が6-2、6-3で第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)に圧勝し、3度目の大会制覇を果たした。
同一シーズンにマドリード・オープン(Mutua Madrid Open)とイタリア国際を制すのは2013年のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来で、シフィオンテクは26日開幕の全仏オープン(French Open 2024)で3年連続4度目の優勝を果たせば、同年のセレーナ以来のマドリード・オープン、イタリア国際、全仏オープンの3大会連続優勝となる。
世界2位のサバレンカを圧倒し、全仏オープンでも優勝を本命視されるが、試合後には「もちろん自信はある。良いテニスができている実感はあるが、謙虚にいたいということに変わりはない」「四大大会(グランドスラム)は別物。コートの内外で違うプレッシャーがある」と気を引き締めていた。
これでクレーでの連勝は12に伸びた。全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中のサバレンカとは先日のマドリード・オープン決勝でも対戦し、そのときはフルセットの激闘となっていたが、この日はほとんど何もさせずに勝利し、通算対戦成績も8勝3敗に更新。大会を通じて1セットも落とさないほぼ完璧な内容で優勝を飾った。(c)AFP/Terry DALEY