【4月20日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは19日、第35節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は1-2でサンダーランド(Sunderland AFC)に敗れた。

 物議を醸す試合で敗れたチェルシーは、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でリーグ戦初となる黒星を喫し、チームもタイトルへの望みに大打撃を受けた。

 リーグ最下位のサンダーランドは、首位リバプール(Liverpool FC)からローン加入中のファビオ・ボリーニ(Fabio Borini)が後半37分にPKを決めて勝利を手にした。

 終了間際には、チェルシーのルイ・ファリア(Rui Faria)アシスタントコーチが、主審のマイク・ディーン(Mike Dean)氏からモウリーニョ監督や他のチームスタッフに引き離される場面もあった。チェルシーはセサル・アスピリクエタ(Cesar Azpilicueta)がジョジー・アルティドール(Jozy Altidore)に対するスライディングタックルでPKが与えられた判定に激高していた。

 これ以外にも火種となる出来事があった緊迫した試合の中、両チームから退場者が出る可能性もあった。チェルシーのラミレス(Ramires Santos do Nascimento)は、セバスティアン・ラーション(Sebastian Larsson)に対して肘打ちを見舞ったことで今後処分を受ける可能性もある。

 モウリーニョ監督のリーグでのホーム戦の無敗記録が77で止まり、チェルシーは消化試合が一試合多い中でリバプールとの勝ち点差を2のままとした。一方のサンダーランドは残留圏との勝ち点差を3に縮め、残留に望みをつなげている。