目玉焼き単品トッピングは無かったお話 : キッチン 南海 高円寺店

自転車並みのスピードで迷走してる台風10号の影響なのか知らないけど、この日の高円寺は雨がザーザーと降っていた。
あまり歩き回りたく無かったから駅に近い南海で済ませる事にした。
昼ちょっと前に入ったらカウンター１席だけしか空いてない。
僕が座って丁度満席
ギリギリセーフ！
ここって満席になると次に来た客が入るのを断ると言う不思議なシステムだから、僕自身何度も入れないことがあった。店前で並んじゃだめなのかね？
まあ、間に合ったから良いけど。
今回は初めてカツカレーを食べた。
南海と言えばカツカレー！と言うイメージがあるけど、僕にとって南海は揚げ物と言うイメージだから
どの店でも揚げ物定食を食べてしまう。
まあそんなこたぁ〜どーでも良いな
今回はカツカレー900円に目玉焼きトッピングをたのんだ。目玉焼きトッピングって幾らするんだと思ってメニュー眺めたけどそんな単品メニューなんて無くて、目玉焼きとウインナートッピング250円しか無かったからどうなるの？って思ってたらしっかり目玉焼きウインナートッピングされたカツカレーが来た。まあ、メニューに目玉焼き単品が無いのならそうなるのかな？
高円寺店での初カツカレー
カレールーは他店よりも茶色が強め
つまり割とノーマルなカレーっぽい
カレールーの味はジャポニカカレーって感じ
辛さはマイルド、スパイシー感もマイルド
林檎と蜂蜜とろーり溶けてるカレーとジャワカレーをミックスした感じの味だ。
つまり、僕の好きな味だった。
蕎麦屋のカレーや麻婆カレーやボークビンダルーみたいな奴も好きだけど。
子供の頃食べて来たカレーって身体を組成してる細胞が欲してる気がする。だからここのカレーも食べた瞬間和むわ〜癒されるわ〜救われるわ〜みたいな感覚に身体が包まれた気になった。
しかもそのカレールーの量が凄かった。
もう汁だくなんてもんじゃ無い
初めはそんな事になってるなんて知らなかったから
ライスとカレーの比率をいつもの感じで配合して食べてたら、後半カレーが大量を余ってる事に気づいて慌てて配分を調整したけど後の祭り、最後はカレー雑炊みたいな食べ物になってしまった。
ここはライス大盛りにすべきかな？
なんて思ったけど
隣に座った客が頼んだ大盛りカレーを見て愕然となった。明らかに皿のサイズが並盛りの奴と違ってて
そんでもってカレーもライスも大量にその大皿に合わせた量が流し盛られていたのだ。アレは食い切れんな
と、自らの腹のキャパの少なさを呪いつつ
無理せず次回はカレー多めの比率で食べる事を堅く誓うのであった。
カツカレーなのにカツの事書いてないな
えっと、トンカツなんだけど
適度に厚みがあって、わりかし食べ応えのあるトンカツだった。でも、揚げ具合が普通だった。
豚肉は火が通り切ってて硬く、衣は剥がれやすく、カレーとライスとのコンビネーションはそんなに生まれてない気がした。でもまあ充分美味しかったし、こんなもんだと思う。上井草の南海で食べれる最高に上手に揚げられた揚げ物を知ってるからどうしてもそれと比べてしまうんだよな〜そーゆうの良くないなホント。
冒頭でも書いてたけど、
目玉焼き単品を頼んだ気になってたし見た目も目玉焼きしか見えなかったから
目玉焼きの下にウインナーがあった時はちょっと吃驚した。食べてみるとウインナーの強めの塩気がライスとの相性抜群で、ウインナーだけでライスをパクパク食べてしまった。ただでさえライスが不足してるのにね、知らなかったとは言え愚かだよね。
ライスの量が少なかったのもあり
食後の腹具合は腹六分目と言った感じ
まあ、これ位の腹具合の方が午後の仕事も上手くいくってもんさね。以上現場からでした。
ご馳走様！！

ここって満席になると並ぶ事すら許されず
次々と来る客を断るスタイルだから。開店前に並ぶか
あるいはピーク時をずらしていかないとダメだと思う。
何せ過去そう言う理由で2回断られてますからね。
なので今回は開店２０分前に会社の同僚と行って待ってたら、開店時間までだーれも来なかったよ
んでもって少し早めに開けてくれたよ
暑かったから助かります。
僕達が入ったあと３０分位で満席になってたから
１２時前に行かないと断られる確率が高くなると思われます。

閑話休題

今回腹が減ってたから
ガッツリ食べる事にした。
注文したのはお好み3品と目玉焼きウインナー1340円
単品エビフライ340円、ライス大盛130円
それをオーダーしたら、3品盛りにトッピングエビフライではなくて、それ訊いたオバチャンが４品盛りね！
と言って来たところから
ここってエビフライ340円、他は300円のトッピングを5品6品と幾らでも増やせるんじゃね？
と思ってしまった。
ピーク時を外した時間を予約して
大食いYouTuberのデカ盛り撮影にも対応出来る気がしました。

さて料理の話をしよう
この日同僚と行ったんだけど
同僚はチキンカツ、ハンバーグ、鶏の唐揚げ、エビフライの4点盛り＋ライス大盛を頼んでた。
僕のと同僚の料理が運ばれて来た瞬間
ヤバイ！エグイ！！しくじった！！！
などのネガティブな言葉が脳内に溢れ出して来た。
いやもう大皿にドカドカ盛られた高カロリーな料理の数々のど迫力がヤバすぎて
食べる前から敗北宣言を宣誓してた位だ。
これ絶対食べきれねーじゃん！
無理ゲーじゃん！！
罰ゲーじゃん、てのは言い過ぎだな。
自分で頼んだんだから責任もって完食しなければならない。
ではスタートッ！
まずはチキンカツに醤油かけてパクリ！
あれ、衣が揚げすぎじゃね？
て位にガリっとしてる。
中の胸肉もパサついてる感じだ。
この日の前日、揚げ物関係がパーフェクト過ぎるキッチン南海上井草店でチキンカツしょうが焼き定食食べた後だったんで、ギャップが凄いですね。どうしても比べてしまう。まあ、不味くはない。
次にハンバーグ、いわゆるソースで煮込んだスタイルのハンバーグで、柔らかさは普通だけど濃い目の味付けのソースがライスを進ませますね。
エビフライは衣厚めタイプ
エビのプリプリ感が乏しくて
前回と比べてもちょっと普通な感じ。
しょうが焼きは肉がパサパサしてて
味が濃いからライスは進む感じなんだけど
全体的に品質が下がってました。
今回に関してはですけど。
前日に南海トップクラスの上井草店で食べたのが良くなかった。
あと、1番乗りした僕らの料理が来た時
店内は満席だったから、厨房を1人で切り盛りしてる店主がクオリティーコントロールをしきれなかったのかな〜
多分そうだと思う。

食事の顛末を話します。

チキンカツ4切れ、エビフライ、ハンバーグを半分たべた段階で腹がキツくなって来た。
水分取るとヤバイので、お冷のお代わりはせず
千切りキャベツと残りの料理を交互に食べながらペースを乱す事なく何とか完食出来たけど。。。

もう限界ッス

サヨウナラ。。。

人が並ぶレベルではないが、常に満席に近い状況が続き、活気のあるお店だった。
案内された席はお一人様専用だったんだけど、とてつもなく薄暗くて
コンデジもスマホも太刀打ちできずにあまり良い写真が撮れなかったから。
言葉でこの魅力を何とか表現してみたい。
頼んだのはしょうが焼きチキンカツエビフライ1180円＋目玉焼きウインナー180円＋ライス大盛130円
無性に腹が減ってたから大盤振る舞いしてみた。
お待ちどうさま！と言う掛け声と共に着膳された定食
皿がデケェ〜！！！
そのデケェ皿にやけに肉厚なチキンカツ、南海のチキンカツでこんなに分厚いのって初めてだ！その脇に豚肉玉ねぎたっぷりなしょうが焼き、割とデカめの海老フライ、さらにSサイズの目玉焼き、ウインナー2本、千切りキャベツ、サラダスパゲッティが盛られていた。これ南海の飯じゃないじゃん。
お子様ランチ…じゃなくて爆盛り大人様ランチじゃん！
と言うツッコミが脳内に駆け巡ると共に
これ完食できるのか？
と言う不安が過ぎる。
ライスも大盛りにしたから結構てんこ盛りだ
コーヒーカップに注がれた味噌汁がちょっと和む感じだった。
では実食開始！！！
大食いはスピード勝負！
とにかく素早く食べて満腹感を感じる前に食べ切るべしッ！と言うのが僕の中でのセオリーだ
まずはチキンカツ一切れに醤油をかけて
そのまま頬張る。。。美味え〜〜過ぎる！！！
サクッと軽快な歯応えの衣
ジューシーな胸肉
そこに染み込む醤油
すかさずライスを頬張る
たまんねー美味さじゃんッ！
次はチキンカツ＋醤油＋辛子だッ！
ピリッとした辛子の刺激が加わってサイコー
すかさずライスを頬張る
神かッ！
次は何だ
やっぱ揚げ物にはソースだよな
チキンカツにソースかけてはなっから辛子つけてライスと共に頬張る。。。ああ、生きてて良かった
そんな美味さが口の中で繰り広げられていく。。
次はエビフライ！
既にタルタルソースがたっぷりつけられてるから
そのままがぶりと齧る。。うんめえ過ぎたろ！！
サクサク衣、プリップリな海老
海老自体も甘味と旨味がこれでもかッ！て位に弾けていて。もうオジサン何も言葉が出でこないよって位に美味い。美味しいものに出会った時って人は沈黙するものだからね。仕方ないよね。
次はしょうが焼きをむんずと箸で掴み
口一杯に頬張り、即座にライスもかきこむ
ダァー美味え〜〜
適度に生姜の効いた濃いめの甘辛い醤油タレが豚肉と玉ねぎに染み込んでで美味え〜
これ最強の飯友じゃん！
無限に飯が食える奴じゃん！
炭水化物控えてる人にとってラスボスじゃん！
そんな美味さだった。
ウインナーも何気にライスに合う！
パリッとした皮を噛み締めた瞬間弾き出る肉汁
そいつを飯と共に頬張る幸せ感
ジャンクフードって偉大だなと思ってしまった。
最後に残った目玉焼き
目玉焼きには醤油派、ソース派、マヨネーズ派、ケチャップ派等等
さまざまなこだわりを持った輩が多いけど
僕は断然醤油派だ
目玉焼きをライスに乗っけてちょいと黄身を崩し
その崩した中心に醤油をちょいと垂らしかけ
黄身と醤油がいい塩梅に混ざった瞬間
暴力的な勢いでライスをかきこむ。。素晴らしい…美味過ぎる。。

気がつけば
あれだけ大量にあった料理もライスも跡形もなく消え去っていた。
こんなに大食いしたのは久しぶりだった。
だって、美味しかったんだもの…
ご馳走様でした！！