【2回目】ワンランク上の極上焼肉 : 焼肉 大貫

土曜日の夜、高級焼肉「大貫」に行きました。
大貫は2017年以来7年ぶりの再訪です。

店内はボックス型のブース席が4つ。我々ともう1組（訪日客）の2組利用でした。

椅子が開いて中に荷物を入れることができます。
4人でも超広々ゆったりスペース。6人でもいけるのだろうか。

2020年に食べログ焼肉100名店に選ばれたようです。
ちなみに本店は静岡の浜松にあってまったく予約はとれないようです。調べてみると食べログの点数は全然高くなかった。
地方はそういうもののような気がしますし、そもそも食べログでお店を探す人って減ってる気がします。最近はGoogleとかInstagramで探す人が多い気がする。
（わたしは古い人間なので食べログ派ですが、お店最終決定の前に必ずGoogleを見るようになりました。点数はGoogleの方がアテになります）

テーブルセット。箸の先がものすごく細いナイス箸です。

焼場はバナー式。普通の格子ではなく丸なのも理由がありそう。

コースは税別で考えると8,000円～20,000円6コースがあります（アラカルトはありません）。
2017年は10,000円～15,000円のレンジで3コースだったので、下にも上にも範囲が広がりました。

■瓶ビール（700円）／ボトルワイン（各7,000円）

ビールは樽出しだとプレモル、瓶（サイズは中瓶）だとエビスになります。7年前は樽出しもエビスでしたが変わったようです。危なかった。瓶ビールに助けられました。
ちなみに7年前は瓶はありませんでした。

税込16,500円のコースを紹介します。

挨拶かわりのサラダ。構成は葉物と胡瓜

自家製のカクテキ、ナムル、キムチ。
カクテキは甘くて辛い。胡瓜は胡麻油風味で塩がキリッと効いています。キムチはすごくさっぱり、でもしっかり辛い。

卵黄と漬けだれで肉たちの登場を待ちます。

なおお肉はお店の方が焼いてくださいます。断ることもできるそうですが、焼いて頂いたほうが圧倒的に美味しく食べることができます。
秘密の話、あるいは密会でなければ焼いて頂くのをオススメします。

■黒タン塩

1番バッターは黒タン塩です。黒毛和牛のタンを黒タンと呼ぶ模様です。

とんでもない厚さ。厚切りタンと銘打ったお店は数多くありますが、ここまで分厚いのは見たことないかもしれない。
ちなみに牛タンが一番焼くのが難しいそうです。

とてつもないオーラに歓声が上がります。

野球で例えるならば1番から大谷選手が出てくるようなものです。そう考えるとドジャースの凄さが改めてわかりました。

お兄さんが焼き場の場所を変えて丁寧に焼いてくださいます。

素晴らしい牛たんと焼きの技術により提供される牛タンは、、、脂ジュワッと弾力があって歯応え最高。レモンを付けずに頂きます。
地球が終わるなら今日だなと思いました。

■椎茸

ドラクエではありませんが、おばけキノコと言って差し支えないサイズです。成城石井でも明治屋でもお目にかかれないサイズ感。
ビールグラスを置いてみましたがわかるかな。。。

まじまじと見ているとパンにすら見えてきます。

焼くと汗をかいてきます。この汗を逃さぬように食べます。ひっくり返したりはしません。
味はついているそうです。塩と味の素みたいな感じでしょうか。瑞々しくて爆厚の椎茸。

■ハラミ／本日のホルモン

ハラミの登場に合わせてご飯をお願いしました。ご飯は好きな時にお願いするスタイルです。お替りは400円。

ハラミは卵黄とタレで頂きます。そして、、、美味しいものを食べた時に人が無意識に発してしまうあの言葉「なにこれ！」が出てしまいました。

柔らかくてしっとり。「なにこれ」というよりは「なんだこれ」です。ハラミに思えません。
どうすごいかは伝えきれませんが、人生No1のハラミでした。

オンザライスで幸せの絶頂に辿り着きます。

本日のホルモンはレバーでした。

サッとか焼かずに食べるレバー。パサつきは一切なし。
とろ～りネットリとした食感が堪りません。これは、、、ほとんど生です。表面熱処理というくらいのレア感。

■ヒレ

7年前はシャトーブリアンでしたが、今回はそのコースには及ばずヒレとなりました。
秘伝の胡麻だれ味。

かなりよく焼いていましたが低温にされていました。従ってかなりレアな仕上がり。
歯はいりません。唇、もしくは歯茎だけでほぐれます。至極の一皿。

■リブ芯／ザブトン

霜降り盛り合わせ。ヒレ以降は胡麻だれです。
どちらも卵黄とタレで頂きます。

リブ芯はリブロースの中でもよりよい部位です。

見た目は生姜焼きみたい。
脂でオイルタンク満タンかな？と思いきや1ミリもしつこさがありません。甘くてシルキーな脂。上品そのものです。

ザブトンはかなり長時間低温で焼いて頂きました。
絶妙な焼き加減により素材の肉が極限まで美味しくなります。焼いてもらう焼肉ってこんなに美味しいんだ。

■トモサンカク／イチボ

赤身の盛り合わせです。

トモサンカクは赤身とは思えないほどの脂量でした。侮れません。
見た目もかなりサシ入ってますし。

もう終わりが近付いていることが悲しくなってきます。

イチボの食べ方はお好みで、とのことでした。
最後は「これぞ赤身」という感じでラストを飾るに相応しい肉質です。

どれもこれも最高に美味しいお肉たちでした。1つ1つがステーキ級の破壊力がありました。

■冷麺

ナルトとメンマでラーメンみたいです。メンマがすごく美味しい。市販品じゃなさそう。
さっぱりあっさりスープと麺自体がすごく美味しい。

■アイス

ピスタチオとキウイシャーベットから選べました。
とてつもなくピスタチオ。アイスにすら妥協がありません。

肉質もさることながら、突出した胡麻だれと焼きの技術で普通のお店では到達できない領域に達しています。

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【オーダー】
上記の通り　1人21,840円

■ドリンクメニュー

■ワイン／ウィスキー

■ワインリスト①

■ワインリスト②

■ワインリスト③

■ワインリスト④

大貫＠新宿二丁目
焼肉

駅でいうと最寄りは新宿三丁目。お店があるのは新宿二丁目。
新宿御苑からも十分歩ける場所にある焼肉屋さん「大貫」。会社からもっとも近い焼肉屋さんです。

会社からすぐ近くなので昼間に撮った写真ですが、ランチ営業はしておりません。

人気があるため予約無しでの訪問はなかなか難しいと思われます。わたしは2週間前に予約しました。
それからアラカルトのメニューがないため、コースは1万、1.2万、1.5万の3択となっています。

お昼に行った時点で満席の貼り紙が出ていました。

あとでお店の方に伺ったのですが、本店は静岡にあるそうです。
東京進出店舗が、ここ新宿二丁目のお店になると。

店内はゆったりと4人が座れるボックス席が4つ。
6人も座れますが、男性6名だとちょっとだけ窮屈かもしれません。
高級な焼肉屋さんですので、4人でゆったりと利用するのがオススメです。

オープニングは前菜3種が出てきます。

■生ビール（650円）／キムチ

ビールはエビス。もう少しスッキリとした味のビールが好きですがビールはエビスの生一択となっています。
キムチは若干の深漬けタイプですが、ほどよく辛く酸味もちょうどよく美味しい。

今回は誕生パーティーでしたので1.5万円のコースにしました。
コースのみという以外に、大貫さんの特徴はお肉は店員さんが焼いてくれるという点があります。
1つの席に1人の担当者が付いてくれて、すべての肉を焼いてくれます。
（必ずしも専任ということではないようですが、今回は専任で男性の1人の方が全部対応してくれました）

1.5万円のコースの全容を紹介します。

■タン

見たことがないほどに分厚く切られた牛タン。
オープニングの先制パンチという意味では相当な威力があります。

バナー式の焼き場。ここで1分焼くのだそうです。分厚いだけに、焼き時間も長いです。
食べますと、すごい脂が襲ってきます。しかしカルビなどと違って重すぎない脂なので大丈夫。

こんなにも食べごたえのある牛タンは初めてです。

■椎茸

そんな名前ではないと思いますが、お化け椎茸と言って差し支えないレベルの椎茸です。
三重県産とのこと。こんな椎茸は成城石井でも売っていません。

汁をこぼさないように気をつけながら椎茸を食べるのは人生初です。
とにかく味が濃い。

■イチボ

見事な赤さとサシの白さのコントラスト。
ネギ塩をくるりんぱして食べます。ネギ塩が脂を中和してくれて、最高の仕上がりになります。

嗚呼、白ごはんが食べたい。しかしご飯食べてしまうと最後まで辿り着けないと思ってしまい我慢を続けることにしました。

■モツ

豚の胃と牛のレバーだそうです。
レバーは焼き加減が難しいところですが、ぱさつかないギリギリ一歩手前にコントロールされた見事な焼きを見せて頂きました。
ホルモンこそ、是非お店の方に焼いて欲しいお肉です。見た目が変わらないので焼けたのか焼けてないのかわからないので。

赤ちょうちん＠新宿御苑では、お店の人が焼いたほうが美味しいという理由で、焼いた状態で提供されることをぼんやり思い出しました。

次にハラミが登場するということで、ここで白ごはんの登場をお願いしました。
ご飯はお櫃で提供されます。その時点ですごく美味しそう。

米は新潟加茂市のコシヒカリだそうで、ふっくらツヤツヤ、最高のコンディションです。
いつも以上にご飯が進んでしまうことは間違いありません。

■ハラミ

さらりと美味しいハラミ。脂も上質でしつこくなく、最近一番好きな部位ですが特にこのハラミは旨い。
かなり脂が多そうに見えますが、まったくしつこさがありません。

まだまだいけるぞ！

この時はそう思いました。

■3種のカルビ

えんぴつ、リブロース、ざぶとん。3種類のカルビ。
甘めの味付けがたまりません。。。極上の肉に、絶妙な甘さのタレがたまりません。
焼肉は見た目でおおよそ味が想像できますが、やはり間違いのないやつでした。

カルビを乗り越えてもオイルタンクはまだ大丈夫でした。

この時点でお店の方に「この後、赤身3種→ヒレと続くのですが、ヒレを先になさいますか？」と聞かれます。
なぜそんなことを？と伺ってみると「ヒレを美味しく食べたいので、先に出して欲しいと言われることがあるから」とのことです。

オイルタンクはまだ余裕があると思ったため、もともとの予定通りでお願いすることにしました。
結果的に、この判断は大間違いでした。

■赤身3種

しんしん、かめのこ、ランプです。
赤身はやはりカルビよりはほっとする味です。年齢的な意味もあるというか年齢的な意味しかないでしょうけど。
しかし、、、脂身の少ない赤身3種を食べている際に体内に以上が起こりました。

オイルタンクが一気に溢れたのです。急に足が、、、いや手が止まり気味になります。
大丈夫と思っていたタンクは、実は表面張力ギリギリのところで持ちこたえていただけでした。美味しすぎるので分からなかっただけでした。

そして最後のヒレに突入しました。

■ヒレ

部位的にはほぼシャトーブリアンだそうです。
肉厚で、そしてヒレでありながら脂の量がものすごいのも特徴です。
オイルタンクが満タンでなかったら、本当に美味しく頂けたでしょうに、自分たちの判断ミスによって若干戦いみたいになってしまいました。

牛肉の脂の浸透は、思いのほか急速に進むということを学びました。
最高ランクのヒレであったことだけは間違いありません。

値段は高めではありますが、内容を考えると当然と思えます。
また「すべて焼いてくれる」というサービスは、最初は他人なのでずっと傍にいられると嫌かなーと思ったのですが、接客の距離もちょうどよく、何より絶妙な加減で焼いてくださいますので、「むしろいい」と思いました。

次はどのコースにするのであれ、絶品系は最後に回さないようにしたいと思います。

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【オーダー】
上記の通り　1人18,000円くらい

■ドリンクメニュー

■ワインリスト①

■ワインリスト②

■肉の部位の名前