少年ジャックさんのマイ★ベストレストラン 2013

【2013年4月:再訪】
年度末のバタバタが落ち着いて、美味しいものを頂こうと、またしても竹のしたさんへ♪

最近は行こうと思う度に、満席で振られ続けていましたが、今回は何とかカウンターへ滑り込みセーフ(^-^)/

いつも頂くお刺身の盛合せは、天然鯛、かんぱち、タチウオ、初カツオ、甘エビ、鰆…炙ったタチウオが特に激ウマ(^_^)

そして、焼きあん肝とふろふき大根と筍のふき味噌焼を頂きました。
旬の筍とふきのコラボレーションは最高！春を感じさせて頂きました♪

【2012年12月:再訪】
マイレビュアーの徒も楽さん、びゅうさんが、次々に訪問され、美味しそうな写真をアップされているのを拝見し、居ても立っても状態で伺ってきました(^_^)

今回は、お二人が召し上がっていた「牡蠣の昆布焼き」がお目当て♪
焼き牡蠣と燻製の中間のような、いいとこ取りな味わい！
エキスもぎゅーッと身に詰まっていて最高でした♪
これを頂けただけでも、行った甲斐がありました。お二人に感謝です(^-^)/

もちろん調子に乗って、まだまだ頂いちゃいました。

蟹味噌天ぷら
…蟹味噌を大葉で挟んで揚げたものですが、蟹味噌の風味が消える事なく新しい味わいです。これも最高でした♪

本ししゃも
…秋刀魚の燻製が売切だったので、変わりになるものを…と言うことで大将のオススメを頂きました。珍しいものですが、5匹乗っかっているのは、気前が良いです♪

生湯葉の雲丹のせ
…美味しくないはずがありませんね(^_^)プリプリでミルキーな湯葉がまた良いんです！

レビューを書いてるそばから、また行きたくなってきました(^_^;)

【2012年9月:再訪】
初訪問から気がつけば、月に一度ぐらいのペースで伺っています。
少し狭めのカウンターがお気に入りです(^-^)/
(今回、写真を追加し、採点も見直しさせて頂きました。)

【2012年2月:初訪問】
以前から気になっていた「竹のした」さんにお邪魔しました。
予約はしていませんでしたが、雨と少し遅い時間ということも重なり、先客は女性の二人組のみです。

店内は、カウンターと若干通路によって隔たりを持たせた感のあるテーブル席が4席ほど。
私たちは、テーブル席に案内して頂きました。

店員の方は、調理をされる男性1名とホール担当の男性1名のみでした。

お願いしたのは、お刺身盛合せ、カマンベールと酒盗のコロッケ、阿波尾鳥の炭火焼き。以上3品です。

ビールと一緒に出てきたのは、鮭のかす汁。大ぶりに切られた野菜が酒粕で煮込まれ柔らかくなっており、深い味わいです。既に日本酒が欲しくなります♪

続いて出てきた、刺身の盛合せは、天然鯛、太刀魚、鰆、烏賊、平貝、鮹。大きめに切られたお刺身はどれも新鮮、プリプリです。特に太刀魚は炙られているため、タンパクな味が風味豊かに仕上げられています。

次に、阿波尾鳥の炭火焼きです。ふざけたネーミングですが、甘みのあるお肉に、カリカリに焼かれた皮が良いアクセントになって、食感も楽しい感じです。

最後に、出てきたコロッケは、カマンベールチーズと酒盗のコラボもさることながら、脇役のじゃがいもの密度がギュッ濃縮されており、優しい甘みを持たせています。

遅い時間だったのと、雨がひどくなってきたため、以上3品で早々に切り上げたのですが、もっと色々なメニューを楽しみたいと思わせてくれるお店でした。

広島のお取引先さまと一緒に食事会をしましょうってことで、広瀬町にある「台湾料理 青葉」さんに伺ってきました。

メイン道路から一本入った住宅街の中のお店にやや迷いつつも到着。お取引先さまも全員揃ったところで、お店に入ります。

ところで「青葉」さんに電話で予約する際に、薬膳鍋のついた5000円のコースをお願いしたのですが、その時に「皆さんの性別と大体の年代を教えていただけますか〜？」とお店の方から質問…。
何でも性別、年代によって薬膳鍋に入れる漢方の素材を調整されるとのこと！私たち40〜50台の男性集団…元気になるやつを是非お願いしたい(^_^)

さてお店に入ると、早速フワッと薬膳の香りが漂ってきます。店内の通路には何十種類もの薬膳素材が並べられています！う〜ん、どんな料理が味わえるか楽しみですね♪

丸テーブルに案内され、皆さんとビールで乾杯( ^ ^ )/□
まず、最初に薬膳オードブルが出てきました。
どのオードブルも中華料理ではありますが、とっても優しい味わいです。
私の大好きなピータンは臭みがほとんどなく、嫌いな方でも食べられるお味ですね。
また麻婆豆腐の辛さはピリリ程度ですが…薬膳の香りがほのかにして良い仕上がりです(^_^)

お次は、イカのブロッコリーの玉子炒め…これまた優しい味わい。柔らかなイカとシャキッと仕上がったブロッコリーの食感の違いが楽しい♪

続いて、天然鯛の姿揚げ餡掛け…とっても大きな鯛を大胆に調理させれてます。じっくり揚げてあるので固いはずの骨まで食べられます。頭まで余すところなく頂きました(^-^)/

そして、いよいよメインの薬膳なべ♪
アヒル、烏骨鶏、スペアリブ、イカ団子、イカ、肉団子、渡り蟹、アサリ…などなどの具材が入ってます。
もちろん、具材も珍しいものばかりで、とっても美味しいのですが、何といってもスープです(^-^)/
見た目はとにかく悪い…透明感のあるこげ茶色で、辣油のようなものが表面に浮いています…ところが飲んでみると味は最高！
基本は鳥ベースですが薬膳の強い風味と、後からやってくる程よい辛味が癖になります。内臓全体が速攻で吸収しているような気になるほど、身体が喜んでいるのが分かります(^-^)/
一同、スープを飲みすぎましたが、さらに追加をして頂き、〆にはちゃんぽん…これまた美味しい(^_^)

最後に頂いたゼリーはレモン味で、これも薬膳入り…最後まで拘りを感じさせてくれます♪
たっぷり頂き大満足、ご馳走さま(^-^)/

とっても料理が素晴らしいお店なのに、サービスも最高のお店♪自信を持ってオススメできます(^-^)/
特にママがとっても楽しい…でもスキンシップも素晴らしいので、若い男の子は気をつけてくださいね(^_^;

翌日の早朝仕事のため、ふらふらになりながら、夜9時前に博多に到着…。駅前のホテルにチェックインしてから、近場のお店を検索してみると、高評価のお店を発見♪

しかしながら、観光(県外)の方の評価がほとんどで、かつレビュー数が少ない方の評価が高い…これは、私の経験上、失敗する可能性が高い…気がします(･_･;

それでも、もう時間が遅いのと、私のアルコールメーターがエンプティ状態だったので、失敗覚悟で訪問してみることにしました。

そのお店は「太郎源」さんです。ホテルから、3分ほど歩いたビルの地下にお店がありました。

簡素な居酒屋チックな外観を見た感じでは、私の悪い予想が当たりそうな気がしましたので、あえて写真も取らずに入店します。

お店の中は、カウンター席とお座敷席がありますが、どちらもほぼ満席！遅い時間帯の割に賑わってます。カウンターに座りたかったのですが、唯一空いていたお座敷席の一番端に通して頂きました。

瓶ビールをお願いし、様子を見ようと、お刺身の盛合せとフグの唐揚げのみ、お願いしました。
メニューには、親切にもハーフサイズにも対応できます…とありましたので、フグ唐揚げはお言葉に甘えてハーフサイズにさせて頂きました(^_^;)

付き出しのタコのヌタを食べてみると、タコは歯ごたえ満点、味噌の具合もちょうど良い！何だか、いつもの感じとは違いそうですよ〜(^_^)

しばらくすると、お刺身の盛合せが出てきました。ヒラマサ、イサキ、鯛、マグロ、タコ、イカとちょうど2切ずつの提供です。
まずは、鯛から頂いてみると、緩やかな歯ごたえの中、凝縮された旨味がグゥーッとやってきます…これは旨い！
さらに、イサキも最高！炙りにされていて、お刺身の中では一番美味しかったです。

続いて、フグの唐揚げが運ばれてきました。ハーフサイズでお願いしたので、4切のみです。
プリプリの食感。時期は終わっているけど、これも旨い。

このお店はいいぞ…となり、追加でオーダーすることに(^-^)/

そして、この日は何故か、どうしてもエビ天が食べたい気分。通常5本入りのところ、無理言って2本だけ作って頂きました。(ちょうど、閉店間際だったから無理聞いて頂いたのかな？)
出来上がったものを頂くと、プリプリです♪藻塩で頂くと甘みもより引き立ちますよ〜(^-^)/

さらに追加で自家製からすみ…浅めに仕上げられて柔らか食感。ややウェッティなのは個人的に好みではありませんが、これまた旨し(^-^)/

他のお客さんもいなくなって、すっかり時間も経ってしまっていたので、これにてお会計です。

お会計の際、大将に少しお話をしていただきました。それによると…

こちらのお魚は天然で地のものに拘っており、特に今日の鯛は60cmオーバーのものを、卸してから5時間置いて、旨味を引き出してから利用している。寝かしてる間に出てくる水分を駒目に拭き取るのが、とても手間が掛かかる。
またこの日は土曜日だったので、定休の明日に備えてロスを出さないようにしていたので、種類が少なくて申し訳ない…。

など、大将の人柄の良さも伺えるようで、これまたファンになってしまいました(^_^)

結局、二人で5000円強のお会計…安っ！会計間違ってない？と思いましたが、「合ってますから、大丈夫ですよ〜」と大将♪

いや〜本当、良いお店見つけちゃいました！ご馳走さまでした！また行きます♪
そして、外観の最後に写真を撮るのも忘れずに…(^_^;)

博多出張の際、お取引先さまの案内で、すき焼きの名店「ちんや」さんに連れてきて頂きました。
お店の場所に到着すると、そこには精肉店…こちらの2階が店舗のようです。脇の階段を上がって店内へ。

お取引先さまが予約してくださった昭和をたっぷり感じることのできる個室に通され、瓶ビールでまずは乾杯(^-^)/
先付の料理を少々頂いたところで、すき焼きスタートです♪

ところで、私はあんまりすき焼きが好きでありません…。
多分、人生の中で数えるほどしか食べてないと思います(･_･;
この段階では、食に関してのテンションはマイナスゲージでした。。(ここまでの料理の写真がないのもそのためです…)

お店の仲居さんが、調理を全てしてくれるようで、野菜などの材料を運んでこられます。そして肉も…
「！！！」
そのお肉を見て、私のテンションが一気にプラスへ！
霜降りで、やや厚手にスライスされたお肉が、大きなお皿にたっぷりと盛られています(^_^)
お肉は地元福岡の糸島牛…キメ細やかで柔らかく、歯ざわりの良いのが特徴だそうです。

早速、温まったすき焼き鍋に牛脂を溶かして馴染ませたところで、お肉を投入！
「ジュー！」
という音と共に、一同お肉に釘付け♪
お肉にある程度火が通ったところで、醤油と砂糖のみで味付け。何とも言えない良い香りが広がります♪
私のテンションもグングン上昇していきます。
そして野菜を投入。割下は利用しません。仲居さん曰く、野菜から出る水分でちょうど良い具合になるそうです。

しばし一同すき焼きと睨み合い、私のテンションも最高潮に達したところで、仲居さんからのGOサインが出ました！(箸が一斉に伸びます(^_^;)
もちろん、お肉から！溶き卵につけてパクリ…

お取引先さまの前なので、お上品に「お肉、すごく美味しいですね♪」なんて言いつつも心の中では叫びました…

「うんぐぅっめぇぇえ〜！！」

お肉は厚手に切られているにも関わらず、柔らかく口でとろけます。そして脂っこさはなく、刺しの部分からは甘みと旨味が感じられます(^-^)/
シンプルな味付けは、お肉の旨味を最大限に引き出しているようです。

野菜も、もちろん頂いてみます。美味しい…でも、このお肉の前にして、興味が湧く人は少ないでしょう。
おそらく、全員が肉しかターゲットに入っていません…。

「あっ、椎茸もプリっとしていて、すごい美味しい…」

なんて、ジャブを打っても誰も乗ってきません(^_^;)

お取引先さまのご好意で、さらに一皿お肉を追加し、ペロリと頂いたところで、ご馳走さまでした〜(^-^)/

久々に頂いたすき焼き…たっぷり堪能させて頂きました♪
すき焼き苦手でしたが、このすき焼きで一気に好きになりましたよ〜♪

余談ですが、仲居さん曰く、東京の同名のすき焼き屋さんは全く関係ないそうです。こちらの方が創業は浅いから創業者が真似したのかもね…と。
歴史がある名店なのに、その驕りを感じさせない物言いは、気持ち良くさえ感じました(^_^)

旧友と会うために下関にやってきました♪
夕方4時に下関駅で待合せ、二人とも飲んべえなんで、早速飲むか！…と焼肉の名店「やすもり」さんへ伺うことになりました。

駅から5分ほど歩いてお店に到着、早速入店。時間も時間なんで、お客さんは我々二人のみ(^_^;)

瓶ビールを…と思ったら、キリンのフローズン生をメニューに発見！迷わずオーダーです♪

ツマミにはナムルの盛合せと大根キムチを頂き、はしご酒に備え、お肉は良いものを少しだけにすることに…で、お願いしたお肉は、「特選ロース」と「カイノミ」の2品です。

フローズン生をシャリシャリ飲んでいると、お肉が登場です(^-^)/
どちらも厚めに切られていて、食べ応えありそうです。友人と二人、一枚ずつ大切に焼いて行きます♪

ちょうど良い焼き加減になったところで、まずはロースから…
柔らかくて、口でとろけます〜(^_^)
塩で頂きたい気もしましたが、甘辛いタレも味に深みがあり、格別です。

続いて、希少部位のカイノミ…ナカバラの一部だそうです。
頂いてみると、脂はロースよりもかなり控えめ、柔らかくて、どちらかというと、ヒレに近い味わいです。これも旨い！

もっと、お肉を食べたい気分でしたが、せっかくの下関なんでふぐを食べに行こうとなり、これにてお会計。

やすもりさんは長府店もお気に入りですが、本店も最高ですね♪
機会見つけて、今度はゆっくりとお肉を堪能したい〜(^-^)/

下関の三枡さんで、まさかのふぐ刺し不発…何とか下関らしい美味しいものを頂きたい！と食べログをスクランブル検索！
良さそうなお店ありました！マイレビュアーのゆだなあさんが「旨さは折り紙つき」と絶賛の「味覚」さん！そりゃ〜行かねばです！

下関駅前から早歩き移動で、怪しげな雰囲気な街並みをすり抜け、お店に到着♪
古びた店構えは私好みの良い感じです(^o^)/　ガラリと引き戸を開けて早速入店！

入口を入ると、すぐ脇に水槽があり、たくさんのフグが泳いでいます♪
テンションは急上昇！食べてあげるから待ってろよ〜(^-^)/

店内は厨房をぐるりと囲むカウンター、（後から分かりましたが、2階にもお座敷があるようです。）そして大勢のお客さんですが、幸いにもカウンターが2席空いていておりました♪
何とか潜り込んで、早速、芋焼酎の湯割をお願いしましま♪

本格的な調理場はお店の奥にあるようで、カウンター内は飲み物と簡単な調理を行うのみ。そこには、お化粧バッチリの二人の女将…。

運ばれてきた焼酎には、割加減の目印が書いてあるグラスに入っています。お店の雰囲気にピッタリ♪

乾杯し、勢い良くふぐ刺しの有無を確認すると「もちろんありますよ〜」と女将さん♪
早速、料理をオーダーです！

ふぐ刺しの他には、蟹味噌、ジュンサイ、お刺身盛合せ、海老の天ぷら…3軒目なのに、ガンガン行きます！

メニューに値段は書いていませんが、ゆだなあさんのレビューからお安いことは分かっています。仮にすごい料金になった際には、ゆだなあさんに請求することにしましょう(^_^)

運ばれてきた、蟹味噌、ジュンサイはお酒のつまみとして最高！
特にジュンサイを酢の物で頂けるお店は少ないので嬉しい限りです♪（季節的には加工品だと思いますがね。）
続けて、お刺身の盛合せ…タイラギ、タコ、カンパチ、しめ鯖と、どれもなかなか美味しいですよ～(^o^)/

さらに大きな、大きな海老の天ぷら、3尾も入っています！
箸でつまむとミヨ～ンと15cm以上はある大きな海老…味は正直、大味でしたが豪快な感じが楽しい♪

そして、メインイベントのフグのお刺身！やっと出会えました(^o^)
やや、厚めに切られた身を3枚ほどまとめてネギを巻いてポン酢で頂きます。
うん！歯ごたえも抜群で最高に旨い！！
女将さんに伺うと、水槽のふぐは営業時間が終わってから大将が締められ、旨みを増すために一日寝かしたものを利用されているそうです。
なるほど水槽で泳いでいても、すぐにさばいて食べられるということではないのですね。

最後の〆には、貝汁を頂きました。ご飯とお漬物がセットでついてきます。
この貝汁の味わいが最高でした！
ほとんど手を加えていない味付けのようですが、貝のエキスがタップリと出ており、上品なクラムチャウダーのようです。
飲み疲れの胃腸にガッツリ染み込んでいきます～♪

そして、お会計ですが二人で5,000円ちょっと…安い！噂に違わぬお店でした～(^o^)/
良いお店をご紹介くださった、ゆだなあさんに感謝です！

前回、華美鶏で博多の水たきデビューを果たしたばかりですが、今回は老舗の新三浦さんに、伺ってきました。

ちなみに新三浦さんのＨＰによると、1910年に博多で創業。白濁した汁の鶏の水炊きで人気を得、後に東京、大阪、京都などにも店を出し、「博多水だき」の名を各地に広めた…とあり、老舗中の老舗という感じでしょうかね。

さて、タクシーに乗って川沿いの店舗に到着…。あらかじめ予約していたため、女将が店先まで出てきてお出迎えです(^_^)
広々とした建屋の外観は、まさしく料亭…という趣。(写真なしですみません。)

店内に入ると、広々とした玄関に驚きつつ、こちらも広々とした個室へと案内されます。個室は川に面していて、窓からは、川と対岸の灯りが見え、風情は満点♪

ワクワク、ドキドキな気持ちを抑えつつ、掘りごたつの席に座り、ビールで乾杯♪
あらかじめ本日は「桜コース:6300円」をお願いしていましたので、最初に持ってきて頂いた八寸から頂きます。

八寸の料理は、どれも上品な味わいでしたが、焼物の鯛にはほんのり桜の香りがして美味しかったのと、そら豆の食感がホロホロとして最高だったのが印象的でした♪

鍋のスープが運ばれてきて、火が入ったのを横目で見ながら…
続いて出てきたのは「鶏湯引き」。歯ごたえ良く、甘味を感じる鶏肉です。何でもこちらのお店では、産まれて3ヶ月以内のものだけを利用されているそうです。

さて、スープがグツグツと沸き立ってきました！仲居さん(おばあちゃん)がやってきて、水たきスタートです♪
お鍋のお世話はお任せ…たいへん楽チンです(^_^)
最初にスープと、ぶつ切りのお肉を取り分けてくださいました。

スープはネギと細かくすり潰したブレンド塩を少量だけ加えて頂きます。
長時間掛け鶏を煮込んだスープは乳白色です。長年、注ぎ足し注ぎ足し作られたそうですが、嫌な臭いはなく、丁寧な仕事が伺えます。

飲んでみると思いのほか、かなりアッサリ、しかし飲むほどに鶏の旨味が溢れてきます。鼻から抜ける薬膳的な香りもまた溜まりません…旨い！

続いて頂いたぶつ切りは、この上なく柔らかく、噛むほどに吸収していたスープと合わさり、とっても良い塩梅です。

お肉がなくなると、仲居さんが最高のタイミングで、追加してくださるので、あっという間に具材は空に…(^_^;)
野菜に行く前に、追加のお肉と、今回のコースにはなかった「つくね」をお願いしました。

出来上がった「つくね」は、先のぶつ切りと比べると、感動は薄かったのですが、柔らかくてこちらも中々でした。

お肉がひと段落したところで、野菜を鍋へ…仲居さんがそれぞれに盛り付けるタイミングに合わせて少量ずつ火を通して、全員にベストタイミングで提供してくれます。
そのため、火が通り過ぎのものは全くありませんでした。これは素晴らしい！

話が脱線しますが、仲居さんの所作が美しく、今の日本人が忘れかけている礼儀作法の素晴らしさを思い出させてくれます。

この方は元芸妓さんらしく、昔は博多にたくさんいた芸妓さんもみんな亡くなってしまい、「今は若い人だけ…」と寂しそうでした。

しかし若い芸妓さんに対しては、「みんな芸が駄目ね…」とプライドをを覗かせる言葉も…。こんな方がご健在なだけでも、何だか嬉しく感じられます(^_^)

さて、野菜も美味しく頂いて、〆に突入です。こちらの〆の麺はうどん、佐賀の神崎製麺の乾麺を利用されているそうです。
しっかりスープを吸って柔らかくなった細いうどんは、あっという間に胃袋に吸い込まれました(^_^;)

みんなの食べっぷりを見て、仲居さんが、「ご飯も食べられますか?」と…一同もちろん賛成です♪

新三浦さんでは、おじやだと重たくなるから…という理由で、ご飯にスープを掛けるだけで頂きます。これまた絶品♪

すっかりと、胃袋も満たされ最後のデザートはプリン。コーヒー、抹茶、ほうじ茶から好きな味を選べます。私はほうじ茶にしました。非常に滑らかで甘さ控えめの上品な味でした。

仲居さんに「立派な建物ですね。」とお話すると、西部沖地震で昭和20年代の建屋が100部屋駄目になってしまったそうです。今残ってあるのは、昭和40年代の20数部屋のみになってしまった…と、非常に残念な限りです。

玄関の横の待合スペースでタバコを吸っているときに、ふと横を見ると、ドラマ「あかんたれ」の脚本家としても有名な小説家「花登筐(はなとこばこ)」さんの書が飾られていました。

「博多にて 始めて 鳥の味を知る 嬉きかな 恥きかな」

と、私も同感…ご馳走さまでした！

広島は瀬戸内海に面していますが、そんな土地柄を活かして、海の近くで瀬戸内海の新鮮な魚介を味わってみたい！
そんな希望を叶えてくれるお店が、南区丹那町にありました♪
店名は「ぐっつり庵」さん。漁師さんのご家族が経営される魚屋、豊島水産さんの料理店です。

今回は全員飲みますので、市街地からタクシーで移動…2000円程度掛かりました…が、これは致し方なし(^_^;)
黄金山通りに面したところにお店はありますが見落とし勝ちな場所、目印のかがり火を頼りに何とか到着です。
海沿いの漁師小屋を思わせるウッドデッキを備えたログハウスが「ぐっつり庵」さん、及び併設の少しお洒落居酒屋「ぐっつり亭」さんです。

雰囲気は抜群！早速入店し、予約している旨をお伝えすると、奥の掘り炬燵式のお座敷席に案内していただきました。
センターには囲炉裏があり、それを囲むカウンターも風情ありますが、古民家調のお座敷席も良い感じですよ♪

ビールで乾杯し、料理の方は、予約の際、だいたい4000円ぐらいで…とお願いしておりお任せです。何が出てくるか楽しみですね(^_^)

最初に出てきたのは、豪勢過ぎる「お刺身盛合せ」(^-^)/
「あこう」は頭が乗せられており(もちろん、そのままは食べられません)もともとが、かなりの大きさであったことが推測できます。
身、エンガワ、湯引いた皮に分けられており、それぞれを楽しむことができます♪
特に、エンガワの部分の脂の具合が最高で激ウマでした(^-^)/
そして、大きな「にしがい」は厚めに切られており、コリコリの食感。旨味もたっぷりで、さざえと比べても遜色ありません。
さらに、「小鰯」ですが、臭みがなく新鮮そのものです。これは県外からのお客様には、喜ばれそうな一品です。

続いて提供されたのは、「岩牡蠣」です。時期的にまだ少し小さめなものでしたが、旨みがギュッと凝縮されている上、とってもミルキー！

さらに続いて「メバルの煮付け」。見た目からも身がプリプリ♪ホロリと身離れも良く、味付けもしっかりとしていて、久々に美味しい煮魚をいただいた気がしました。

ここで「大アサリの炭火焼」を追加しました。お店の方の指導で、かなりしっかり焼いてから頂きます。焼いていくうちに、しみ出してきた汁をこぼさないよう、慎重にいただくと、最高の味わいです(^-^)/

そして、サービスで大きな「穴子の一夜干し」をいただきました。これが、うなぎと見紛うぐらいの大きさで、大味かと思いきやとっても深みのある味わい！個人的には、これが本日一番でした♪

〆は先ほどのアコウのアラで作った「味噌汁」。新鮮な魚介を本当にお腹いっぱいいただき、ご馳走さまでした(^-^)
なかなか、立地的には行きづらいお店ですが、たまには無理してでもお邪魔してみたいです♪

仕事終わりに、後輩を二人連れて一杯やることになり、不幸にも話の流れで、貧乏な後輩に、貧乏な先輩がご馳走することになってしまいました。これは、お店のセレクトが重要です(･_･;

そこで、食べログのオフ会の時に、諸先輩方が「安い！旨い！」と大絶賛だった立飲みの「アイニティ」へ初めて伺ってみることにしました。

会社から15分ほど歩いて、お店に到着。ビルの1階の奥まった分かりにくいところにお店はありますが、リサーチ済みです(^-^)/

お店に入ると、既にたくさんのお客さんがいらっしゃいましたが、ずず〜っと、自動的に少しずつ詰めてくださって、すんなり3人で入ることができました。

まずは、生ビールで乾杯し、後輩に格好良く一言…
「俺のおごりだ！好きなだけ飲んで食え！高いものから頼めばいいぞ！」
…なんて勇敢な言葉でしょう♪

しかし食べ物は120円から350円、もちろん飲み物も激安♪これならどんな大喰らいな後輩でも対応できそうです(^_^)

メニューを見て勘付いた後輩達も、意地になりオーダーを開始(^_^;)

厚切りベーコン、トンカツ、牛バラ炒め、焼き飯、もやし炒め、海老マヨ…などなど、さすが若い連中は料理のチョイスも私と違います(^_^;)

私は…と言うと、板わさを頂きながら焼酎をチビチビ。

料理がくるたびに、一口ずつ味見させてもらいましたが、どの料理もなかなか旨い！！後輩達も絶賛しながらパクついています(^_^)

かなり、飲んで食べまくって、彼らのお腹が満たされるのと時を同じくし、私の足も限界に達しまして、ご馳走さま〜♪
お会計は3人で6000円とちょっと…やす〜い(^-^)/

私も後輩も満足し、浮いたお金で、さらに次のお店へ…2次会はもちろん、割り勘ですがね(^_^)

マイレビュアーのびゅうさんのレビューで、薬研堀に餃子の美味しいお店があると知ってから約1ヶ月…。上司の誘いで思い掛けず訪問する機会がやってきました。

お店は薬研堀と言いつつも、怪しい(楽しい？)お店の建ち並ぶ区域の一つ手前になります。

お店に着き、店内に入ると喫茶店のような雰囲気。調理場前のカウンター席と奥にはテーブル席が6席あります。
大人数でやってきたため、中国人らしき店員さんに、奥のテーブルへと案内されました。

席に着き、ビールを何本か頼むと同時に、「オリジナル餃子」と「担々麺」をお願いしました。

ビールをいただきつつ待っていると、5分ほどでオリジナル餃子が運ばれてきました。見事なキツネ色をした餃子達に、食欲をそそられまくります！
熱々のうちに、早速いただきま〜す(^-^)/

最初にバリバリッと皮の食感！その後にジュワッと肉汁が口の中で広がっていきます。
とつても肉肉しさが前面に出ていて、たっぷり入ったニラの風味もこれまたＧＯＯＤ！
具材のバランスとしては、倉敷にある私の愛するラーメン店「あずま」さんのそれに似ています。

しかし、パリパリな食感は堪りません…この餃子は幾らでも食べられちゃいます〜♪

最後のお会計時に厨房を覗いてみると、フライパンにたっぷりな油を入れて、焼くと言うより揚げる感じで調理されていました。こらがパリッと焼き上げる秘訣なんですね(^_^)

その後に提供された担々麺は、酸味が際立っている爽やかな味わい。辛さは程々です。
餃子の味に飽きが来つつありましたが、少し違った味をいただくことで、さらに餃子が食べたくなりました(^_^;)

…ので、さらに餃子を追加し、お腹いっぱいになったところでご馳走さまでした〜♪

お会計のときに、大将らしき人に「とっても美味しかったです！」と伝えると、嬉しそうに「ありがとうございました！」と言っていただいたのが印象的でした♪

もちろん、また利用させていただきますよ(^-^)/