4回
2019/03 訪問
静夜思
酒呑みの神様の名を冠したこの店は,高岡と富山市をつなぐ,通称キューハチ(旧国道8号線)沿いの高岡寄りにわざと目立たなくしているかのようにあります.
店の飄々としたたたずまいといい,醸し出される店内の雰囲気と言い,何よりその料理は李白の名に恥じぬ気高さをまとっているようであります.
一番安いコース料理A1750円を注文しました.
鶏肉とエビ炒め
白菜のクリーム煮
麻婆豆腐
玉蜀黍スープ
炒飯
果物
どの皿も抜かりなくおいしかったです.
ふんわりとラードで仕上げられた炒飯に入っている叉焼は,どこかの国のチャイナタウンで食べて以来の,記憶をフラッシュバックさせるような味でした.
コースでは各皿を店員の上品な老婦人と若いお嬢さんがわざわざサーブしてくれます.テーブルの向こう側では,常連さんが新聞を広げて小籠包を肴にビールを飲んでいます.不思議な空間です.
月光の地上の霜のごとき夜です.
2019/03/30 更新
いろいろ試いしてみたい気もするが、一番お得なAコースでいつも満腹になってしまうのでなかなか他が試せない。
内容的にもAコースで満足してしまうのである。
鶏肉とニンニクの芽とエビの炒め物
なんとも良い味付け。エビも存在感があってよい。
マーボー豆腐
ほどよく花山椒も効いている。
本当のところは、ここで白飯が欲しくなるのだが、後を考えると白飯を追加できない。
白菜クリーム煮
広東料理の定番。毎回内容がちょっとづつ違うのも楽しみである。
スープ
玉子と玉蜀黍のスープが多いかな。これも量がたっぷりで、このへんで満腹に近くなる。
炒飯
ラードで炒められたチャーハンがうまい。すでに満腹だがうまい。