『京都の土産』kuroたんさんの日記

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正月休みの京都旅行では三つのお土産を買ってきました。
庖丁と鯖鮨と海老芋です。

庖丁は錦市場の有次さんで、7寸(21cm)の相出刃を買いました。
錦市場は京都の台所と言われているだけあって、結構な人出で賑わっていました。
細い通りの両側に小さな商店が軒を連ねていて、業種は食料品を中心として日用品、雑貨等の多彩なお店が並んでいる。
そんな中の有次さんですが、結構人が入っていてびっくりしました。
ところで庖丁屋さんでは昔からの鍛冶仕事の関係で今でも寸の単位を使います。
若い人には分かりづらいと思いますが、職人さんの世界ではなじみ深い呼び方になっています。
今回買ったのは、霞打ちの庖丁で鋼と鉄を合わせたタイプ。
本焼きと呼ばれる鋼だけで打ったものもありますが、1本10万円以上しますし、研ぐのも時間がかかり一般的ではありません。
家庭で時々魚を捌く程度であれば霞打ちで十分です。

あと錦市場では八百屋さんで大きめの海老芋を、京都駅の売店ではいざさの焼さば鮨を買いました。
「いざさ」さんは奈良に会社があるメーカーで柿の葉鮨で有名です。
柿の葉鮨も美味しいのですが、お気に入りはこの焼さば鮨です。
一般の鯖寿司に比べて酸味が穏やかで、脂の乗った鯖との相性も抜群です。

海老芋は関東方面では滅多に手に入らないので買ってきました。
きめ細かな、ねっとりとした食感がたまりませんね。
今回は薄めの八方で炊いてから蟹あんを掛けていただきました。
美味しかったです。
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