レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/09訪問 2014/10/22
※2010年11月再訪
※2010年5月再訪
文字数オーバーのため、コメント欄に、新しく試したパンの感想のみ載せていくことにしました。
読みにくい上、誤字脱字勘違いを後から編集できなくて辛いですが、これ以上文字を削れる気がしないのでそうさせてください。すみません。
※2009年9月再訪
★ピスターシュ180円
前回から気になっていた、細粒ピスタチオがギッシリ表面に並んだお菓子。見た目がとっても印象的。
生地はオイルたっぷりのパイ生地。その中心にはすごく甘いけど上品なシロップがぐっしょり染み込んでいて、これが甘さの全て。
ピスタチオとパイの香ばしさ、シロップの甘さと甘くないパイ生地、ピスタチオのカリカリ感と部分毎に変化するパイ生地の食感、どれをとってもコントラストの楽しい、創作的な逸品。
★フィグ200円
ほんのりイチジクの香りと甘さ、そのプチプチ感が楽しい、エピ。
パン生地は表面の硬さともっちり感、小麦粉の香りの良さが生きる。
★お得な詰め合わせ380円
昨日の…シリーズ。
しかし、黒、緑、黄、茶の丸が詰まって個性的。
下の2品は初挑戦。
・竹墨のショコラフランボワーズ240円
・十六穀入り140円
・川根茶ブリオッシュあんぱん200円
・きなこあんパン(名称不明)?円
☆川根茶ブリオッシュあんぱん200円
ほんのり抹茶風味のパンに、ごくさっぱり味の甘さ控えめ餡が詰めてある。
この餡が他店のと比べて非常に色が薄くて、皮:実の割合で実部分が圧倒的に多い、大きい豆を特別に使用していると思われる。(どうしよう…単に黒あんと白あんを混ぜているだけだったら…)甘さと塩加減のバランスといい、こちらの餡そのものの質は高いと感じた。
☆きなこあんパン(名称不明)?円
甘さあっさりのきな粉がかかっているパンの中心には大粒の甘納豆。これのお味も良いが、中心に隠された白あんが素敵だ。
この白あんも上品で、どこかの和菓子屋さんで提供していてもおかしくないような(でも和菓子屋でパンは焼けないか…)逸品。
★カンパーニュ・ノワ350→300円
昨日の…シリーズ。
少ししっとりして、酸味もほのかに香る粗いパン生地に、クルミの中粒がぎっしりと詰まっている。
そのままでも美味しいが、食事のお供として、上に良質のバターやジャムを塗って、どんな食べ方も楽しめる、そんな感じのパン。
★パン オレ シトロン140円
今回はレモン風味。
他のミルクパンとは違って、細長い形が特徴的。
その分表面積が大きくなって、焼き上がった部分が広くして、パンチの効いたレモンの香りとのバランスを計っている。
双方食してみて自分はオレンジの方が好みだったが、スティックパンのようなこちらの方が好き、という人がいても不思議ではない。
★キャベツとベーコンのグリルバゲット240円
丁度数日前nicoで見かけた、「タルティーヌ」って形の物。
フランスパン生地+キャベツ+ベーコン+チーズ。
キャベツはくったりするほど火が通っており、粒マスタードが利いたサラッとしたソースのおかげで具材の近くは生地がだいぶしっとりしている。しかしパン表面はカリカリで、ギャップが面白い。
今回も満足度が高かったので、総合評価を★0.5上げて4.5としました。
パンって、高くて良い素材を使ったから良い物ができるってわけでもない、やっぱりコーディネート調理する人のセンス、熱意がこもるものなんだな…と改めて感じさせてくれたお店です。
お値段は相変わらず高いんですが…やっぱり美味しいものは美味しい!出来たてとは限らないのにこのレベルは、今のところ静岡市内では随一じゃないでしょうか。
※2009年9月
petit a petit=すこしずつ、という意味のこちらのお店、超高評価店の伊勢原ブノワトン(今年度いっぱいで閉店だそうです…)や藤が丘パンドコナで修行していたそうです。
訪問したのは10時。
シックでのっぺりしたファサードの外観で、店の前にはウッディなテーブルと、どう見てもホンモノのカンパーニュとバケットがあります。
店内はお洒落な空間。
可愛らしい見た目にこだわったパンという芸術品を、壁を正方形にくり抜いた出窓のようなスペースに、雑貨屋さんのごとく規則的に陳列してあります。
静岡nicoでタイムリーに出てくる焼きたてパンっていいな~と思っていたけれど、レイアウトのために一冷まししたこちらのパンは、逆にそこまでのこだわりを感じさせて良い!
いずれの品も甲乙つけがたく、全てに説明つけさせていただきます。
★レンコンとバジリコチキンのフォカッチャ300円
フォカッチャは他に下記のカレーと、野菜系がもう1種、黒はんぺんなんてものまであったんだけど、こちらのチキンが気になった。
その、バジリコチキンが最高!バジルの香りと、塩味が絶妙。
フォカッチャ自体は熱々ではないので少し硬めで、小麦粉の香りともっちり感がある。
温めて食べたらさらに美味しいだろうな~、いや、常温ならこれはこれで…と思わせてくれる逸品。
★昨日のバゲット180円
店内で唯一にして最もCP率の高いこちら。
中太のバゲットが2cmくらいの厚みで、10ピースも入っている。
昨日の…とあるけれど、今朝もなんらかの加工はしてあるらしく、しばらくすると袋に蒸気が付いてくるくらいにしっとりしている。
なので中央はもっちり、皮部分はやや硬めで、でも簡単にちぎれるくらい。小麦の香りも充分。
店内で四つ葉のバター(450g!)やコンフィチュールを買い足してピクニックというのもオツかな。
★パン オレ オランジュ160円
パンオレ(Pain au lait)は、プレーン、オランジュ、シトロンと3種あって、こちらを選択。
上のオレンジスライスは苦みを抑えていながら香り豊かな、甘すぎないもの。
中にオレンジーピールがかなりな粗粒で入っており、それに加えてパン全体にもオレンジの香りと、ほんのり甘さがある。
全体的に柔らかいが、スライスの直下は特別にしっとりしていて、その違いも楽しい。
★スモークサーモンとケッパーのサンドイッチ380円
ざっくり、しっとりの香り高いカンパーニュのサンドという時点で、超お洒落感漂う。
たっぷりのフレッシュレタスと、期待通りの香り高いサーモン、そして酸味だけでなく塩味もちょいキツ目のケッパーと、全てを引き立たせる控えめなフレンチドレッシングは、申し分のない組み合わせ。
★三種の豆のカレー260円
レンズ豆、ヒヨコ豆、赤インゲンのダルカレーに、ゆで卵、さらにカレーパウダーがかかっている。
カレーの香りはもちろん本格的。辛い部類に入るんだろうけど、3枚も入ったゆで卵が全体をマイルドに収めている。
★十六穀入り140円
16…はさっぱり種類がわからず。全てがかなり細かい粒になって入っている。
中心部はもっちりしっとり、表面は弾力があるチョイ硬めになっていて、香ばしい。
★クロワッサン ショコラ240円
クロワッサン自体は、最表面が奇跡のように薄く、脆く、繊細。続いて重ねられた各層は奥に進むに従ってしっとり感が増していく。弾力があり、バターの香りがほとんどしない、あっさりした仕上がりの独特なもの。
中央のチョコは、カカオ分の高めなビターに、ナッツ系の香りと油脂分、少しの甘みを足してある、大人の高級チョコペースト。
★パン グラタン220円
極小カンパーニュに、ビーフシチューを詰め込んだ、お洒落なもの。
中のシチューは、柔らかく煮込んでほぐれたビーフの繊維たっぷり。
販売時は下9割の展示だが、テイクアウトすると上1割の蓋をつけてくれる。ので、袋を覗いたときに、「こんなん買ってないよ~」と一瞬思った。(笑)
蓋にはガーリックオイルとチーズを振って焼き上げてある、芸の細かさが素敵。
★シュクレ(ゴールデンキウイとグレープフルーツ)300円
バナナのような甘みのキウイと、ジューシィなピンクグレ。
その下に、水分をしっかり抑えた濃密なクリーム。ペッタリ甘さ超控えめなカスタードは、賛否両論かも。
デニッシュ生地自体は、クロワッサンを少し甘く、よりしっとりさせたもの。
フルーツを美味しく強調するために作られたペストリー。
★竹墨のショコラフランボワーズ240円
真っ黒で柔らかい竹墨のパン。
対比して中央にはピンクと茶色で、鮮やかな甘酸っぱいフランボワーズと、脂分と糖分を極力抑えたビターチョコ。
★カカオレ クリーム200円
なめし革の様な見た目に反して非常に柔らかいパンで、トングで挟んだ瞬間に表面にヒビを入れてしまった。
中央には大きな空洞。その1/3くらい底に、シュクレ同様濃厚なカスタードクリーム。こちらは、バニラビーンズがはっきりと見て取れる。
カスタードの甘味が低い分、ココアのビター感が強調される、完全に大人のクリームパン。
パン生地の種類が豊富な上に、具の組み合わせにも並々ならぬ工夫があります。「フツーの店にあるものは売らないぜ!」という意気込みすら感じられます。
デザートパンは、チョコ、クリーム、フルーツ系で、いずれも甘さ控えめ。カウンターの上にはさらにカヌレ等の焼き菓子も揃っていました。
基本は小ぶりなパン達。200円台のものが多く、お高く感じられると思います。けれど外見は修行店達のよりずっと繊細に洗練されていて、言わば芸術作品です。
小さなパン達の他にも、バゲット、パン・ド・ミー(山、角)、カンパーニュ等が、ハーフやホールで販売されていました。
子連れ不可ということはないのですが、店が小さく、子供の手の届く範囲に魅力的なパン達が陳列されているので、キケンかも…しかも、デザート系パンはお子様には高度すぎる味。
「金額を気にせず」可愛らしく美味しいパンを求める人向けのお店です。
2位
1回
2014/04訪問 2014/04/30
※2011年5月再訪---------------------------
炭火焼肉 ホルモン あじまきの後になかみやに行くというモツはしごです。
この日はGW中日のため、生肉は置いてないとのことです。なるほど。
なかみやに来るなら祝祭日後はNGですね。
選択肢の少ない中で、今回のオーダーは以下の通り。
★コメカミのソテー370円
念願のリードボーを頼んだけど、品切れとのことでガックリと肩を落としながらも、前回お気に入りのコメカミをオーダー。
★和牛すじ<クリーム>370円
「牛すじ」って言うと色んな形状を指すけれど、ゼラチン質たっぷりのこれは、きっとアキレス腱だよね…。
こってりクリームに、白いすじのあっさり感。
★豚ハラミ<キムチ>370円
ニンニク風味が香る、柔らか豚キムチ。
※2009年6月訪問---------------------------
静岡のグルメブロガーさんの間で話題になっている、こちらのお店が気になって、行ってきました♪
「中身屋」の名にふさわしく、煮込みのモツがウリなんだそうですが、生にも相当な自信が…と聞いては落ち着いていられません。
メニューは上記の人気メニューはじめ、ほとんどが一律370円と良心的です。
≪刺身≫
★レバ刺370円
1口食べたとたん「!ここはイケる!!」と思わせてくれた一品。
鼻に抜ける心地よい甘さ、トロ~リとした食感。もちろん生臭さは全くない。
胡麻油と塩でいただく。
★センマイ刺370円
コリコリとした感触が楽しい、センマイ。
細葱と胡麻がかかっていて、甘い玉ねぎスライスは全然辛味がない。
味付けは酢味噌…かな。
★刺三珍盛り(レバ、タン、ハツ)600円
レバは単品と同じ量載っているので、とてもお得なセット。次回はこれを真っ先に頼もう。
タンは、しっかり弾力があって、サシの入った脂が甘い。タン好きにはたまらない♪
ハツはレバよりもコリコリ感があって、レバに似た甘みがある。
下2つは千切り生姜と醤油でいただく。
≪煮込み類≫
★もつミックス(しろ、がつ、てっぽう他)<みそ>370円
基本のもつは、パーツによって弾力が違い、味の染み方に差があって面白い。
味噌は甘口だけど濃すぎず、他店のもつの様にニンニクで臭みを消そうとしなくても美味しいのが、ここの質の高さをうかがわせる。
太葱は臭み対策でなく味のアクセントなのだが、繊細に切られていていた。もっと雑多な雰囲気の居酒屋かと思っていたが仕事が丁寧で、いい意味で裏切られたと思った。
★ハンバーグ(なんこつ入)<デミグラスソース>370円
これも普通の居酒屋ではないメニュー。
ハンバーグは煮込み系の柔らかい感じに、コリコリとしたなんこつが斬新。
デミグラス、というよりは甘口でトマトに近い感じもするが、上の生クリームとの相性も良い、小洒落たソース。
★ハチノス(牛第二胃)<トマトソース>370円
エースさんのレビューを読んだときから食べたいと思っていた、トリッパ♪
まったくもって、イタリアンの味。
甘めのトマトソースとたっぷりかかったパルメザンチーズが素敵。クローブの香りが効いているのも独創的で、甘みが引き立って良い。
我が家でも試してみたい、この配合…新鮮なハチノスが手に入ればのハナシだけどね。
★コメカミのソテー370円
日替わりの部位、ソテーで出しているらしい。
鶏のカシラみたいで旨~い!
ちょっと塩胡椒が強めだけど、酒の肴には丁度良い。
余裕があったらリードボーも頼んでみたかった~!
≪他おつまみ≫
★ぎょうざ(なんこつ入)370円
野菜分が多目のネタは、ハンバーグ同様、ひき肉+なんこつの組み合わせが面白い。ニンニクっぽさはない。
★焼きおにぎり370円
塩昆布のおにぎりに、味噌を塗って焼いたおにぎり。
かなり味は塩辛い。
ご飯系のメニューが他にないので、もう少し薄味を期待してたんだけどな…。
やはり飲み屋で晩ご飯も済ませてしまおうという考えは失敗だったか。
≪ドリンク類≫
★生ビール500円
★ウーロン茶300円
★お通し(レバーペースト)100円
このお通し、んまい!デパ地下で高級輸入レバーペーストを売ってたりするんだけど、そんなのより断然さっぱりしていていい!
これ、単品メニューにも400円ってあって、お通しに出るんならいらないんじゃ…と最初思ったんだけど、お通しに出るからこそ、追加注文したい人も多いんだろうな、って思った。
どの皿も、モツの質が良く、味の変化が楽しくて通いたくなるお店です。
日替わりでレアなパーツも置いてあるので、それもまた面白いと思います。
1皿が小さいですが、安価で、色々挑戦してみたい人にはもってこいです。
香辛料でごまかしている感がないのがさらに好印象。モツ系のお店の翌朝に、口の中が臭くないなんて…。
全国区のグルメ番組で、モツが旨いという店が紹介される度にうらやましかったんですが、ここ静岡でも(焼き肉屋以外で)こんな良専門店があるとは…満足です。
お酒を飲むためのお店なので、我々のようにご飯を期待して行くのはオススメしません。
席はカウンターと机、予想していた以上にゆったりした造りで、カウンター下には荷物をかけられるフックがあるなど、気遣いの見られる小綺麗な内装です。
店員は調理に専念する方と机への配膳に回る方の2名で回しているので多忙そうですが、細かい質問も尋ねれば丁寧に教えてもらえます。
当日、お客さんは入れ替わり立ち替わりで幸い小一時間喫煙者の方がいらっしゃらなかったのですが、退出間際になって1人現れてしまいました。
そうなると広くはない店内、やはり臭いは気になってしまうところは飲み屋さんなので仕方がないんですけどね。せめて換気がうまいこといっていれば!
お店の具体的な場所ですが、「ファインコート常磐町壱番館」は複数のお店が1階にテナント入りしていて、日中下見した限りではどこだか分からないのです。
夜行ってみたら、一番角の比較的大きな一軒でした。細かいことですが、他店とポイントが重ならないように地図位置情報を微調整しておきます。
3位
1回
2014/10訪問 2014/10/12
文字数が8000を越えてしまったのを機会に、ケーキの感想を種類毎に並べました。
各ジャンル内でお気に入り順になっていますが、実際甲乙つけがたいです…。
公式HPができていましたので、そちらの写真やメニューも参考にするとよいと思います♪
※2009年11月再訪
※2009年9月再訪
※2009年6月再訪
※2009年1月再訪
※2008年9月再訪
※1994年~
私がオープン当時から贔屓にしているケーキ店です。
大学時代は、記念日の贅沢にホールで注文し、旧静岡市から自転車で取りに行く程の熱愛ぶりでした。
同商店街の松永豆腐店を知ってからは、両方同日に通うことが増えました。
静岡市駿河区小鹿の『tant pour tant』があった頃は、美味しくて安価なL'heure Gourmandeか、高価だがフルーツの素材も高級なtant pour tantか、2店が静岡の2大「好きケーキ屋さん」でしたが、tant pour tantの閉店した今、ここを超える静岡のケーキ屋にまだ巡り会っていません。市内の何件かある、手広くやってて流行ってるお店達よりずっとずっと好きな味です。
もしかしたら世の中にはもっと旨いケーキ屋があるかもしれない、と期待を込めて☆5は付けてません。
フランスでお菓子留学をしていた美人パティシエさん。
お菓子教室を開いていたところ、ケーキを求める周囲の要望が強く、オープンに至ったそうです。
店名の意味は、「美食時間の工房」です。
ひっそりしすぎてて、探して行かないとみつけられません。
サイズは全体的に小ぶり…だけどいずれも300円台なので妥当だと思います。
静岡市駿河区小鹿の珈琲屋クレセントに出荷していて、一律400円でいただくことができます。
コメントにもちょっと書かせていただきましたが、一度にお目見えするケーキはあまり多くないので、ご承知おき下さい。
皆さんのおっしゃるように、早めに行かれれば少しは種類があるかもです。
≪クリーム系≫
★デリスキャラメル380円
珈琲屋クレセントでも定番のケーキ。
薄いアーモンドスポンジと甘いキャラメルクリームが繰り返し重なっているのだが、一番上のキャラメルクリームにはラムレーズンの粒が混ざっていて、飽きさせない。
≪チョコ系≫
★ショコラマロン
ほわほわに柔らかいスポンジ生地に、ほの甘いマロングラッセを混ぜ込んだ生クリームがサンドされ、表面を柔らかガナッシュで厚めにコーティング。
トップには大好きなこちらの生クリームがもったりと盛ってあるのもお気に入りのポイント。
マロン好きにも、チョコ好きにもオススメ。
★オペラ
アーモンド風味の薄いスポンジと、濃厚クリームの層が繰り返し重なり、トップはややビターなチョコでコーティングしてある。
直方体のシンプルな姿と、珈琲の香りがやや大人向けの印象。
≪タルト≫
★タルトショコラ380円
トップは甘さ控えめのミルクチョコ。
大部分を占める濃厚なチョコペーストはトップよりも少しビター寄り。
ちょっとした生クリーム、タルト生地と、このお店のいいとこ取り。
★マロンタルト380円
サックサクのタルト生地に甘いマロンクリーム、グラッセがうれしい。
≪チーズ系≫
★フロマージュブラン380円
柔らかいクリーム状のチーズケーキ。
そのほとんどがフレッシュチーズでできているにもかかわらず、見た目以上にあっさりしていて、どんどん口に運べる。
酸味の少しあるチーズと、トップの生クリームとの相性も◎。
★ガトーフロマージュ380円
薄い焼き色の付いたベイクドチーズケーキは、クリームチーズ、サワークリーム、マスカルポーネを使ったリッチな組み合わせだそう。
表面も中心部分もあまり変わらないくらいに、全体がしっとり、ペッタリふんわりな食感。
他のケーキに比べると、他店より突出したところが少ない印象を受ける。や、充分美味しいんだけれども!同種類のケーキを10店集めて味比べしたら、チーズケーキだけはこちらのお店のを当てられないかも。
★リコッタヘーゼル370円
生クリームを使わない分、ヘルシーなのに物足りなさを感じない、パウンドケーキを上品にした雰囲気の焼きケーキ。
スポンジ全体が柔らかい、空気を含んだ生地でできてるんだけど、表面のカリッとした香ばしささえ感じる焼き上がりに対し、内側はじっとり湿っていてヘーゼルナッツの粒々とした舌触りを楽しめる、といった具合に2度美味しい。
≪ロールケーキ≫
★黒糖のロールケーキ380円
ショーウィンドウでの展示時に、この区画だけ透明なケースでさらに被われていたのだから気になって質問してみたところ、「表面が乾きやすいので…」とのこと。
それじゃあ、テイクアウトしたら即食べないとダメかな?と聞いてみたら、「箱に入ってれば、大丈夫だと思います。」とお返事。(いつものことでジップロックには入れましたけどね…。)
で。確かに、乾きやすい表面が気になるのも頷ける。
しっとりなスポンジ部分は、焼き面のみ少し硬さがあって、このサクサク感が黒糖っぽい。良い食感なんだけど、これが全体に広がったらかなり嫌だろうなぁ、と。
甘みはどちらかというとしっかり付いているんだけど、これが黒糖をふんだんに使ってある感が出ていて、さらに良かったなぁ。
生クリームは、ここならではの、質の良い基本の生に、これまた黒糖らしい香りと、サッパリ目の甘さ。
これに甘納豆…という表現で良いんだろうか?和菓子によく入っている、黒くて甘~い豆…が入っていて、黒糖とよくマッチし、飽きさせない造りになっている。
この店、こういう和風なケーキの勘も良いんだなぁ…。
★イチジクのホワイトロール380円
ショートケーキを思わせる造りのロール。
生クリームはこちら特有の、甘くて濃厚な口当たりなのに後味がさっぱりしていて、癖になるクリーム。パクパクいけちゃう。これが実に私の好みなんだ~!
スポンジはリキュール等で湿らせてあるわけではないのに、生地自体がしっとりと湿り気を帯びていて、柔らか~い。かといって全然弾力がなくなっちゃってるわけでもないんだよね…上手。
無花果は、予想以上にさっぱりなんだけど、今が旬、清水特産の無花果と、いつもの生&スポンジでトータルバランスとれた仕上げにするセンスの良さが好き。
★wa-fu-miロール320円
和三盆とキビ砂糖のロールケーキ。先日の黒糖ロール同様、透明ケースに入っていた。
黒糖ロールほどの感動はないが、ほの甘くて優しい味。こちらの方が安いしね…。
≪その他のケーキ≫
★クレームラフィネ350円
サックリとしっとりの配分が絶妙なこちらのタルトを全面に出した逸品。
ミニタルトのような、くるりと小さい丸い形が特徴的。
中にはほんのりチーズに近い香りを持つ、発酵フレッシュクリーム。しっとり、ペッタリ、そしてクリームの濃厚さを味わえる。
トップにかかったシュガーパウダーやシナモンはごく控えめで、とにかくクリームの味わいに重点を置いたケーキ。
かなりオススメ。
★サンマルク400円
味の総括は、キャラメルっぽさとチョコっぽさが融合した甘口ケーキ、かな。
キャラメリゼした表面のショリショリ感が楽しい。そのエキスを吸った薄いスポンジの層、チョコクリームの層、さらにスポンジの層と重なっている。
★クレームブリュレ340円
ショーウィンドウにあるのを選択すると、必ずその後焼いてくれる。時間が経つと残念ながらそのパリパリ感は損なわれていってしまうので、早めに食べるのが吉。個人的にはもっと焼いてくれてもいいと思う。
バニラビーンズたっっぷりのクリームは、食べた瞬間「おっ!」と思うほど濃厚。けど「す~っ」と溶けてしまうので、次のスプーン、もう1口、と味わっていくうちになくなってしまう。
★シャルロット・オ・フランボワーズ400円
上から甘酸っぱさを強調した木苺ジュレ、ふんわり甘みのついた木苺クリーム、スポンジ、チョコクリーム(!)、ビスキュイ生地の組み合わせになっている。
この、アクセントとなっているチョコが良い!通常、同名のケーキは木苺重視で、甘酸っぱさが最終的な後味になりがちだが、ビター感が入ったことで複雑な組み合わせを楽しむことができる。
もちろん、個々のパーツを別々に取っても完成度が高いことは言うまでもない。
★黒ごま
真っ黒なケーキ。最近の新作。
しっとり黒ごまスポンジ部分はなめらかな口溶けとほどよい甘さ、黒ごまの上品な香りで癖になる。
最下層には砕かれたナッツ。黒ごまと少し混ざり合いながら香ばしさをプラス。
トップには大好きな甘すぎない生クリームがたっぷり。これと黒ごまとの相性も当然素晴らしい。
甘酸っぱいブルーベリーが1粒とセルフィーユが飾られている。
新作も安定して美味しいので、恐れずに手を伸ばせる♪
≪ホール≫
★苺ショートケーキ15cm2800円
いくらでも入っちゃうふんわりスポンジに、お気に入りのさっぱり美味しい生クリーム。 トップには生の山が惜しげもなくそこかしこに築いてある。
苺は草里ほど特大ではないが、結構な大きさで、これまたあちこちに配置。今回、主役に苺は全てさらわれてしまったのだが、中層の苺を食べるだけでもその味の濃さがうかがえる。まさにオンシーズンだし。
トップには苺の他にラズベリー、ブルーベリー、チョコプレート、ハート型のホワイトチョコ、ジンジャーマン型の(ジンジャーではない)クッキー、セルフィーユが飾られている。
3000円以下でホールの苺ショートやってくれるところってあんまりないですね。
また、このお店では一般的な形だけではなく、くまさん型とか四角型とか、イレギュラーなものも手がけてくれるそうです。
それにはちょっと早めにオーダーすることと、別料金が必要です。
ちなみに、デコレーションクッキーのオーダーメイドは追加で700円かかりました。
≪クッキー≫
★バニラキッフェルン410円(8個入り)
サックリした三日月型のヘーゼルナッツ入りクッキー。
お土産にも可愛らしくて良い。
美味しいので2人くらいでお茶請けにつまむとすぐ食べきってしまうのが難点…。
★ノアゼットショコラ220円
★ミルキースティック210円
★マーブルクッキー210円
4位
1回
2009/11訪問 2009/11/18
※2009年11月
松永豆腐店 小鹿店の情報をUPしましたので、あちらの方が便利な方はどうぞ♪
※2009年11月再訪
※2009年9月再訪
お客様がおいで下さったので、出資していただいて(苦笑)、再訪です。
や、こちらの商品はいずれも低価格なんですが。
★カレーがんも<四角>250円
ここ数回通った中では初めて見た。カレー味の飛竜頭って…と好奇心に駆られて購入。例によってグリルで8分間焼いただけで食す。
具材はコーンが特徴的。
カレー味にしたことで…なのか、その他の配合も変えてあるせいか、1口食べてみると、「…この原料ってホントに大豆?」って印象。もっとずっと肉っぽくって、まさしく「雁擬き」になっている。
これは洋食好きのお子様も喜ぶし、お弁当に1片入っていたら嬉しいだろうな。
その他は定番の「まつなが」や「湯葉」、「七福がんも」をお客様に紹介がてら購入しましたが、やはりその濃厚さに喜んでいただけました。
我が家にお泊まりいただいて、一杯飲む…には欠かせないお店になりました。
今回、前回まで(あまりに皆さん路上停車されるので)気付かなかった駐車場を利用してみました。
松永より5軒先の、ごく普通の住宅の前なんですが、黄色い筆字でババーン!と表示してあってわかりやすいです。
この日も店の前には停車が常に3~4台ある状態でした。
人気が出すぎたためにお店の方が困ってしまうようなことがないよう、消費者側も協力していきたいですね。
駐車しておけば、時間を掛けて豊富なサイドメニューについて悩むだけの精神的な余裕も生まれます。
※2009年6月再訪
半月以内にリピートしてしまいました。
やっぱり、お客さんには美味しいお豆腐を食べてもらいたいじゃないですか!
★まろやか150円
「まつなが」の次に柔らかいとされるこちらの豆腐、さすがに角切りはできるけど柔らかくて、「味噌汁等に入れると溶ける恐れがあります」って注意書きがあるほど。
甘みは「まつなが」に比べると少ないけど、一般的な豆腐よりずっと旨味があるなぁ。
★ほろりもめん150円
湯豆腐に…ということでオススメを聞いたら、こちらか「絹」を推奨された。
もめんは期待通りにしっかりした歯ごたえ。きっとこれより硬いとされる「いなかもめん」は、あの見た目からするともっとごっつりなんだろうけど…。
食感は一般的な豆腐に近いが、しっかりと豆の甘みを感じることができる。
★七福がんも<丸>250円
ええと…競うように食べてしまったので7つの具(玉ねぎ、人参、昆布、ごぼう、しいたけ、れんこん、生姜)を確認するのを忘れてしまった。。。
「がんも200円」よりも、野菜分が多く、焼いただけで一品料理となる食材。
★冷ややっこスープ200円
前回、醤油だと思っていたのは、ぽん酢の様な、酸味もあるタレだった。
味ポンとは違って薄目の味付けなので、思った以上にドバッとかけて食す、という感じ。
★おから50円
先日「ためしてガッテン」でおからを取り上げていたので、「カラカラおから」を作ってみたくて、購入。
ここのおからは、普通の雪状のと違って大豆の輪切りみたいな、粗いカスも入っている。も、もしやこれが旨さのヒケツなのか…??
お店の方が、「今日はまたおからが出るんですよ~」とおっしゃっていた。恐るべし、ガッテン。
ちなみに「カラカラおから」レシピはこちら。
http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/recipe.cgi?r_id=R20090624_01
ということで、再訪してみてやっぱり良かったので、★を0.5UPします。
総括して、他の豆腐もよかったけど、やっぱり「まつなが」ははずせない不動の美味しさですね。
※2009年6月
こちらの口コミと、ブログの噂を参考に行ってきました♪
なんと場所が、お気に入りのAtelier L'heure Gourmandeと同じ御門台商店街。
ケーキのついでに…くらいの気軽な気持ちで寄ってみました。
豆腐屋って、結構町の噂で聞くじゃないですか。「あの店、美味しくて評判だよ」って。そう言われれば大抵買いに行っちゃう私なんですけど、その期待に応えてもらったことはあまりなくて。。。だから今回はあまり気負わずに、mokeke9さんの紹介通りにオススメ一通り買ってみました…が、ホントに良かった!迷わず、必ずリピート候補に入りました。よい店を教えてくださってありがとうございます!
★豆腐(まつなが)180円
こちらの豆腐は、全てパックに入っており、店頭に小さな水槽が一列に並んでいる。
「いなかもめん」「ほろりもめん」「絹」「まろやか」「まつなが」の5種類が、分かりやすいように「硬い→柔らかい」順になっていて、硬い方は煮物や湯豆腐向き、柔らかい方が甘くて冷や奴向けなんだそう。
大豆の甘みを求めていたので、迷わず最右の「まつなが」を選択。
ジョニー系の、パンナコッタと見まごうばかりの柔らかさなので、冷や奴として角切りにするにはちと厳しいかも、という触感。
豆腐を取り出しついでにパックに残った汁を一なめしてみると…あま~い!
汁から期待したとおり、豆の甘みが活きた濃厚な豆腐で大満足♪ジョニーより濃厚なのに、ジョニーより安価とはこれいかに。
★がんもどき2枚入り<四角>200円
人参、昆布が入ったシンプルながんも。
当然豆腐はシッカリしたもので、でも甘みが十分にあり、表面がまんべんなくきつね色に揚がっている。
煮込んでしまってはこちらの味が活きないから…と、焼いてみた。生姜醤油を付けようと思っていたが、岩塩ONLYでもナカナカいける。
★がんもどき(海鮮)2枚入り<三角>250円
同値段の七福がんも<丸>と迷い、「新発売」との肩書きに惹かれてこちらを購入。
通常のがんもどきに、いかげそ、桜エビ、生姜が追加されていて、よりアミノ酸の旨味たっぷりになっている。
★湯葉500円
しっかりロール状に巻いた湯葉が3ロール入っている。
この価格…高っ!と思っていたけど、出してみると結構な分量。1人1ロールで十分に楽しめる。
定番の山葵醤油で…と思っていたけど、あいにく、生山葵が家にない。この味をチューブ山葵でいただくのはもったいなさすぎる、とやっぱり岩塩をガリガリして食した。旨々。
湯葉本体の弾力と柔らかさのバランス、香りもさることながら、その周囲に残った汁(またか…)のすごいこと。
これでまた別の豆腐ができちゃうんじゃないか…ってくらい濃厚でトロトロ。例えるなら、柔らか杏仁豆腐か、とろけるプリンみたいな…。
★豆乳120円
少々頼りないビニールパックに入った豆乳は、開封してみると…ジャバジャバ流れ出てこないんですけど。。。
前述の、湯葉の周囲に溜まっていた汁をそのままつめこんだような、とろけるプリン状の半固形豆乳。
豆乳鍋に入れようと思って購入したので強行したんだけど、これはせっかくの濃い味が薄まっちゃうのがもったいなかったねぇ。投入前にそのままスプーンで掬っていただいたのが、一番正解の食べ方だったかも。
黒蜜とかあったらデザートにもいいかもしれない。今度試してみよう。
夕方にこの付近を通りかかったのは初めてだったんですが、この商店街って結構繁盛していますね。雨の日だったので、往来は一時停車する車でいっぱいで、ウィンカーの出し所を迷うくらい。
この豆腐店も客の出入りが激しくて、常連さんは一瞬でお目当てのものをゲットして出て行くんです。でも各お客さんに店員さんが「雨、まいっちゃいますね」「でも明日は晴れるみたいですね」と明るく声を掛けていたのが印象的でした。
賞味期限は、全ての商品が当日含め3日だそうで、お会計時に、その旨のメモを入れてもらいました。
何人かの常連さんはお醤油も買っていっていたのですが、それは実際に食してみたら納得。これは家にいい醤油、山葵のあること前提で再購入したいですね~。
そうそう、レジ横には何種類かの塩(ゆず塩とか)が3色セットで売っていて、これもまた、こちらの豆腐をシンプルに味わえる良い方法だと思います。
この店、味は上々なクセにお値段は普通の豆腐店並みとお安いんですが、さらに水曜日は全品10円OFFなんだそうです。次回訪問するならぜひ狙っていきたい…。
まだ1回の訪問な上、肝心の豆腐を1種類しか食べていないので☆4とさせていただきましたが、色々試してみてから評価を上げるかも…そんな期待のもてるお店に出会えました♪
5位
1回
2011/04訪問 2013/04/29
※2011年4月再訪--------------------------------
4月始めにキャトルエピスを訪問して知った4/24のイベントがどうしても気になって、1ヶ月以内に再訪。
オープンの時間には駐車場は大通りまで待ちが出来るほどの混み具合で、露店の品も飛ぶように売れていきます。
キャトルエピスで購入したのは、以下のものです。
★キッシュ400円
バカ旨!とろけるホワイトソースとチーズがからみ、サックサクの柔らかタルト生地と合う合う~。ケーキ店の作るキッシュは予想通り旨い。
★クレープ(いちごとホワイトチョコ、マンゴーとココナッツ)各400円
その場で焼いてくれたクレープ生地に、カスタードクリームを渦状に広げる。
フルーツを載せて、チョコやナッツペーストを一文字に絞り出し、四角柱に巻いていく。
★アイスコーヒー450円
★ホワイトココア550円
他にGUCHIPANのパン(タルティーヌ、さつまいもパイ)とか、KICHI TO NARUの総菜(カレー、バーニャカウダー、コロッケ)とか購入し、イートインしました。
どこのも美味しくて幸せでした~♪
席はパッと見すごく空いてるんだけども、座れるまで結構時間が掛かるので、温かい品は席を取ってから注文した方がいいです。
※2011年4月再訪--------------------------------
★春みかんとホワイトチョコレート580円
はるみと…八朔?甘味の強いみかんと、やや酸味を残したみかんの2種類の組み合わせ。
ホワイトチョコの層は、しっとりとミカン果汁で湿ったスポンジの下に薄くあって、決してしつこくない。
その下にバニラビーンズたっぷりのさっぱりカスタードクリーム、しょっぱささえ感じるあっさりタルト、と全体があっさり、さっぱりな印象。
★レアチーズ?500円
ヨーグルトと思えるくらいの酸味が残るレアチーズは、クリーミィ。
胡桃グラッセがトップと、最下層に砕かれて敷き詰められていて、単調なチーズクリームのアクセントとなっている。
※2010年12月再訪--------------------------------
★キャトルエピスシフォン480円
ふわっとしたシフォンケーキは、キャトルエピス(4つのスパイス)の名にふさわしく、甘香ばしいエスニックお菓子風味。推測ではシナモンとかクローブとか入ってると思う。
掛かっている薄茶色ソースは、キャラメルかメープルシロップを想像していたら全く違って、かなり甘酸っぱい。クリームに混ぜ込まれているプルーンをソース状にしたみたい。この意外なシロップが、きわものであるエスニックシフォンとよく合う。
トップに差してあるクッキーが、ケークサレのようなしょっぱさで、例えるならパルメザンチーズのようなしょっぱ香ばしい感じが心地よい。
キャトルエピスのケーキ類が好きで、フツーのシフォンケーキは食べ飽きている、という人には是非お勧めしたい、いろんな意味でレベルの高いシフォンだ。
★ベリータルト580円
冬季の新商品。
しっかり甘いブルーベリーと、バランスの取れた小粒苺がフレッシュでよい。
さっくりタルトは甘さ控えめのクッキー生地。
メインとなる土台がババロア、というのがタルトにしては斬新なのだけど、このミルキーとろとろなババロアもまたよい!緩い杏仁豆腐が好きな人はきっと喜びそう。間にある濃い層はカスタード…だったけかな?
※2010年6月再訪--------------------------------
由比に行った帰りに、「エピッちゃう?」と急遽プチ贅沢を提案されました。
プチなので、あくまでも控えめに。
以前から気になっていたシュークリームにも挑戦しました。
★チーズとブルーベリーのミルクレープ580円
20層も丁寧に重ねられた薄甘クレープ生地の間には、コクのあるチーズクリームと、ブルーベリーの甘酸っぱい果実が。
崩れやすそうなこの手のケーキだが、弾力のある生地とチーズの質感に支えられて、想像以上に力強く立っていて比較的食べやすい。
公式サイトの写真ほど表面に焼き色はついていないが、こういう色白美人なクレープもまたよし、と思える。
★watama200円
和三盆の上品な甘さが香る、とろ~りクリームの詰まったシュークリーム。
焼きあげた香ばしい薫りが特徴的な皮は、思ったより厚め。
こういう組み合わせもありだと思うし、このお店のケーキ類の中では破格の安さだけど、冷静になって考えてみると、市内にはもっと安価でシューマン、シェ・ヒロという2大シュークリーム高評価店があるから厳しいかも。
※2010年1月再訪--------------------------------
もう1つのお気に入りケーキ店Atelier L'heure Gourmandeが月曜定休だったため、誕生日ケーキは必然と年中無休のキャトルエピスに決定しました♪
★saita2500円
ホール12cmのミニショートケーキ。
基本の構成は苺のショートケーキと同じ。
前回気になっていたオンシーズンの苺は、冬でも夏と同じ感じのもの。苺ジャムも健在だったから、ここのはジャム+苺の組み合わせのためにあえて甘みの少ない種類を使用しているのかも。
トップには苺の他に、ラズベリー、ブルーベリー、グズベリーと、マシュマロのピンクの絞り出し、サクッとした薄甘酸っぱいメレンゲの花が飾ってある。
こちらのお店、1ピースは580円が普通なので、ホールで2500円12cmなら、大きさとしては妥当。
生クリーム等パーツのできが良いことはもちろん、トップのデコレーションも一部にグッと寄せてあるため、少ないながらもちょっとした華やかさを演出できている。
大きさは3人前となっているので、少人数で記念日に、美味しい当日のうちに食べ切るには丁度良いサイズだと思う。
このお店も365日休まないわけではなく、今年の正月休みは1/5~9でした。
そのせいか、慌てて休み明けに翌日の予約を入れるハメになってヒヤヒヤしたのですが、サラッとOKでした。
小規模経営店ではないので材料にも余裕があるのかもしれません。もっと急なオーダーも可能だとするとありがたいですね。
※2009年7月再訪--------------------------------
ちょっと贅沢にケーキを食べたくなって再訪しました♪
この日はイベントDAYで、イートインスペースは立ち入り不可だったのですが、テイクアウトはOKとのことでありがたかったです。
心なしか前回よりラインナップが少ないような…でも十分に迷うだけの種類がありました。
★キャトルエピスチーズケーキ580円
ほのかな酸味の利いた口溶けのよいプレーン部分と、シナモンの香りのする茶色味がかった中央部分と、2色の構造で、どちらも素晴らしい。
さらにしっとりざっくりのスポンジと、クリスピーを甘く固めた土台部分が独創的。
トップにホワイトチョコレートの滴が3粒散らしてあるのも意外だが、全ての組み合わせにおいて相性が良いのが不思議だ。
店名を冠したレアチーズケーキはさすがである。
夏ショコラ550円が、このケーキと双子のように色違いなのが、ユーモアを感じさせてくれる。
★桃のタルト580円
メロンと構造的には同じ。
完熟の桃、シロップたっぷりのぐっしょりスポンジ、パイ状のタルト生地、少しの生クリーム。
トップにクセの強くないママレードが散らしてあるのが珍しい。
個々のパーツもトータルの合わせ技も、素敵すぎる。
★苺のショートケーキ580円
生クリームの質は、予想通り高い。上にふんわりシュガーパウダーが掛かっているのも良い。
トップに飾ってある硬めのマシュマロが苺味で、凝っている。
中間層の苺と生クリームの層の直下に苺ジャムがあるのが、甘さにアクセントを加えていて好印象。
トップの苺が酸っぱくて硬く、味が薄かったのが残念だが、それ以外は洋菓子好きにはたまらない、高い完成度。
今度は苺の季節にリピートしてみたい。
★熊本産和栗モンブラン420円
表面は甘さのしっかりしたマロンクリーム。
中央には硬めの生クリームと、熊本産和栗の渋皮煮が1つ。
その下に、チョコでコーティングされたメレンゲが敷いてあるのが変わっている。
変わっているが、モンブランに関してだけは、個人的には静岡GARDEN CAFE LIFETIME、東京テスタロッサカフェ 駒形店のスペシャルに軍配かな。厳しくてスミマセン。
前回、ケーキが1種類だったからさして気に留めなかったのだと思いますが、包装時に、ケーキは下と周囲を茶色のパラフィン紙で覆われます。
よって、見た目とってもお洒落なんですが、透明セロファンと違って、写真に撮りにくい…
紙をはがすときにどうしても断面がくずれてしまうのは、ご容赦ください。。。
※2009年6月----------------------------------
行ってきました、quatre epice静岡店♪
富士店、富士宮店の口コミを見た時から気になっていたこのお店、静岡に支店ができたと聞いて、ずっと機会をうかがっていました。
しかし、現静岡市とはいえ、清水中心部にほど近いこのお店、何かのついでに行くにしてもちと遠いんですよね…。
お値段もそれなり、とのこともあって、相方がナカナカ出渋っていたので、鬼の居ぬ間に行ってきちゃいました。へへ~♪
★なめらかプリン370円
他支店の口コミでも評価の高かったこちら、フルーツがたっぷりで、店頭に並んでいる時から「買って」オーラを放っていた。
美しいフルーツ達は苺3/2個、キウイ3片、マンゴー3片にブルーベリー2粒と、豪華。
そのいずれも甘みや酸味がしっかりとした、個性のしっかり出た果物で、プリンを食べ進めていく上で、丁度良いアクセントとなっている。
フルーツ上には甘酸っぱいゼリー、プリン上にはゆるい生クリームがかかっているが、そのどちらも単独で味を見極めるにはごく少量。お洒落&ちょっとした風味変化くらいの立場だろうか。
しかし、こういう控えめなワンポイントが加えられている洋菓子は、お値段が張ってもしょうがないんじゃないかという気にさせる、にくい奴。
★メロンのタルト580円
普通初訪問のお店ではイチゴショートを選ぶ我が家だが、今回はショーウィンドウのメロンに一発でノックアウトされてしまった。
イチゴショートで580円だと勇気のいる価格だが、メロンだったらQu'il fait bonの1300円という前例があることだし…。
メロンの品種については説明されていなかったので、あまり大きな期待はせず1口ほおばったが、充分ジューシィーで甘みも丁度良い。しかも、1片がドーンと大きいのだ!
タルト生地は層状、サクサクのパイ系。しかし、この生地…チーズのような、香ばしい香りがとてつもなく好みなんだけど…!!!
そして面白い構造として、メロン-カスタード-スポンジ-タルトっていう造りになっているのに初めて出会った。
これがまた良い!!
スポンジにメロンの香りが移ったシロップがぐしょっと含まれているのが…たまらん!!
それが上手いことタルトには染みこまずに、双方の食感は維持しつつも味と香りはハーモニーを奏でる。
他のタルトも個々にこういった工夫がされているんだろうか…見た目、メロンとその他のタルト達は あまり似ていなかったように思うので…他のタルトにも是非挑戦したい!
他のブログでも紹介されているように、と・に・か・くオシャレに重点を置いたお店です。
白黒を基調とした箱形の外観や、エントランスの木製扉もさることながら、入店すると10m近いショーウィンドウにホールケーキが一列に並んでいるのが圧巻でした♪
どのケーキもお高いけど、説明書きを読んでいると購入したくなってしまう…。
基本の種類はフルーツ系のタルトで、店のコンセプトといい、Qu'il fait bonを彷彿とさせる、というのは各ブログで承知済みの知識でしたが、スパイスの利いたチーズケーキ580円や、新作の和三盆シュークリーム200円、期間限定販売のズッキーニのロールケーキ、などこの店ならではの商品もあるようなので…もっと近くに住んでいたならお値段にもだえながら通ってしまうかも…。
今のところ、期待を裏切らない味を提供してくれるこちら、今回のチョイスだったらお値段なりだと感じるけど、やっぱり他の種類は割高なんじゃないかな~、という心配があります。
お店の雰囲気は、コンセプトからして子連れにはキビシイかな、と恐れていましたが、入り口も通路も、ベビーカーが難なく通れ、お店の方も親しげに接してくれました。
そもそも母の日、父の日に合わせて子供向けのお菓子作り教室があったくらいなので、子連れイートインも大丈夫そうです。
場所が、ちょっとわかりづらい所にあります。
静岡から国1を走ると、90℃右に曲がる交差点がありますよね?そこを過ぎたらローソンを左折、と覚えていくと間違いはないかな。
6位
1回
2009/02訪問 2010/07/13
■2010年7月1日~8月2日夏期休業■ ←留守電情報
※2010年4月再訪--------------------------------
前回気に入った三穀以外を挑戦しに訪問しました。
皆さんの情報を元に、電話予約も検討したのですが、「ま…10時頃には着きそうだし、なんといっても雨が降っているし、大丈夫でしょ」と楽観視していたのがいけませんでした。
10時2分到着の時点で、列は10人ほど。もちろん軒下には並び切らなくて、傘の列が隣家の方まで伸びています。
しかも、前に並んでいる方の中で10斤近く購入する方が2人いて、私の3人前でレーズン食パンは終わっていまいました。
午前中に沢山買っても、午後の予約を更にしていく方もいるんです。
そして並んでいるうちに、「これは何の行列ですか?」「美味しい食パン屋さんなんですって。」と並ぶ人が更に増え、私の後ろにも10人…みなさん、こんなに天気悪い日に長蛇の列作らなくっても…って私もか(笑)。
そりゃ~、あっという間になくなっちゃうよなぁ。。。
★角食パン410円
他のパンよりも圧倒的に黄色味がかった、このお店で最高価格の品。
それに見合った、蜂蜜のリッチな風味が味わえる。
食パンとしてはかなり甘い口当たりで子どもに人気なのも頷けるが、菓子パンと言う程には甘すぎず、上品。
一番気に入ったのは、細かい気泡がたくさん入った、さっくりとしたミミ。四辺あるミミの中でも底の部分の一辺。艶っぽさの出てる三穀や角と違って、糖分が多いために甘食のような特徴があって、面白いと思う。
このパンは何も塗らないでいただくのがベストかな。
★山型食パン280円
しっとり柔らかい食感の、基本の食パン。
三穀や角に比べると他の味を追加していない分、シンプルに小麦の香りを追究したかんじ。
今回までに試した3種類のパン、含まれている素材の割合はかなり違うと思うのですが、いずれも同程度に"しっとり"な食感に仕上がっているところがさすがです。
この日は、三穀は「焼きたてなので、カットできませんが」と1斤まるごと売りをしていました。
対して角や山型はほの暖かいものの窯出しすぐ、というほどではないけれど、袋の口は開けてくれていて、やっぱり車内は幸せな香りで包まれました♪そして案の定、つまみ食い…。
翌日食べても美味しいけれど、せっかく焼きたてor超焼きたてを出してくれるお店なので、車内食ぐらいの勢いですぐに食べるのがやはり最高だと思います。時間が経つとどんどんひしゃげてきてしまいますから!
トーストする場合には、並まで焼いてしまわないよう、ご注意ください。ほ~んの少し、がポイントのようです。
電話予約は、前日から受付してくれるそうです。
※2009年2月--------------------------------
北街道から城北公園に向かう途中、ひっきりなしに人が訪れる一角に遭遇しました。
あまりに気になったため、当分贅沢禁止の誓いを易々と破り、購入してしまいました。
日中、早い時間帯にこの通りを通ることがなく、こんなところにパン屋さんがあるなんて知らなかったのですが、実はあちこちのブログで紹介されていて、人気のパン屋さんなんですね。
メニューは以下の通り
●山型食パン280円
卵・乳製品不使用
●三穀食パン360円
ライ麦、ハト麦、発芽玄米が入った、もちもちした食パン
●角食パン410円
卵・乳製品不使用
ハチミツがたっぷり入った甘めの食パン
●レーズン食パン420円
卵・乳製品不使用
★三穀食パン360円 6枚切りで購入。
購入は1斤からで、その場でカットしてくれるので何枚切りか指定できる。
ビニールに入れられるが、熱を逃がすように口は大きく開いた状態なので、家に帰るまでの間、車内がパン屋になってしまったかのような香りで我慢できない。じゅる~っ。
食パンは予想以上にしっとり柔らかい。水分をたっぷり含んで重く、取り出す時に自重でクテ~ッとたわみ、指の跡が付いてしまうくらい。耳もしっとりふんにゃりしている。
大きな気泡がたくさん含まれているのだが、生地の部分は綿のように細やか。
ひたすら柔らかいのに、噛んでいくと謳い文句にあるようにモッチリした食感も湧いてくるのが不思議だ。
卵やバターの香りはせず、ひたすら小麦粉の香りと甘みを強調した造り。
中の雑穀、特に発芽玄米はコリコリと硬く、よいアクセントとなっている。
翌日、軽くトースト+カルピスバターで食す。
ん~♪小麦の香りがふんわりと増して美味しい…。柔らかさを追求するには、温めないとか蒸した方がいいのかとか迷いましたが、焼き直してもチクチクした感じが出なく、しっとり感も残していて、やっぱりよかった!
これはかなりの好印象…
食パンを中心に売り出している感じとか、焼き上げたそばからささ~っと列ができて売り切れちゃう感じとか、窯出し直売でメニュー数が少なく、よくあるパン屋とは違って窓口で注文する感じとか、東京のペリカンを彷彿させるんだけど、こっちの方がずっと洗練されている。
こりゃ~いいわ。。。
時間の都合をつけるのが難しいですが、近いうちにぜひリベンジしたいお店になりました。
お店の方も忙しいのににこやかで丁寧に応対してくれ、気持ちよかったです。
※メモ<平日>
10時ちょい過ぎの時点で山型食パンは売り切れ。
11時半で全て売り切れ、次回は13:30焼き上がりですとの看板が。
定休日は、土日月を中心とした週2日休みが多いが、それ以外もあり、法則性を見い出せず。
7位
1回
2009/04訪問 2009/05/13
バスティマ米なのか、バスマティ米なのか、それが問題…ではない。
おやつんさんのオススメである、こちらのお店に行ってみました。
場所は新宿五丁目…都営大江戸線にはあんまり縁がないのですが、聞き覚えがあると思ったら、以前友人が住んでいた場所でした。
迷いやすいとの他レビューを読んで戦々恐々としていましたが、なんということもなく辿り着いてしまいました。
A1を出ること、新宿方面に向かうこと、はらだ薬局を左折することをたたき込んでおけば、方向音痴でなければ問題ないです。
平日ランチメニューは以下の通り。
これが全てで、他のものを注文できる雰囲気ではなさそう。
①シンプルカリーセット750円
(カリー1種、ライス、サラダ)
②パロタセット850円
(カリー1種、パロタ、半ライス、サラダ)
③チキンカリーセット880円
(インド米のサフランライス、チキンとやさいの炒めカリー、サラダ)
④チャーハンセット880円
(インド米チャーハン、やさいの炒めもの、サラダ)
※①②のカリーはチキン、キーマ、豆とやさい、マメカリーからチョイス。
※ライス大盛り70円、インド米大盛り150円
※セットドリンク…
チャイ100円
コーヒー100円
ラッシー180円
マンゴーラッシー200円
★パロタセット850円
サラダは、ルッコラ、レタス、キャベツのありふれた見た目。そんで通常の胡麻ドレッシングかと思いきや、何かほわんと香る…当日帰宅するまでに忘れてしまったのだが…その時点でちょっとフツウじゃない。
パロタは、ナンの、パリサクッと焼けた表面だけを寄せ集めたような…でも中の方はちょっともちっとしていて、甘みがあって美味しい。
半ライスは、日本米。この日本米とキーマ、サラダだけの写真だったら、どこのOL向けカフェに来たかと思っちゃうような、小洒落た感じ。
でもキーマがまた凄い。
鶏挽肉がたっぷり、ごろごろ。1口食べると甘口にも感じるくらい優しい口当たりとコクなんだけど、段々辛味が増してきて、「や、これ意外に辛いよー」とかいいつつ、ごはんもパロタも止まらない~!!
★チキンカリーセット880円
サラダは同上。
トマトチキンには塊のチキンがゴロッと2つと、柔らかく煮込んだ玉ねぎ、ピーマン。
ややっ、このチキンがまたまた旨~い!!
しっかり煮込んで柔らかいのにこのジューシィさはなんだろう…。これはリピート必須。
確かにこれだけチキンの扱いが上手いと、カレーセットでチキンを支持する人の多さも頷ける。
全体的にはトマトペースト重視で、パスタにもかかりそうな甘めの仕上がりになっているんだけど、ほんのりピリッと後から来る。でもこれなら子供でもごはんに絡めれば大丈夫そう。
サフランライスは、黄色いサフラン控えめだけど、それ以外の香辛料も入っているので調和がいい。クミンシードが見え隠れして、時々プチッと当たるのが心地よい。
食感はパラパラッとしてるんだけど水分もあって、タイ米のような臭みはなく、逆に甘みや香りが楽しくて、トマトソースとの相性も良い。ほほう、これがバスティマ米なのか~。
(検索すると「バスティマ」「バスマティ」両方がひっとするんですが、どちらなんでしょうか…)
★マンゴーラッシー200円
マンゴーの香りが漂う、甘口ラッシー。かといってさほど甘過ぎもせず、冷たいのでこれくらいがいいかな。
★チャイ100円
シナモンの香りはほとんどしない、マイルドな口当たり。紅茶よりもミルクに近い感じで優しい。
他口コミ、ブログ等を読み込んで、頭でっかちな状態で訪問してしまいました。
どの料理も美味しそうに思えて、「どうしよう、あれも注文したい、これも気になる」と寸前まで思っていたのに、いざ入店してみたら平日昼には4種類のメニューしかないことがわかり、選択肢が少なくてかえって悩まずに済みました。
価格もリーズナブルで、このお店の端的に良いところをつまみ食いできた気分です。
子連れOKとのことでしたが、不安だったので事前に小さい子OKのマイルドメニューがあるか、と席の予約を兼ねて電話を入れました。
平日ランチ、11:30~入店したのでのんびり過ごせました。
店はラーメン屋くらいの面積しかないので、ベビーカーはさすがに入りません。
12時をちょっと過ぎると近所のサラリーマンやOLが続々と来店するので、それまでに退散するとよいでしょう。
駅からの道はさして大変ではないですが、いかんせん、新宿五丁目が遠い…ので迷うところですが、交通費を払ってでも再訪したいお店の1つにはなりました。
夜になるとメニューは格段に増えるようですが、休日昼はどうなんでしょうか?休日になると子連れは難しいのかな??次回までに情報を仕入れてから伺いたいと思います。
8位
1回
2011/05訪問 2012/03/20
※2011年5月再訪--------------------------------
※2010年12月再訪--------------------------------
地域情報紙すろーらいふに、ひっそりと載っていたので行きたくなりました。
どこって?コーヒーのページですよ。よく見てみてください。控えめなマスターらしさが現れています。
混んで大変になるからあまり宣伝したくないのだそうです。
★ブラジルサントスNo.2 350円
★クレームラフィネ400円
★林檎のミルリトン400円
※2010年4月再訪--------------------------------
開店記念週間(4/7~12)に行ってきました♪
●コーヒー350→200円
・クレセント
・マイルド
・カリビアン
・日替わり
●ケーキセット150円引き
●コーヒーチケット
11枚綴り3500→3000円
パッと見、指定のコーヒーしかお買い得になってはいないかの様ですが、いつもケーキセットを頼む我が家としては、結局どんなコーヒーでも150円引きになってしまう、お得な週間です。
コーヒーチケットをこの時期か、移転記念週間(12月冒頭)に買い込んで1年使う…といった具合です。
この週間には、店側も相当な客数を見込んでいるためか、ケーキの入荷数と種類も多くて、選択肢が増えるのも嬉しいことの1つです。
★レアチーズケーキ400円
コーヒーはいつものだったが、今回は珍しく入っていたチーズケーキを選択。
クレームラフィネ程コクこってり濃厚ではなく、甘みはある程度あって、酸味もほんのりあるという、女性的な品。
※2010年2月再訪--------------------------------
★コロンビア・スプレモ350円
苦み◎なコーヒーだが、すっきりとした味わい。
★ミルク(ホット)300円
真っ白な泡をふわ~っとたててくれた、「THE・喫茶店のミルク」。
この泡のおかげでいつまでも温かくて、冬にはぴったりの1品。
※2009年9月再訪(2回目、3回目)--------------------------------
こちらのお店、名前がクレセント=三日月なのに、定休日が満月&火曜日なんです。
「三日月よりも満月の方がわかりやすいからかな~」と勝手に納得してましたが、実際は、オーナーさんのお名前から決めたのだ…とは、先日のラジオ情報です。
こちらのブレンドは5種類。焙煎濃度上位3つは以下の通り。
★アフリカンブレンド500円
コーヒー独特の苦みがしっかりあるが、キツイ感じではなく、後で甘さに変わるような深い味わい。
「クリーム付けますか?」と聞かれたのでお願いすると、少し甘みの加わった7分立てホイップを出してもらえた。
★クレセントブレンド350円
クレセントはこの店の基本で、トーストセットに付くのはこちら。
この店のカップはいつも違う種類が出てきてそれもまた楽しみなのだが、今回のクレセントブレンドのは、クリームカップまでセットの変わったゆがんだ形で、可愛らしかった♪
★マイルドブレンド350円
上記2つとと比べるとマイルドは、本当にマイルド~(笑)。
これでこの薄さだと、ソフトやカリビアンはいかほどかと考えてしまう。
毎日コーヒーを飲む知人は、いずれのブレンドも良い香りが楽しめるが、濃厚なアフリカンが一番好き、とのことだった。
今回注文したケーキは以下の通り。
前回、水曜午前中にお伺いしたときはケーキが品切れだった。
多分Atelier L'heure Gourmandeが月曜休みで、こちらが火曜休みだからだと思う。入荷は午後になることが多いんだって。
他にもケーキ楽しみに来ていたお客さんがいて、「え~っ」って言ってるのが聞こえた。ここのケーキを好きになってくれる人が増えて、なんだかうれしい。
★バナナとココナッツのタルト400円
初めて見た品で、とても気に入った。
バナナの自然な甘さとココナッツの歯ざわり、サクサククッキー生地の歯ごたえが絶妙♪
★黒糖のロールケーキ400円
Atelier L'heure Gourmandeでもお気に入りの品。詳細はあちらで。
★カボチャのタルト400円
カボチャ本来の甘みを活かした、さっぱりした味わい。
今回はたまたまハロウィンの季節だけど、年中商品。
※2009年9月再訪(1回目)--------------------------------
自家焙煎で、豆をマスター本人が選って淹れるって、こちらのお店が自分の出発点なので当たり前のことだと思っていたのですが、他店ではそうでもないんですねぇ。
せっかくの久々再訪なので、いつもとは違うコーヒーをオーダーしようと、悩み抜きました。
★インディアA.P.A350円
コク◎表示だが、マスターに言わせると、少し酸味がありますよ。とのことだった。
けれど、あまり気にならなかった。
丁寧に淹れられたコーヒーは、猫舌の私にも熱すぎず、良い香り。
★チョコレートケーキ400円
いつものことながら、甘すぎないチョコが素敵。
下層のクリームにはマロンが入っていて、少しだけ贅沢な、上品な香りをプラスしてくれる。
10時開店直後に入店したら1組目でしたが、そこは土曜日、11時までには次々と来客があり、あっという間に全てのテーブルが埋まりました。
始めはマスターが応対してくださいましたが、すぐに奥様も出てこられて、あうんの呼吸で手早くオーダーが消化されていきました。
※2008年10月再訪--------------------------------
久々の訪問です。なので今回もお気に入りのコーヒーとケーキにしました♪
★ハニーコールド500円
★カラメルクリームのケーキ400円
コーヒーチケットを使ったので、実際払ったのが550円で財布は痛くない♪…気がします。
10月でハロウィンな店先、店内グッズでした。けどそこは珈琲屋、他の可愛い系のケーキ屋さんよりはぐっと控えめで、大人な(ある意味心は少年、みたいな?)雰囲気でした。
※2007年9月以前--------------------------------
幼少の頃から通っている喫茶店です。
以前は花to実の位置にあり、2階でミニコンサートなども行っていましたが、数年前にお向かいに移転新築しました。
■DRINK
各種350~600円。
紅茶やココア500円もあるが、ここではコーヒーを楽しみたい。
コーヒーは十何種類と多すぎて(ケニアメタメタAA350円、インディアンAPA350円、ブルーマウンテン600円等。)全て試してみたことはないが、メニュー表に詳しく説明が書かれてあって、初心者でも選びやすくなっている。
おすすめはハニーコールド500円。たっぷりの氷の上に目の前で注いでくれる、蜂蜜の香り豊かなコーヒー。「その、鍋に残っている残りを下さい!!」といつも心の中で思ってしまう。夏はこればっかり。
コーヒーには一枚350円分のコーヒーチケットがあり、レジでキープしておいてくれるので便利。3500円で11枚。
■FOOD
ケーキは清水草薙一里山にある小さなケーキ店、Atelier L'heure Gourmandeからの出品で、生クリームやチョコ、カラメルクリームが絶妙に私の好みそのもの。
クレセントでは一律400円で提供される。
トーストセット700円<トースト+卵のココット(卵&トマトソース)+コッホシンケン(ハムの野菜マリネ添え)+コーヒー>もとても美味。小腹が空いているときは頼んでみてほしい。
飲食物が美味しいのはもちろん、ここは店の雰囲気もいいんです。
コーヒーカップや雑誌、音楽が充実しているのは基本ですが、パズルゲームや仕掛け絵本、おもちゃ(?)が面白いんです。大きいテーブルは意図的して時節ごとに雑貨を変えているようです。愛地球博の時期には万華鏡が何種類も置いてあったり、10月はハロウィン仕様だったり。あとは、クレセントという名前があることから、月関係の小物も多い気がします。(目立ちにくい看板も月だし、満月の日は定休日だし!)
私的一番のお気に入りは壁に掛かったゼンマイ式のカモメのおもちゃです。歯車で不思議な動きを見せてくれます。元値がとても高くてあまり起動させたくないらしく、見せるときはマスターも渋々(でもちょっぴり自慢げ)といった様子です。見たい方は、クレセントに通い、マスターと仲良くなって下さい。
新しいお店になって駐車台数も増え(それでも満車のことがままありますが)、スロープもついて車いすやベビーカーも行きやすくなりました。
残念なことといえば、昔ながらの喫茶店的に、喫煙OKなことぐらいでしょうか。
9位
1回
2013/01訪問 2013/02/05
金の葡萄Raisin D'orという名前のこちらのお店、何度か再訪しています。
最初は何かの打ち上げ会で利用しました。当時は幹事さんの紹介でしたが、改めて調べてみると、「目利きのシェフが焼津港で直接仕入れる新鮮な魚介」が謳い文句のようです。
ランチのメニューは以下の通りで、これが全て。
他にアラカルトとかオーダーはできないそうです。
A.E.と、デザートオプションをお願いしました。
A.牛肉のステーキ1520円
B.若鶏の野菜煮込み1220円
C.鮮魚のポワレ1300円
D.仔牛のクリーム煮込み1400円
E.帆立貝のソテー1520円
(スープ サラダ パン コーヒー 又は 紅茶付)
オードブル+680円
デザート+230円
ビール540円
グラスワイン450円
☆人参のスープ
濃厚なクリームスープといった感じで、少しクローブのような、独特の甘い香りもする。
言われてみないとわからないくらい、ほんのりとオレンジ色、ほんのりと人参の甘み。
☆帆立貝のソテー(1520円ランチ内)
今日は帆立貝とイシモチだそうで、チョイス。
表面に歯ごたえが出る程度に丁度よく焼き上げられた3個の帆立は、少しだけ酸味のあるサラッとしたクリームソースにトマトピューレが混ざって変化のある味付け。
ホロッと崩れるくらいの柔らかめにソテーされたイシモチは、まったり濃厚な、乳分の強いクリームソース。
西焼津ボン・コラージュや静岡リオンドールのような、高級フレンチの濃厚クリームソースとは違うが、2つのソースを使い分けているところが面白いし、全体にアサツキが散らしてあるのもシャキッとして、これはこれで、合う。
いずれも、こちらのお店のフィッシュのレベルの高さをうかがわせる、素敵な品だった。
付け合わせはほうれん草に若干ベーコンの入ったソテー。火の通った野菜はこれのみだが、結構な量。
☆牛肉のステーキ(1520円ランチ内)
フィッシュをウリにしているお店ですが、このミートも素晴らしい。
注文を受けてから、大きなブロックから切り出してくれる。大きさにもよるが、2枚だったり、1枚の広いものだったり。薄めながらもかなりボリューミー。
熱々で提供されたビーフは、表面がカリッとした焼き上がりで香ばしく、中心部分は美しく柔らかいレアに仕上がっていて、2度楽しめる。
長年同じメニューでランチを提供してきただけあって、1cm程度の厚みのステーキを絶妙に焼き上げるタイミングを熟知している。
ソースはやや甘酸っぱい。バルサミコ酢に粗挽きマスタードを加えた独特なもので、老舗洋食屋のデミや本格的フレンチのグレイビーを期待してしまうと、このビストロっぽさが気になる人もいるかと思うが、私はよい味付けだったと思う。
付け合わせはフィッシュと同様のほうれん草と、じゃがいものミルフィーユ。カリッとしたポテトの表面が香ばしくて美味しい。
☆パン
メインと同時に提供されるフランスパン2切れ。というか、メインの大きなお皿に一緒に載ってくる、珍しいスタイルだ。(おかげで写真が少なくて済んだ…)
奥様が直前に袋からだし、カットしてオーブンで温めて出してくれるので、表面はカリッと、中は温かく、柔らか。
おかわりも快く出してくれる。
☆サラダ
オーダーを受けてから奥様が和えてくださるサラダは、ランチらしい簡素な生野菜サラダ。しかし人参やキュウリが激細でカットされている。
味付けは少しのバルサミコとオリーブオイルでさっぱり味。以前は薄味と感じたが、直近の訪問では気にならなかった。
☆デザート
甘く柔らかめの小さめなアップルパイ。サックリ、しっとりなタルト生地。
フレッシュさを残したさっぱり味の苺のソルベ。
生クリームとブルーベリーソース、グレープフルーツとオレンジが添えられている。
いずれも手作りっぽく、普通に美味しいけど…230円追加して是非食べてみて!という程ではないかも。スイーツには辛口ですみません。
☆コーヒー
デミタスカップに入ったコーヒーは、なるほど、濃いめの味。
しかし超苦いわけでもなく、香りも良くて、ミルクは濃厚だし、美味しくいただいた。
味に関しては満足、量については大満足です。
こういったフレンチ系で、これだけの量を出してくれるお店って、他に思いつかないですね…パンもお代わり自由だし、男の人でも「ココならいい」って言いそうです。
お店は、調理カウンターの見える構造で、ランチだったこともあってコースをゆったり出すような高級レストランとは違い、町のビストロって感じでした。
メインに調理されるシェフと、サービスと調理のお手伝いをされる奥様の2人のみで切り盛りされていて、平日なのに満席だった当日は超忙しそうでした…でもテキパキしていて、パンの追加等の細かいことも笑顔で対応されて、とてもいい気分でした。
何より、注文からサービスまでの手早いこと…時間帯からして、うち以外のグループにも料理を提供していると思われるのですが、退屈な待ち時間というものがほとんどありませんでした。
店の姿勢としては子連れOKですが、子供用の椅子があるわけではないのでベンチ席に通していただきました。当然1人で座っていられない子は無理ですし、テーブルには届かないですので、その辺りを了承した上での訪問になります。
店内は店の入り口、トイレと結構段差が多くて通路も狭いので、そういった意味での立地条件はさほどよくなく、ベビーカーや車いすといった類は無理でしょう。
しかし前述のようにメインは多目だし、パンもいただけるし、何よりお店の方の屈託のない対応のおかげで、居心地の悪い思いは全くしませんでした。
客層は、マダムっぽい年齢層(笑)の方々が多いです。
要予約ではありませんが、私達の退席後も他のお客さんが入店の是非を問うくらいに飛び込み客も多いので、どうしてもこちらで食事をしたい、という場合には当日朝にでも予約をしておいた方が無難でしょう。
駐車台数は、昼は隣の居酒屋の分も使えるということで、ちょとだけ余裕ができます。
近くにあったら夫婦で通いたくなるお店です。
10位
1回
2009/01訪問 2009/01/28
DON555さんが好評価で紹介された時から行ってみたいと思っていたこちら、静岡中部の大物レビュアーさん達がこぞっていい点をつけるじゃありませんか。
これはやはり行ってみなくては!と訪問の計画を立てました。
計画とは言っても、ソビスケのついでにたわらやも行こうね、というだけのことですが。
★ソビガキ420円
冷めると硬くなってしまうのでお早めにお召し上がり下さい、と出されたのはお椀に入った練り上げた蕎麦。
口に含むと、蕎麦の香りともっちりした感触が好ましい。
汁は、醤油よりも、ぶわっと広がる鰹節の香りが素敵な印象。想像していたほど辛くはなかったので、この後の蕎麦も、ちょびっと付けるというよりも、半分くらい浸していただいた。
★テンヨンショク2150円
公式サイトを見て、テンサンショクを頼むつもりでいたが、ジウワリも気になるし…と悩んでいたら、店のお品書きにはテンヨンショクなる、食べロガー向けの素敵なメニューがあるではないか。(そういえばエースさんもヨンショクがあるって書いてたっけ。)迷わずオーダー。
☆テンタネ
ネタは、海老、ナス、人参、蓮根、シシトウ、椎茸、玉ねぎ。
いずれもさっくりほどよい加減に揚がっている。中でも椎茸が香り高くてつるっとしていて旨い!
薄目の天ぷら汁とそば汁は別物。天ぷらは他に机上の塩も勧められる。
☆サラシナ
透き通るほど真っ白でシコシコした蕎麦。
チープな表現で申し訳ないのだが、シラタキのような…。
食感もしっかり硬目で、でも極細なのでツルツルっとした爽やかのどごし。
蕎麦に香りを求める我が家ではサラシナ経験値が少ないので味の判定はできませんが、ここまで蕎麦の香りがなくなるんだ…と逆に新鮮な驚き。
☆セイロ
サラシナから移行してくると、おっ、と蕎麦の香りが上がってくるのにうれしくなる。
ツメタイソビのセイロは無難な印象。
(や、いいんだけどね。前回の蕎麦屋が薮蕎麦 宮本ってのがハードル高すぎて。)
同時に出てきた、アタタカイソビのセイロの方が、香りが引き立っていて好みだった。
☆ジウワリ
サンショクなら、ここでイナカが来るハズなんだけど、その前にジウワリ。
これがんまい!気に入った。
もちろん島田の大御所にはまだまだだけど、香りの高さと、十割なのにしっかりした喉ごしとが、技術高いなぁ、と感じた。
次回頼むならこれにしよう。ジウワリ単品だと920円かぁ…ちと高めだけど、量が少ないってことはなさそうだし、大盛り210円にしたら満足かなぁ。
☆イナカ
これはしっかり芯が硬い蕎麦で、香りも充分。
他のソビよりは気持ち太いが、蕎仙坊、日和亭と比べれば相当細い部類だろう。ゆえにアルデンテくらいが丁度よい。
4色食べてみて驚いたのが、全て違う風味の蕎麦であるにもかかわらず、全体的に受ける硬さの印象は同じくらいだということだ。
材料、製粉の度合いや太さが違うのだから、全てを違ったタイプに提供するのは簡単だが、それでいて最終的な印象に統一感を出してくるやり方がすごい。
★トリセイロ990円+オオモリ210円
前述の通り、蕎麦の香りが生きるせいろ。
汁はうっすら甘口で、鰹節の出汁がはっきり出ている。
葱が甘くて、鶏もふっくら柔らか。確かにこれで鴨だったらコクがもう1段階プラスされて美味しいんだろうけど、そこは590円分お財布に優しいお値段になっているので仕方ない。その分、気軽にリピートできそう。
メニューを見ると、気軽に入る蕎麦屋と比べれば値段が高めな印象はある。
訪問する前は、「川向こう」で…値段がこれで…やっていけるのかな、と余計な心配をしてたが、納得の味だった。しかも量が少なすぎるということはない。
オーダーした料理以外にも、始めに煎ったソビの実、終わりにサッパリ目の蕎麦湯と共に揚げたソビを出してくれるなどのサービスもうれしい。
平日昼間、12時までは閑古鳥でちょっと心配しましたが、正午過ぎからは徒歩のご老人が続々と訪れ…「また来たくなっちゃった」そんなことを言っています。
公式サイトを見て、ご主人はヒップでポップなとっぽいアンチャンなんだろうなぁ、と勝手に想像していましたが、失礼しました。実際は明るくて懐っこい感じの方で、そういった人柄も気に入られてるんだろうなぁと思いました。
わずかながらですが待っている場所に座る所があり、寒い屋外ではなくて、段差は1つあるものの、通路に車いすが通れる程の余裕があるというのもご高齢の方に優しいところです。
もちろんベビーカーもOKで、子供用の座面の高い椅子もありました。
静岡に美味しい蕎麦屋があるというと、遠方からこぞってお客さんが来がちなんだけど…ここはどうだろう。高速飛ばして来て、期待はずれだったとか言われるくらいなら、密かに地元で愛されていてほしいなぁ、と思います。
2009年に訪問したお店の中で、マイベストレストラン候補となると、少なくとも★4以上はほしいでしょう…って35件もあるじゃないですか!
それだけ自分が甘いのかもしれませんが、「あ~美味しかった、また来たい。」と思えるお店に沢山出会えたというのは幸せなことです♪
TOP10は、今年初めて行ってみて、感動したお店と、改めて良さを実感できた地元のお店と、新旧入り交じっての10組となりました。
また、各ジャンルごとに印象的だったお店をそれぞれ抽出するように心がけました。
今年自分内ブームであった「パン」ジャンルからは、高くて美しくて感動的に美味しい『petit a petit』、食パン一筋できたて高品質『土切製パン』を選びました。
永遠のマイブームである「洋菓子」ジャンルからは、洋菓子好きの他レビュアーさんからもご賛同いただけたお気に入り店『Atelier L'heure Gourmande』、富士から静岡に出店してくれてありがとう『quatre epice(キャトル エピス) 静岡店』がランクインです。
今年のもう1つの自分内ブーム「インドカレー」からは、そのきっかけとなった忘れられない味『COCHIN NIVAS』を迷わず選択しました。
その他のジャンルは、静岡の注目ホルモン屋『煮込み ナカミヤ』、これ以上人気が出てどうするの『松永豆腐店』、やっぱり通わなきゃね『珈琲屋クレセント』、洋食ジャンルの好印象『レザン ドォール』、蕎麦好きとしてははずせない『ソビスケ』となりました。
来年は、今年以上に外食が難しくなると思われますが、そこをなんとか!凌いで、美味しいものを探求し続ける自分でありたいと思います。