2回
2021/10 訪問
鯛の旨みが上品に凝縮されたスープは想像以上!
名取にあるラーメン人気店。土日祝日は9時オープン,平日でも9時半オープンということで,一風変わっています。今回は,平日10時前くらいに訪問
平日の早い時間なので待つことはありませんが,それなりにお客さんは入っています。私はカウンターに座り,鯛だし醤油(770円)と杯数限定の鯛めし(290円)を注文。ラーメンとご飯ものはキャパオーバーですが,試さない訳にはいきません
カウンターなので,目の前で調理している女性の仕事ぶりを見て待ちます。手際よく,でも丁寧な作業です。今作っているのが終わったら自分の分かなぁ,なんて思っていると,それは私の分だったようでビックリしました。注文して,2~3分くらいで出てきた印象です
醤油ダレベースのスープにストレート細麺,海苔,メンマ,チャーシュー,煮卵半分のトッピング。見た目が美しい。鯛めしは思っていた量の3割増しくらい。お茶漬けにして食べるのがお勧めのようで,薬味もついてきました
まずはスープを一口。あー,これは美味しい。優しい口当たりなのに,口の中に鯛の上品な味わいが余韻として残ります。雑味などは感じられず,スーッと抜けていくのに,旨みが残る絶妙なスープ。余韻は残るものの,キリっとしています。もう一口,もう一口と飲んでしまいます
麺は,温麺のように優しい感じで,スープの邪魔をしません。いや,スープを美味しくいただけるような仕上がりのように感じます。プッツンするほど固くもないし,コシがない訳でもないです
優しいスープ,麺ですが,飽きがくるわけではありません。チャーシューは味が濃いめで,柔らかいもの。メンマも濃いめですが,切りあがった味付けで,これらがアクセントにもなっています
鯛めしはお茶漬けがお勧めでしたが,まずはそのまま食べてみます。少し硬めに炊かれたご飯に,鯛の風味が感じられて,これは美味しい
次にお勧めのとおり,ラーメンのスープでお茶漬け風にして食べます。鯛めしに,鯛のスープということで,更に鯛感が増して,これも美味しい。とはいえ,個人的には,鯛めしをそのまま食べつつ,鯛のスープをいただくのが一番,好みでした
なお,尻すぼみのお洒落な器なので,見た目ほどスープはありません。最初,スープ旨い旨いと飲んでいましたが,途中から,これでは鯛めしを食べる時のスープが無くなってしまうと,気付き,少し慌てました。スープ単価を考えると,仕方ないのかもしれませんが,,,
それにしても,美味しいラーメンだと思ったからこそ伺ったのですが,想像以上の出来。これは,塩や味噌も食べなくっちゃ駄目かなと思いました。
2021/10/24 更新
前回、初めての訪問で食べた「鯛だし醤油」が衝撃の美味しさ。違うメニューも試したく、再訪を誓っていました
今日も早めの訪問で9時半頃。若干だけでしたが、待ちが発生しているのが凄いですね
「味噌」「鯛だし塩」と数量限定の「鯛めし」です。中央の厨房では手際よく作業されています。楽しみです
まずは、「味噌」から。黒い器に味噌スープ。もやし、キャベツ、ネギ、そして糸唐辛子。一口スープを飲んでみると、濃厚。中太で軽くウェーブがかっている主張のある麺。これは良いですね。良いんですけど、前回の衝撃からすると、鯛だしらしさが自分にはイマイチ伝わらない。杉のやこその味かといわれると、美味しい味噌らーめんってところでしょうか
次に「鯛だし塩」。とても美しいビジュアルですねー。黄金色がかった透明なスープに、チャーシュー、煮卵半分、メンマ、白髪ねぎ、糸唐辛子、海苔。そして整えられたストレート細麺。まずはスープから。これは、良い意味でぼんやりした美味しい塩スープ。キリっと感ではなく、鯛だしの旨みが優しく、でもしっかり味わえます
ストレート細麺は、スープの味わいの邪魔をしない。メンマとかチャーシューとか、すべてスープや麺を美味しくいただけるように、まさに計算されつくしたようなトッピングです
今回も「鯛めし」。これですよね、これ。少し硬めに炊かれたお米と鯛のほぐし身。これが美味しい。醤油スープをかけても美味しかったですが、塩スープも悪くないです、美味しいです。やめられませんね
最初の「鯛だし醤油」のビックリ感が強すぎたので、今回は落ち着いた評価になりました(笑)。でも美味しいなぁ。