3回
2023/07 訪問
人生最高レストラン
本当に久しぶりの訪問となった「かんだ」さん。2007年6月に初めて訪問して以来、ずっと通い続けています。ここのところご無沙汰していて、一年以上ぶりで虎ノ門に移転してから2回目の訪問となります。
お店は虎ノ門レジデンシャルタワー1階にあります。
玄関には看板がないので、表から見ると何の店かは判りませんので、初めての方は迷うかもしれませんね。
席はカウンター10席と個室になります。
乾杯はいつものルイ・ロデレールで。
その後はペアリングでお願いしました。
・冷たい茶碗蒸し 枝豆とキャビア
夏らしいスターターですね。キャビアの塩味が茶碗蒸しに絶妙なインパクトを与えてくれます。季節を感じる枝豆もキャビアとの相性はいいですね。
・鮑のソーメン これも暑い時期にはピッタリの一品。柔らかい鮑の淡いけれどしっかりした旨みが染みて、ソーメンに絡めて食べると地味だけどじわっと染みる滋味深い料理です。
・鮎 鮎喰川の鮎です。この薫りがたまりません。この時期いつも楽しみにしている料理の1つです。2年ぶりですね。いつものようにビールと合わせていただきました。
・蛸 西は明石ですが、東の横綱と言われる佐島のタコ。弾力があり、瑞々しく甘みのあるタコです。夏場が旬です。
・鰈 お造りをポン酢で ワカメが美味しかった。
・トウモロコシと海老の真薯 冬瓜と蓴菜
かんださんの料理で最も好きな一品といえるのが真薯ですね。この時期によく出てくるトウモロコシと海老の真薯で安心できる美味しさ。蓴菜の食感と冬瓜の食感のコントラストが楽しいです。
・鯵の押し寿司 これも最近の定番ですね。
・太刀魚 万願寺とうがらし
火入れは完璧、太刀魚の旨味が染み入る焼き物で最高でした。万願寺とうがらしの苦味がアクセントになっていますね。
・鱧のカラスミがけ 骨切りは完璧で、骨があるとは思えない鱧です。
・オコゼの唐揚げ これも以前から時々出ますね。
・無花果、枝豆 白和え
・鰹の藁焼き 鰹も辛子に絡めて食べます。藁の薫りが鼻腔を抜けて鰹の味を引き立てます。
・京都の鴨 今回はいつもの牛ヒレかつではなく鴨があるので、鴨をお願いしました。
・土鍋で炊いたご飯 土鍋で炊いた美味しい白米を鰻やヨコと共にいただきます。至福の味わいですね。
・鰻、ヨコ(クロマグロの幼魚)、
・香物、赤だし
・白桃のゼリー
・黒蜜のアイス 定番のデザートですね。
久しぶりにかんださんのお料理を堪能しました。
会計後に次回の予約を取りました。結構貸切りが多いみたいですね。
神田さんからうちわをいただき、扇ぎながら帰途につきました。
おそらく、お店がある限り一生通い続けると思います。
ご馳走さまでした。
2023/08/13 更新
2022/04 訪問
私の人生最高レストラン
元麻布から虎ノ門ヒルズへ移転後初めての訪問です。
前回、自分の都合で泣く泣くキャンセルし、やっと訪問することになりました。
場所は虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーの1階になります。虎ノ門ヒルズだけをインプットしておくと迷子になります。元麻布のお店も分かりやすいとは言えませんでしたが、新しいお店は初めて訪問する人にとっては分かりにくいです。
入り口も店名が出ていないので扉を開けるのに勇気がいります。
新しい店は移転前に比べるとかなり広くなっています。天井も高く、新しい店では窓もあり解放感があります。
席はカウンター10席と奥に個室が1室(6人)となります。
カウンターの奥の藍染めの暖簾は前の店からずっと掛かっていた馴染みの物ですね。
ルイ・ロデレールのグラスシャンパーニュで乾杯。
まずは鮑のソーメン。とても軟らかい鮑で口の中で溶けてしまうほどでした。
次は徳島の海老とフランス産ホワイトアスパラ
海老の種類は失念しました。
ここでは、芳水酒造のかんだオリジナルで。
稚鮎には、いつものようにビールを合わせて。
キャビアと河豚の皿は胡麻豆腐を白子に見立てていましたが、本当に白子みたいな味わいでした。
鯛の白子 初体験です。
お酒は久保田の萬寿です。
枝豆の真薯 桜餅が上に乗っていて
ここの真薯はいつも感動します。
続いて、マグロとむらさき雲丹の握りです。
白ワインはムルソーでした。
河豚の唐揚げ
鰆の焼き物 蕗の薹と一緒に
肉料理は鴨でした。ヴォーヌロマネでいただきました。
豚肉のしゃぶしゃぶのお吸い物。
ご飯は土鍋で炊いた白米を鰻と共にいただきました。
デザートは2品で締めくくり。
通い初めて15年になりますが、毎回かんださんの料理には感動しています。
これからもずっと通い続けていくんだと思います。
ご馳走さまでした。
2022/05/01 更新
今年もミシュラン三ツ星を維持した虎ノ門にある日本料理店「かんだ」さん。
通い始めて17年、細々とではありますが毎年訪れている私にとって人生最高の料理店です。
前回の訪問は7月で、12月に伺うのは2020年以来となります。
虎ノ門の新しい店の方が天井が高く解放感があります。カウンターの素材も新店舗の方が気に入ってます。
いつものおまかせコースで。
せいこかにはこの季節の定番ですね。
たこの梅肉餡かけが最高で、ここで食べるたこが一番美味しいと思います。
かわはぎと肝、かんずりは越後で候と合わせると肝の癖を消してかんずりを引き立たせて最高のマリアージュです。
メインは前回鴨にしたので今回は阿波牛を選択。
締めの土鍋で炊いたご飯も相変わらず感動ものの美味しさです。
最後にサプライズのスイーツも出てきて楽しく幸せな時を締めくくってくれました。
来年もよろしくお願いいたします。
ご馳走さまでした。