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夜の点数:4.6
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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総本店よりも感動が大きかった絶品のお好み焼き!
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特製名物焼
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メニュー
訪問時期は1月下旬
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メニュー
訪問時期は1月下旬
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外観
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2022/05/21 更新
現在の広島風お好み焼きの生みの親と言われる名店『みっちゃん』。
お店の歴史については公式サイトやWikipediaなど、色々なところに詳しく書いてありました。
創業者である井畝井三男さんが、今の「へんくつ屋」の前身の尾木さんからお好み焼の屋台をやろうと誘われたことから、昭和25年に「美笠屋」という名の屋台を中央通りに開業。
後に東新天地公共広場(現在の広島市中区新天地)に移転し、体が弱かった井三男さんに代わって長男である井畝満夫さんが屋台を取り仕切るようになったそうです。
昭和28年には、たくさん並ぶ屋台の中から知り合いに自分の屋台をすぐに見つけてもらうため、井畝満夫さんの愛称である『みっちゃん』に屋号を変更。
その頃からお店が繁盛し始め、屋号に「〜ちゃん」といった店主の愛称を使う屋台が多くなっていったとのこと。
昭和30年には屋台を西新天地公共広場(現在の広島パルコ周辺)に移転。
この時、50軒ほどの屋台が密集していたとか。
この昭和25年〜30年頃の間に『みっちゃん』が考案した様々な工夫で、現在の広島のお好み焼きの原形が完成したそうです。
当時のお好み焼きは、クレープ状の生地にネギと蓮根などの屑野菜を散らして焼き、半月状に折りたたみ、ウスターソースを塗って、薄皮と呼ばれる木の皮にのせ、新聞紙に包んで持ち帰る、子供のおやつ程度のものだったそうです。
ソースはサラサラのウスターソースだと染み込んでしまうため、ウスターソースを作る過程で廃棄されるドロドロした沈殿物を見たのをヒントに、片栗粉を入れたとろみのあるソースを作ってくれと依頼し、現在の「お好みソース」が昭和27年に誕生。
ネギの代わりに安いキャベツを入れたらボリュームが出て美味しくなり、キャベツが高騰した際は年中安いモヤシを加えたところキャベツとも相性が良かったため、キャベツとモヤシが定番の組み合わせに。
賄いで焼きそばとお好み焼きを皿に入れて食べていたところ、それを一緒に重ねて焼くと美味しくてお腹がいっぱいになるし、お客さんも別々に注文することもなく安くつくと考え、最初にそば入りのお好み焼きを提供したそうです。
こうして具材の充実と共に、形も丸いものへと変化していったとのこと。
他には皿も割り箸も使わなくて済むよう、鉄板の上でヘラを使って食べるスタイルをすすめたり、焼いている際に熱くなるため持ち手に木製の柄を取り付けたヘラも作ったとか。
昭和40年には広島市の条例で屋台は立ち退きを強いられたため、新天地にあった屋台はお好み村と駅ビルに分かれたそうです。
『みっちゃん』は麗ちゃん、よっちゃん、紀伊國屋などと共に駅ビルへ入ることになり、初の固定店舗として出店。
昭和43年には駅ビルのお店をお好み村にいた人に譲り、八丁堀に路面店として『みっちゃん総本店』の1号店をオープン。
どうやらこの時期に井畝井三男さんの長男である井畝満夫さんのお店が『みっちゃん総本店』となり、次女は『新天地みっちゃん』として暖簾を分けたとのこと。
その後次男が『みっちゃんいせや』、長女が『みっちゃん太田屋』を出店しているそうです。
他にも「みっちゃん」と名前の付くお好み焼き店がいっぱいあり、関係があるのかないのかよくわかりませんが、井畝一族のお店として出てきたのは上記のものでした。
各みっちゃんでメニューや製法、ソースなどの特徴も異なるようです。
『みっちゃん総本店』その後、再開発で昭和62年に50m先の現在『みっちゃん総本店 八丁堀本店』がある場所に移転。
そして現在では広島県内に八丁堀本店、福屋八丁堀店、そごう広島店、じぞう通り店、ゆめタウン廿日市店、ekie店、流川店、そして東京に新橋店の合計8店を展開しているようです。
『みっちゃん』系のお店は総本店の八丁堀本店だけ行ったことがあり、今回は初めて『新天地みっちゃん』に訪問。
こちらは総本店とは異なり、支店は展開していないとのこと。
場所は広電八丁堀電停が最寄りで徒歩5分の距離。
中央通り沿いで、ドン・キホーテの向かいにあります。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
この日は平日の火曜日、お店には22時過ぎに訪問。
この時店内の客入りは4割くらいでした。
メニューの表にはトッピングが異なる様々なお好み焼きメニュー、裏は鉄板焼きやおつまみ、一銭洋食などのサイドメニューが書いてありました。
広島のお好み焼きではいか天が入るものが大好きなので、今回は「特製名物焼」を注文!
麺はそばを選択。
提供は鉄板か皿を選べたので、皿でお願いしました。
【特製名物焼】1100円(税込)
具材の内訳はもち、いか天、豚肉・玉子、そば。
野菜はキャベツとモヤシに、玉ねぎも入っていた気がします。
上には鰹節やゴマ、そして青海苔がたっぷりと。
直径は20cmくらい、厚みもあってボリューム満点!
食べやすく切り分けてあるのが嬉しいです。
しんなりした野菜と生地、玉子など、全体的にはフワッと柔らかなのですが、しっかりと焼き目がついたそばはパリッパリで、この食感のギャップが素晴らしいです。
こちらのお店のソースはオリジナルだそうです。
甘辛い味わいをベースに、ほんのりピリッとスパイシー。
野菜の甘さや玉子のまろやかな味わい、イカ天の独特の旨味など、個々の存在を感じつつも、全体的にまとまった味に仕上がっていてとても美味しいです。
青海苔の香り高い風味がまた良いですね。
真ん中に入ったお餅がお腹にずっしりと溜まり、かなり食べ応えがある大満足の1枚でした。
みっちゃん総本店に行った時も感動する美味しさでしたが、個人的に新天地みっちゃんはさらに感動が大きかった印象!
ただ総本店に行ったのはブログ等もやってない何年も前で、味の感想は全くメモしてないので、また改めて再訪したいと思います。
そして他の『みっちゃん』にも行って、色々食べ比べたいところ。
ご馳走様でした!