『新たなハメ要素：メダルコレクション』tomkagaiさんの日記

2019年始めに食べログAWARDにレビュアーの訪問数ランキングなるページが設置された
のだが、これは新たなレビュアー層を呼び込むきっかけになった。
そう、メダルコレクターである。
https://award.tabelog.com/ranking

あまり馴染みのないレビュアー名がランキングに顔を出すようになったぞ、と思って
いたらプロフにGOLDメダル集めに来ました！と書いている人もいて笑ってしまった。
確か柏原さんのコラムに今や予約困難店の予約を押さえているのがステータスになった
と書かれていたが、主戦場であるFBやインスタからこれらの層を取り込む事に成功した
のである。

もう一つの傾向として若い女性も増えた気がする。食べログがレビュアー主体という
当初のポリシーを捨て、公式登録と予約料で稼ぐ営利目的サイトに舵を切って暫く経つ
が（企業としては何も間違っていない。食べログはクーポン会員以外に無料で鯖を提供
するボランティアではない）、写真をUPするSNSっぽく喧伝してきたのが功を奏して
きた感じだ（インスタ女子が被フォローにうんざりしているおじさんがいっぱいいる
けどね！）。

不発に終わった地域ランキングと違い手応えを感じたのか、新たに個別ページに
メダル獲得数が表示されるようになった（defaultは非表示）。百名店のメダルもあり
（長い事気付かなかったがこちらにもポイントランキング的なものが導入されている）、
名刺代わりにちょっと見栄を張りたいレビュアーの自尊心をくすぐるうまい方法だ。
かくいう私もデータ系オタクなのでコンプは結構欲しかったり。

しかしBRONZEはともかくGOLD、SILVERは数が限られている。ただでさえ予約困難なのに
これをきっかけに拍車がかかってしまうかも。単に点数で垂直に区切ったメダルを
食べログはうまくブランド化したのだけれど、自浄能力の無さには定評のある黒い組織
なのでステマスキャンダルの次は店との癒着が発覚する土壌がいよいよ整ってきた
かもしれない。