2回
2021/09 訪問
深沢坂上にあるデセール ル コントワールの大常連の方の貸切会に席を融通いただき訪問してきました。
ずっと行ってみたかったお店でした。
訪問するには絶対に遅刻してはいけない、
という掟があるらしく、早めに到着。
店頭を通り過ぎるくらいにパッとはお店と分からない感じでびっくりしました。
この貸切会はSPコースとのことで、
通常コースとは異なるラインナップになります。
1.5万円飲み物別でした。
飲み物はソフトドリンク、
一応アルコールもあるとのこと。
カウンターに並んで座って、カウンター越しにシェフがメニューを組み立てていく様が楽しい。
*梅スカッシュ
梅のさっぱりした味わいがいい感じ。
変な苦味とか甘みがなくバランス良い。
●帆立 ビーツ
帆立と蟹のマリネにビーツのソース。
ブラータチーズにフルーツトマト。
白ワインビネガーに鮎の魚醤を混ぜたジュレ。
味の重なりが素晴らしい逸品でした。
白ワイン飲みたくなる。
●パテアンクルアート
これまで幾度となく見てたパテアンクルアート。
これが有名になりすぎて、パテアンクルアートのお店ね!と評されることもあるのだとか。
この日はフォアグラに特別にホロホロ鳥で組み上がったパテ、パイ生地で包み焼き上げ、コンソメを流し込んで仕上げていくみたいです。
タスマニア産の粒マスタードも美味しい。
ここでもうワインが飲みたくなり、
赤ワインをお願いしました。
*Domaine du Possible Le Fruit du Hasard 2019
●葡萄 レモン ソーテルヌ
全体的にさっぱりとした印象の逸品。
レモンのグラニテとクレームディプロマット(生クリームとカスタードクリームを合わせたものらしい)にソーテルヌの上品な甘さの貴腐ワインゼリーが最高に美味しい。
ソーテルヌワインのゼリー
フロマージュブラン
クレームディプロマット
シャインマスカット
サニードルチェ
長野パープル
アーモンドのキャラメリゼ
プラムのソルベ
レモンのグラニテ
ピスタチオのフリーズドライ
を次々と盛り付けされてました。
●桃 アーモンド
桃の王様ともよばれる川中島白桃をチェリーのコンポートで和えて、ローストアーモンドの香ばしい香りが素晴らしいブラマンジェが素晴らしい。
桃のスープに浮かんだソルベ、
スープもソルベも絶品でした。
チェリーのコンポート
ローストアーモンドのブラマンジェ
アーモンドのキャラメリゼ
桃のスープ
桃のソルベ
ピスタチオのフリーズドライ
を次々と盛り付けされてました。
●豚肩ロース
煮込み、ホロホロに煮込まれててスプーンで崩せるレベルで食べられる。マデラソースが絶品。
●桃 フロマージュブラン
おそらくグラニュー糖をフライパンにどっさり、キャラメリゼ。そこにタヒチ産バニラビーンズをたっぷり投入。
この時点でとても甘くて香ばしい香り。
堪らないです。
そこから川中島白桃を皮ごと加熱、オレンジジュース投入にして煮詰めつつ、マンゴー、パッションフルーツを投入。
仕上げにグランマルニエでフランベ、火を止めて最後の仕上げにパッションフルーツソース。
みんな総立ちで撮影するほど釘付けに。
火からあげた桃とフロマージュブラン。
そこにフリーズドライピスタチオとパイを添えていただきます。
フロマージュブランとトロピカルな甘みと酸味のあるソース、とろけるような桃の果肉が素晴らしいコラボレーションでした。
*レモネードスカッシュ
梅よりよりさっぱりとしてて、口をリフレッシュしてくれます。
●パフェ
桃のコースのメイン、桃のパフェ。
先程のクリームディプロマットに、ピスタチオのシャンティという信じられないくらいピスタチオの濃厚な味わいが作れるクリームが最高にめちゃ旨でした。
瑞々しい桃が最高、パフェの下から上までをすくってこの桃と一緒に食べると筆舌し難いほどの美味しさでした。
プラムのコンポートで作ったゼリー
長野パープル
ラズベリーソース
川中島白桃
クレームディプロマット
ピスタチオのシャンティ
他にもありましたが追いつかず…
次々に積み上げられていくパフェは圧巻でした。
●小菓子
パフェの後につまめる小菓子が出てきます。
・ピスタチオのケーキ
・ライム味マシュマロ
・パッションフルーツ生チョコ
・ラズベリゼリー
・チーズクッキー
最後に紅茶がサービスで提供いただけます。
味を何層にも重ねて新しい美味しさを作るのが、
素晴らしいお店だと思いました。
ごちそうさまでした。
2021/10/07 更新
深沢坂上にあるデセール ル コントワールの大常連の方のいちごメインテーマにした貸切会にお誘いいただき訪問。
訪問するには絶対に遅刻してはいけない、
という掟があるので早めに到着。
この貸切会はSPコースとのことで、
通常コースとは異なるラインナップになります。
飲み物はソフトドリンクと
一応アルコールもワインが用意されてました。
この日はお茶セットをお願いしました。
カウンターに並んで座って、カウンター越しにシェフがメニューを組み立てていく様が楽しい。
●アミューズ
パイ生地に牛頬肉、黒トリュフ。
ほろほろの頬肉とサクサクパイ。
削りたての黒トリュフの香りが鼻に抜けて、
素晴らしい美味しさ。
●ホタテと海老のムース
ホタテ、蟹のほぐし身も入ったムース。
魚介の旨味が素晴らしい。
香り高いオマール海老のソースを添えて。
古伊万里焼のお皿で見栄えも抜群でした。
●パテアンクルアート
鴨、豚、鶏、フォアグラ、コンソメジュレに、
ピスタチオ、杏のセミドライ。
フォアグラがとろけるおいしさで素晴らしい。
見た目がいつもながら鮮やか。
粒マスタードと岩塩でいただきます。
●苺、柚子、フロマージュブラン
柚子の皮を最後に削っているので、
柚子の香りが素晴らしく香ります。
柚子の果汁をいれたフロマージュブランアイスが、
絶品の美味しさ。
フレッシュなカットいちごっこと苺のコンポート、
柚子のジュレ、フロマージュが、
素晴らしい一体感でした。
▼使われてたもの(多分一部)
・苺のコンポート
・とちおとめ、苺っこ
・柚子のジュレ
・フロマージュブラン
・ローストアーモンド
・柚子の果汁とフロマージュブランのアイス
・柚子のグラニテ
・フリーズドライピスタチオ
●和牛シンシン
門崎牛のシンシンを素晴らしい火入れ具合で。
マデラソースに黒トリュフを贅沢にスライス。
スライスしたての黒トリュフが最高の香りです。
シンシンの下にある舞茸の風味もよくて、
ぺろりと行けてしまいます。
お肉自体がとっても美味しくて最高。
●ほうじ茶 キャラメル
ほうじ茶のブランマンジェにキャラメルアイス。
そこに金柑の風味が良いソース。
仕上げに置かれた焼き立てのパイは、
フィユタージュ・アンヴェルセというものらしく、
生地でバターを包んでいく普通のパイ生地とは逆に、
バターで生地を包んでいく製法で作られてるらしい。
▼使われてたもの(多分一部)
・ほうじ茶のブランマンジェ
・キャラメルのアイス
・金柑のソース
・フィユタージュ・アンヴェルセ
・フリーズドライピスタチオ
●いちごとピスタチオのパフェ
あまりん(埼玉)、いちごっこ(栃木)、
女峰(京都)の3種類の苺をトッピング。
あまりんは最新品種で、
まだ作ってる農家も少ないらしい。
作り始める前にあまりんがでてくると、
香りが素晴らしく甘く香ります。
ピスタチオのシャンティは、
めちゃくちゃ濃厚なピスタチオクリーム。
これがたっぷり入ってて、
苺やプラムの風味と絡み合って絶品。
このピスタチオのシャンティがほんと美味い。
あと大葉とライムのソルベが、
パフェの中枢に盛り込まれてて、
これがいい感じの大人なさっぱり感でした。
そもそもこれ自体が激ウマです。
今回のいちごのパフェはフルーツの割合が高め。
果物というかいちご食べた満足度高い。
いちごは個人的にはあまりんが一番好きだった。
▼使われてたもの(多分一部)
・あまりん(埼玉)
・いちごっこ(栃木)
・女峰(京都)
・苺のコンポート液のゼリー
・大葉とライムのソルベ
・チェリーコンポート
・カスタードクリーム
・ピスタチオのシャンティ
・苺のチップ
●小菓子
4つの小菓子の盛り合わせで締め。
この中ではピスタチオのケーキと、
ココナッツクッキーが絶品でお気に入りでした。
・アプリコットのゼリー
・ココナッツクッキー
・ライムのマシュマロ
・ピスタチオのケーキ
この日も贅沢なラインナップでした。
いちごコースはほんとに毎年食べたい。
ごちそうさまでした。