3回
2018/02 訪問
私にとって特別な店
(2018年2月 再訪)
最近、なかなか来られなかった雨林舎さん。
いつのまにか京都では伝説的な存在のカフェとなられたということを、
あちこちでお聞きするようになりました。
しかし、私にとっては、昔からの馴染みのお店。
京都でのこれまでの生活の全てが、このカフェと共にあったと言っても、
過言ではありません。
今日お願いしたのは、「きょうのごはん」と、ホットケーキ一枚と、ホットレモンティー。
◯ きょうのごはん
チキンのバターカレー(ごはんは白米か玄米から選べます)、
サラダ、人参と大根の酢漬け
さらりとしたカレーが、柔らかめに炊かれた玄米ごはんとよく合います。
サラダのドレッシングもさらり、酢漬けの酸味もさらり。
◯ ホットケーキ
創業以来変わらない味。しっかりとした生地と焼き具合。
アカシアの蜂蜜とひと切れのバターを添えていただくと、
子どもの頃のしあわせな記憶が蘇ってきます。
◯ ホットレモンティー
茶葉はアッサム。武骨なまでに厚く切られたレモンがまた、雨林舎風。
◯ ホットコーヒー
濃い目の味わいながら、あっさり。飲みやすいコーヒーです。
店主のお姉さんの容姿は創業当時とまるで変わらず、
このお店は、あの頃から全く時が経っていないようにも思えます。
だけど、創業時は保育園に通っていた私の娘が、今年は成人式を迎えました。
時はしっかりと流れ、雨林舎さんは伝説的カフェとなられ、
娘は成人へと成長しました。
…しかし私はどうだろう、と。
まだ頑張れる、まだ出来るのではないかと、
雨林舎さんに来ると、いつも自分を顧みることが出来ます。
今日もありがとう。
ごちそう様でした。
※このお店のレビューは以前、5点満点をつけていましたが、
それは私にとっての点数。
食べログレビュアーとして客観的に点をつけるなら、
こちらの総合点は3.5だと思います。
食べログさんよりオススメレビュアーに選ばれている現在、
レビューを読んでくださった方に、
お店選びの責任を感じるようになりました。
そこで、こちらへの評価点は全て消しておりますm(_ _)m
しかし、こちらへの私の評価は、やっぱり5点満点。
そしてマイベストレストラン第1位であり続けます。
それは私の胸にだけ仕舞って…。
そんなお店があることを、しあわせに思います。
2018/02/03 更新
2015/03 訪問
わたしにとって特別な店
(2015年3月・第2回目投稿)
この10年以上、
多いときは週に2~3度、少なくても月に1度のペースで、
楽しいときも辛いときも嬉しいときも腹立つときも、
雨林舎さんに欠かすことなく通い続け、
ホットケーキとホットレモンティーを頼み続けているヨシノです。
ヨシノの生活の一部として、「雨林舎でホットケーキを食べる」という項目があるようです。
オープン当初からの客ですから、私って大常連って言っていいですよね?(笑)
それなのに、店主とはほとんどあいさつを交わすのみ。
私も愛想ない人間ですが、店主も店主かと(笑)
彼女のサービス業にしては愛想がないともいえるほどのマイペースさは、
食べログでも賛否両論のようですが、
私は京都で、いえ、世界でいちばん好きなお店はどこ?と尋ねられたら、
迷うことなく「雨林舎」と答えます。
なぜそんなにこのお店に通い続けるのか。
それはこのお店の「ゆるぎなさ」にあるのだと思います。
この10年、雨林舎さんは、サービスもメニューも味も値段も、ほんの少しの変更があっただけで、
その精神や在り様は、オープンからずっと変わっていないのです。
いつ行っても同じ態度と味で自分を迎えてくれる、
そんな安心感を与えてくれるお店を、私は他に知りません。
だから、私にとって、このお店はずっと第一位、5点満点のお店なのです。
もしかして、自分がいつも揺らいでばかりいる人間だから、
このお店と店主に惹かれるのかもしれません。
きっと皆さんにもそんなお店がひとつはおありだと思います。
そんなお店を持てたことを、私は幸せに思います。
なので、私の雨林舎さんに関するレビューは、お店選びの参考にはならないことをお許しを<(_ _)>
ひとつくらいはそんな私的なレビューがあってもいいですよね^^
今回、レビュー更新のために、せめて写真をと思い、クロックムッシュを頼みました(笑)
自家製の天然酵母のパンに、ホワイトソースとハムをはさみ、チーズで焼いてあります。
ミニサラダ付き。
酵母の風味がよく、深い味わいがありました。
美味しかったです。
そしてこの日も数時間、本を読み、食べログをチェックして、のんびり過ごしました。
ありがとう。
ごちそうさまです^^
(2011年12月初投稿)
すでにオープンから丸7年。
開店当時から通い詰めていますが、京都で一番好きなお店かもしれません。
理由は裏切られないこと。
こちらの店主は、うら若き美人なのですが、この7年、サービスが一貫して同じ態度で、ぶれないのです。
基本的に常連さんの多いお店ですが(私も常連といえる通いっぷりかもしれませんが)、
彼女は、カウンターに座る、お友達のように見える仲がよさそうな常連さんと、
よくおしゃべりをしておられます。
だからといって、新規のお客さんも、観光客っぽいお客さんも、けしてほっておくことをしません。
それでいて、なれなれしすぎもしない。
ときどき食べ物屋さんにあるのは、常連さんばかり大切にして、
そうでないお客さんには冷たかったり、サービスが悪かったりするお店。
そういうお店に入ってしまったときは、そのあと気分がすっかり重くなってしまいます。
そういうことがないのです。
あれだけ常連さんが連日通い詰めているお店なのに、そういう感じをさせないというのは、
彼女の人格のよさなのだと思います。
常連さん達も、彼女と話したくて、彼女の、まるでお母さんのような包容力ある雰囲気にいやされたくて、
通っておられるのだろうなあと、いつも推察しています。
そういう私も、仕事で行き詰ったときとか、ストレスを感じたときなんかに、
行くことが多い気がします。
あそこでホットのレモンティーとホットケーキをいただきながら、
ひとり静かに本を読んだり、仕事をしたり、書き物をしていると、
いつのまにか心がいやされるのです。
雨林舎という名前もいいような気がします。
その名の通り、雨に濡れた窓ガラス越しに、コーヒーを飲みながら、外を眺める…
なんていうシチュエーションが似合うお店です。
2018/01/15 更新
※点数は私の個人的な気持ちです。
また一年もご無沙汰してしまいました。
日々雑多な煩いごとに追われていると、
なかなかこちらに伺えなくなってしまいます。
この日は、娘が久々に雨林舎さんに行きたいと申しましたので、
一緒に参りました。
午後早めに伺ったのですが、
なんと店頭に、
「ホットケーキ売り切れました」との貼り紙が。
最近は、営業時間中に売り切れてしまうこともあるとか。
さすがの人気ぶりです。
大好きなホットケーキが売り切れで、残念な反面、
雨林舎さんが変わらず人を惹きつけてやまないカフェであることを再確認し、
ちょっと安心もしたりして´`*
私達の落胆ぶりを見かねられたのか、
お姉さんが、
「あと一枚ならなんとか焼けるので焼きます」
と、おっしゃってくださいました。
えー!と、感激する娘と私(o>ω<o)
ホットケーキと、新商品?らしいマドレーヌを、
ひとつずつお願いし、
娘とふたりで半分個しながら、おしゃべり。
マドレーヌは白砂糖不使用で、
手作り感あふれる、ザクザクとした味わいで、
これも雨林舎さんらしい、優しいおやつでした。
テラスの鉢植えや植物を眺めながら、
娘は絵を書き、私は文章を書いて過ごしました。
テラスから芳ばしい花の香りが終始漂っていて、
心地よい時間でした。
帰り際、お姉さんが、
「ぜひこの匂いを嗅いでいってください」
と、入り口の扉に蔓を伸ばした黄色い花々に、
私達を促してくれました。
「ジャスミンのような香りなんですよ」
嗅いでみると、テラスから漂っていた花の香りと同じ匂いです。
「そうそう、テラスにも同じ花があるんですよ。
毎年この時期になると咲くんです」
こういう時、お姉さんの表情はいつも少女のように輝いて見えます。
花の名は、クレマチス。
なかなかお店に来られない私達を気遣って、
今美しく香る花の喜びを、
さりげなく与えてくださったのでしょう。
いつも自然に、変わらないスタイルでもてなしてくださる雨林舎さん。
ご無沙汰ばかりしているのに、いつ訪れても、
まるで昨日来たばかりのように接してくださるのが有り難いです。
こちらに伺うと、自分の原点と向かい合う気持ちになります。
基本ポジティブシンキングなヨシノですが、
最近はそれを保つのが難しいと思うときが多々あります。
そんなとき、いつも自然体でブレない雨林舍さんには、
勇気づけられます。
いつまでもこのままで。
また伺います。
※こちらのお店は、YouTubeでもご紹介しています。
よろしかったら、併せてご覧下さいませm(_ _)m
↓↓↓
https://youtu.be/uXRbMTFrdI0
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