皿まわしさんのマイ★ベストレストラン 2015

皿まわしのレストランガイド SECOND STAGE

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皿まわし (男性・滋賀県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年は地元滋賀以外にも京都を訪問する機会が多くなり、
ベストレストランにも京都のお店が増えました。
夏には四国1周旅行に出かけ、ここでも食べログを
たよりに、素敵なお店と多く出会うことが出来ました。
食に関しては、満足な1年を過ごすことができました。
2016年度も多くのお店に、マイペースで訪問したいと思っています。

マイ★ベストレストラン

1位

座屋 (高知橋、蓮池町通、高知駅前 / 日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/07訪問 2016/01/19

高知の夜は美味しい料理とお酒、楽しい会話に酔いしれました

高知の夕食にこちらをピックアップし、1週間前に予約のTELを入れておきました。
予約の際、遠方からの来店を伝えると、高知の郷土料理をコースに盛り込む提案をされて、電話の応対だけで、お店のホスピタリティの高さが伺えました。

ホテルを出て、徒歩で高知市内の商店街を通過して、居酒屋が多く軒を連ねる界隈に。そのはずれにお店はありました。スタイリッシュな感じの外観ですね。

入店して、1階の10席程のカウンター席に案内されました。
みんなでワイワイ楽しむ居酒屋文化の高知で、カウンターの割烹スタイルのお店は珍しいのだそう。このお店も、2階はアラカルトで楽しめる居酒屋仕様のようです。

お店オススメの6000円のカウンター懐石のコースを予約しておきました。
お酒は、最初生ビールから始めましたが、この日はすべてを忘れて酔い潰れようと思っていたので、料理に合わせて高知の地酒をいただきました。

◇先付 玉蜀黍豆腐
先付はとうもろこしの豆腐でした。濃厚なとうもろこしの甘味にねっとりとした食感。初めての味わい。先付から引き込まれてしまいました。

◇お椀 鱧
続いてのお椀は鱧。上品な出汁のお手前。こちらの料理人の方は、京都にも修行に行っておられると言っておられました。

◇御造里
2層の構造のお皿で供されました。わらで炙った初鰹は絶品の味わい。塩、わさび、にんにくでいただきますが、やはりにんにくを乗せていただくと、更に絶品ですね。

◇焼肴 天然鮎
四万十川よりも水質が良いという、仁淀川の天然鮎とおっしゃってました。塩加減、香ばしさ抜群。頭よりガブリと堪能しました。

◇七夕月盛
四万十川の川海老・あおさの天ぷら、鱚、枝豆、白瓜、南瓜、無花果、もずくのゼリー寄せ、等々・・
地産のものを少しづついただけるひと皿。高知で食べてみたいものが勢揃いで、一瞬で希望が叶ってしまう幸せ。

◇お凌ぎ 鮑
◇煮肴 美鮮豚
◇四万十源流産【ヒノヒカリ】岩崎花美米 

鮑、豚と続きましたが、こちらのメインはお米とのこと。
まずは塩で、続いて土佐ジローという玉子での玉子かけごはん、最後はおこげという順番で味わいました。いずれも日本人で良かったと思う味わい、最後のおこげのおせんべえのようなパリっとした食感が印象に残ります。

◇甘味 桃
最後のデザートまで、ひと皿ごとに感心させられる内容。すべての皿で堪能させていただきました。

店員の方の会話もお上手で、どちらかというと静かに楽しみたい方なのですが、楽しませていただきました。終盤は周りのお客さんとも自然と会話が弾み、ワイワイしゃべってました。
これぞ、高知の夜の楽しみ方でしょうか。

  • 仁淀川の天然鮎
  • 七夕月盛
  • 地酒

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2位

ひつじ (丸太町(京都市営)、京都市役所前、烏丸御池 / ドーナツ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/11訪問 2016/01/01

街中の小さなドーナツ屋さんで出会った、衝撃の美味しさ

ランチ後に甘いものがほしくなって、訪問しました。
カフェ風のお洒落な外観、こじんまりと街中に溶け込んでいる佇まいですね。
近くのコインパーキングに停車して、入店しました。

入店すると、カウンターような所に、ドーナツが並びます。
小さな店内、以前はカフェスペースもあったようですが、ちょっと無理があるでしょうか。
どれにするかなと物色してると、お店の方が丁寧に商品の説明をして下さって、とても親切な印象です。フレンドリーさと、ドーナツに対する情熱のようなものも、会話から伝わってきました。

ドーナツは大きく2つに分類されて、
自家製の天然酵母と小量のイーストを使用したふわっと軽い食感の「天然酵母ドーナツ」
もちっとした食感と自然な甘さが特徴の「発芽玄米ドーナツ」
ということでした。

天然酵母ドーナツの中から、
「プレーン」170円、
発芽玄米ドーナツの中から、
「きび砂糖」170円
を2個ずつ購入しました。
プレーンは、きな粉、シナモン、和三盆、メープルとトッピングが選択できて、きな粉をお願いしました。

早速、車に持ち帰っていただきました。
まずはプレーンから食べてみると、ほんとにふわっとしていて軽いエアリーな食感、きな粉もたっぷりとかかっていて、自然な程良い甘さ。そして何より生地が美味しい。こういう油分のあまり感じない軽い味わいのドーナツは、初めての体験でした。
次にきび砂糖の方を食べて見ましたが、こちらはもちっとした生地で食べ応えがあり、基本軽いのですが、プレーンに比べるとやや重厚な味わい。こちらの方が好みと言われる方も多いでしょうね。

優しい味わいでありながら、インパクトあるドーナツ。
どちらも自分の中では、衝撃と言っても過言ではない美味しさでした。
リピどころか、京都に来た時のローテーションに入る勢いですね。


  • プレーン
  • きび砂糖
  • 店内

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3位

山越うどん (滝宮、綾川、羽床 / うどん、揚げ物)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/08訪問 2015/08/05

うどんツアーのサンクチュアリ、1度は訪問しておくべきお店

うどんツアー③、蒲生うどんさん→山越うどんさんへ。
2軒目をどこに行くかが最も思案しました。ロケーション的にマニアックなお店も沢山あったのですが、結局王道のコースを取りました。
山越うどんさんは釜玉うどん発祥という、伝統あるお店。うどんツアーでいうところの、聖地巡礼的な位置付けのお店でしょうか。最初は、有名すぎて観光地的なイメージもあったのですが、どなたかの1度訪問しておくべきとのレビューを拝見し、決定しました。

蒲生うどんさんを出発し、一路山越うどんさんへ。
讃岐の風景は山々の印象が独特。特徴ある丸いフォルムの山が多いですね。向かう途中にお客で賑わうお店があり、「田村」という人気うどん屋さんでした。

迷うことなく無事到着。この日は行列もなく安心しました。
外に掲示してあるメニューをじっくり見ていると、店員の方が話しかけてくださり、色々と教えてくださって、ありがたかったですね。
入店するとすぐにうどんを注文するスペースに。おばちゃんに、
「そのまま」200円を2つ注文しました。
どんぶりにうどんをもらい、トッピングのゾーンへ移動、玉子、ちくわ天、ごぼう天をとり、ネギを振りかけました。

ひと通り終了すると、更に移動して庭のような広めの飲食スペースに。
これは、開放感もあって気持ちいいですね。
席を確保して、早速うどんをいただきました。生卵を落とし、醤油をひと回しして、釜玉でいただきました。
うどんを啜った瞬間、今回のうどんは、抜群のコシがあるね~と、相方と目を見合わせました。エッジの立ったうどんは、噛みしめると押し返してくるような、弾力とコシのあるうどん。讃岐のイメージにぴったりのような剛麺でした。
醤油はしょっ辛いものを採用されていて、かけ過ぎ注意ですね。釜玉に合う醤油を採用されている印象でした。トッピングのちくわ天、ごぼう天もうまい。色々迷いましたが、山越うどんさんを訪問して当たりだったな~という、納得感に包まれて食べ進めました。

結構ボリューム感もあって、2軒目にして、満腹になってしまいました。
好印象のうどんだったので、売店でお土産のうどんを購入しました。

王道の讃岐うどんをいただけて、大満足のうどん体験となりました。

  • そのままに玉子
  • ちくわ天、ごぼう天トッピング
  • 店内

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4位

マダム紅蘭 (神宮丸太町、京都市役所前、丸太町(京都市営) / 中華料理、四川料理、担々麺)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/08訪問 2015/10/05

上品な味わいとおもてなしの、町屋でいただく京風中華

本日の気分は中華だったので、以前よりBMしていた「マダム紅蘭」さんにTEL、当日だったのですが、予約が取れました。
京都御苑のパーキングに停車して、歩いてお店に向かいました。

お店はこじんまりとした町屋で、和食店のような佇まい。
入店して予約を告げると、1階の畳の部屋に案内されました。変に高級感などもなく、ごく普通の町屋の1室に通された感じで寛げる雰囲気でした。

ランチは1品に中華重とありましたが、私、相方共に、
お昼のミニ懐石 2500円
をお願いしました。

接客される男性の方は、とても物腰柔らかで丁寧な接客。接客というよりは、おもてなしの域だと感じました。

前菜 
メニューではピータン豆腐となっていたのですが、ピータン苦手といった所、内容を変更していただけました。滑らかな豆腐の中に、ほんの少し塩味が効いたシナチクが入っていて、その僅かにピリッとくる塩味が初めての味わい。

きゅうりとイカの青じそ炒め
こちらも薄く塩味と青じその風味を効かしたもので、上品な味わい。ビジュアルも綺麗で引き込まれました。

鱧の天ぷら
京都の夏らしい食材の鱧。ホクッとした食感で熱々の仕上がり。添えられた万願寺とうがらしも肉厚なもので甘さを感じる味わい。

賀茂茄子マーボー
京野菜の賀茂茄子を使ったマーボー茄子。わずかにピリ辛でコクのある餡に、肉厚でホクホクな茄子が沈みます。こちらの人気メニューのひとつのようですね。こちらは麻婆豆腐よりも麻婆茄子推しですね。

中からスープの出てくる小龍包
蒸し上がったばかりの熱々で瑞々しい小龍包。レンゲでスルっといただきました。お約束にスープも出てきますね。

ごまだれ冷麺
器がマダム紅蘭さんらしいセンス。あっさりいただける冷麺です。モチッとした麺にごまだれがよく絡みます。

体にやさしい仙草ゼリー
中華風のゼリーといった1品。甘くないのですが、不思議といけますね。ゼリーとフレッシュなフルーツのコントラストもお見事。

程良く満腹といった食後感です。
京都ならではといった、上品な中華でした。
どれも素材の味わいを活かしたあっさりとした味付けですが、食べ応えは十分にあり大満足の内容でした。
京都と中華の融合、まさしく京風中華といった独自のスタイルに感じました。

  • 前菜
  • 賀茂茄子マーボー
  • 小龍包アップ

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5位

しげ吉 (関、せきてらす前、関市役所前 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2015/09訪問 2015/10/29

無条件にテンションが上がる、関の大繁盛うなぎ店

急に鰻が食べたくなり、思い立ったが吉日、休日に関の名店「しげ吉」さんを目指しました。
泣く子もだまる有名店、早く行かないと鰻にありつけないのですが、到着は開店直後となってしまいました。駐車場もギリギリ1台空いていました。
すでにお店前には長蛇の列が出来ています。先に店内で名前を書かないと並んでいても意味がないので、注意が必要です。
平日でしたがこの日は盛況で、開店してしばらく経って鰻がきれて、終了と言っておられました。夜の部もなしとのこと。
私達も開店直後の到着ながら、店内に案内されたのは、ランチタイム終了間際という感じでした。

庶民的な店内に案内されて、早速うなぎの注文です。
この日はすでに特上は品切れとのこと。

◇うなぎ丼上 3200円×2
◇うざく 820円
◇ノンアルコールビール 460円
をお願いしました。

まずは鰻とキュウリの酢の物、「うざく」からの提供です。
何気なく注文したのですが、これが当たり。キュウリの歯切れの良い食感と、熱々の鰻、爽やかな酸味のコントラストがとてもお見事。味もさることながら、食感の妙を堪能させてもらいました。

続いてうなぎ丼の提供です。
肝吸物と、漬物が添えられています。
蓋を開けると、食欲をそそる見事な鰻が盛り付けられていて、食べる前だというのに満足感が込みあげます。
しげ吉さんは、関西風の直焼きとのこと。
早速いただいてみると、サクサクっとしたクリスピーな食感がとても印象的な食べ応え。身のホクホクの柔らかさと、サクッとした皮の食感が名人芸とも言える焼き加減に感じました。
タレも濃すぎず、食べ進めても少しもクドさを感じません。ご飯もたっぷりと盛られていて、男性も満足の量だと思います。


やや、鰻の身の肉厚さは控えめだったものの、総じて満足の鰻をいただきました。
最近は高騰していて、高価になってしまった鰻ですが、元々は庶民的な食べ物。高級感とは違う、天然記念物をいただいたような感じでしょうか。
やっぱり、鰻ってうまいなあ、こちらは並んででも食べる価値のあるうなぎ丼であると思いました。

  • うなぎ丼上
  • うなぎ丼、肝吸い、漬物
  • うざく

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6位

Cucina Italiana 東洞 (丸太町(京都市営)、烏丸御池、京都市役所前 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2015/06訪問 2015/07/09

京都らしさを感じる町屋で、寛ぎながらの洗練されたイタリアン

人気店のようで、ダメ元で予約のTELをした所、3日前でカウンター席を確保するこが出
来ました。電話の対応も大変スマートなもので、伺う前から安心感がありました。

開店と同時に入店しました。
予約の旨を告げて、奥のカウンター席に案内されました。
京都らしい落ち着いた町屋の雰囲気、奥に坪庭が見えて、和と洋の調和が素敵な空間です。
人気店ですが、気取った感じもない丁寧な接客で、寛げる環境に感じました。

この日は3800円のランチフルコースを2セットオーダー。
ドリンクはジンジャ―エールをお願いしました。

まずは先付けに聖護院大根の提供。ほのかな甘みと瑞々しさ、口内がさっぱりとしてコースのスタートです。

◇サーモンマリネと雲仙トマトのアグロドルチェ イチゴのドレッシング
肉厚なサーモンと新鮮野菜の盛り付け。素材重視のシンプルな味付けにイチゴのソースがアクセントになります。

◇赤唐辛子入り自家製タリオリーニ 粗挽き豚ミンチと白葱のラグ―
ソースやオイルといったものの存在をあまり感じない、豚ミンチとパスタのみの味わいといったひと皿。自家製のパスタの食感が興味深く、パスタに練り込まれた赤唐辛子がピリリと感じます。
このタイミングでパンが供されます。

◇本日の鮮魚とアサリと筍のヴァポーレ バジリコ風味
京都らしく筍、大ぶりなアサリ、ミニトマト、具材にどれも存在感を感じます。ここに来てバジリコのスープが、強めの味わい。食べ応えがありました。

◇養老豚のハーブソテー
最後はスパイスとハーブが適度に効いた感じで、しっかりとした味わい。肉の脂の良質な旨味を堪能出来ました。

◇本日のドルチェ、食後のドリンク
ドリンクはホットコーヒーとしました。最後のデザートまで、抜かりのない流石の内容ですね。

終始落ち着いた雰囲気で、寛いで食事を楽しむことが出来ました。
全体に素材重視の繊細な味付け、この内容のランチフルコースで3800円は、お得感がありました。
最後は入口でシェフのお見送り、このお店なら、更に金額を奮発して上のコースを堪能したいと思わせてくれます。

  • サーモンマリネと雲仙トマトのアグロドルチェ イチゴのドレッシング
  • 赤唐辛子入り自家製タリオリーニ 粗挽き豚ミンチと白葱のラグ―
  • パン

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7位

森のcafe (信楽、玉桂寺前、勅旨 / カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/05訪問 2015/05/16

信楽の山奥で渋滞が発生する、メガトン肉ランチが評判のログカフェ

蕎麦のつもりがふと思い立って、こちらのお店に訪問。
住所非公開のお店なんですが、場所のハードルは意外と低く、あっさりと発見出来ました。口コミの事前情報から、開店30分前にはお店に到着する気の入れようです。
すでに、1台の車が待たれていて、2台目となりました。平日でしたが、その後続々と後続車が続き、10台程の列になっていました。県外ナンバーも多いのに驚きです。

11:30の開店となると、お店の方が出てこられて、室内とテラス席のどちらかを聞かれます。室内でお願いしました。
車をお店前に移動させて、入店しました。
お店は、手作りでされたようなログハウスで、素朴でぬくもりを感じるカントリー調の雰囲気でした。今の季節は吹き抜ける風が心地良いですね。テラス席も覗きましたが、手入れされた素晴らしい庭に感じました。

メニューは、キッシュランチとランチセットの2種。共に1300円でした。
私、相方共に、ランチセットをオーダー。
・スモークベーコン
・鶏の香草焼
・ハーブソーセージ
・サラダ、ライス
・ドリンク&デザート
という内容でした。

しばらくして、ランチセットが提供されました。
これは・・と、思わず息を飲むハイボリューム。肉・肉・肉という迫力がすごいですね。
早速ナイフとフォークで食べ進んでみると、これがどれもとても美味しい。
特に鶏の香草焼はパリパリの皮にジューシーな肉の旨味、スパイスも効きも良く、自家製のタルタルも相俟って最も気に入りました。おそらく自家製であろう、ベーコン、ハーブソーセージもどちらも秀逸。ライスが進みます。付け合わせのサラダも、人参のスライスが甘く、口直しに最適ですね。

序盤は喜んで食べていたのですが、途中からはフードファイトの様相を呈してきました。特に巨大なベーコンが手ごわかったですね。
それでも私は、なんとか完食。相方はギブアップとなりました。正直半分くらいの量でも十分な内容でした。
しかし、女性客が多かったのですが、周りの完食率が高かったのは驚きでした。

食後のデザートとコーヒー。
ハーブティとタルトをお願いしました。やはり甘いものは別腹で、すんなりと完食できました。デザートのタルトは、あっさりとした甘さで、美味しかったですね。

とにかく、手作りのあたたかさと、ハイボリュームな肉ランチが混在する、希少価値の高いカフェ。
是非再訪して、今度はテラス席で食事を楽しみたいですね。

  • ランチセット
  • ランチセット裏より
  • ブドウとキウイのタルト

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8位

ルナール ブルー (烏丸御池、京都市役所前、烏丸 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2015/11訪問 2015/12/20

気分はプチパリ、カジュアルの中にも優雅さを感じる人気フレンチ

人気フレンチ店の「ルナールブルー」さんへランチに訪問しました。
何回か予約のTELをしても満席でしたが、今回は前日でもOK でした。

1見こじんまりとした外観。入店すると、それほど広くない店内。
テーブル間の間隔も狭めでしたが、少し照明落とし目の暗めの雰囲気、シックな調度品とインテリア。もっとカジュアルな雰囲気を予想していたので、この大人のフレンチレストランといった落ち着いた感じは気に入りました。

店内の雰囲気に満足感を覚えながらのオーダーです。
接客の方は、丁寧ですが、こちらはカジュアルな対応です。

ランチコースBの4200円を2つお願いしました。
・オードヴル・スープ・パン・活オマール海老のロースト・メイン・デザート・ドリンク
といった内容のもの。
オードヴル・スープ・メインは2種よりの選択となります。
限定10食のオマール海老が決め手となってのコース選択でした。

オードヴルは私は、「フランス産シャラン地方ビュルゴー家の鴨肉のテリーヌ」、
相方は、「天然カンパチのカルパッチョ サラダ仕立て」
を選択しました。
前菜によってその日のランチの当たり外れが予想できますが、今日はいいお店に来たな~と、当たりを実感できる内容のもの。
どちらもボリューミーで食べ応え十分。特に鴨肉のテリーヌは肉々しさを感じる濃いめの味付け。スタートよりインパクトある1品。

スープは、「クラムチャウダー」と「マッシュルームのポタージュ」
マッシュルームのポタージュはきのこを濃厚に感じる素材を感じる仕上がり。
提供された2種のパンともよく合います。

続いてオマール海老のロースト。
豪快に手でいただいてくださいということで、手拭きも用意してくださいます。
これは、食べなきゃ損でしょうか。プリップリの食感。味噌を付けて食べると、更に海老の風味が濃厚に。これもソースがパンによく合います。大満足なひと皿でした。

メインは肉料理の選択。
私は「丹波黒毛和牛もも肉のプティステーキ」、
相方は「仔牛ロースのロティ エストラゴンビネガーのソース」
としました。
私のステーキは、レア気味でジュワッと柔らかく、弾力のある食感。肉の旨味を堪能しながらも、重たくなくあっさりといただけるものでした。

最後はデザートとドリンク。
ドリンクはコーヒーとしました。小菓子も付いてきます。
しっかりと美味しいもので、最後まで満足感は途切れませんでした。

ガッツリ系のしっかり食べさせてくれるフレンチで、ビストロのような雰囲気。
特にオマール海老のローストは満足感高く、印象深かったですね。
人気なのも納得のランチコースでした。

  • オマール海老のロースト
  • フランス産シャラン地方ビュルゴー家の鴨肉のテリーヌ
  • 天然カンパチのカルパッチョ サラダ仕立て

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9位

ふなや (道後温泉、道後公園、南町 / 料理旅館)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2015/07訪問 2015/08/15

静かで奥ゆかしいおもてなし、道後の歴史ある名宿

愛媛の宿は、日本で最古の道後温泉の中でも、三百八十年の歴史ある老舗中の老舗、「ふなや」さんに宿泊しました。
かといって敷居が高いという訳でもなく、私にも手の届く宿泊プランを提案されているのもこちらに宿泊した理由です。夜お酒を飲んじゃって、結果的に結構かかりましたが。。

道後温泉の中心街より、徒歩5分程でお宿に到着できます。
ふなやさんは中規模の旅館で、外観、エントランス、館内と派手さはなく落ち着いた佇まい。外資系の煌びやかなホテルに比べると最初のインパクトは薄いですが、部屋に案内されて、温泉を堪能し、庭を散策して、従業員の方のサービスを受けていると、沸々と満足感が湧きあがってくるお宿でした。
実に日本人好みのお宿であると感じました。

午後3時頃にチェックインしたので、温泉や周辺の散策とゆっくりとしてから、19時より館内の食事処で、夕食としました。
ふなやさんは純和風のお宿かと思いきや、流石、昭和・明治の文豪に贔屓にされていたハイカラな面もあり、洋食もお得意のようです。
私は和食のコース、相方は和洋折衷のコースをお願いしていました。

私の和食のコースは、

◇食前酒 梅酒
◇先付 和風ジュレ 海老 貝柱 紅芋茎 枝豆 ふり柚子
◇前菜 鱧湯引き 小蛸旨煮 とうもろこし玉子寄せ
◇造り 本日のおすすめ カツオ カンパチ 鯛
◇焚合 荒焚き
◇台の物 すずき味噌煮 サザエつぼ焼き 地鶏塩蒸し 胡麻あん
◇揚物 絹川茄子揚げ出し 小鯛 坊っちゃん南瓜 
◇椀 清仕立て 烏賊真蒸 えの木 あおさのり
◇ご飯 炊き込みご飯 
◇果物

という内容のものでした。
相方の和洋折衷は、途中冷製スープ、メインは3種より選択できて、牛フィレステーキとしました。

最初は生ビール(モルツ)をいただいて、途中からボトルでワインをいただきました。
料理は、最初の先付け、前菜から好みの味わいで、とても美味しい。
造りは、流石四国、カツオが絶品でした。最初マグロかと思うほどクセのないものでした。
私の和食の方は、メインにもう少しインパクトがほしいものの、正統派の和食で、とても満足のいく内容でした。最後の炊き込みご飯がおかわり自由なので、満腹になりました。
居心地の良いお宿ですが、料理の満足度も確かであると思います。

朝食も、私は和食、相方は洋食を選択しました。
朝食の方は、まずまずの内容でした。

総じて、満足のいく、道後温泉ライフを満喫できました。
またいつか、再訪してみたい魅力あるお宿でした。

  • 前菜
  • 先付
  • 造り

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10位

喫茶葦島 (京都市役所前、三条、三条京阪 / 喫茶店、カフェ、ケーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2015/01訪問 2015/01/29

追求された空間美に身を委ねる

買い物を済ませ、夜の8時過ぎに伺いました。
三条の人道りの多い、賑やかな界隈ですが、エレベーターでビルの5階に上ってお店に入店すると、
一気に空気が変わります。

エレベーターの扉が開くと、そこはいきなりカフェになっています。
平日の夜の8時とあって、お客さんはまばら、お好きな席にということで、カウンター手前のテーブル席に落ち着きました。

柔らかな照明の光が落ち着きます。
座ってすぐに気付いたのは、椅子の座り心地の良さ。柔らかなクッションでゆったり出来ますね。店主からのどうぞゆっくりして下さいといった、メッセージでしょうか。
静かな音楽に、デザイン性に優れたオブジェ、無駄を排されたシンプルな空間でありながら、洗練されたこだわりを感じる雰囲気。
堅苦しさはなくて、非常にリラックスした気分になりました。

店員の方は、膝を付いてオーダーを取りに来てくれます。
それが、大袈裟でなくて様になる空間なんです。

葦島ブレンド 600円×2
ビターショコラ 600円 
をお願いしました。

コーヒーは店主が、自家焙煎された豆を、じっくりとハンドドリップにて抽出されます。
コーヒーは苦味がふわっと来て、雑味のない後味。洗練されたブレンドに感じましたが、深みというものは今ひとつ伝わって来ず。個性ある味わいなので、好みは分かれる所でしょうか。
ビターショコラはねっとり濃厚な風味。コーヒーにとても相性がいいものです。
大きさは小さめなんですが十分なインパクト。2人で1コでも、満足出来ますね。

こちらのカフェが発信する個性や価値観は、とても追求されたコンセプトで、
その雰囲気にどっぷりと身を任せました。

いい時間を過ごしたという満足感はかなり高かったですね。

  • 葦島ブレンド
  • ビターショコラ
  • 店内

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