レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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2位
1回
2015/05訪問 2015/06/12
(15/5)
持ち帰りのお弁当があるということでいつかは持ち帰ってみようと思っていたら、絶好のチャンス到来。
晩御飯用のお弁当×4を電話注文することにした。
和風ハンバーグ(680円)、チキンカツ(580円)、ビーフコロッケ(600円)、チキン南蛮(580円)を選択。
安い!
お持ち帰りし、早速食べてみた。
値段的にはほっとさんプラスαくらいで味は全く別物。
近所にあれば、週1回は確実に注文する。
特にチキン南蛮の甘酢は絶品。びっくりクオリティ。
やわらかいしジューシーだしソース旨いし言うことがない。
コロッケは息子が1つもくれなかった。相当旨かったようだ。
ハンバーグもチキンカツも勿論旨い。時間が経ってしまって冷えていたのに。
マカロニサラダがまた旨い。マカロニのゆで具合とハムの食感とマヨの加減が最高。
惜しむらくはソースが出来合いのものだったことだが、まあ許容の範疇。
今までのお弁当人生で一番旨い上に安価。素晴らしい。
取りに行ったときも凄いお客さんで行列だったが、すっと入れてぱっと受け取れて少し優越感。
並ばずにボンバーさんの料理が食べれる幸せ。
出来立て熱々も勿論旨いけど弁当も良いよ。
(14/8)
娘の試験のついでに息子を映画に連れて行った帰りに来店。
午後2時前だったのですぐに入れるだろうと思っていたが、やはり人気店なんだなと改めて感じた。
2組待ちだったが、結局入店するころには後ろに3組。
普通の店だと待ったりはしない、待つのが嫌いなのですぐ近所の違う店に行って、結局そこでも待ってというパターンが多い。
ここは待つ。
その価値があるから。
といっても2回目の来店なので常連ではない。
娘ハンバーグデミソース定食(920円)、私と息子でミックスフライ定食ご飯大盛り(970円)を注文。
待つこと10分くらいでミックスフライ登場。いつも娘の注文したものは後で来るようになっている。
見た目のボリュームと造形のインパクトが凄い。
ボリュームと味が比例しているお店はそんなにない。
そこが並んでも食べたいと思わせる所以だ。
チキンフライ、エビフライ、コロッケのコンボで注文したが、間違いない。
息子にエビフライとコロッケとご飯を取り分ける。
そうしているうちにハンバーグ定食が到着。
これもまた旨そうだ。
チキンフライはジューシーで所々軟骨っぽい歯ごたえが凄く良い。
エビフライは食わせてもらえなかった。おそらくそれほど旨かったのだろう。
コロッケはポテトコロッケで懐かしい感じで良い。
タルタルソースがまた旨い。
凄く合ってる。
おかわり欲しかったな。
サラダも山盛りで大満足。
また、ご飯がいい感じに炊き上がっていて言うことなし。
ハンバーグもひとかけらしか食べていないが、ナツメグっぽい香辛料が結構効いていたような気がしてとても旨かった。
お会計の後に子どもらへペロペロキャンディをくれた。
けんかしないようにと2本くれたが、中3と小1はそんなことではけんかしませんと思っていたが若干小競り合いがあっていた。
お気遣いありがとう。
帰るころにはまだ並んでいた。
そりゃそうだ。
3位
1回
2015/08訪問 2015/08/29
昼食で息子と初来店。
最近うどんにどっぷりハマっている。2人とも。それも裏打会に。
チャンスがあれば立ち寄るようにしているという自覚はないが、結果そうなっているようだ。
今回も小倉駅に用事があったので来てみたが、昼飯の店選びに迷いはなかった。2人とも。
3号線沿いなので少し離れたところに車を止め、自然と早まる足を抑えられず、飛び込むように入店した。
11時半、少し早めの昼食だったが、お客さんの入りは7割といったところ。
店員さんがテーブルを片付けるのでと申されたが、2人なのでと手前のカウンターに座る。
メニューを見たが、ごぼう天の迫力は裏打会共通のようだ。
今回は、私久兵衛うどんと息子釜揚げうどんにした。
元々息子はあまりうどんに具が入っているのがあまり好きではないようで、大体きつねかわかめかだが、今回はどういう風の吹き回しか。
ただ、私は釜揚げは生まれて初めてだったので、興味津々。
待つこと10分少々、やはり時間がかかるな。仕方なし。
出てきた久兵衛はお店の名前を取っているだけあって、てんこ盛りになっていた。
ごぼう、肉、エビ、きつね、卵、わかめ、かまぼこ・・・
エビは息子にあげたので食べていないため、わからないが旨かったようだ。
渡して次見たときには尻尾すらなかった。
ごぼうは薄くスライスしてサクッと仕上がっている。
サックサクの食感を残しつつこのフォルムなのは職人芸だといつも感心する。
肉はよく味が沁みんこんでいる。このスープだとこのくらい甘過ぎないのがいい。
他の具も麺とスープを引き立たせるにはもってこいの仕上がりだ。
で、スープは、裏打会4件目の現状では一番好きだ。
前回訪問した裏打会店はあっさりで少し上品過ぎだったので、このくらい味がしっかりしていた方がいいと思う。
それでいて当然辛くはないのでつい飲んでしまう。レンゲが止まらない。
麺は細くコシがあってのど越しがいい。やはりこれもこのお店が一番好きだ。
釜揚げうどんを少し食べたが、旨いね。アリだ。
なぜ今まで食べなかったんだろうと思うが、このお店だからなんだろうね。
つるっとしたのど越しのこの麺の食べ方として一番合うような気がした。
つけだれの酸味もちょうど良いし、これに柑橘を絞ると麺がとてもさわやかになる。
釜揚げって麺が旨いと旨いんだなあと実感した。
お店を出て歩いていると、息子が「思った以上に旨かったね。あ~旨かった~」と感嘆していた。
そうだね。旨かった~ね。
豊前裏打会4件目、次はどこに行こうか。
4位
1回
2016/11訪問 2016/11/23
(16/11)
また、また来てしまった。
今回は娘の誕生日で娘のリクエストに応えた形だ。
相変わらずの旨さはお通しから始まり、締めの焼きおにぎりまで続いた。
今回初は五島うどんと焼きおにぎり。
うどんはあっさりアゴ出汁が絶妙。
あっさりなのにインパクトがある。上品なのにパンチがある。
麺は細柔麺。喉越し良く、ツルツル入る。
とても、とっても旨い。
焼きおにぎりは、これが本物の焼きおにぎりなんだろうな、という味。
濃いめの醤油味がなんとも絶品。
焦げ加減もちょうど良く、カリフワ食感。
この店に来ると満足しかしない。
サイコウ。
(16/4)
また、また来てしまった。かなりのお気に入りだ。
家族で旨い魚と言えば、そんな存在になっている。
今回はいつものコラーゲンサラダ、刺し盛り、唐揚げ、セセリなんかに加え、新たに白子天ぷら、煮魚、魚ネギゴマご飯?などを食べてみた。
旨い。
毎度のことながら刺身の旨さよ。鮮度に感心する。
こんな甘いのはそうそう食べれない。
唐揚げの柔らかさよ。最早別の食べ物だ。
白子はふわふわトロトロ。
ご飯は魚が爽やかですらある。
ここでは満足しない日がない。
最高だよ。
(15/10)
また、来てしまった。
今回は私の誕生日を祝う会だ。といっても、誕生日から2週間は経過しているが。
ここの魚が忘れられなかったので、リクエストした。
今回の魚、マゴチ。
旨いのは知っていたが、めちゃくちゃ旨かった。
ふわふわの身で甘みが凄い。口の中でいなくなるのが早い。
新鮮さが滲み出ていた。
あとは冷奴風うにチーズ。
うにとチーズが合うのは知っていたが、ここまでとは・・・
うにの甘さがそこいらのものとは別物で別格。旨い。
シーザーサラダも野菜新鮮でコラーゲンがプニプニ。
唐揚げもふわふわ感が半端じゃなく、なんという食感だろうと感心する。
息子用に頼んだウインナーはかなり旨そうだったが、くれなかった・・・
ただ、カルボナーラ風ちゃんぽんが少し塩が効きすぎていたかな。
少しお待たせして申し訳ないということで、さわらの天ぷらをサービスしてくれた。
確かにお客さんは多めで、注文に時間がかかったといえばかかったが、気になるほどでもない。
そういえば、前回訪問時は対応が早かったという記憶はある。
これが素晴らしく旨かった。
ふわっふわの天ぷらで旨味閉じ込めすぎだろうという一品。
これをサービスだなんて、素晴らしすぎる。
今回も大満足で帰ることに。
帰り際に、高校生の娘が、大学になったらここでバイトしていいかと、結構本気で聞いていた。
いいに決まってるだろう。
そのときは味を盗めよ。
(15/9)
宴会で利用させていただいた。
初来店で、正直こんなところにこんなお店があるなんて、という感じだった。
外見はこじんまりとした小料理屋か居酒屋という感じで、そう目立つ存在ではない。
近所の方々が利用されて成り立っている、そんな感じだった。
今回の感じが以前訪問して結構旨かったので、ということが今回訪れたきっかけだった。
お店の中に入ると靴を脱ぎ、カーペット敷きの廊下を歩き、個室へと案内された。
落ち着いた感じで雰囲気はなかなか良い。
料理はお任せで頼んでいたので、飲み物を注文。
私は生ビール(ドライ)を注文、他に焼酎や日本酒、カクテルなんかもあり、それなりの品揃え。私はビールと焼酎さえあればという感じだが。
料理が運ばれてきたが、最初はモズク酢、そしてコラーゲン入りサラダ。このお店は何気にコラーゲン押しのようで、コラーゲン入りの酒なんかもあった。
シーザーサラダ風で、ぷにゅぷにゅした食感が思ったより良い。
刺し盛り、凄い迫力だ。6人前だが見た目の破壊力は抜群。
味はというと、これがまたイケる。
五島列島の宇久島から魚を直送しているようで、ここにはかなりこだわっているようだ。
今回のおすすめは鯛だったが、歯応え、弾力、甘み、旨い。
刺身を甘いと思って食べたのは久しぶりだ。
本当に旨い。
このあたりで既に結構いい気分になっていたので、その後の記憶は定かではないが・・・
思い出すのは、唐揚げ。
パリッととは逆、ふんわり柔らかい衣に柔らかい肉。ジューシーという表現が似合い、付け合せのマヨネーズとよく合う一品。
たまにはこういうのもなかなかだ。
あと、記憶にあるのはカルボナーラ風ちゃんぽん。
結構濃厚なスープで旨み十分のカルボナーラだ、という感じ。
五島うどんを期待していたので少し残念だったが、これはこれで十分満足。
納得の旨さ。
このちゃんぽんで店を出た後のラーメンは不要となる。
目立たないがなかなかの料理、特に魚を提供してくれる店。
この調子であまり流行ってほしくない。
行きたい時に行ける店で合ってほしいが、旨いからな。
皆に知られるのが嬉しくも悲しくもある、そんなお店です。
5位
1回
2016/08訪問 2016/08/06
(16/8)
映画ついでに娘と息子と来店。
午後12時、お客さんは半分くらい。ここは旨いのに客付きがイマイチだな。
今回はランチ。
ゴロゴロ野菜とソーセージ、エビスープの5番にした。
15分ほど待つと出てきた。少しボリューム感がないのはランチだからか・・・
食べてみると、やはりというか、辛旨いが最初の時の感動がイマイチだ。
少し変わったのか、こっちのカレー舌が肥えたのか、何なのか。
エビの感じがあまり出てないし野菜の新鮮さが伝わらない。
頑張っているのはナスだけだった。
ウインナーもパッツンパッツンしていないし。
期待しすぎだったかな。
(15/8)
夕食でこの間全国ネットで紹介されていた某天ぷらやさんに行こうと思ったが、とてつもない長蛇の列。
信じ難いほどのその行列に戦意喪失し、トリアスの某パスタ屋さんにしようと行ってみた。
普段カレーは家で食べるものという持論を持っている嫁さんが本当に珍しくこのお店に惹かれたようで、スープカレーは食べたことないので行ってみたいと提案された。
これは何かあるなと直感したが、息子も一緒なので子どもでも食べれるようなのがあるかとメニューを見た。
KIDSカレーがある、じゃあ行こう、となった。
初スープカレーなのでルールがよく分からないが、とりあえずベースとなるスープを選んでトッピング、ご飯の量、辛さとかを順々に選んでいくようだ。
スープはトマト、あっさり(鶏)、ココナッツ、エビ、クリーミーエビから選択となっており、嫁さんはココナッツ(一番甘い)、私エビにした。KIDSは選べないようだ。
次はメニューで、嫁さんはベジタブル、私チキンにした。KIDSは選べないようだ。
次は辛さ、嫁さんは0番、私は5番にした。(最高は30番らしい)
ライスの量は普通、トッピングなしで選択完了、でオーダー。
待つこと10分弱で運ばれてきた。
見た目で驚いたがボリューム感が凄い。
何となくスープカレーというものを想像していたが、その想像のとおりなのに驚いた。
野菜がゴロゴロだしチキンレッグが大きい。圧倒的。
スープを飲んでみたが、私的には「旨い」と思えるぎりぎりの辛さ。これ以上は「辛い」が勝ってしまう。
エビのテイストはあまり感じなかったが、その分香辛料が凄い。
これがまたご飯に合うから始末に悪い。食べ過ぎることは必死。
想像を超える旨さ。かなり旨い。
野菜もブロッコリー、オクラ・ナスとびっきり旨い、ピーマン・ジャガイモ・にんじんかなり旨い、ヤングコーン旨い。
新鮮なのは勿論で、でかいし旨いしスープに合ってるし、言うことがない。
あと、うずらも旨い、チキンレッグに至ってはホロホロで旨味三昧なのにこの値段でどれだけ入っているのと言いたくなる。
今まで食べたチキンカレーといわれるものの中では最強。
嫁さんもこの旨さに驚嘆していた。
嫁さんのはココナッツの0番なのでかなり甘いが、これまた旨味が凝縮されていて旨すぎか。
辛いのが苦手な人にはうってつけ。KIDSカレーより甘く感じた。
嫁さんのベジタブルカレーには、あとキャベツ、レンコン、カリフラワー、アスパラが入っており、野菜感が突き抜けている。
かなり旨かったようで、再訪ありが前提の次何食べるという話をしていた。
息子も随分と気に入ったようで、嫁さんと声をそろえて今までで食べたカレーの中で一番旨かったと。
とりあえず、スープカレーは旨いというのと、この店は凄いのがわかった。
会計時に店長さんらしき人が出てきて話をしたが、北海道では行列店だそうで凄い人気らしい。
本場で修業をしてきたという店長さんは実に良さそうな人で、カレーの味ともども気に入った。
必ずまた来る事を告げて店を出た。
嗚呼、満足。
6位
1回
2015/05訪問 2015/05/27
昼食で久々来店。
以前はお昼時でもテーブル席に1人で座れたもんだが、この間は満席で入店をあえなく断念という状況になってしまった。
今回はテーブル席は満席だったがカウンターが開いていたので端っこに座った。
メニューは見なくても注文するのはドライカリーのランチ(1080円)。
私に選択の余地は無い。
以前はスリランカカリーだったが、俗に言うドライカレーにルーがついているという2度美味しい感じが癖になってしまった。
なので今回もドライカリーランチ。
待つこと2分でサラダが出てきた。
ツナパハであればこれはこのタイミングで食べちゃいけないが、ここは大丈夫。
ツナパハは基本メニューは基本一緒のはずだが、若干辛いし具も少し違うような気がする。
舌休めのためにサラダはカリーと一緒に食べるのがいい、と知り合いに教えてもらった。
このサラダは野菜自体が細切りでしゃきしゃきしているのと、ドレッシングが何だか微妙に甘いのが好きだ。
少し甘いポン酢みたいなものか、いや違うな。上手く説明できないが、とにかく旨い。
売っているなら買って帰りたい、といつも思う。
それから10分以上待ち。今日はお客さんが多いので少し時間がかかっているようだ。
現れたドライカリーは、やはり旨そうだ。とっても。
私は最初にルーを全てかける派だ。
そのルーでドライカリーの山を少しづつ崩して食べ進んでいくのが大好きだ。
このドライカリーはライスが絶妙な辛さがなんともいえない。絶妙としかいえない。
ベーコンや何やらの肉とナッツがこれまた絶妙な食感。
ナッツなんて料理に入れるなんて・・・とか思っていた頃が懐かしい。
ピーマンの緑も色見として最高だし、味も若干の苦味がなんとも絶妙。
玉ねぎの若干食感残しも素晴らしいし、レモンの味がすべての調和をもたらしている。
最高だ。
食べ終わった後のお楽しみ、デザートがマンゴーソースがかかったアイス。
口の中の辛味をさわやかに中和してくれる。
無理やりリセットされるような感じでなく、後味残しつつひんやりとなる。絶品。
アイスティーも微妙な苦味がこの流れに良く合ってる。
お昼時でも確実にゆっくり食事ができるという安心感がなくなったようなので、それが少し残念ではある。
今までこんなに旨いのにそうならなかったのが異常だったんだろう。
お店の認知度があがって繁盛するのは嬉しい。
仕方ない、が、少し困った。
そのうちラーメン仮面もこうなるのだろうな。
7位
1回
2015/10訪問 2015/10/06
(15/10)
またも法事で親戚一同で来店。
旨さ、雰囲気、サービス、CP全てにおいての確実さが決定打になっている。
今回はひる膳(1700円)を注文。
季節の前菜から始まり、バケットにチキンが乗っている胡麻チキンサラダ、ひき肉が絶妙の味わいの茄子田楽、鮭ってこんなにジューシーだっけ?の鮭の塩こうじ焼き、上に乗っているわさびが堪らないワンポイントの山芋と蓮根の蒸物、びっくりかぼちゃのすりおろし、安定のじゃこ生姜ごはん、苦味と甘みが上手に融合したコーヒーゼリー、どれも絶品、文句なし。
中でも茄子田楽のひき肉の深い味わいとなすの甘さが素晴らしくあっていて、もうたまらない旨さ。
茄子嫌いが好きになる、そんな一品だ。
また、かぼちゃのすりおろしは軽く衝撃を受けた。
かぼちゃのざらざらというかとろとろというかそんな食感は一切なく、ごくごく飲めるスープだ。
だし汁とかぼちゃの甘みのマッチングが最高だった。
いつもだが、これはちょっと・・・がない。
感想が、”旨い”か、”かなり旨い”か、”最高に旨い”かどれかになる。
名店だ。
(14/10)
法事後の会食で親戚12人で来店。
実家やお寺さんが近いので法事なんかではよく利用している。
今日は季節の会席コース(4000円)を予約してもらった。ひる膳(1700円)でも十分満足できるのに、コースとは・・・
嬉しすぎる。
まず前菜。すべて優しい味付けだが、それでいて程よい甘みが程よすぎる。
酢の物も絶妙な酢加減で素材の引き立たせ方が素晴らしい。
前菜のレベルを逸脱している。最後までこのレベルが続くんだろうなと期待にビールも旨い。
次にお造り。ここは港の近くかと錯覚するくらいに新鮮な刺身。旨いのは分かっていたがこれほどとは・・・
それとつまがしゃきしゃきで瑞々しい。こんなつまは食ったことない。
細かいところも手を抜かない姿勢、素晴らしい。
続いて蒸し物。レンコンの擂ったものが入った蒸し物で、上に載っているわさびが素晴らしいアクセントになる。
混ぜて食うと幸せ満開。ビールが止まんないよ。
次は季節のサラダとパン釜シチュー。サラダは野菜が当然だが新鮮で素晴らしく旨い。いちじくとドレッシングが良く合う。
とても旨いが、サラダは最初がいいかな。
パン釜シチューはパンがパリパリでふわふわ、シチューは深いクリーミー、2まわりくらい大きくしたらこれだけで昼飯になる。
焼き物は、なす。娘が一番旨かったと絶賛していた。
ふわっふわのなすの食感、あつあつでチーズと相まって旨さが増幅。
季節の味ご飯と焼き魚。
しょうがのご飯が旨かった。ほんのり味が付いているという感じであっさりぺろりといただいた。
焼き魚はふわふわの白身で甘旨かった。かなりのものだった。
今までの焼き魚人生でもベスト3に入るか入らないかくらいだった。
最後はデザート。
甘さ控えめの大人のデザートだ。
総合的に見てレベルは非常に高い。
が、敷居も全然高くなく、全く気取っていない。
味や雰囲気は言うことはないし、サービスも行き届いている。
聞いてもないのに長々と説明したりしないし、馴れ馴れしくもない、絶妙な距離感を保ってくれる。
名店と言っても過言ではないと思う。
場所が辺鄙であることがメリットでありデメリットかな。
あと、飲み物が充実してくれたら・・・最高です。
8位
1回
2015/07訪問 2016/02/23
母の古希のお祝いで昼食会。
こんな趣旨の会の時は割と活用している。
結構自由が利くのと量が多いのに安い上に、なによりかなり旨いから。
今回はケーキと花束持参でやってきた。
お店は予約オンリーなので、急に行きたくなっても行けないのが辛いが、結構高齢の方と息子さん?でやっているようなので用意していないと結構厳しいのかも。もったいないその1。
峠を下る途中にあり、近くにバス停はあるが頻繁には出ておらず、地理的不利は大きい。ハンドルキーパーが必要。もったいないその2。
とにかく量が多い。コースは2500円と3000円があるが、2500円で十分おなか一杯になる。
お店の人に聞くと、3000円は残るからもったいないよと教えてくれる。子ども分は頼まなくてもいいらしく、とにかく商売気がない。もったいないその3。
とにかくもったいない。
博多や天神なんかでやっていたら予約の取れない大人気店だったのは間違いないくらいのクオリティ。
まあ、この辺りでやってくれているので気軽に来れるのだが。
ランチ設定がないので内容は昼も夜も同じ。
鶏皮酢から始まり出汁巻卵、たたき各種、唐揚げ、水炊きかすき焼きでフィニッシュ。
これで2500円は価格破壊。
どれも絶品。
こんな新鮮で柔らかい鶏皮なんて食べたことないし出汁巻はふわっふわで甘い。
たたきもジューシーで柔らかい。柚子ごしょうとベストマッチ。
唐揚げは1個がでかい。塩味でジューシー。かなりの旨さ。
鍋は言うに及ばす。旨すぎる。
満足さが突出している。
老夫婦が中心となってお店をまわしていることもあり、こちらでお手伝いするようなご愛嬌もあるが、うちは全く気にしないので問題なし。
こういう素敵なお店は未来永劫続いていって欲しい、と心から願う。
9位
1回
2015/04訪問 2015/04/13
昼食で初来店。
ラーメンだ、それも初めての味に出会うと決め打ちして臨んだ。
この店は頭にあったわけではないが、評価が高く、たまたま通りかかったということで来てみた。
12時半くらいで昼時なので待たないといけないかと思っていたら行列は見えず、すぐに行けそうな雰囲気、駐車場からの歩みが早くなる。
店に入るとまず店長らしき方、少し強面ではあるが優しい声で食券を買うよう促された。
入って右端に食券機がある。
初めてきた店では一番王道であろうものを注文することにしているので、ここは豚骨ラーメン(600円)とミニチャーハン(+200円)にした。
もう一人、こちらが店主っぽいがラーメン作り以外をやっているので違うのか、年配の方が注文を確認し、麺の硬さを聞かれたので迷わずバリ硬を選択。
カウンターのみの店なので一番右端に座って待つ。
待つこと12~3分、お客さんの入りを考えると少々長いが、チャーシューを七輪で焼いたり一杯一杯実に気持ちを入れて作っており、やることが丁寧だ。仕方なし。
ラーメンとチャーハンが出てきた。
ラーメンは見た目凄く美しい。具が綺麗に配置されている。店の前に飾っているディスプレイのようだ。
チャーシューは炙っているので焼き目が綺麗についている。これで食欲が湧かない人はいないだろう。
スープを飲んだ。感動した。旨い。
自然と笑顔がこぼれそうになるが、おひとり様のため、気恥ずかしさから笑顔を堪えた。
旨いな。今年のラーメンナンバーワン候補だ。
濃厚だが獣臭あまり感じない。旨みが強いので匂いも旨い。
玉ねぎのみじん切りかと思いきや、背脂がどさっと入っている。これがまた濃厚さを強調しているが、しつこくない。
背脂は追加自由だそうだ。ガッと行きたいところだが、今日は初なので次来店時にとっておく。
塩分濃度も高いんだろうけど気にならない。
旨いから。それほど旨いから。
チャーシューの香ばしさもスープと相まって旨さを引き立てている。
炙り加減も良い。旨い。
チャーシューは基本バラだそうだがモモに変更もできるらしい。拘ってるね。
きくらげはコリッコリで食感が良く、ネギも旨い。
これらと麺がまたよく合う。
すべて旨い。
チャーハンもふわふわで味は若干あっさりめ、ラーメンとのバランスが良い。
これも旨い。単品でも全然いける。
食べているうちにお客さんは増えていったが、行列とまではいかない。
これがまたいい。
いや、これはいい店を発見した。
再訪決定。
10位
1回
2015/05訪問 2015/05/17
晩飯で初来店。
友人と2人で飲むことになり、以前から気になっていたこのお店へ。
わかりづらいかもと思って探す時間を考慮して予約の時間より早めに行ってみたら、以外と見つけてしまった。
15分くらい早いけどいいかなと入ってみた。通してくれた。
通路を奥へと入り、カウンター席が見えた。2階に個室的な部屋があるのかな。
カウンターは8席くらい。空調の効きが悪いと言われたが一番奥に座る。
注文は、生うに、刺身盛り、アラカブの煮つけ、天ぷら盛り等々。
思いつきの当日予約のため、コースにしなかった。しとけばよかった。
お勧めと言われた生うにはまさしく絶品だった。今まで食っていたうにって何だったと思うくらい、これは別の食べ物だった。
とろとろでクリーミー、食べるとほわっと甘さが口の中に広がる。
何もつけなくて十分、というより何もつけたくなかった。
今考えれば塩とわさびと海苔が付属していたので、つけてみれば良かった。
おそらく、もう他のうには食べられない。食べてもうにと感じない。
私の味覚にこの味がインプットされてしまった。
刺身盛りは、鯛、鮪、鰯、蛸、鰆等々。
どれも旨かった。
実がぷりぷり、脂のりも良く、食感であったり甘みであったりそれぞれの良さが引き立っていた。
蛸の吸盤が出されたが、これは塩で旨い。つまみとしてずっと食べていたかった。
本日のお勧めに烏賊があったので楽しみにしていたがなかった。これは拍子抜けだったな。
レベルの高い刺身でとても満足した。
アラカブの煮つけは、最後までのどぐろと悩んだが、値段にビビってアラカブにした。のどぐろ高い。
しつこくない甘みのある醤油だれで煮込んだアラカブは、想像の範疇で最も高いランクのものだった。
旨い。ため息が出た。
ふわふわの白身にこの甘いたれはとてもよく合う。
どうしたらこんな味になるのか、このレベルのお店に来るといつも思う。
アラカブの可能性を見縊っていた。ごめんなさい。
天ぷらの盛り合わせは旨かったが、それまでが旨すぎたので、正直目立たなかった。
きっと旨かったのだろうがそこまで記憶に残っていない。
これも基準を超えた旨い店の宿命だろう。
酒類も種類が結構あり、いろいろ飲めて楽しかった。
ビールがお洒落グラスでジョッキじゃなかったのは残念だったが、後は言うことなし。
板前さんが若くてイケている方ばっかりだったので、女性も楽しいだろう。
店員さん皆対応が良く、適度に元気で、聞けばいろいろ教えてくれる。
一瞬も嫌な気持ちにならなかったのは久しぶりかな。
かなり良い店で大満足だったので、忘年会の候補に挙げておこう。
昼食で娘と来店。
パスタが食べたいと娘のリクエストで、早良区に居たので某パスタ店に行ったが木曜定休日でこちらに。
少しランチタイムから外れてしまった。
2年ぶりくらいか、久しぶりだったがこの店は相変わらずだった。
お店をのぞくとカップルとシングルのみ。よし。
入店し、奥のテーブルに案内された。
今日はキャベツウインナーのペペロンチーノとイカのラグーソース。
悩んだ挙句、パスタランチ(1000円)の娘はペペロンチーノ、私はラグーソース。どちらも旨そうだ。
それにしても相変わらずこの上なく感じの良い接客だ。
わざとらしくない自然な笑顔とつかず離れずの距離感、サーブのタイミング、完璧。
座っているだけで気分が良くなるお店は本当に少ない。
待つこと2分くらいで前菜登場。
レタス大盛りとキッシュ、キャロットラぺかな?、バゲットにスモークサーモンのパテ。
ドレッシングが最高に旨い。にんじんも仄かに甘い。パテが絶品。
どれもこれも旨い。それもかなり旨い。
この時点で結構幸せ。
感じの良いイタリアンの店ではタブーの2人しゃべらず黙々食べる。ガツガツかもしれない。
前菜でかなりの満足度。
食べ終わるといい感じの間隔を置いてパスタ登場。
ラグーパスタはイカの香りが・・・脳に響く。
パスタをくるっとまいて口に放り込む。
麺の茹で加減、最高。プリンとしている。プリンプリン。
ソースは半端じゃなく、旨い。
トマトが甘い。フレッシュトマト使用かな?旨すぎ甘すぎ。いや、甘すぎない。
絶妙。絶品。非が打てない。
ああ、フォークが止まらない。
半分食べたところで正気を取り戻し、娘のペペロンをちょいといただく。
これは・・・何だこれ!
旨い。過ぎる。
すべてが絶妙過ぎて一口では何が何だかわからない。旨いだけわかる状態。
オリーブオイルが甘い。キャベツが甘いのか、キャベツは食感が絶妙だ。いや、ウインナーの塩気か。
何が何だか・・・
パスタと一緒にバゲットを持ってこられていたのでソースを乗せて食べてみた。
結果は分かっていたが、旨い。すべての炭水化物に合うソースだ。
何故大盛り(+200円)にしなかったか、ここで凄く後悔。
名残惜しい気持ちを押し殺して間食。
食後のコーヒーも絶妙のタイミング。早くも遅くもない。
それでこのコーヒーが、旨い。
体中の力が抜けてゆく・・・
凄く大きなプロジェクトをやってのけた後のような達成感。
食後のコーヒーは、脂っぽい食事の後の煙草のように人を幸せにすることを再確認。
煙草をやめた私には、これは効くな。
非の打ちどころがない。(2回目)
お会計の後はドアを開けていただき、見送っていただいた。
2人で2000円しか払ってないのに。
こんな気分を味わえて、その対価が1000円だって。
これは、奇跡でしょうな。