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夜の点数:4.6
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 4.7
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.7
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
適度な独自性が抜群のセンス
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写真撮影はダメなのでこれだけ
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2016/06/07 更新
【平成27年12月】
東京のグルメな友人が「岩さき」「いふき」「飯田」のどれかと
リクエストされたので、ぜひ飯田さんのお出汁を味わって欲しく訪問しました。
ちょっと久しぶりだったので、カウンターを作り直されていて
塗りから白木に変わっていたのに、軽く驚き。
カウンター内に炭焼きコンロを設置され、以前より大将が接客に専念できるようになりました。
22000円のコースでした。
それにビールを。
先付 雲子の羽二重蒸し 蕪のみぞれ餡
羽二重蒸しに玉子を使ってないそうです。
その分雲子の風味がしっかり☆
椀 蟹真薯 伸し餅を載せて
鯛のすり身をつなぎに使ってますが、90㌫は蟹の豪華な真薯。
お出汁は相変わらず、痺れますね☆★☆★☆
造り 河豚鉄皮、身皮を白子で和えた物をテッサにかけて
お凌ぎ 雲丹柚香寿司
酢の物 こっぺ蟹のリンゴみぞれ酢和え 外子とちぢれホウレン草
内子もたっぷり。何よりここでリンゴを使うセンスには感銘☆★☆
焼き物 河豚漬け焼き 黒七味をかけて
とうとうみの旨いこと★☆★
焼き物 海老芋揚げ焼き カラスミ粉かけ
京番茶で燻製した牡蠣
煮物 丸大根 厚揚げ
お出汁のパワーで地味なお料理も抜群☆★☆
食事 佐久の五郎兵衛米 白甘鯛フィレ 赤出汁 香の物
水物 ふじリンゴのアイスクリームと焼きりんご
水菓子とお薄 上用饅頭
食材の入手に関しては確固たるルートをお持ちです。
さらに、しっかりした基本に
飯田さんのオリジナリティーを加え、私たちを楽しませてくれます。
大将の器道楽はとみに有名。
北大路魯山人の器と、そのお弟子さんの器の見分けクイズで盛り上がりました。
ロの字が微妙に違うそう。素人にはサッパリですが(汗
更に、お宝の乾山を見せていただいて、美術館クラスの作品に手が震えました。
遠からず飯田美術館が出来そうです♪
東京の友人も大変気に入ってくれたようで、やはり飯田さんは鉄板です。
【平成24年8月再訪】
初めて伺ったとき、お出汁の美味しさに感動して、
ベスト10入りさせた割烹。
夕方の雨が上がり、非常に蒸し蒸しした夜。
出迎えてくれた女将さんの藍染めの絽の着物姿が
涼風が吹いたかのように爽やか。
お任せ12000円コース。
梅酒ロックと梅酒サワーで。
まず塩麦茶で乾いた喉を潤す。
続いて、フローズン甘酒。これで完全に汗は引きました♪
先付け 玉蜀黍豆腐とホワイトコーンすり流し
豆腐には焦げ目が付き芳ばしさも。
玉蜀黍の甘味が存分に味わえる。
枝豆がアクセントで、醤油ジュレで味付け。
椀 焼きぐじ、素麺、焼き茄子
楽しみにしていた椀です。
完璧に調和の取れた透明感のあるお出汁に、ぐじの旨味。
甘味を感じないこちらのお出汁、やはり一番好きです☆★☆★☆
お造り アコウ、剣先イカ チリ酢と土佐醤油で
アコウはもちろんチリ酢で。食感がいいですね☆★
剣先イカがネットリと甘くてこれまた美味い★☆
お凌ぎ 上桂川産一夜干し鮎の握り
月替わりの握りが楽しみです^^
焼き物 琵琶湖天然鰻の白焼き
八寸3種小鉢で ①韓国産鱧の焼霜を入り酒で
軽く昆布締めしてあり、旨味凝縮で良かったですね~☆★☆
②毛蟹、金時草、オクラ叩きの酢の物
蟹味噌が良い仕事してました☆★
③牛しゃぶ、ゴマだれ
牛は赤身で柔らかで上質でしたが
ゴマだれにもう少し塩気があれば、お肉がもっと引き立ったんじゃないかな、、、
炊き合せ 鮑、汲み上げ湯葉を引き上げ湯葉で巻いた揚げ物、小芋、南瓜
こちらはベースのお出汁が最高なので、言うことありません☆★☆★
食事 佐久の白飯、ずいきの赤出汁、香の物
ご飯が美味しくてもちろんお代わり。
赤出汁がほんと美味しい☆★☆★
2杯目は鰻のタレを掛けて。
水物 飯田特製宇治金時
甘さ控えめの自家製水羊羹に、とても濃厚な抹茶氷を添えて。
どれだけ抹茶を使ってるんだろうと驚くほど☆★☆
ホウレン草とよく間違われるそうです(笑
水物 マンゴージュースにパッションフルーツ
カクテルのようにオシャレでした☆
女将さんは明るさに加え、落ち着きと貫禄も身につけられ
いい女将さんぶりでした。
一人お弟子さんを取られ余裕が出来た為、大将がカウンターに出てこられる
回数も増えました。
以前は無口な印象でしたが、実はなかなかのお話し上手。
楽しいカウンターでした。
【平成20年10月】
今年に入って新しくオープンされた割烹訪問第2弾です。
大渡さんに教えて戴いたお店。
ちなみに第1弾は「つじや」さん。でも後1弾で予算的に終わる予定です(T_T)
赤い暖簾が夜目にも鮮やか。
昭和の面影を残す町屋をほぼそのまま使われてます。
玄関で靴を脱ぎ、6人ほど座れるカウンターへ。
奥には坪庭を望むお座敷もあります。
飯田さんは金沢から始まり、紫野和久傳、祇園丸山、祇園櫻川と
一流どころで修行されたとのこと。
30代のお若さですが、落ち着いた雰囲気の方です。
お料理は1万円と1万5千円(税サ別)の2コース。
私たちは1万円で。量的には十分すぎるくらい満足。
梅酒をお願いしました。
まず菊の花びらを浮かべた杯で乾杯。
「松の司」というお酒に一晩菊の花を浸けて匂いを移したそうな。
爽やかです。
先付け 【ワタリガニと菊菜の白和え】
まろやかな白和え。
椀物 【松茸とぐじの豊年椀】
ぐじに道明寺粉をまぶして俵型に揚げた椀物。
俵が米の収穫期の季節感を表現してます。
お出汁が絶品中の絶品!私が今まで戴いた中でも最高レベル☆☆☆☆☆
飯田さんからお出汁へのこだわりをお聞きして納得。
贅沢そのもののお出汁です。感動しました♪
松茸は国産です。
向附け 【鯛、紋甲烏賊】
海が荒れていて市場にろくな魚が入って無くて…と申し訳なさそうに
されてましたが、イカはとろける甘さと美味しさ。
お凌ぎ 【燻製関鯖の握り】
京番茶で香り付けされてます。この握りが月替わりで楽しめるそう。
8月は鱧、9月は秋刀魚だったそう。関鯖は生まれて初めてです♪
10月に来てラッキー(笑
強肴 【豚角煮のパン包み焼】
茨城のスーパーゴールデンポークという豚を角煮にしてから
パンで巻いてさっと焼いてあります。脂肪分の少ないあっさりしたお肉。
煮物 【子持ち鮎の有馬煮、銀杏の翡翠煮】
卵を一杯孕んではち切れそう。
焼き物 【カマスの幽庵焼き?】
これ順番とか記憶が飛んでます。半日風干しして焼かれていたので
旨味が凝縮して美味しかったのは確か。
酢の物 【シメジみぞれ酢】
炊き合わせ 【小蕪、シメジ、菊菜】
やはりお出汁が素晴らしく、ため息ものでした☆
食事 【佐久の白米、赤出汁、香の物、筋子】
いろいろ食べ比べて、佐久のお米に決められたそうです。
ふっくら瑞々しいご飯は最高。
赤出汁はお出汁が良いので美味しい(ひつこいって?)
水物 【栗のプリン、マスカット、梨】
まずは洋で栗をアレンジ。ブリュレ風に表面に砂糖をまぶし
焼き上げてあります。
お菓子と抹茶 【栗の茶巾包み】
次は和で。裏ごしした栗で粒餡を包んであります。
連れも私も和の方が美味しいと軍配はこちらに。
感心したのがお抹茶。通常抹茶碗で出るのですが、飯田さんでは
大降りの煎茶椀で出てきます。
「今まで楽しくお料理を召し上がられていたお客さんが、抹茶碗を前に
お作法を気にして固まられているのを何度も見て…
楽しい流れを切るのは嫌で、これなら気兼ねなく飲んでもらえると思いまして」
お客様目線ですね!
収入のほとんどは器に注ぎ込まれているとのこと。
美しい器が続々。魯山人の器なんてのもありました!
ここまでお読み戴いた皆さん、さぞかし静々と時間が過ぎていたと
思われたでしょう。
ところが、こちらの女将さんの明るくてノリの良いこと。
身振り手振りで笑わせてくれます。
物静かな大将と好対照。
大将が好きで好きで仕方がないってことが伝わってきて
可愛らしいのなんのって。
あっという間の楽しい2時間半でした。満足満足。