レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2011/02訪問 2011/02/05
雪園(セツエン)は、新宿にある湖南料理の店。湖南省は中国内陸部にある。私は行ったことが無い。湖南料理は同省出身の毛沢東がこよなく愛した料理として知られているそうだ。雪園は昭和48年創立なので、35年の歴史がある。
(08/10/5)
かなりの人気店のようで、実は以前、土曜日の昼に予約無しで行こうとしたら満席で断られたことがある。反省して、今回は予約しようと思ってホームページを見たら、「日曜日・祭日お客様感謝サービスコース(2名様より)」を6,000円(相当) ⇒ 3,000円(日、祝日のみ)台で提供、とある。詳細は、前菜四種盛り合わせ、タラバ蟹とフカヒレのスープ、鶏の唐揚げ唐辛子甘酢炒め、自家製ハムの蜂蜜漬け 、海老のフレッシュレタス包み、新鮮な魚の蒸しもの、チャーハン、竹筒入り上湯スープ、デザート一品で 税込み3,465円。我々はあまり食べられる方では無いので、これを4日前にメールと電話でやりとりして予約した。
さて、日曜の夕方6時に行った。まだ早い時間だが、常連だと思われる先客が数組。7時頃に1階はほぼ満席。
まず、前菜だが、鰹(タタキのような感じ)を含む6種類であった。ということは、2品サービスされている。「鶏の唐揚げ唐辛子甘酢炒め」は唐辛子と酸味が効いたもので、これが正に湖南料理の特徴だそうだ。「自家製ハムの蜂蜜漬け」は、ハムとプルーンをパンで挟んだもの。「新鮮な魚の蒸しもの」の魚はイシモチ(スズキ目 ニベ科の海水魚で、シログチが和名)。「竹筒入り上湯スープ」にはクワイなどが入っている。デザートは杏仁豆腐だが、他店とは別物のまろやかな味わい。全体的に、珍しくおいしい料理が食べられて満足である。
さらに、あずきや果物が入ったココナツミルクがサービスされた。料理については適度に説明がある。我が愛読書「本当に美味しい中国料理が食べたい」(中西純一著)は予約を勧めている。それは単なる席の確保だけではなく、料理に手間をかけてくれるからとのことだが、正にその通りだと痛感した。店の食材廃棄ロスも防げて価格を抑制しているのだと思われる。まあ、そうは言っても、直前まで店を決められないことが多いのだけれども。
内装は落ち着いた感じ。
なお、この素晴らしい「日曜日・祭日お客様感謝サービスコース」は期間限定サービスだと思うので、皆さんには早めに行かれることをお勧めする。
(09/4/6再訪)
平日の昼に再訪。残念ながら、回鍋肉など、見るからに湖南料理ではない料理ばかりである。黒酢の炒飯は湖南料理なのか、と店の人に聞いたら、違う、昼は湖南料理はやっていない、とのこと。まあ、1,000円以下で湖南料理は作れないのだろう。
仕方が無いので、海鮮焼きそば(900円?)を注文した。残念なことに昼はおしぼりは無いようだ。一方、良い点はスープの他、意外なほど立派なデザート(タピオカの他、小豆や果物などが入っている)が付いていること。焼きそばもかなりの量で、エビ、イカなどが入っており、おいしい。
コストパフォーマンスはかなりいい。行列は無いが、12時頃には1階は満席となっていた。
(10/12/6)
久しぶりに夜に再訪問。
渡り蟹の炒め(1,260円)、湖南炒飯(1,050円)、青島ビール(700円)を注文。
渡り蟹は蟹を丸ごと一匹調理したもので、ソフトシェルクラブの料理のように殻ごと食べる。味付けはやや辛い。
湖南炒飯は、豆豉(トウチ)と呼ばれる黒豆、赤ピーマンなどが入ったもの。
サービスとして、おいしい小豆とココナツミルク入りのタピオカが付いていた。
サービス料がかかって合計3,350円。まあ、おいしいが物足りないので、コースの方を勧める。なお、コースは2人から。
この後私は近くのソウルバー「Soul Joint」に向かった。
(11/2/5)
以前食べて非常に気に入った「日曜日・祭日お客様感謝サービスコース」をごちそうになった。
飲み物は常温の紹興酒にした。正式名は忘れたが、メニューには各国大使館で用いられていると解説があった。
さて、前菜は6品で、紹興酒を用いていると思われる鶏肉、豚肉、春菊を巻いたものなど。
他は前回と同じく、タラバ蟹とフカヒレのスープ、鶏の唐揚げ唐辛子甘酢炒め、自家製ハムの蜂蜜漬け 、海老のフレッシュレタス包み、新鮮な魚(スズキ)の蒸しもの、チャーハン、竹筒入り上湯スープ、杏仁豆腐である(更にあずきや果物が入ったココナツミルクがサービスされた)。チャーハンには、とびこ(トビウオの卵を塩漬けにしたもの)が入っていて、食感がいい。
音楽は映画音楽かと思われる(「ひまわり」主題歌など)。鳳凰のような鳥を彫った木製の屏風がテーブルの手前にあった。
久しぶりに珍しくおいしい料理が食べられて満足である。やはり、この店の真価はコース料理で発揮されることを再認識した。
2位
1回
2009/02訪問 2009/03/30
一片雲 湯島天神近くのおいしく健康的な中国料理店 おこげメニューあり
「一片雲」は、広東料理と北京料理を得意とする店。野菜あるいはお茶を使った料理が売り。健康的で美容に良いメニューが多い。
(09/2/2再訪)
自家製チャーシュー麺(1000円)。おお、なんとうまいチャーシューだ!こんなに柔らかくて美味しいチャーシューを食べたのは久しぶりか、初めてかも知れない。
(09/1/26再訪)
時価の「牡蠣の土鍋煮」を食べた。今日は外税で1,200円。味噌仕立てで、ほうれん草、ネギなどの野菜も多い。牡蠣は立派である。今シーズン食べたもので、この店の牡蠣が一番良い。ライス、お茶のゼリーと合計で1,890円。但し、ライスの出来にムラがあるのは玉にきずである。
(09/1/17再訪)
今日は、「干しえび、白菜、豆腐の土鍋煮」(外税800円)とライス(200円)を食べた。土鍋煮は豆乳も入っている。健康的でおいしいし、冬向きで温かく、お腹いっぱいで満足である。
(08/8/2再訪)
温野菜冷麺(860円)とお茶のゼリー(400円)を食べた。冷麺の上に、中国料理らしく温かいレタス、キノコ、キュウリなどの入ったあんをかけた麺。おいしく、さわやかである。夏向きの中国料理が食べたい方、コレステロールが気になる諸兄に特にお勧めである。ゼリーで使うお茶は、日によって違うそうだ。
なお、日本でよく見かける、料理全部が冷やしてある普通の冷麺もある。これもおいしい。近くの某行列のできるラーメン屋さんの冷麺に勝るとも劣らないと思うのだが。
(08/4/26再訪)
おこげメニューがあるのに気付いた。美容と健康に良さそうなので、野菜おこげ(1,260円)を注文した。土鍋に入った揚げたご飯に、熱した野菜のあんを目の前でかける。焼ける音がして楽しい。野菜は、タケノコ、セロリ、白菜、もやしなど。あんは甘く、おいしい。なお、量は十分多いので、私にはこれ一品で十分だった。
(08/1/26再訪)
表に出ているメニューで、「あんこう鍋」(1260円)とあるので入ってみた。但し、店内のメニューには記載されていない。季節の特別メニューだろうから、品切れかな、と思ったが、1人前から出来るそうなので頼んだ。
あんこう鍋は、5年程前に神田の「いせ源」で食べて以来である。中国料理であんこうがあるのかな、とも思ったが、あの国なら何でも料理するでしょう(後日、大連でのあんこう調理記事を見つけた)。ましてやこの店の料理はいつも満足しているので大丈夫だろう。で、結論はやはり当たりで、おいしいし、十分な量。この鍋はみそ仕立てで、白菜、ほうれん草、キノコ、そしてあんこうの身、ひれ、卵などが入っている。
後で調べたら、あんこうの皮やヒレの付根はゼラチン質でコラーゲンを豊富に含み、ビタミンも豊富な為、美容や健康にも良いとされているそうだ。美人になれるかな?
ちょっと失望したのは接客。おしぼりは頼まないと持ってこないし、あら入れも最初は無く、私が薬味皿に仕方なく入れ始めてからやっと気付いて持って来た(私は本来図太い客なので基本的な要求はするのだが、食べログに書くようになってから慎重に観察しているのである)。繁忙時でもないのに隣の客の水を望む視線に気付かず、その人は声を出して呼んでいた。少し、接客の基本動作をマスターしないといけないよ。
あんこう鍋が1260円、ご飯が210円。合計1,470円(税込み)。
(08/1/6)
私がしばしば行っている広東、北京料理の店で、今回は土曜日の19時に店に入った。この時点では空いていたが、すぐに男性1人、夫婦1組が入店した。時間帯によっては混む店なので、複数人数の場合は予約した方が良い。
他の方が書いている通り、良い材料で料理はうまい。今回は、お勧めだというゴーヤチャンプルー(800円)とライス(200円)を頼んだ。多分、新メニューだね。
私がよく食べるメニューは、シンガポール・ビーフンやエスニック・ビーフン(ともに1,000円)。排骨麺(パイコーメン)もいい肉を使っており、うまい。
店員のおばさまは、前よりは手際が良くなったね。前は水を頼まないと注いでくれなかったのに、今回は先に気付いた。
3位
1回
2008/09訪問 2008/11/23
ビストロ ヴァンダンジュ 手堅くまとめた、コストパフォーマンス良好のおいしい店。
(08/10/19)
残念ながら閉店の模様。あった場所は沖縄料理店になっている。移転だといいのだが、その旨の表示は無い。
ビストロ ヴァンダンジュ(Vendangeとは、収穫の意味)は、美容と健康上の理由からフランス料理をあまり食べない私が、味とコストパフォーマンスが良いことなどから、月に1回程度行っている店。往々にしてフランス料理店は量が多くて重く、値段が高めだが、ここは量が多すぎないところもいい。
(08/2/23再訪)
夜は、パン、オードブル(カルパッチョ)、メイン(羊肉)、デザート(チーズケーキ)のコースで2,890円。プラス飲み物としてキール(680円)を頼んだ。コーヒーは別料金で480円。合計4,050円。ディナーとしては、妥当な価格だと思う。
キール (Kir) とは、カクテルの一種で、白ワインに少量の黒スグリ(カシス)のリキュールを加えたもの。
(08/1/25再訪)
今日はオードブルにアサリのクリームスープ、メインにスズキのシェリーヴィネガー風味バターソースを選んだ。アサリのスープは特にいいな!メインもソースがおいしいので、パンをおかわりして付けて食べた。
13:30の遅めの時間に行ったが、13:45でほぼ満席。パンやミルクも温めてから出してくれるので少々時間がかかるが、時間にゆとりのある時にこの店をお勧めする。
(07/12/23)
湯島〜御徒町近辺には、手頃な値段でおいしい店は少なく、私はこの店を重宝している。秋葉原、上野からも歩いていける距離である。なお、通常、日曜日は休み。
私は、よく喉が渇くのだが、最初に水のボトルを置いてくれる。私は、このようによけいな手間と人件費を削減し、その分、料理の質を上げている店が好きである。
6種類あるオードブルからは、今回カボチャのスープを選んだ。コショウがふってあり、カボチャの甘みとあわせて絶妙。
パンはおかわりを勧めてくれるが、よほど空腹でなければ、元の量で十分だと思う。
メインにはスズキのポワレを選んだ。築地から取り寄せたもの。私は別にどこのものでもいいのだが、おいしかった。
最後に紅茶を頼んだ。小さめのカップだと、上記の料理とあわせて1,000円ちょうどなのだが、100円追加して大きめのものにした。ミルクは温めてある。
なお、バックミュージックはジャズの場合が多い。フランス料理の店らしく、壁にはベルナール・ビュッフェとロートレックのポスターが飾ってあった。
4位
2回
2024/08訪問 2024/08/04
※久しぶりなのでレヴューを分ける。
御膳房は米線やキノコ料理が有名な雲南料理店。雲南省はベトナムに接している。昼は雲南料理ではない麻婆豆腐などの日本で一般的な中国料理も提供している。
立派な壺などが飾られている。
(2024/8/3)
ポール・マッカートニーの写真展を六本木ヒルズに観に行った。その後の、暑い晴れた土曜日の11時半過ぎに4年ぶりに再訪問。先客は男性1人客、3人家族。私の後に男性1人客と女性1人客が来た。
スマホで注文する。サービス面ではお手拭きがある。水を入れたポットがテーブルに置いてある。
音楽はイージーリスニング。
御膳房特製冷やし米線(内税1,580円)を注文。提供までに15分ほどかかったが、構わない。真面目に新鮮なものを提供するためである。サラダ、スープ、細く刻んだ搾菜が付いている。小ライスがつけられるのでそれも頼んだ。米銭にはきゅうり、玉子、えび、いかなど豊富な具材を使っている。美味しく豊富で満足。またたまには行こう。
御膳房は豊富なキノコと薬膳で有名な雲南料理の店。
(2020/3/9)
月曜日の夜6時に予約せずに2年ぶりに1人で訪問。新型コロナウイルス懸念以前に、さすがにこの曜日と時間では客は私1人。
ライチ酒(外税680円)と過橋米線(同2,280円)を注文。米線は今回も出来上がったものである。イカ、エビ、ホタテ、豚肉(ハムだったかも)、珍しいキノコ(キヌガサタケかと思う)などが入っている。なかなか美味しいが、以前のように目の前で煮るのではないので面白くない。心なしか以前ほどには美味しく感じない。
サービス面ではおしぼりがある。水は頼む必要がある。店員は中国人女性と思われる。料理の説明は全くない。
消費税とサービス料(10%)込みで3,581円。料理点は4.5から3.9に、サービス点は3.5から3.0に、総合点は4.0から3.4に引き下げる。
(2018/1/18)
平日の夜に訪問。前菜6種盛り合わせ(干し豆腐、小さいトマトなど)(外税1,280円)、山伏茸と牛筋の煮込み(同2,680円)、過橋米線(同2,280円)、青島ビール、薬膳酒などを注文。
感想だが、スタッフは以前と変わっている。少なくともうち1人はかなり不慣れ。前菜が出てくるのに30分以上かかった。催促してからやっと出てきたのである。料理人の数が減っているのかな?
なお、過橋米線は、以前はスープが入った器に、生の食材を入れ、スープの熱で具を煮ていた。それを私の目の前で説明しながら調理してくれたのだが、今回は出来上がったものが運ばれてきた。味は大して変わらないように思うが(少し伸びているように思ったが、気のせいかもしれない)、面白みは薄れた。これも料理人が減ったのかと思った理由の1つ。
サービス料を含めて合計で1人あたり6,500円ほど。気に入っている店だが、他店との平等のために総合点は4.5から4.0に下げる。次回は新しく入ったスタッフが熟練していることに期待する。
(2017/2/4)
晴れた土曜日の12時に予約して2人で訪問。宣威コース(1人内税4,550円)と温めた紹興酒(外税670円)を1つ注文。ちなみに、宣威という都市が雲南省にある。
コースの内容は、
・特製冷菜の盛り合わせ・・・煮こごり、干し豆腐、クラゲ
・天麻入り烏骨鶏スープ・・・天麻とは、ラン科のオニノヤガラの根茎の外皮を取って湯通しして乾燥させたもの。頭痛、めまいなどに効く。
・芝海老と雲南緑茶の炒め
・割包入り桃花肉
・雲南豆腐
・季節野菜の炒め・・・豆苗の塩炒め
・雲南焼き米線
・ 季節のデザート・・・杏仁豆腐
いずれも美味しく健康的で満足である。料理の説明は担当の女性がしてくれた。なお、雲南省出身ではないとのこと。私は料理とサービスが良ければ別に構わないが。
(2015/11/19)
晴れた平日に訪問。週替わりランチの「燻製ダックとセロリの炒め物」(税込み1,000円)を注文。スープ、ライス、杏仁豆腐のセットである。珍しくおいしい料理が食べられて満足である。
(2015/6/16)
晴れた平日の昼12時過ぎに1人で訪問。当然満席に近く、相席である。
週替わりランチの「白身魚と山芋のうす塩炒め」(税込み1,250円)を注文。キュウリの小皿、豆と漬け物(?)、卵のスープ、ライス、杏仁豆腐のセットである。「白身魚と山芋のうす塩炒め」は健康的でおいしい。
(2015/2/7)
晴れた土曜日の11時半に、ミニ薬膳コース(税込み1人3,800円)を予約して2人で訪問。飲み物は紹興酒(5年もの)のグラス(同724円)にした。
ミニ薬膳コースの中身は、
1.冷菜盛り合わせ。 蒸したタラ、マコモタケの炒め物、朝鮮人参の揚げ物、牛筋の煮凝りのようなもの。朝鮮人参はカリカリして少し甘い。
2.天麻入り烏骨鶏汽鍋スープ。目眩、低血圧、冷え性に効く。
3.百合根、銀杏と海老の炒め。免疫力のアップ、体の活性化効果。
4.田七人参花、マコモタケと鶏肉の炒め。肝臓病、動脈硬化、高血圧に効果。
5.松ノ実とトウモロコシの炒め。体の内側から潤いを与える、風邪予防に効果。
6.クコの実入りキノコチャーハン。疲れ目に効果。
7.豆腐花のデザート 肺機能の促進。
いずれもおいしく、料理の説明などサービスも良好で、満足である。
そういえば天井のランプは緑のキノコを模したと思われるもので、個性的である。
なお、サービス料はかかっておらず、2人で8,324円。
(2013/12/30)
年末の昼12時40分頃に1人で訪問。角煮のマーラー風味のランチを注文。スープ、豆腐、小さく切ったキュウリ、杏仁豆腐が付いている。
角煮は、黒酢を甘くしたものではないかと思った。豊富でおいしい角煮の上にはねぎが乗っている。添えたキュウリが箸休めとして効果的である。杏仁豆腐も本物でおいしい。私はこの料理が雲南料理かどうかは知らないが、満足したのは確かである。ちなみに値段は1,050円だった。1,500円と言われても納得するおいしさ、サービス、店の内装である。
(2013/2/4)
平日の夜に3人で訪問。雲南キノコ火鍋の風花コース(5,880円)を注文。前菜の盛り合わせ、雲南緑茶と車エビの炒め、雲南キノコ火鍋、点心(餃子)、米線、デザート(タピオカミルク)である。火鍋に入れるキノコは柳松茸、ボルチーニ、エリンギ、アガリクス茸など。他に冬瓜、カボチャなども入れる。
青島ビール、琥珀酒などの飲物代とサービス料を入れて1人当たり8,000円程。
健康的でおいしく、満足である。
(2012/12/13)
平日の夜に予約して3人で訪問。忘年会シーズンで満席に近い。
湯葉と胡瓜の冷菜(980円)、ほうれん草入り皮の水餃子(5個、690円)、雲南ハムと玉子の炒飯(1.300円)、海老入り湯葉巻き(2個 1,680円)を2つ、雲南ダック薫製(半羽3,990円)、過橋米線(2,200円)を食べた。飲物は青島ビールと紹興酒(いずれも650円ぐらい)を何杯か飲んだ。いつもながら、いずれも個性的でおいしい。
デザートとサービス料を入れて、3人で2万円をやや超える程度。
(2012/10/9)
平日の夜に久しぶりに1人で再訪問。野菜たっぷり焼き米線(1,100円)、キノコの春巻き(690円)、琥珀酒(890円)を注文。この米線には黒木クラゲ、人参、ニラなどの他に豚肉が入っている。米線も春巻きもおいしい。
10%のサービス料を含めて2,948円。
(2012/2/19再訪問)
日曜日の昼に日曜祭日限定コースをごちそうになった(ウェブサイトを今日見たら、載っていない?)。飲み物は温かい琥珀酒(紹興酒と梅酒を混ぜたもの)を注文。
季節前菜の盛り合わせ・・・トマトのハチミツ漬け、茹でたピーナツ、煮こごりなど
漢方薬入り烏骨鶏のスープ
雲南緑茶と芝海老の炒め・・・菊の花びらがかかっていて美しい
桃花肉入り割包・・・挽肉をパンのような割包(カーポー)ではさんだもの
雲南豆腐・・・麻婆豆腐に似ているが、肉は入っていないと思う
雲南ハム入りのカレー味の炒飯
季節デザート・・・タピオカミルク入り杏仁豆腐
いつもながら健康的で珍しい料理が食べられて満足である。
サービス面では30歳前後の男性の担当者が気が利いた。
日曜昼に訪問したが、客は続々入って来ている。予約をお勧めする。
(2011/10/31再訪)
夜に訪問。酸味・甘味・辛味の冷やし米線(1,600円)、海南ハムの春巻き(690円)、青島ビール(650円)を注文。この冷やし米線の上にはピータンがのっていて、黒酢がかかっている。これをフォークとスプーンで食べるのである。次に春巻きだが、普通の皮ではなく、薄く焼いた玉子で巻いている。どちらもともにおいしい。
残念なのはスタッフが代わり、サービスレベルが下がったこと。
サービス料が1割かかって合計3,234円。
(2010/10/26再訪)
夜に訪問。食べログに毎度毎度は書かないが、気に入っている店なので、時々行っている。
今日は什錦米線(1,100円)、野菌蒸餃子(690円)、青島ビール(650円)を注文。什錦米線とは、焼きそばのように炒めた米線で、野菜も入っている。野菌蒸餃子はキノコの入った小さい餃子3個である。米線はおいしいが、量が多くてちょっと飽きる。一人で食べるものではないのだろう。なお、スープはサービスでつけてくれた。サービス料が1割かかって合計2,684円。
(2010/2/7再訪)
以前から試したいと思っていた日曜祭日限定コースをごちそうになった。これは本来7,800円のコースを3,800円で提供しているもの。飲み物は温かい紹興酒を注文。コースの注文は2人から。
季節前菜の盛り合わせ・・・干し豆腐、豚肉など
絹笠茸とフカヒレのスープ
雲南緑茶と芝海老の炒め
雲南ハムと牛肝茸の炒め
鶏縦茸と鮮魚の蒸し物
割包入り桃花肉・・・挽肉をパンのような割包ではさんだもの
雲南豆腐・・・麻婆豆腐に似ているが、肉は入っていないと思う
自家製餃子特製ソースかけ・・・適度な辛さのニラ入り餃子
手契り鶏肉とキノコの汁米線
季節デザート・・・杏仁豆腐
いつもながら健康的で珍しい料理が食べられて満足である。総合評価を4.5に上方修正。
装飾では、鮮やかな色の十二支の飾りが目を引いた。
日曜昼に訪問したが、客は続々入って来ている。予約をお勧めする。
(2008/10/26再訪)
日曜日の昼に2人で再訪問し、飲茶セット(1,890円)を注文した。これは、中国茶(ジャスミン、ウーロン、プアールのいずれか)、特製点心(海老入り揚げ湯葉巻き、トウモロコシのパンケーキ、スープに入った翡翠餃子、焼売、キノコの饅頭)、炒飯(五目炒飯か蟹肉入り炒飯)、デザート(杏仁豆腐かタピオカミルク)のセット。
パンケーキは甘みがあって美味しい。翡翠餃子は、ほうれん草を入れた緑色の美しい皮の餃子で、スープの中に入っている。五目炒飯は、雲南ハム入りのもの。
なお、雲南豆腐やキノコの汁米線を含む、日曜祭日限定コース(3,800円)もある。本来、7,800円相当のものとのこと。後日、お腹が減っている時に試したい。
(2008/7/3再訪)
4月に米線を食べて気に入ったので、平日の夜7時半に再訪した。今日も1人で行ったのだが、御膳房はコースは2人からである。常連でもないのにあまり無理を言うものではないが、だめで元々でコースが出来ないか聞いたら、応じてくれた。おまかせの金沙コース(7,350円)と紹興酒(5年もの、670円)を注文した。
箸とスプーンは中国料理らしく縦置きである。
1.前菜 エビ、クラゲ、地参、くるみと鳥肉。地参は心臓にいいそうだ。
2.天麻烏骨鶏・・・天麻という漢方薬の根が入ったスープ。目や腎臓にいいとのこと。
3.エビの炒め・・・塩胡椒で味付けされており、頭まで食べられる。
4.牛肝茸と雲南ハムの炒め・・・雲南ハムは豚の後ろ足腿肉のみを使用し、塩漬けした後、天日で乾燥させ、風通しの良いところで熟成させて作ったもの。塩味が強いため、ちょっと料理に入れる。
5.茶樹茸と豚角煮・・・竹筒に入れて出される。
6.マコモ筍の炒め・・・イネ科の水生植物「マコモ」の若芽のこと。マコモに黒穂菌を寄生させるとマコモ筍になる。筍のような食感。
7.紅油水餃子
8.虎掌菌入り炒飯
9.杏仁豆腐とイチゴ、ぶどう、キウイ
全体的に珍しく、おいしく健康的な料理が食べられて満足である。給仕の方たちが料理の説明をしてくれて、勉強になった。
サービス料が10%かかり、合計8,822円。
(2008/4/18)
私は米線を食べたことが無かったので、試してみようと思って行ってみた。今日は雨の平日なので、夜8時頃で客の入りは7割ぐらい。そのせいか、1人で行ったのに4人がけの席に案内してくれて恐縮した。
過橋米線(かきょうべいせん)とは雲南省の米で出来た麺の料理で、この店では200度の煮えたぎった鶏がらのスープが入った器に、ネギ、香菜、エビ、ホタテ、ハムなど生の食材を入れ、スープの熱で具を煮る。私の目の前で説明しながら調理してくれる。エビはすぐにゆで上がる。とても面白い。麺は丸く細く、おいしい。スープはあっさりとしておいしく、飲み干した。
内装はとても豪華。飾られている絵は、雲南省の「重彩画」というものだそう。自然と人物が鮮やかな色彩で描かれており、私にはベトナムの影響があるように見えた。雲南省はベトナムに接しているので、そうなのかもしれない。他にも見事な壷などがある。
注文したのは過橋米線(2,200円)、小龍包(700円)、青島ビール(700円)。外税で、合計3,780円。私は食べログの高評価を見て行ったのだが、評判に違わぬ名店だと思った。満足である。また別の料理も食べてみたい。
5位
1回
2024/11訪問 2024/11/03
「中国名菜 孫」は山東料理、北京料理、中国の宮廷料理を得意とする店。宮廷料理は、清朝の統治時代に発展した。
(2024/11/3)
晴れた文化の日に、国立新美術館に「田名網敬一 記憶の冒険」を観に行った。その前に、昼11時半に再訪問。客の入りは7割ほど。ほとんど日本人。
海老の湯葉巻き揚げのランチ(内税2,300円)を注文。前菜はスープに入った肉団子、中国の麩・銀杏・じゃがいもが一皿。デザートはマンゴープディング。工夫のある料理である。どれも美味しい。孫さんかと思われる男性料理している様子が、席から見えた。
音楽は、中国のものであろうインストゥルメンタル曲。
サービス面ではお茶を入れたポットがある。お手拭きがない。私の基準では3.5点止まりである。
(付記)田名網敬一の展覧会は創造的でカラフルで素晴らしく、満足した。絵の他、巨大なフィギュアや映像もあった。作品は多数。
(2021/2/17)
晴れて暖かい平日が休暇になったので、“Double Fantasy”(John LennonとYoko Onoの回顧展)を観に行くことにした。その帰りに孫を約3年ぶりに再訪問。12時をちょっと過ぎている。先客は7〜8人でこの時間にしては空いているが、徐々に増えてきた。
さて、青椒肉絲のセット(外税1,300円)を注文。キャベツのサラダと豆腐料理の小皿、竹の子のスープ、ライス、マンゴープディングの組み合わせ。全体的に美味しいが、青椒肉絲は少なめ。ライスは今一歩。点数は3.8で据え置く。
(2017/12/09)
晴れた土曜日の12時20分に店に入った。満席で15分ほど待った。
限定30食メニューは売り切れていた。私は鶏肉とキノコのあんかけ飯(外税1,300円)、うちのかみさんは海老の麺(同1,300円)を注文。あんかけ飯には桜海老と海苔と薄く切ったキノコ(?)の入ったスープが付いていた。いつもながら美味しい。
そういえば今日は孫さんが調理している。全部ではなく一部だろうが。
1時過ぎに食べ終わったが、まだ待っている客がいる。
なお、テーブルの拭き方が不十分などサービスは相変わらずなので、他店とのバランスを考えて総合点は4点から3.8に下げる。
(付記)食べた後に私たちは国立新美術館で安藤忠雄展を見た。かなり広く、光の教会の再現など、相当に見応えがあった。客は多かった。私たちが見終わったのは3時頃だが、入館できない行列があった。
(2017/2/2)
晴れているが寒い日の12時半に2年ぶりに訪問。山東風五目焼きそば(税込みで1,620円)を注文。堅焼きそばで、青梗菜、エビ、イカ、貝柱、フクロタケ、さやえんどう、豚肉が入っている。孫さんはいなかったと思うが、十分指導されているようで、美味しい。
(2015/1/21)
寒い曇った日の12時前に3年ぶりに訪問。限定ランチ(消費税込みで1,296円)を注文。料理の名は調べなかったが、茄子と豚肉の餡掛けがメイン。副菜は豆腐の中に挽肉が入った料理。甘い漬け物(?)もあった。更にスープとライス、デザートのマンゴープディングが付いている。孫さん自身が作ったかどうかは知らないが、いずれも孫さん自身が作った料理同様においしい。
入り口に立派な金魚がいる。
(2012/6/5)
平日の昼11時半に約2年振りに訪問。限定ランチ(1,260円)を注文。今日は、紅焼排骨という、豚スペアリブと里芋の辛み醤油煮込みがメイン。副菜は紋甲イカとセロリ、豆腐の挽肉あんかけ。更に、薄めに切ったトマトと玉子のスープとライス、デザートのマンゴープディングが付いている。
紅焼排骨は、大きな骨付きの肉が3つで、花椒が効いている。
いずれもおいしい。孫さんは不在のようだが、味は落ちていない。但し、他のテーブルの食べ終わった皿を一時的に私のテーブルに置くなど、店員のサービスレベルは相変わらず向上していない。
(2010/7/21再訪)
平日の昼11時40分に約2年振りに訪問。限定ランチ(1,260円)を注文。今日は、豚ヒレ肉とピーマンの辛み炒めがメイン。副菜は京庭蒸し豆腐、大根とジャコの辛醤煮込み。豚肉と搾菜(ザーサイ)のスープとデザートのババロアが付く。いずれもおいしい。
なお、12時前に満席になっていた!相変わらずの人気である。
(2008/9/7再訪)
日曜日の昼に2人で行った。12:40に行ったので入った直後は満席だったが、団体客が帰り、すぐに座れた。我々は予約せずに行ったが、常識的には予約することをお勧めする。一番量が少ない3,675円(税込み)のコースにした。なお、「孫」ではコース料理は2人から。
前菜として、「カレー風味の冬瓜」、「秋刀魚の皇帝煮」など3種。スープは、イカと野菜が入ったもの。その後、「芝海老の黒コショウ香草炒め」、「本場北京黒酢すぶた」、「北京名物丸焼餃子」、「紋甲いかと野菜のおこげ」、「地鶏と野菜の煮込み麺」と続く。最後はデザートのココナツババロア。おこげは軽く、脂っこくない。「丸焼餃子」は肉厚で、ボリュームがある。昼とはいえ、これほどの高品質、多メニューの料理がこの値段で食べられるとは驚いた。
この後は、「孫」から歩いて5分かからない距離にある国立新美術館に行って、「アヴァンギャルド・チャイナ」を見た。洗練と中国の要素が組み合わさって、面白い。この展覧会の前に、このヌーベルシノワの店は最適である。
(2008/6/27)
平日の夜6時半ごろ、コースを食べられる程お腹は減っていないが(そもそもコースは2人からの店が多いし)、さりとて六本木に行って何も食べないのは惜しいので、以前ランチは食べたことがあるこの店に、1人で行ってみた。
この店は、赤坂と立川に支店があり、ここが本店である。
高級感のある店である。入り口には数匹の金魚が入った鉢がある。厨房はガラス張りになっていて、客の様子が見えるようになっている。
メニューに書いてない「冬瓜とフカヒレのスープ」(1,500円)、当店名物一品とメニューに書いてある「カリカリ車エビの甘酢辛味炒め」(2,600円)、ライチ酒(500円)、ライス(300円、おかわりしたので400円だった)を注文した。なお、夜食べるのは初めての私がなぜメニュー外のものを注文できたかというと、私が常連だという訳ではなくて、孫氏自らがテーブルに来て勧めてくれたからである。これは、六本木で6時半に食べ始める客が少ないので、サービスしてくれたということだろう。
スープは薄味で美味しい。夏が近づいており、冬瓜の季節なのだろう。フカヒレの食感を楽しんだ。エビは名物と言うだけあって、立派なエビが4尾。これは、フォークとナイフで食べる。甘いソースの中に唐辛子が入っている。このエビの質の良さには感心した。養殖技術の進歩もあろうが、目利きの仕入れ係がいるか、信頼できる購入ルートがあるのだろう。また、保存、調理もうまいのだろう。
サービス料は10%で、税を入れて合計5,832円だった。
残念な点は、孫氏以外のスタッフのサービス。客数が少ないのに、なかなか来ないのである。
さて、上述のように、私はランチに以前行ったことがある。限定ランチはスープ、煮こごりなどを含む凝った前菜、メインの骨付きの豚肉の組み合わせだった。さらにココナツババロアが付いていた。どれも手抜きが無く、この価格帯(1,260円)ではベストの水準だった。この時にも孫氏は料理をしていた。有名店あるいは有名料理人は昼には力を入れない、あるいは部下に任せきり、ということは珍しくない。私は、料理の質さえ良ければ有名料理人だろうが弟子だろうがかまわないが(部下の育成も重要だし、メニューや経営を考える時間などもいるし、体力配分もあろう)、彼の姿勢はすごいと思う。ランチの充実ぶりは既に知られているようで、12時には満席で10人程の待ち行列になっていた。
6位
1回
2007/12訪問 2008/11/21
谷中魚善は、大正時代からある会席料理の店。予約は1週間前でやっと取れた。
私が頼んだのは、ランチで3,465円(税・サービス料含む)のコース。女性や普通の男性はこれで十分な量。
ビールのグラスは、沖縄の手製のもの。タコの柔か煮に使っている器は、書かれている文字から推測するとイタリアかスペイン製かと思われるティーカップ。ヨーロッパの南の地域ではタコを食べると聞くが、それを連想させる。
前菜が2品に、天ぷら、ごはん、お吸い物、漬け物とあって、さらにデザートがある。器や料理については女将さんたちが説明してくれた。
部屋は和室。ガラス戸から、小さな庭?が見える。お手洗いには布製の魚の飾りが吊るしてあった。
とにかく、料理、器、女将さんの話など全てに細やかな心遣いが感じられ、素晴らしかった。予約がとりにくいのにも納得する。また行きたいと思った。推薦する。
7位
1回
2019/02訪問 2021/11/22
「萬珍楼」は、1892年(明治25年)創業の歴史のある広東料理店。この本店の建物は、2003年に建て直されている。店に入って最初に気付くのは、左の壁にある木彫や獅子かと思われる陶製の置物など。非常に凝っていて美しい。
(2008/4/13)
私は以前、萬珍楼の點心舗には行ったことがあり、満足したので今回初めて本店に行ってみた。日曜日の12:40ごろに入店。予約していなかったのですぐに入れるとは思わなかったが、5分程で席に案内された(装飾品を見るためにむしろ待ちたいぐらいだったが)。
注文したのは鳳コース(2,500円)と青島ビール(700円)。大抵のコースは2人からである。このコースには、牛ひき豆腐とろみスープ、海老のチリソース炒め、肉焼売、にら餃子、海老の紙包み揚げ、豚肉と白身魚XO醤炊き合わせ、ご飯、マンゴープディング、特製烏龍茶が含まれる。私は雰囲気や知名度にだまされることがない本質本位の人間だが、とてもおいしい。いい材料を使っている。中でも気に入ったのは焼売。なお、XO醤(えっくすおーじゃん)とは、1980年代後半に香港で考案された干し貝柱・干し海老などを使用した、味噌風の調味料だそうだ。
店内もとても豪華。美しく大きな花の絵(幅5メートルぐらいあるだろうか)が飾られている他、各種の壷が飾られている。天井は木彫。さらに音楽の演奏もあった。
サービス料が1割加算され、2人で6,270円。非常に満足度の高いランチだった。次回は別のコースを試してみようと思う。
(2009/10/10再訪)
横浜はジャズのイベントの日で、街のあちこちから演奏が聴こえる。
萬珍楼に、久しぶりに12時40分頃再訪問した。装飾が見たいので、今回も意識的に予約はしなかった。入り口には、国慶節関連と思われる獅子だったかの飾りがあって、見物である。
今日も鳳コースを注文。内容は前回と同じであるが、見事に忘れていた。値段は1人当たり2,500円(別途サービス料1割)と変わらず。飲み物は、中華街限定のサントリー中華街ビール(780円)にした。なかなかおいしい。
店は2時頃になっても満席。今日は音楽の演奏は無かった。
この後で、私たちは神奈川県立歴史博物館に行った。「日英友好150年の礎を築く第8代エルギン伯爵と絵画工芸品展」を行っていた。この特別展は小規模だが、興味深い。萬珍楼から徒歩10分程度である。
(2010/4/17再訪)
土曜日の昼に、朱雀コース(3,500円)のバリエーションと思われるコースをごちそうになった。
前菜は6品程の盛り合わせ、続いてふかひれ五目スープ、大海老のマヨネーズからめ、白身魚のX.O.醤を使った料理、ブロッコリーを添えた、黒胡椒を使った大山鶏(鳥取県の大山で育てられた鶏)の料理、牛肉ミンチ入りの炒飯などである。デザートは杏仁豆腐の山桃シロップで、豪華なもの。萬珍樓特製烏龍茶も付いている。
前回同様、全ておいしくバラエティのある料理で、満足である。装飾も節度のある豪華さ。狛犬のようなものがあった。2階の個室で食べたが、すぐに満席になるため、個室をおさえるには予約は必須である。
(2014/2/1)
晴れた春節の土曜日の11時半に予約して2人で訪問。満席であり、予約を勧める。
飲み物は貴梅酒古越龍山のグラス(600円)とし、如意宴コース(6,000円)を注文した。
内容は、
前菜盛り合わせ・・・生姜を乗せた鶏肉、叉焼、トマト、クラゲなど
フカヒレ大山鶏の蒸しスープ・・・蒸し器に入ったスープ。フカヒレ姿煮や立方体のナタデココが入っている。
海老とエリンギのXO醤炒め・・・スナップエンドウも入っていて食感がいい。海老は普通。
白身魚の香り蒸し・・・鯛かと思う。下に春雨が敷いてある。
豚スペアリブ 黒酢仕立て
鮑と鴨肉の特製炒飯
私の誕生日ということで、縁起物の桃の饅頭をサービスしてくれた。
最後にデザートは杏仁豆腐とマンゴープリン。
サービス面ではピアノ演奏があった。私の知らない、いい選曲で、なかなか店の雰囲気に合っている。
なお、店には春節に食べる菓子である、元宝、油角などが飾られていた。また、店正面には、獅子の竹と紙で作ったカラフルで大きな細工?が飾られていて楽しい。
おいしく、装飾やサービスにも満足である。
なお、私たちはこの後しばらく喫茶店で休んだ後、春節のイベントを見ようとしたのだが、公園は満員で演技の上部しか見られず、さっさと帰った。白人の観光客も多い。安倍首相のオリンピック招致プレゼンの後、原発事故懸念が薄れて増えたのかな?統計的にはアジアからの観光客数の伸びの方が大きいのだが。
(2019/2/23)
晴れた土曜日の11時半に予約して2人で訪問。しばらくして満席になった。
飲み物は青島ビール(サービス料別760円)とし、吉祥宴コース(同8,000円)を注文した。
・前菜盛り合わせ・・・なす、クラゲ、鶏肉、焼豚
・ふかひれ姿煮 白湯ソース・・・生姜を使ったコクのあるスープ
・大海老とオマール海老の二種作り・・・マヨネーズとチリソース
・大山鶏の香り蒸し・・・下に筍がある。
・モンゴ烏賊の香り炒め・・・細く切った長芋が添えてある。
・窯焼き北京ダック・・・饅頭で挟んである。私の認識では皮だけでなく身が付いているのは広東ダックというのではないかと思うが、この店では北京ダックとしている。
・国産牛肉とレタスの炒飯・・・牛肉のミンチが入っている。
・ゴールデン・スイーツ“デュオ”・・・ココナッツ・プディングとマンゴー・プディングの2種類。
・誕生日の祝いということで、桃の饅頭をサービスしてくれた。”Happy Birthday”とチョコレートで書いた文字がある。削って食べた。また、グリーンカールレタス(多分)とエディブルフラワー(食べられる花)が添えてある。残す人が多いのではないかと思うが、私は全部食べた。蝋燭のたったケーキを模した帽子をかぶって写真を撮ってもらった。
途中で甕出紹興酒(同720円)を追加。温めてもらった。取っ手付きのグラスという私には珍しいもの。
水は頼む必要があり、サービス点は4.0から3.5に、総合点は4.5から4.2に下げる。
サービス料が10%かかり、2人合計で19,000円ほど。
8位
1回
2014/05訪問 2014/05/09
ダイナミックキッチン&バー 燦 大阪 見晴らし良好。おいしくて栄養のバランスのよいランチ
この店の親会社の「ダイナック」は1958年に設立されている。ダイナックは1979年にサントリーの系列に入っている。同社は2006年に大証2部に上場している。
「ダイナミックキッチン&バー 燦」の系列店は大阪と神戸に合計5店舗ある。私は普段はチェーン店にはあまり行かない方だが、この店は気に入っている。
(07/12/30)
鯵の焼き物定食を食べた。野菜は器から選べる。今回は、青い唐辛子とピーマンの煮物、大根、サラダ。味、量ともにどれも合格点。お腹いっぱい食べた。
ビルの27階にあり、眺めがいい。夜ならもっといいだろう。また、椅子のデザインがいいと思った。エッシャー、ピカソ、アフリカなどの影響が感じられる落ち着いた色のもの。
ランチとはいえ、これで1000円(コーヒーは100円追加)!さすが、大阪!とても満足した。
(11/12/21)
4年振りに昼の12時頃に再訪問。既に8割程席が埋まっている。調理の様子が見えるカウンターに座った。
今回も魚のランチ(1,000円)と飲物(100円)を注文。
今回も料理はすごい。レタスのサラダ、ブロッコリーともやし、肉じゃが、ブリのアラの入った味噌汁、とろろ、おひつに入った小豆入りのご飯、サワラの天ぷらのだし漬けという、豊富かつ栄養のバランスのとれた私の理想型。
飲物はセルフサービスで、氷でグラスの外側から冷やした青汁、ダージリンティーなど。
おしぼりはある。音楽は記憶に無い。
また、訪問したい。
(12/1/11)
1ヶ月経たないうちに、11時半頃再訪問。
今回は、チキンの竜田揚げのランチ(1,000円)と飲物(100円)を注文。大根の煮物、高野豆腐とインゲンの煮物、大きなブリの身の入った味噌汁、おひつに入った雑穀米のご飯で、栄養のバランスのとれていてかつおいしい。
青汁は生姜、ほうれん草にリンゴ果汁を混ぜた飲みやすいもの。
(2014/5/8)
2年ぶりに11時半頃再訪問。
日替わりはいくつかの料理から選べるが、赤魚の煮付けと大和牛の蕗巻きにした。なお、ルッコラとトマトのサラダ、筍とほうれん草のおひたし、大根と人参の煮付け、おひつに入った炊き込み御飯、味噌汁付き。セルフサービスでコーヒーなども飲める。このおいしく工夫のあるランチが税込み1000円である。
サービス面ではおしぼりがある。
点数を4.0から4.2に上げる。
9位
1回
2014/11訪問 2014/11/04
無窮花(ムグンファ)とは木槿(ムクゲ)のこと。
(08/6/5)
平日の昼に行ってみた。時間的には六本木駅から歩いて5分程度だが、少しわかりにくい場所のビルの2階にあるので、地図を持って行くことをお勧めする。
意外にも、店は結構広い。40席ぐらいはありそう。入り口近くには高麗人参が飾ってある。
さて、ランチはユッケジャン、トックマンドゥ(平たく切った餅がスープの中に入ったもの)など色々種類がある。多くは945円。私は参鶏湯(サムゲタン)目当てで行ったので、時間がかかることを覚悟の上で、予定通り注文する(2,100円)。
待つこと20分ほど。ライス、もやしなどの小皿がセットになっている。参鶏湯は、鶏一羽をまるまる使うので、見事な大きさ。しかも、この鶏肉はとてもおいしい。どこのものかは書いていないが、かなり質のいいもの。十分煮込んである。スープは薄味で、好みによっては塩、胡椒を自分で入れる。元々韓国料理はこのような方式だと資料で読んでいたが、健康的でいい。私は、最初はそのままで、半分程食べてから少し塩、胡椒をかけた。鶏肉を食べ進むと、鶏の中から見事な高麗人参が出て来た。他にもナツメ、米が入っている。スープにはクリも入っている。元々、夏バテ防止効果がある料理なので、栄養価が高い。むしろ、もっと暑い時の方がよかったろうが、なかなか私の予定が合わない。食べるのには30分ほどかかったので、時間に余裕があるときに注文されることを勧める。
最後にシャーベットかコーヒーが付く。私はアイスコーヒーにした。
内装で他に気付いたのは見事な壷と宮廷料理用の鍋。
客数は、12時を過ぎたら急に増えて満席。気に入ったので、また別の機会に来ようと思う。
(10/12/15)
夜に久しぶりに再訪問。
温麺(1,050円)、ナムル(630円)、Hiteという韓国の瓶ビール(630円)を注文。
まず、お通しが来る。イカを甘辛く煮たもの、黄色いピーマン、タコ、刻みを入れたキュウリと、彩りが美しい。
温麺は唐辛子入りの麺で、ネギ、ニンジン、牛肉などが入っている。ナムルは大根、モヤシ、ゼンマイ、ほうれん草の4種。
ふと気付いたのは、ビールの輸入業者が大阪の会社だということ。やはり韓国と大阪の関係は深いとみえる。
おしぼりは最初と途中の2回くれた。お茶は頼む前にとうもろこしのお茶をくれた。
音楽はかすかにチャイコフスキーの「くるみ割り人形」がかかっていた。
お通しが500円程で、合計2,800円程。
(11/10/12)
夜に久しぶりに再訪問。テグタンうどん(1,000円程)とHiteビール(小瓶で500円程)を注文。
お通しはイカを甘辛く煮たもの、黄色いパプリカ、細く切ったキュウリを紫蘇で巻いたもの。
テグタンうどんとは、干しタラ、薄く切ったニンジンと大根、キノコ、タマネギなどが入ったもの。スープは唐辛子で赤いが、辛すぎはしない。なかなかおいしい。
お通しが500円程で、合計2,000円程。
(2012/5/29)
平日の夜に久しぶりに再訪問。味噌チゲ(1,260円)、ライス(350円)、ハイトビール(小瓶、450円)を注文。
お通しは小エビの佃煮風のもの、イカ、キュウリの中に松の実を差し込んだもの。味噌チゲにはエノキ、人参、カボチャ、豆腐、アサリ、タマネギなどが入っている。いずれも辛くなく、なかなかおいしい。
お通しが500円程で、合計2,550円。
(2013/1/27)
平日の夜に久しぶりに再訪問。コムタン(ライス付き、1,260円)、ハイトビール(小瓶、450円)を注文。
お通しは柿にクルミを入れたもの、小エビの佃煮風のもの、イカ、キュウリの中に松の実を差し込んだもの。コムタンには、骨付きの牛の尾の部分が2切れ、春雨、杏などが入っている。いずれも辛くなく、なかなかおいしい。
お通しが500円程で、合計2,235円。
(2014/11/4)
平日の夜に久しぶりに再訪問。温麺(1,190円)、Hiteという韓国の瓶ビール(470円)を注文。
まず、お通しが来る。開店20周年とのことで普段とは変わっている。玉子蒸しやセリ巻きというのり巻きのようなものなどである。
温麺は唐辛子入りの赤いスープの麺で、タマネギ、ニンジン、牛肉などが入っている。今日はお腹がさほど減っていなかったせいもあるが、これで満腹である。
おしぼりは最初と途中の2回くれた。お茶は頼む前にとうもろこしのお茶をくれた。
お通しが500円程で、合計2,200円。
10位
1回
2011/03訪問 2011/03/21
カフェ・ハイチ 新宿本店 珍しい料理を食べられて満足。サービスも良好。
カリブ海にあるハイチの料理は、旧宗主国のフランスと、アフリカの影響を強く受けているそうである。カフェ・ハイチは1974年創業と歴史は長い。
(11/3/18)
東北大地震の一週間後である。新宿のデパートは6時閉店。幸い、カフェ・ハイチは照明を抑制しながら営業中。私は8時頃訪問した。客の入りを心配したが、満席である。
今日はグリオ盛り合わせ(1,313円)のセットを食べた。心なしか、以前よりも量が多い気がした。
(11/3/5)
今日はラグ・デ・ベフという牛肉のハイチ風シチューのセットを注文(1,200円程)。よく煮込んだおいしい牛肉の他、ニンジン、タマネギ、ジャガイモが入っている。ピラフとコーヒーのセットである。
(10/12/28)
同じメニューを注文した場合には食べログに書いていないだけで、私は2ヶ月に1度ぐらいは来ている。
ラタトゥイユとガランテーヌのセット(1,100円程)という私の記憶にないメニューがあったので、今日はそれを注文。ラタトゥイユとは、ナス、ピーマン、タマネギなどを炒めたもの。ガランテーヌとは、鶏肉のしんじょとのこと。勿論、ピラフとコーヒーのセット。おいしい。
(10/3/19)
ハイチサービスセット(1,155円)というセットが出来た。これは、スープ、オードブル、ドライカレー、コーヒーの組み合わせ。スープは日替わりで、今日はブロッコリーのポタージュ。緑色の色彩も味もいい。オードブルは小さなホタテ(?)の入ったサラダ。値段も手頃で、いいメニューだと思う。
(09/9/28再訪)
今日は、グリオ盛り合わせ(1,313円)を注文。グリオとは豚肉の香草焼きのこと。適度な固さがあり、私好みでおいしい。コーヒー・ピラフ付き。
(08/5/2再訪)
私がこの店に初めて行ったのは2月だが、その後気に入って毎月1回行くようになった。今日は「カリブの田舎煮」を食べた。これにはパンフォカッチャという四角いナンのようなものが付いている。これは、元々はイタリア料理。さらにコーヒーが付いて1,208円(税込み)。田舎煮はシチューの一種でソーセージ、ブロッコリー、タマネギなどが入っている。珍しく、おいしい料理である。
なお、店員たちに愛想は無いが、客の様子をよく観て水をこまめに入れているのには感心した。
(08/2/5)
プレ・デ・カライブというハイチのチキン煮込みとイカスミのピラフのセットを食べた。共においしく、個性的な味である。これにさらにハイチコーヒー(ラム酒をたらす)という本格的な味のコーヒーがついて1,400円台というのは、なかなかの満足度。
店内には木彫りの人形、版画、打楽器などが飾ってある。音楽もハイチのものだと思う。私はハイチに行ったことは無いので、どの程度現地に近いのかは分からないが、異国情緒があっていいね。
ウェイトレスは気が利いて(2/5、夜8時頃)、何度も水を入れてくれる。
おいしく珍しい中国料理(湖南、雲南、杭州、四川、北京など)、エスニック料理(イラン、トルコ、ハイチ、スリランカなど)、ヨーロッパ料理(ロシア、スウェーデン、ポルトガル、ルーマニア)の、しかも代表的な料理を狙って食べ、満足。確かに東京は国際都市である。
ベストレストランは、コストパフォーマンスを考慮した、私が複数回訪れた店を中心にした。栄養面も考慮している。
残念なのは、私がフレンチでは唯一常連といえる「ビストロ ヴァンダンジュ」が閉店となったこと。ヴァンダンジュはウェブサイトが無く、情報発信力が弱かったことが大きいのではないかと思う。安いし、量が多すぎないし、紅茶のミルクは温めてだすし、いい店だったのだが。