無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
050-5456-7448
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
鯨の見たことない部位もしゃぶしゃぶ
口コミが参考になったらフォローしよう
ねこのこ全国ぐるめ
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
ねこのこ全国ぐるめさんの他のお店の口コミ
#お肉とチーズとワイン next..肉MARKET(大阪阿部野橋、天王寺、天王寺駅前 / 居酒屋、焼肉、イタリアン)
酒場 やまと(東梅田、大阪梅田(阪神)、梅田 / 居酒屋、海鮮、揚げ物)
地鶏焼肉 一鳥(新福島、福島(JR西日本)、福島(阪神) / 居酒屋、焼き鳥、焼肉)
鉄板肉酒場 LOVE&29(京橋、大阪城北詰、大阪ビジネスパーク / 肉バル、ステーキ、居酒屋)
肉匠 牛虎(心斎橋、長堀橋、四ツ橋 / 焼肉、ホルモン、居酒屋)
Tohoku Trattoria TREGION GALLEY(仙台空港 / カフェ、パスタ、海鮮丼)
店名 |
どおぞの
|
---|---|
ジャンル | くじら料理、鍋、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
050-5456-7448 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR東西線 北新地駅 徒歩1分 北新地駅から112m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
19席 |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 10人 |
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) 掘りごたつ個室あり(3名~10名様用) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙
4月から禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
電話番号 |
06-6345-5221 |
備考 | |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご報告をお願いいたします。報告フォーム
鯨のあれこれに感動した。この感動を冷めぬうちに記録しておく。
日本の食卓から消えた鯨肉。商業捕鯨が停止となってからもう40年近くになる。私を含め現代っ子が食卓に現れることはもちろんないしもはや”そんな贅沢嗜好品”という見方。価格高騰の今の時代に一生懸命汗水流して働いて、贅沢食生活を手にしたところで、意識しなければ鯨に手を出すことはない。
そんな鯨肉を20代である私がいただけるなんて生意気な小娘だと思われるに違いないのだが、人目など気にしていられない。鯨のあれこれを食べられるなんてのは、人生の良い肥やし。機会があるのならば触れたもの勝ちで、私は本当に運が良かったと思う。
今回は鯨のフルコース。
◉鯨刺身 4種盛り
・赤身(写真手前):背中。馬肉よりもさらに肉感が強くさっぱり。
・さえずり(写真左):舌。ぷるぷる弾力があり、ポン酢につけるとトロけるような甘み。
・鹿の子(写真奥):喉の奥。貴重な部位だけあって形容し難い味わい。クセはなく食べやすい。
・本皮(写真右):皮。コリコリした歯応えで、噛むほどに旨味が溢れてくる。
薬味は莫大、すだち、生姜で、お好みで溜まり醤油に混ぜつついただく。
◉鯨珍味 3種盛り
・おばけ(尾羽毛):鯨の尾っぽの部分。酢味噌でさっぱり、しゃりしゃり食感は酒に似合う。
・ベーコン:最高級部位。薄い1枚ながらに存在感があり、コク深い味わいがグッとくる。
・松浦漬:上あご(鼻筋)の軟骨「かぶら骨」を細く刻み、長時間水にさらして脂を抜いたのち、甘く調味した酒粕に漬け込んだもの。
◉鯨有馬煮
鯨を佃煮のように山椒を加え大和煮風に仕上げたもの。山椒が加わっているので有馬煮とここでは呼ばれている。
◉鯨の竜田揚げ
サクサク揚げたて衣の中には鯨肉の弾力と肉味が閉じ込められている。何枚だって食べられそうだが、これは揚げたてがいちばん柔らかくて美味しい。大切に覚えるように噛み締めた。
◉鯨ステーキ
見た目も食感も、牛ステーキか!?と思うほどの肉らしさに目を見張る。鯨は刺身から煮物、揚げ物、焼き物と姿を変えると全く別物の食材になるので面白い。
◉鯨はりしゃぶ鍋
これが今回お目当て目玉料理!最初の1回お手本で作ってくれる。生でもいただける赤身・鹿の子・本皮を、京水菜と共にさっと沸騰させた秘伝のお出汁にくぐらせる。この時の追加お申し出で、畝須(下顎から腹にかけてある縦筋の部分)をいただける。
◉〆雑炊
たっぷりの溶き卵が鯨から出たお出汁を拾う。上品な口当たりで、最後まで余すことなく吸収したい雑炊は生まれて初めてだったかもしれない。
◉デザート
濃い抹茶のジェラートが登場。そういえば鯨料理に合うデザートは世間一般的には何なんだろう?
飲み物は焼酎と地酒に力が入っている。私は、晴耕雨読(芋)の水割りを1杯目に、2杯目に里の曙(黒糖)、3杯目はくじら(麦)をいただいた。
今日のメニューでお酒の飲み過ぎを懸念したためサプリと漢方薬をテーブルに出したら、即座にお水を用意してくれた。下げもののタイミングもお料理の間合いもちょうど良くて、さすが北新地クオリティのサービス。
熟練した技術を持つ店主が捌いてくれて、細やかな気配りに心配りをいただける最上級の時間を過ごすなら、接待や会食遣いにもどおぞのは候補として外せない。