【あべの・天王寺】かつサンドのヴァリエーション

出典:kurodaさん

【あべの・天王寺】かつサンドのヴァリエーション

豚カツをパンで挟んだサンドイッチ「かつサンド」。指でつまんで口に運べる簡便さと、価格や量が手頃なことから、駅弁や空港の空弁でも人気です。かつサンドで挟むものは豚カツだけではありません。大阪のさまざまな「かつサンド」をピックアップしました。かつサンドのヴァリエーションを楽しんでみませんか。

更新日:2023/08/09 (2021/05/13作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる965の口コミを参考にまとめました。

挟むのは豚かつだけとは限らない

豚カツをパンで挟んだサンドイッチ「かつサンド」。指でつまんで口に運べる簡便さと、価格や量が手頃なことから、駅弁や空港の空弁でも人気があります。また、縁起を担いで試験や勝負に「勝つ」ために食べることも。
豚カツを挟むのが主流ですが、関西では牛カツを使用したちょっとリッチな「かつサンド」も人気です。

あべのカツサンドパーラー ロマン亭

あべのカツサンドパーラー ロマン亭

 近鉄・大阪阿部野橋駅の地下改札を出てすぐのところ、あべのハルカス近鉄本店ウイング館の地下2階の一角にあるサンドイッチパーラーです。
 店内はテーブル席とカウンター席合わせて38席。テイクアウトにも対応されていて、デパ地下側に専用の販売カウンターが設けられています。

デパ地下で人気のサンドイッチ店がまさかの復活

あべのカツサンドパーラー ロマン亭

 「ヘレカツサンド&タマゴサンド」(719円)は、平皿の上にヘレカツサンドとタマゴサンドが二切れずつ並び、長命草なる一種の青汁のカップが添えられています。
 ヘレカツは断面が見事なサーモンピンクに照り輝いていて、見るからに美味しそう。かぶりついてみると、パンはふわふわで中のカツがサクサクでジューシー。
 カツは熱々の状態で肉質が実に柔らかい。ソースはタルタルソースがほんのりと。玉ネギのシャリシャリした食感が加わり実に高級感があります。

あべのカツサンドパーラー ロマン亭

 片やタマゴサンドもユニークで、ゆで卵を潰した玉子ペーストと極薄切りの食パンがミルフィーユ状に重ねられています。パンは外側の2枚だけ軽くトーストしてあり香ばしい。
 玉子ペーストにはそれほど味付けがされておらず、卓上にあるお塩を少しつけていただくのだが、この塩が大粒の岩円で、味わい深く、ガリガリとした食感もまた楽しい。

サンドイッチパーラー アストリア 近鉄百貨店上本町店

サンドイッチパーラー アストリア 近鉄百貨店上本町店

 近鉄・大阪上本町駅直結、地下鉄・谷町九丁目駅からも近いですね。近鉄百貨店上本町店・B1Fのいわゆるデパ地下にあるサンドイッチのショップです。
 デパ地下・惣菜売り場の一角にあるショップでは、ミックスサンドやカツサンドなど、各種サンドイッチの他、この店オリジナルのレトルトカレーを販売されたりしています。

良質の素材を使って丁寧に作られているのがよく判るサンドイッチ

サンドイッチパーラー アストリア 近鉄百貨店上本町店

 「カツサンド」(881円)は、紙箱を開けると8等分されたサンドイッチがきれいにならんでいます。昔ながらのサンドイッチといったといった風体だが、パンはこんがりトーストされています。

サンドイッチパーラー アストリア 近鉄百貨店上本町店

 一切れ手に取って断面を見ると、想像以上にカツが肉厚です。かじってみるとお肉の旨味とともに、マヨネーズのほのかな酸味と適度なマスタードの辛みがアクセントとなっています。
 このサンドイッチ、丁寧に手を尽くして作られているのが判ります。味ももボリウムも満足です。

とんかつ まい泉 近鉄阿倍野店

とんかつ まい泉 近鉄阿倍野店

 近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、いわゆるデパ地下・デリカテッセンにあるカツサンドで有名なお店です。
 この売り場では名物のカツサンドだけでなく、とんかつや魚フライといった惣菜やお弁当も販売されています。ていうか、本業はとんかつ屋さんなので当たり前か。

関西限定の「ハニーマスタード」

とんかつ まい泉 近鉄阿倍野店

 定番の「ヒレカツサンド」は、程よく柔らかいパンにヒレ肉の味 と甘めのソースが合わさって重層的な味わい。こちらは馴染みのある安心の味ですね。

とんかつ まい泉 近鉄阿倍野店

 関西限定の「ハニーマスタード」は、パンと衣はふんわり柔らかいが、ヒレはしっかり肉の味が立っています。しかし、脂身が少ないので優しい風合いですね。
 酸味と甘みが際立つソースは、ほんのりマスタードのピリッとした辛さもあり絶妙。

KYK アベノ近鉄店

デリカKYK 近鉄あべのハルカス店

 近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、いわゆるデパ地下・総菜売り場にある、関西の有名トンカツ店が運営するフライショップです。
 ここでは各種カツ・フライや串カツ、お弁当などが販売されるとともに、「ヘレかつ」「エビかつ」「玉子かつ」の3種のかつサンドも販売されています。

エビかつサンドはタルタルソースが決め手

デリカKYK 近鉄あべのハルカス店

 「エビかつサンド」(475円)。耳を落として短冊に三分割し、断面を上にして紙パックに詰められています。
 一切れ摘まんでかぶりついてみると、やや厚めのパンはふんわりと、そしてエビかつはしっかりした歯応えがあり、エビのプリプリ感も残しています。

デリカKYK 近鉄あべのハルカス店

 一切れ摘まんでかぶりついてみると、やや厚めのパンはふんわりと、そしてエビかつはしっかりした歯応えがあり、エビのプリプリ感も残しています。
 ソースはたっぷりのタルタルソース。甘酸っぱい仕上りでエビかつとの相性も良好。さすが、関西人に愛されるKYK、サンドイッチも質が高いですね。

心斎橋イベリコ屋

心斎橋イベリコ屋

 地下鉄谷町線・阿倍野駅に直結、あべのキューズモール地下1階の食品売場にあるデリカテッセンです。

心斎橋イベリコ屋

 「イベリコ豚入りメガミンチかつサンド」(429円)は、みるからにボリウム感たっぷり。耳付きの山食に大判のミンチカツと、小さくカットされたキャベツが挟まれています。
 ソースはとんかつソース系の少し甘いタイプです。

心斎橋イベリコ屋

 かぶりついてみると、パンがふかふかで、ミンチカツがプリッとした食感。ソースが控えめで、肉の旨みを強調したバランスになっています。
 ミンチカツにはもちろんイベリコ豚を使っているんでしょうが、脂っこくなくさっぱりとした風合いです。これだけボリウムがあって、カツも大判にもかかわらず、胸やけは一切ありませんでした。

炭火とワイン 天王寺店

炭火とワイン 天王寺店

 近鉄・大阪阿部野橋駅の南側、あべのHoopの南側を東西に通る小路の角にあるレストラン・バルです。ランチタイムに初訪問しました。
 店内はテーブル席、厨房に面したカウンター席からなる50席ほど。黒を基調としたシックでおしゃれなインテリアが印象的です。

えげつない肉厚のポークカツサンド

炭火とワイン 天王寺店

 「ポークカツサンド」(1,350円)は、まずサラダとスープが出されます。
 サラダはボウルに入っていて、グリーンリーフやサニーレタス、ベビーリーフなど、葉っぱが主体。たっぷりなのがうれしいですね。
 スープはカップで出され、ニンジンと玉葱のトマトスープです。

炭火とワイン 天王寺店

 サンドイッチは油紙で包んで二等分にカットされたスタイル。トンカツの断面はローズピンクで、その分厚さに圧倒されます。
 大胆にがぶりと!パンはふわふわで中のカツがサクサクでジューシー、カツは熱々の状態で、肉質は柔らかく、肉の旨味も充分。
 なんといってもこの肉厚。食べ応えもあり、お腹いっぱいにさせてくれます。

サラダカフェ 近鉄あべのハルカス店

サラダカフェ 近鉄あべのハルカス店

 近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に直結、各線天王寺駅の直近。あべのハルカス近鉄本店ウイング館B2F、いわゆるデパ地下・総菜売り場にある、サラダをメインにしたデリカテッセンです。
 運営するのは業務用マヨネーズの大手、ケンコーマヨネーズの子会社なんですね。流石、サラダやドレッシングには一日の長があります。

味もボリウムも良好の「タルタルソース海老カツとタマゴサンド」

サラダカフェ 近鉄あべのハルカス店

 「タルタルソース海老カツとタマゴサンド」(486円)は、海老カツとタマゴ、ともに耳を残した全粒粉の山型食パンにサンドされ、縦に2分割された半分ずつを断面を上にして透明パックに詰められています。
 タマゴサンドはゆで玉子を粗くマッシュしてマヨネーズで和えたオーソドックスなタイプ。辛子を使用していなく、代わりにケチャップの甘酸っぱさを加えている優しい味わいです。

サラダカフェ 近鉄あべのハルカス店

 海老カツは千切りのキャベツとプリプリと揚がった海老カツがたっぷりのタルタルソースとともに挟まれています。カツはしっかりした歯応えがあり、エビのプリプリ感も残しています。
 タルタルソースは甘酸っぱい仕上りで、海老カツとの相性も良好です。

みんなのちよ松 阿倍野Hoop店

大阪とんかつ 阿倍野Hoop店

 近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅の直近、各線・天王寺駅からすぐ近く。「あべのHOOP」地下のフードコート「Hoop Dining Court」にあるかつ丼のお店です。
 ここは大阪・日本橋で「日本一分厚い”5センチ”かつ丼」として、最近にわかに注目を浴びているお店のブランチです。

食べにくさも味のうち?「日本一分厚い!ちよ松かつサンド」

大阪とんかつ 阿倍野Hoop店

 「日本一分厚い!ちよ松かつサンド」(1,200円)は分割されていて、キッチンペーパーに包まれ、ハンバーガー用の紙パックに収まっています。パンの耳を揚げてグラニュー糖を塗したラスクが添えられます。
 大きく口を開けてかぶりついてみると、お肉の旨味とともにソースの酸味とマスタードの辛みが利いています。粗挽きの胡椒がアクセントですね。

大阪とんかつ 阿倍野Hoop店

 かつは九州の黒豚を24時間かけて低温調理されているとのことで、豚肉特有の脂の甘さが広がりる…肉質の良さを感じます。
 荒めのパン粉を付けてラード配合のサラダ油で揚げてとのことで、ザクザクとした食感ながら、しばらくするとソースを吸ってしんなりしてきます。

グリル梵

グリル梵

 地下鉄、および阪堺電車・恵美須町駅からすぐ近く、下世話で喧騒の町、新世界の路地裏にある、知る人ぞ知る昔ながらの洋食の名店です。
 店内はカウンター3席と・テーブル3卓の全15席、壁も什器も黒光りしているノスタルジックな雰囲気です。

人気に胡坐をかかない新世界の名店

グリル梵

 このお店の名物「ヒレ・ビフカツサンド」(1,800円)は、ステンレスのお皿に並べて出されます。想像以上のボリウムです。
 カツの断面は美しいローズピンクになっている。若干の焼き目のついたパンはサクッとした歯ざわりで、中のカツは実に柔らかい。そして噛み締めると肉汁が溢れてきます。

グリル梵

 マスタードの利いたソースは絶妙で、添えられてるピクルスも酸っぱくて実に美味しい。実にリッチな味わいのカツサンド、この値段なのは納得です。

※本記事は、2023/08/09に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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