【あべの・天王寺】美味しい「コナモン」のお店【タコ・イカ】
「たこ焼き」「いか焼き」「明石焼き」は、手軽で美味しい関西発祥の「コナモン」です。あべの・天王寺周辺にある、これらの「コナモン」の佳店を集めてみました。それぞれ特徴の味を食べ比べてみてはいかがですか?
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる996件の口コミを参考にまとめました。
「たこ焼き」は大阪発祥の軽食で、現在でも大阪が本場です。西成区に現存する「会津屋」が1935年(昭和10年)、具材にすじ肉を使う「ラヂオ焼き」や、具材にタコを使う「明石焼き」を改良し、「たこ焼き」と名付けたのがその発祥として有力な説です。
この「たこ焼き」、今では大阪に限らず日本全国で食べられるようになるどころか、海外進出も果たすほどのポピュラーな食べ物になりました。
「たこ焼き」の源流である「明石焼き」は江戸時代の末期、模造珊瑚の一種である「明石玉」を作る際に、卵白を接着剤として使用されていたのだが、残った卵黄を活用するために「明石玉」を製造する鍋を流用してを作り始めたのではないかといわれています。
この「明石焼き」は京阪神ではポピュラーだが、まだ全国展開には至っていません。ちなみに本場の明石では「明石焼き」とは呼ばずに「玉子焼き」と呼ばれています。広島で「広島焼き」と呼ばないことと同じ理屈ですね。
いっぽう、大阪での「いか焼き」は、イカの姿焼ではなく、イカの身の短冊切りを小麦粉の生地に混ぜ込み、専用のいか焼き機で生地の上下を鉄板で圧縮しながら一気に焼き上げたものです。
大阪・梅田の阪神百貨店にあるスナックパーク内のいか焼き店では、1日に1万枚以上の売り上げがある人気店で、大阪名物のひとつですが、大阪以外では普及していません。
「明石焼き」(600円)は、「ゲタ」の上に8個並んでいます。薄く黄色く色づいた明石焼ふっくらしていて湯気があがっています。
この明石焼を熱々のお出汁に浸けて注意深く口に運びます…やっぱり熱っ!しばしハフハフしていると、ふわっとした口当たりとともに、程よい風味が広がってくる。
お出汁は昆布出汁がきいた薄味の上品なお風合い。薬味は三つ葉、甘酢生姜、青ネギです。お出汁の深みのある旨みは三つ葉の香味にも負けていない。
最初は箸で持ち上げると崩れるくらい柔らかいが、しばらく時間が経つと少し固まって安定してきます。この形而変化もいいですね。
255人
9249人
06-6649-5961
出典: kurodaさん
あべのHOOPの東側にあるたこ焼きのお店です。たこ焼きで初めてあのミシュランに掲載されたことで有名なお店です。
近くにある本店はテイクアウトのみのスタンドだが、この2号店は店内で食べることができ、テーブルとイスが所狭しと並んでいます。
ここのたこ焼きはソースがチョイスになっていて、ソース・マヨネーズやからしマヨネーズなど、さまざまなのだが、お薦めなのは何も掛けない「ベスト」。
大阪のたこ焼きというとソースと青海苔がベッタリ掛かっているのが一般的だが、こういったナチュラルなタイプも根強い人気なのです。
8個入りは400円、皿の上には木の皮が敷かれている芸の細かさ。外はカリカリだが、中はかなりのトロトロ、このコントラストこそ人気を保っている理由なんでしょうね。でもこのたこ焼き、いきなり熱々の中身が出てくるので火傷に注意ですよ。
451人
10706人
06-6626-6680
出典: kurodaさん
あべのハルカス近鉄本店のウイング館地下2階、食料品売場にある、大阪・道頓堀に本店のある、焼き魚、煮魚等の魚惣菜専門店です。
堺に本社のある富惣は「魚道楽」のブランドで、関西を中心に、全国の百貨店に出店されており、魚の惣菜と並んでお弁当や一人鍋、そしてここでは「アベノ名物」としてイカ焼きを店舗で販売されています。
ここでは通常の「イカ焼き」(141円)と、「イカ焼き玉子入り」(195円)の2種が、店内で焼かれ、ソースを塗った状態でナイロンのシートで包まれて並んでいます。
生地はイカ焼きらしいモチモチ感があり、イカの量も充分。ソースが塗り過ぎではないのが好ましく、小腹を満たすには適量です。玉子入りは濃厚な風味で、スタンダードはさっぱりとした風味。食べ比べも楽しいが、モチモチ感はスタンダードのほうが勝る。
イカ焼きは安くて手軽なことがその真骨頂。百貨店で買い物ついでに買えるここのイカ焼きは優秀ですね。
19人
110人
不明の為情報お待ちしております
出典: kurodaさん
各線天王寺駅、および近鉄大阪阿部野橋駅の近く。地下街「あべちか」のカフェ・クレバーの横手の通路を少し入ったところたところにある居酒屋を兼ねたたこ焼き店です。
店内は狭小で、厨房に面したカウンター席が5席ほどとテーブル席の全25席です。
明石焼きに生ビールのついたセット(1,000円税別)は、先に生ビールがやってきました。生ビールは充分に冷えていながらクリーミーな泡立ちで実に旨い。
明石焼きはゲタの上に8個並ぶとともに甘酢生姜が添えられ、お出汁の器が並びます。お出汁にはネギが入ってるものの三つ葉はありません。
明石焼きは油を少なめで焼いているのか焼き目が付いていて、表面はザラッとした口当たりながら中身はふんわり焼き上がっています。
お出汁は鰹が利いてやや甘めの風合い。明石焼きがこの出汁を吸ってほのぼの美味しい。添えられてる甘酢生姜をお出汁に浮かべてみたら味が締まります。
34人
550人
06-6775-0815
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の北口の改札を出て、国道25号線を東に3分ほど歩いたところにあるいか焼き店です。
ここは店内に6席ほどのカウンターが備えられ、イートインもできます。11時から23時ごろまで、ご主人一人だけでほぼ無休で営業されています。
ここの「いか焼き」はいか焼き専用のプレス機を使わず、片面ずつ丁寧に手焼きする昔ながらのやり方です。
かぶりついてみると、生地は強力なモチモチ感、ぷりんとしたイカの食感と相俟って、他のコナモンと一線を画す独特の風合いが堪りません。
ソースはやや甘めで、控えめに塗られているので、イカの風味を損なうことがないですね。それにしてもこの圧倒的なボリウム感。有名な阪神百貨店のいか焼きの2倍はありそうな重量です。
31人
1113人
06-6718-1872
出典: kurodaさん
あべのハルカス近鉄本店のウイング館地下2階、食料品売場にある、大阪・道頓堀に本店のある、大阪を代表するたこ焼き店です。
このお店ではテイクアウトだけでなく、イートインができる10席ほどのスペースも併設されています。
明石焼(601円)は、板の上に乗った明石焼きは8個、こんがりきつね色の美しさは銅板のおかげかな。卵の風味を感じさせるふわふわの生地で実にやさしい風合い。タコも大ぶりで存在感があります。
お出汁は鰹の風味が強めで、明石焼きとの相性はいいですね。明石焼きといえば三つ葉と紅生姜が必須のアクセントの薬味となるんだが、そのうち紅生姜と鰹節はテーブルに常設してあります。さすが「くくる」だけに安定の美味しさです。
24人
240人
06-6627-8688
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅から国道25号線を東へ5分くらい歩いたところ、生野本通商店街の入口近くにあるたこ焼き屋さんです。
ロードサイドのたこ焼き屋さんながら、焼き台の横手から奥に入ると簡易なテーブル席が設えられ、店内で座って飲食できます。
たこ焼きはソース味、醤油味、ポン酢味、塩味から選択可能とのことで、半分をソース味(マヨネーズ有)で、半分は素のままという注文も可能です。焼き加減は良好。程よくカリッと焼けて中がトロっとしています。
中身はタコ、天かす、紅生姜など。タコへ適度に大きく、素のままでも出汁味が効いていて美味しいですね。ソース・マヨネーズが掛かったほうは濃厚な味わいになって、これはこれで美味しい。
8人
96人
090-4494-2518
出典: kurodaさん
近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、いわゆるデパ地下・総菜売場にある和総菜のお店です。
運営は「冨士屋かまぼこ」で、姫路の「えきそば」で有名な「まねき食品」の子会社です。
「キャベツ焼き」(238円)は、すでに焼かれてソースを塗った状態でパックに包まれて店頭にズラっと並んでいます。
二つ折りにされたキャベツ焼きの上面にソースが塗られ、青海苔が散らされています。
生地はモチモチした口当たり。玉子は濃厚な風味で、キャベツもたっぷり。生姜の爽やかさもいいですね。
ソースが塗り過ぎではないのが好ましく、小腹を満たすには適量です。
8人
31人
06-6624-8328
出典: kurodaさん
天王寺駅・大阪阿倍野橋駅の西側、阿倍野再開発ビル群のひとつ、「あべのルシアス」の地下にある明石焼きをメインとするお店です。
店内はカウンター席とテーブル席合わせて20席ぐらいかな?ルシアスのレストランの中では最も小さい部類です。
「明石焼そばセット」(720円)は、先にお出汁と焼きそばが運ばれてきました。甘辛のソースがしっかり効いた焼きそばは、べチャっとせずいい具合です。
明石焼きは白木の台の上に8個並んでいます。お出汁にたっぷり浸して口に運ぶと、ふわっとした口当たりで、程よい風味が広がってくる。
お出汁は旨みと塩味のクッキリとした風合い。たっぷりの三つ葉の香味にも負けません。中身のタコは大きめで、コリっとした食感がかなり主張しています。出汁の旨みと合わさって、タコの旨味を存分に発揮しています。
72人
1736人
06-6649-6655
出典: kurodaさん
JR線・天王寺駅のターミナルビル「天王寺ミオ」、プラザ館の中2階にあるたこ焼き店です。
ここは大阪・玉出に本店を置き、大阪市内のみならず、最近では東京にも展開するようになった「会津屋」の支店で、「ミオえきッチン」の共用のテーブル席やカウンター席で食べるだけでなく、10席ほどの専用のテーブル席も用意されています。
4種盛り(850円)は、たこ焼き、ラジオ焼き、ネギ入りたこ焼き、チーズタコ焼きが3個ずつ、計12個のセットになっています。4分割された器の右手前、楊枝が刺さっているのがラヂオ焼きで、時計回りにネギ焼き、チーズ焼き、たこ焼きとなっています。
ラジオ焼きは、生地がフワッとしながらも球体を保つだけの硬さを持ち、中身はトロトロで旨味がある。これはスジ肉が成す味わいなんでしょう。
次はネギ焼き。ネギの風味が特徴的で、タコとの相性もいいですね。チーズはチーズらしい独特の風味で、これは子どもが好みそう。
最後はレギュラーのタコ焼きを。やっぱりこれに帰結しますね。蛸のコリコリした食感とフワッとした生地の舌触り、そして生地の持つ出汁の旨味。バランスが最高です。
94人
1628人
050-5872-8891
※本記事は、2024/02/28に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。