Macでクイックアクション・ワークフローを使用する
頻繁に使うワークフローがあり(たとえば、大量の画像セットにウォーターマークを追加するなど)、そのワークフローに簡単にアクセスできるようにしたい場合は、クイックアクション・ワークフローを作成できます。作成したクイックアクション・ワークフローは、Finderウインドウ、「サービス」メニュー、またはTouch Bar(Touch Barが搭載されているMacの場合)から使用できます。
クイックアクション・ワークフローを作成する
MacのAutomatorアプリケーション で、「ファイル」>「新規」と選択します。
「クイックアクション」を選択してから、「選択」をクリックします。
次のいずれかを指定します:
ワークフローが受け取る現在の項目: ワークフローへの入力として使われるデータのタイプ。「自動」を選択した場合、ワークフローで使用したい入力のタイプが推測されます。
注記: Finderウインドウで使用できるのは、入力としてファイルを受け取るクイックアクションだけです。
アプリケーション: ワークフローの処理に使用したいアプリケーション。ワークフローで使用できるようにするには、アプリケーションが開いている必要があります。
入力: ワークフローがURL、住所、電話番号、日付、またはメールアドレスから入力を受け取る場合、さまざまな入力オプションを指定できます。
選択されたテキストを出力で置き換える: ワークフローがテキストまたはリッチテキストから入力を受け取る場合は、選択されたテキストを出力で置き換えるように指定できます。
イメージ: クイックアクション用のイメージ。Mac上にあるイメージを選択することも、メニューからイメージを選択することもできます。
カラー: クイックアクション用のカラー(Touch Barにのみ表示されます)。
ワークフローにアクションを追加します。
ワークフローを保存するには、「ファイル」>「保存」と選択します。
クイックアクションが作成されると、Finderウインドウの上部、カラム表示またはギャラリー表示のFinderウインドウのプレビューパネルの下部、および「サービス」メニューの「アクション」ポップアップメニュー に自動的に表示されます。Touch Bar内にクイックアクション・ボタンを追加してクイックアクションにアクセスすることもできます。
Touch Barにクイックアクション・ボタンを追加する
Touch Barからクイックアクションにアクセスするには、クイックアクション・ボタンを追加する必要があります。追加する必要があるのは一度だけです。
アップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「機能拡張」 をクリックします。
左側で、「Touch Bar」をクリックします。
「Control Stripをカスタマイズ」をクリックします。
クイックアクション・ボタンを、Touch Barに表示されるまで画面下部にドラッグします。
「完了」をクリックします。
FinderおよびTouch Bar内に表示するクイックアクションを選択する
デフォルトでは、すべてのクイックアクション・ワークフローがFinderウインドウ、「サービス」メニュー、およびTouch Bar内に表示されます。FinderおよびTouch Bar内に表示するクイックアクションを変更できます。
アップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「機能拡張」 をクリックします。
「Finder」をクリックします。
Finderから使用できるようにしたい各アクションの横にあるチェックボックスを選択します。
「Touch Bar」をクリックします。
Touch Barから使用できるようにしたい各アクションの横にあるチェックボックスを選択します。
Touch Bar内のクイックアクション用の環境設定を設定する
Touch Barは、クイックアクションだけが表示されるように設定することも、ファンクションキーを押したときにだけクイックアクションが表示されるように設定することもできます。
アップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「キーボード」 をクリックします。
次のいずれかを実行します:
Touch Barにクイックアクションだけが表示されるようにするには、「Touch Barに表示する項目」ポップアップメニューをクリックしてから、「クイックアクション」を選択します。
ファンクションキーを押したときにクイックアクションが表示されるようにするには、「Fnキーを押したままにして」ポップアップメニューをクリックしてから、「クイックアクションを表示」を選択します。