ダイハツは6月23日、『トール』など3車種について、LEDフォグランプが点灯しなくなるおそれがあるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ダイハツ『トール』および兄弟車のトヨタ『ルーミー』、スバル『ジャスティ』の3車種で、2020年8月27日から2021年2月26日に製造された5万5481台。
対象車両は、フロントLEDフォグランプの工程管理が不適切なため、LEDチップへのはんだの塗布量が少ないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、はんだが剥がれて、フォグランプが暗くなり、最悪の場合、点灯しなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、フロントフォグランプのLEDソケットを良品と交換する。
不具合は152件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。