ここ最近好調に契約数を伸ばしている楽天モバイルですが、その要因の1つは価格やサービス面での特徴を生かして法人契約を伸ばしていること。そこで、同社は法人契約のさらなる拡大を狙って新サービス「Rakuten AI for Business」の導入を打ち出していますが、その狙いは功を奏するのでしょうか。
法人プラン提供から2年で累計1.8万社の契約を獲得
参入当初からしばらくは苦戦が続いていたものの、ここ最近契約数が好調に伸びている楽天モバイル。MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)としてのサービスを含めれば、すでに830万契約を超えているそうで、急速に契約数を増やしている様子がうかがえます。
その理由は大きく2つあると見られており、1つは2024年に「最強家族プラン」など、コンシューマー向けの割引サービスを相次いで打ち出し、お得感を強化した結果、ファミリー層の契約獲得につながったこと。そしてもう1つが、法人契約の伸びが好調なことです。