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宇野維正の記事一覧
映画ジャーナリスト。「リアルサウンド映画部」アドバイザー。YouTube「MOVIE DRIVER」を更新中。「MOVIE WALKER PRESS」「装苑」などで連載中。著書に「1998年の宇多田ヒカル」(新潮社)、「くるりのこと」(新潮社)、「小沢健二の帰還」(岩波書店)、「2010s」(新潮社)、「ハリウッド映画の終焉」(集英社)など。最新刊は「映画興行分析」(blueprint)。
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現代社会の実相を暴く、アルフォンソ・キュアロン監督の”映画的”企て「ディスクレーマー 夏の沈黙」【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/12/14 17:30今回のアルフォンソ・キュアロン監督への取材は、2つの点で本連載「映画のことは監督に訊け」の特別編という位置付け... -
『Cloud クラウド』黒沢清が語る、”ジャンル映画”と添い遂げる覚悟。“作家”ではなく“職人”であると自認する、その理由【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/10/9 21:31全編フランスロケでの『蛇の道』(98)のセルフリメイク、観る者を恐怖で凍りつかせる中編作品『Chime』(公開... -
アレックス・ガーランドが『シビル・ウォー アメリカ最後の日』で警鐘を鳴らす”現実の危機”とA24で映画を作る理由【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/10/4 21:301996年、26歳の時に自身の東南アジアでのバックパッカー体験を元に綴った「ザ・ビーチ」で小説家としてデビュー... -
洋画興行の危機、ファンダムビジネスの最大化…日本の映画興行の”健全さ”はどこに向かう?【宇野維正「映画興行分析」刊行記念対談】
インタビュー2024/7/3 18:30映画ジャーナリストの宇野維正氏による著書「映画興行分析」が、7月3日に発売された。2015年から毎週連載してき... -
映画は死なない。でも、我々が夢中になってきた ハリウッド映画はもう存在しない。「ハリウッド映画の終焉」著者・宇野維正、1万字インタビュー
インタビュー2023/6/15 17:30名実ともにエンタテインメントの中心であり続けた、ハリウッド映画。アメリカのメジャースタジオが製作する娯楽映画=... -
こだわりたいのは“匿名性”。『わたし達はおとな』の若き才能、加藤拓也との刺激的な対話【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2022/6/22 13:00一口にテレビ局が製作幹事を務めたり製作委員会に入ったりしている映画と言っても、それは玉石混交。正直に言うなら圧... -
2022年の日本社会の“本当の姿”を暴いた『夜を走る』。佐向大監督はいかにしてこの傑作をものにしたのか?【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2022/5/27 22:302022年の春に試写が回りはじめた途端、「あの作品はマジでヤバい」という噂が映画関係者の間で駆け巡った一本のイ... -
『彼女はひとり』中川奈月監督の革新性。“ホラー”を拡張する、新世代への期待【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2021/11/4 13:30大人たちの世界を覆う欺瞞を、大人だけでなく同世代も含む男たちの有害性を、すべて見透かしたような福永朱梨演じる主... -
「孤狼の血」は日本映画界に前例のないシリーズとなるか?白石和彌監督が“続編”を作る意義【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2021/10/10 12:01『孤狼の血 LEVEL2』が公開されて約1か月が経った9月17日、シリーズ3作目となる続編の製作が発表された。... -
宇野維正が『空白』に見た、この理不尽な世界で“モンスター”になることを踏みとどませるもの
コラム2021/10/9 21:30栄えているわけではないが、特に寂れているわけでもない漁港のある小さな町。そんな町の漁師やスーパーの店員たちの顔... -
2021年はミュージカルの年!宇野維正が解説、“スター映画ではない”傑作『イン・ザ・ハイツ』の魅力
イベント2021/7/21 11:15映画『イン・ザ・ハイツ』(7月30日公開)の特別トークショーが7月21日に東京都内で開催され、映画・音楽ジャー... -
驚きのデビュー作『猿楽町で会いましょう』を世に送りだした児山隆監督が語る、デジタル時代の「シーンの作り方」【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2021/6/16 14:00映画というアートフォームの残酷さは、“撮れる”監督はいとも簡単に撮れてしまうし、“撮れない”監督は運良くフィル... -
吉田恵輔、問答無用の傑作『BLUE/ブルー』誕生。映画を撮り続ける上で最も大切な“才能”について【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2021/5/1 13:00本連載「映画のことは監督に訊け」をスタートした時から、新作が公開されたら必ずインタビューをしたいと思っていた一... -
“妥協”と無縁な映画監督・西川美和が語る、『すばらしき世界』と日本映画界の課題【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2021/2/20 17:00現在の日本映画界で、特別な信頼を寄せることができる映画作家の一人。西川美和監督について自分がそう断言するのには... -
坂元裕二、野木亜紀子が信頼を寄せる土井裕泰の 『花束みたいな恋をした』は、なぜ“テレビ的”ではないのか?【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2021/2/10 13:0021世紀の日本映画を語る上で欠かせないのは、テレビ局との強い関わりです。慣習的に、日本の映画ジャーナリズムはい... -
公開中『星の子』でますます冴えわたる大森立嗣の演出術。その“捉えにくさ”を捉える【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2020/10/29 17:00具体的な監督名を何人か思い浮かべてみてもわかるように、予算的にも環境的にも作品の撮影に数週間から長くても2、3... -
50歳で監督デビュー。異色作『人数の町』を世に問う荒木伸二、最も“近い”批評家との対話【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2020/9/10 13:00海外の映画大国と比べると決して恵まれているとは言えない現在の日本映画の現場から、それでも目の覚めるような新作を... -
『ふりふら』三木孝浩監督とティーンムービー。俳優の“揺らぎ”を捉え続けた10年を語る【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2020/8/22 11:00日本映画の現場で日々試行錯誤しながら、悪戦苦闘しながら、あるいは(もしそんな監督がいたらですが)唯我独尊悠々自... -
「2010s」著者・宇野維正と考える、“消費”ではなく”参加”するポップ・カルチャー。コロナ以前/以降を横断する1万字インタビュー
インタビュー2020/5/24 20:0021日に解除された京都、大阪、兵庫を含む全国39府県が、緊急事態宣言の対象外となった。明日25日(月)には首都... -
『アイリッシュマン』は、2回目がより面白い!宇野維正が解説するアメリカの“自己批判”と“郷愁”
コラム2019/12/20 22:00『アイリッシュマン』についてまず強い実感を込めて言えるのは、1回目に観る時よりも2回目に観る時の方がさらに「面... -
宇野維正が『アイリッシュマン』を徹底解説!スコセッシ&デ・ニーロが映画人生を注ぎ込んだ集大成
コラム2019/12/13 20:30ほんの数ヶ月前まで、2019年が「マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロの年」になるなんて予想もしてなか...