個人事業者として登録していた残骸がたくさん残っているので、インボイスのセミナーの案内が来ましたw
去年の9月に個人事業主の廃業を決意した理由の一つがこれです
人生の一つの岐路
当時、優先順位を並べてみましたが、最優先は福岡に帰りたいでした
次に、福岡でフリーランス継続か再就職かで悩みました
フリーランス継続の場合は、想定されるケースはリモートでの東京のお仕事と地元福岡のお仕事とのハイブリッドです
その場合、福岡のお仕事の単価は東京のそれの2/3程度であるため、売上は1000万を下回ることが確実に予想されます
今までは、その場合は消費税の免税業者となるため消費税の納付は免除されていました
いわゆる益税というやつです
仕組みを簡単に話すと、
売上1000万で経費が200万だった場合
もらった消費税が100万で払った消費税が20万なので、差し引き80万の消費税が納付免除されていたことになります
仮に簡易課税でサービス業扱いとして計算した場合は、売上の1000万の5%を納付すればよいので50万の消費税が納付免除されていたことになります
しかし、2023年10月よりインボイス制度の運用開始により、
個人事業主は以下の3つの対応が予想されます
・インボイス発行可能な業者となる=1000万以下の売上だけど、免税業者のメリットを諦める(益税の放棄)、そして死ぬ気で1001万以上稼ぐと誓うw
・請求額から消費税分を引いた額で請求する、それでも仕事は受けにくくなると思います
・廃業してリーマンになる
僕は3点目を選択しました
国税局の意図は、この世から益税って存在を消し去るといった悲願の成就なんでしょうね
元々は年間売上が3000万以下は消費税は免税というルールだったのが、現行の1000万以下に変わり、来年からは実質全員消費税納付に変わることとなります
弱小業者から僅かな消費税を吸い取っても財源の足しにはならないと思うのですが、みなさんはどう思われますか?
Posted at 2022/03/13 16:55:32 | |
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