先週は大統領選とFOMCを無事に通過しました。 アメリカ大統領選では圧倒的な勝利でトランプ氏が再選、今後共和党が下院も掌握すれば「トリプルレッド」となる可能性があります。FOMCは想定通り0.25%利下げでした。 これらを受け、米株は大きく続伸、米金利上昇しドル高、ドル円は152円台半ばとなっています。また、ゴールドは下落、ビットコインは大きく上昇しています。 トランプ政権となり、減税や規制緩和などの経済政策が期待されています。 今週は、CPI(10月消費者物価指数)にPPI(10月卸売物価指数)、米10月小売売上高などが注目です。 【今週の指標など】 11/11(月)米国祝日(債券市場は休場だが株式市場などは通常通り) 11/12(火)米要人発言など 11/13(水)CPI(10月消費者物価指数) 11/14(木...
先週の日本市場は、参院選与党過半数割れからドル円153円台に上昇して始まりましたが、日銀会合現状維持も植田総裁会見がタカ派と解釈されて円高・株安となりました。 先週の米市場は、注目されたビッグテック決算はおおむね増益でしたが、株価はグーグルとアマゾン上昇、マイクロソフト・メタ・アップルは下落しました。 米10月雇用統計は、災害などの影響もあり弱い数字でした。 米株3指数とも週足陰線となっています。 なお、ダウ銘柄でインテルが外れ、エヌビディアが採用されるとの発表がありました。 米金利が上昇しており、ドル買いは続くかと思われます。 さて、今週はいよいよ米大統領が決まります。 ハリスさん勝利で「金利↓ドル↓株→」、トランプさん勝利で「金利↑ドル↑株↑」or「金利↑ドル↑株↓?」といわれていますがいかに? さらに11月2...
先週の企業決算ではテスラが急騰しましたが、米株3指数はナスダック横ばい、ダウとS&P500はやや下落しています。 米国市場は大統領選に向けトランプ勝利を織り込む展開、日本市場では衆議院選挙での自公過半数割れが警戒されました。 また、米10年債利回りは先週末の4.083%から4.240%へ上昇、ドルへの買いが続きドル円は一時は153円台をみて152円台で週末を迎えています。 ゴールドが強く、2747ドルと史上高値を更新しています。 今週は、米GDP速報値や雇用統計など、重要経済指標が盛りだくさんです。 しかしそのまえにまず、週末の日本は衆議院選挙ですから、結果如何では大荒れのスタートとなるかもしれません(イスラエルとイランの地政学リスクも…)。 そして、来週11月5日(火)はいよいよ、米大統領選挙・投開票です。 ...
先週はASMLショックがあったものの、エヌビディア最高値更新、TSMC好決算と、円安株高の流れが続きダウ・S&P500は最高値更新、ドル円は一時150円台へ乗せる場面もありました。 ゴールドも2721ドルと最高値更新、ビットコインも再度70000ドルに向けて上昇しています。 今週は大きな指標はありませんが、テスラ決算が注目です。また、ブラックアウト期間まえで要人発言が多そうです。株高ドル高が続くのでしょうか。 米大統領選はトランプ氏がやや優勢、日本の衆議院選挙が近づいてきました。 【今週の指標など】 10/21(月)特になし※高官発言、決算あり 10/22(火)特になし※高官発言、決算あり 10/23(水)テスラ決算(米引け後) 10/24(木)PMI、米新規失業保険申請件数 10/25(金)米ミシガン大学消費者信頼...
良好な米雇用統計に続き、先週はCPIとPPIも堅調で、FRBの大幅な利下げ観測後退、ドル買い・米10年債利回り上昇となっています。 ただ、木曜日の新規失業保険申請件数が1年以上ぶりの高さであったこと、同日FRBの高官がインフレについての懸念を示さず利下げ継続を示唆したこともあり、利下げペースは小幅なものでも継続するという観測を広げています。 引き続き、中東の地政学リスクは懸念ですがリスクオフにはなっていません。 先週の週足は、ビットコイン以外、株も金利もドル円もゴールドもすべて陽線ですが、どれもやや短い実体でした。ただ、米株はダウとS&P500は連日の史上最高値更新です。ドル円は150円までは到達していないものの、149円台で堅調です。また、ゴールドは下落基調でしたが金曜に再び上昇、最近の傾向として米株価指数とゴールド...
先週は、石破内閣発足、中東情勢の悪化、米港湾スト、そして金曜日にサプライズとなった米9月雇用統計など、なかなか激しい一週間でした。 「石破ショック」円高・株安から一転、ドル円は円安で148.7円まで急騰し、日経平均も大きく上昇しました。 また、中東の地政学リスクもあり、原油高・ドル高、米株とゴールドは高値圏に停滞、ビットコインは下落しています。 強い雇用統計を受け、11月の米利下げが50bpの織り込みゼロになったようですが、今週発表の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)で、さらにどう変わっていくか、注目です。 また、引き続き、地政学リスクには警戒です。 【今週の指標など】 9/30(月)特になし 10/1(火)ペプシコ他、米主要企業決算はじまる 10/2(水)9月FOMC議事録公表 10/3(木)CP...
先週はやはり金曜日午後からの変動が目を引きます。 自民党総裁選の「石破ショック」で、ドル円がそれまでの円安基調から一転、一気に円高となり146円台から142円まで下落しました。同じく日経平均も2000円を超える暴落となっています。 先週は、米株とゴールドは総じて上昇していますが週末にかけやや下落、週を通して原油は下落、ビットコインは上昇でした。 石破新総裁の新体制ですが政策など、まだ見えないなかで円高が進みましたが、週明けの動向に注目です。 また、今週は10月に入りアメリカの注目指標が目白押しです。 10/1(火)米9月製造業PMI、9月ISM製造業、10/2(水)米9月ADP雇用統計、10/3(木)米新規失業保険、9月総合PMI、9月ISM非製造、10/4(金)米9月雇用統計、と続きます。 なお、Trading...
先週は日米の政策金利が最も注目を集めました。 FOMCは0.5%利下げ、日銀は0.25%で据え置きとなりました。 米株は続伸、ドル円は日銀植田総裁「利上げ急がず」の発言で一時144円台にのせました。 週足を確認すると、米株、ドル円、ゴールド、ビットコインいずれも陽線となっており、ダウとゴールドは最高値更新でした。 今週は先週に比べると指標は小粒ですが月末です。 月曜は振替休日で東京休場、26日(木)FRBパウエル議長発言、27日(金)インフレ指標のコア個人消費支出(PCE)などが注目です。 【今週の指標など】 9/23(月・振替)東京休場、PMI 9/24(火)FRB理事発言 9/25(水)米第2四半期GDP【確報値】 9/26(木)FRBパウエル議長発言 9/27(金)コア個人消費支出(PCE) ※連日FRB理事...
9月に入り、1週目はリスクオフの気配を見せたものの、2週目はそれをほぼ払拭したかに見えます。 先週注目のCPIはほぼ予想通り、FOMCでの25bp慎重な利下げ幅の見方が強まりましたが、その後FRBが利下げ幅を決めかねているという報道もあり、50bpの可能性もやや残されているようです。 各銘柄の週足を確認すると…米株は前の週の下落をほぼ打ち消す陽線、ゴールドはここ数週間高値圏での停滞から最高値を更新する上昇、ビットコインも調整局面の中ですが比較的しっかりした陽線になりました。 ドル円はドル売りの流れ再び、140円前半まで下落しています。 なお、米大統領選、初の討論会ではハリス優勢との見方が多いようですが、まだ決まったわけではないでしょう。 今週は月曜が祭日で東京休場、17日(火)米8月小売、18日(水)FOMC、20日...
先週発表されたJOLTS求人、ADP雇用、ISM非製造業、そして雇用統計などから、雇用の減速は明らかとなり、景気への不透明感が増しています。 株も為替も商品も、先週の週足はすべて陰線でした。 9月はこの流れなのでしょうか? 今週は水曜日の米CPIが注目です。市場予想では今回も大きく鈍化の見通し、予想通りなら利下げ期待がさらに高まります。 また、FRB高官のブラックアウト期間となり、来週FOMCという流れです。 【今週の指標など】 9/9(月)特になし 9/10(火)特になし 9/11(水)米CPI(消費者物価指数) 9/12(木)米PPI(生産者物価指数) 9/13(金)日本株メジャーSQ、ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】 ※FOMCに向けブラックアウト期間FRB高官発言なし ※米大統領選テレビ討論会(日本時間1...
先週注目だったエヌビディア決算ですが、良好だったものの期待ほどでもないと受け止められ、成長株が売られてました。 また、9月の米利下げが意識されドル安が続きましたが、週末にかけては買戻し優勢となり、ドル円は146円台へ乗せて週末を迎えています。 先週の週足を見ると、ドル円下げ止まって陽線、ダウと日経平均は陽線ですがナスダックは陰線、金とビットコインも陰線でした。 8月も終わり月足を見ると、月初に株の大暴落があったので、米株3指数・日経平均は実体の短いかろうじて陽線ですが下髭が凄いです。金は最高値を更新し陽線、ドル円とドルインデックス、ビットコインは陰線になりました。 今週月曜日は、NY市場がレイバー・デーで休場ですが、その後、金曜日の米8月雇用統計まで注目指標が続きます。 9月に入り、米株高、ドルの買戻しは続くのでし...
先週のジャクソンホール会議ではパウエルFRB議長が「(9月利下げ)時が来た」と利下げを明言し、国会の閉会審議では植田日銀総裁が「(内田副総裁と)考え違わず」と政策スタンスに変化ないこと再確認しました。 先週は日米株とも続伸し、ドルが売られドル円4円下落し144円台へ。ゴールド最高値更新、ビットコインも上昇しました。 今週は、28日(水)のエヌビディア(NVDA)決算が注目ですが、今週よりも来週が、ISMに雇用統計と、イベント盛りだくさんです。 また、アメリカでは民主党大会も終わりカマラ・ハラス旋風もひと段落、これから本当の大統領選支持率が見えてくるでしょう。 一方、日本の自民党総裁選は小泉進次郎氏が立候補を表明、スキャンダルなどサプライズの逆風が吹かないかぎりかなり強いかと思われます。 【今週の指標など】 8/26...
7月に史上最高値をつけた日米株は8月暴落、しかしその後は一転続伸、先週は米CPIや米小売等インフレ指標を通過し、ダウは40000ドル台を回復するなどリスクオフを回避している状況です。 ドルは下落を続け、7月160円台だったドル円は147円半ばまで戻すもいまだ140円台、高値圏でもみあっていたゴールドは金曜日に2500ドルを突破し最高値更新、ビットコインは7月の70000ドル台からいまだ50000ドル台で調整を続けています。 今週は注目のジャクソンホール会合、23日にハト派発言にも期待がかかるパウエルFRB議長の講演です。 また同日、ジャクソンホールには参加しないのではと噂される植田総裁の国会閉会審査での発言にも注目です。 なお、アメリカは19日から民主党の党大会、日本は20日に自民党総裁選の選挙日程が決まります。 ...
日銀・FOMCでの円高株安の流れから先週月曜日は日本株の歴史的暴落、そして世界的株安へとリスクオフが広がりましたが、その後一転急回復です。 週足チャートを見ると、日米株指数、ドル円・金・ビットコイン、それぞれ陰陽線の短い実態に長い下髭です。 日銀植田総裁タカ派的態度からの日銀内田副総裁ハト派的発言でドル円も上下し、146.62円で週末を迎えています。 ダウ39,473ドル、ナスダック18,507ドル、日経平均35,280円、金2431ドル、ビットコイン60,612ドルです。 今週は月曜日東京休場、その後は重要イベントの米インフレ指標が続きます。 夏枯れとはならず…まだ動きそうですね。 【今週の指標など】 8/12(月・振替)特になし 8/13(火)米PPI 8/14(水)米CPI 8/15(木)米小売売上高 8/16...
先週は、日銀追加利上げ決定、FOMC9月利下げなど重要イベントを消化、弱いISM製造業に米雇用統計、また地政学リスクも意識され、米株3指数も日経平均も、ドル円もビットコインも、ゴールド以外は全部下げです。恐ろしや。 ダウ39,625ドル、ナスダック18,409ドル、日経34,830円、ドル円146.54円、金2,442ドル、ビットコイン61,000ドル台です。 今週のイベントは先週ほどではありません、5日(月)米ISM非製造業くらいでしょうか。 米CPIにPPI、小売と来週の方が多いです。 リスクオフの夏? しかしながら「閑散に売りなし」の言葉通り、本当の危機が来るとするなら、それは今ではないでしょう。 ただ地政学リスクなど、懸念材料はあります。 【今週の指標など】 8/5(月)米IMS非製造 8/6(火)RBA政...
先週の米株指数は、ダウとラッセルが上昇も、ナスダックとS&P500は下落となりました。 ドル円は、なんと157円台から一時151円台まで下落、153.755円で週末を迎えています。 金もビットコインも週足陰線ですがどちらもヒゲのカタチが気になります。 今週は、FOMCに日銀会合、雇用統計にISM景況製造業、マイクロソフト・メタ・アップル・アマゾンと米巨大IT企業決算、半導体大手決算など、材料盛りだくさんです。 今週末のドル円がどんな景色を見ているのでしょうか? 米大統領選も混沌、トランプ・トレードを意識すべきか、はたまたハリス旋風となるのでしょうか? 【今週の指標など】 7/22(月)特になし 7/23(火)JOLTS求人 7/24(水)日銀会合、FOMC、ADP雇用統計 7/25(木)ISM製造業 7/26(金...
先週は、これまで高値更新を続けてきた米株の上昇が一服し、ナスダックは20000ドル割れ、日経平均も40000円割れとなりました。 ドル円は158円台から155円台を上下し157円半ば、ゴールドは2400ドルに下落、ビットコインは67000ドルまで上昇している状況です。 米9月利下げと同時に、日曜日トランプ襲撃から、市場は次期大統領以後を見据えた相場となっているようです。 今週は、25日(木)米GDP速報、26日(金)PCEデフレーターなどインフレ指標が注目、FOMCと日銀会合は再来週です。 引き続きトランプ氏の動向にも注目ですね。 【今週の指標など】 7/22(月)大統領警護隊証言 7/23(火)米中古住宅販売件数 7/24(水)各国PMI 7/25(木)米GDP速報、米耐久財受注 7/26(金)PCEデフレーター...