ゴールドが史上最高値を再び更新しました。 3月28日のゴールドの終値は2233ドル付近となっています。 ゴールドの日足分析で相場環境を確認しましょう。 最初に考えなければいけないのは 「トレンドの有無」 です。 前回の直近高値2222ドルを上回り、史上最高値を更新し、ダウ理論による上昇トレンドが発生しています。 これからトレード戦略を考慮するにあたり、前提として「上昇トレンドが発生中である」ということを念頭に置いておきましょう。 トレンドが発生しているときに活用したいツールが フィボナッチエクスパンション...
2024年3月19日、日銀は17年ぶりに利上げを決定しました。 内容としては、マイナス金利を解除し、-0.1%~0.0%の金利、つまり大規模緩和から通常の金融緩和に移行するというもの。 ドル円相場では、発表内容を織り込み済であり、円安方向で反応。 ドル円はマイナス金利解除の1時間後には150円台で推移するなど、円高方向への動きがみられない。 ドル円相場の焦点はドットチャートに移行している。 ドットチャートとは、FRBメンバーによる金利動向予測。 2月までは4回の利下げが予想されていたが、現在では3回が予想されている。 しかし、インフレ率が3%台であり、再び再燃している現在の状況で、本当に利下げするのか怪しい。むしろ、利下げはないのではないかという予想も立てられる。市場の期待と実際のデータが示唆するものが違う。 ...
ドル円のファンダメンタル分析 ドル円のファンダメンタルを分析します。 水曜日の米FOMCの結果とパウエル議長の発言 日銀政策決定会合の結果と記者会見 目前に控えた明日の米FOMCでは、市場が金利据え置きとタカ派コメントを予想しています。利上げが停止されれば、ドルの売り圧力が強まる可能性がある一方、パウエルFRB議長のコメント次第では、来年の利下げ期待を否定する形の発言が出れば、ドル買いの動きも考えられます。 また、金曜日には日銀会合が予定されていますが、こちらは大きな政策変更はないというのが市場の大方の予想です。 ドル円の4時間足チャート分析...
ゴールドのファンダメンタル分析 ゴールドのファンダメンタルを分析します。 最近のドル高傾向が一服し、ドルインデックスとゴールドの強い逆相関関係が従来の通りでなくなっています。実は、ドルインデックスが8連騰しても、ゴールドはそれほど下がっていません。 何故かというと、中国経済、特に不動産の悪化が世界経済に影響を与える可能性があるため、安全資産としてのゴールドへの買い需要が継続しているのです。そして、9月12日の米消費者物価指数(CPI)はゴールドに影響を与える重要な経済指標です。 ゴールドの日足分析...
ドル円のファンダメンタル分析 ドル円のファンダメンタルを分析すると、ドル高に過熱感が見られ、下落に要注意となる状況です。近い将来の米消費者物価指数発表のため、動きが鈍くなっていることも特筆すべき点です。日銀政策正常化の期待感や、植田総裁からの物価上昇に関するコメントも市場の動きを左右する重要な要因となりそうです。 ドル円の日足チャート分析 ドル円の日足チャートを分析すると、上昇チャネルが確認できる中、24移動平均線が支持線として機能しています。146.40円付近には日足単位の大きな水平線が確認できます。また、RSIではダイバージェンスが出現しています。RSIとは「Relative Strength...
皆様、おはようございます。 私の地域では、気持ちの良い青空が広がっています。後で少し近くを散策したいような気分です。 さて、まずは金曜日(2021年9月3日)の相場の振り返りから。 先週は政府発表の雇用統計がありました。ドル円相場は、溜めていたエネルギーを一気に放出したような相場になりました。先週予想していたGBP/USD(ポンドドル)とUSD/JPY(ドル円)の相場の動きをまとめてみます。 ドル円相場は、弱い雇用統計の結果を受けて「弱気のウェッジ」をブレイクアウトし、109.600付近まで下落しました。方向感が決まったような気がします。 短期的には、もう一度108円台に下がっていくのではないかと予想しています。今週は、基本的に下目線でトレードしたいと考えています。 ポンドドル相場は、上昇チャネルが続いていました...
皆様、おはようございます。 朝から雨が降っていて、どんよりとした天気になっています。体調管理に注意して今日もトレードを頑張りましょう。 さて、まずは木曜日(2021年9月2日)の相場の振り返りから。 ユーロカナダドルでトレードしていましたが、レンジブレイクアウトに失敗したようです。指値が約定してからも反発することなく20Pips以上下落してしまいました。その後、反発して含み益が出たのですが、ロンドンフィックスの時間帯に叩かれてストップロスポイントに到達しました。 ドル円相場は、、、、、本当にボラティリティが低くなってきました。株式市場が休場でもなく、日本も平日でここまで低くなることは、あまり経験したことがありません。 ただ、ボラティリティが少なくなっているということは、エネルギーをどんどんため込んでいる状態です。ボ...
皆様、こんにちは。 少しずつですが、秋風らしい涼しい風も感じるようになってきました。朝晩は暑さが和らいできましたね。どこにも行けないのが残念ですが・・・。せめて来月には紅葉を見に行きたい・・・。 さてさて、GOLDの週間レポートです。 さて、まずは先週の金相場の振り返りから。 他の通貨ペアと同じように狭いレンジ相場になっています。1800~1820付近のレンジ相場です。米国雇用統計待ちの様子見ムードがあります。 様子見姿勢が強いときに、どのように分析するか悩むと思います。このレポートでは「新値足」というチャートを紹介したいと思います。新値足はTradingViewで利用でき、MT4では基本的には表示できません。 新値足は日本で生まれたチャート形式で、非常に古い歴史があります。メイドインジャパンのチャート形式ですが...
皆様、こんにちは。 今週、ドル円や金相場は全く動きませんでした。本当にトレードが難しい・・・。一方、ユーロドルは、面白いように動きましたね。 さて、まずは先週のユーロドル相場の振り返りをしましょう。 下落基調が続いていたユーロドルで、ネックラインを割れば下落が加速すると予想していました。しかし、結果的には1.16000付近のネックラインのブレイクアウトに失敗しました。買い支えが強く、5日連続の陽線が続いています。 スイングトレードでのユーロドルエントリーができませんでした・・・。 来週のスイングトレードのポイントは、ネックラインブレイクを再度試すのか、日足のレンジ相場が継続するのかという点です。 ドルインデックスが下落した影響もあってユーロドルが買われ続けていましたが、雇用統計の結果を受けてドルインデックスが上昇...
皆様、おはようございます。 朝から雨が降っていて、どんよりとした天気になっています。体調管理に注意して今日もトレードを頑張りましょう。 さて、まずは水曜日(2021年8月31日)のドル円相場の振り返りから。 昨日のトレード方針は109.830付近の押し目買い、110.350付近での利益確定をイメージしていました。朝から全く下がらず、ロンドン市場では110.420付近まで上昇。私はココで指値をキャンセルしました。しかし、その後のADP雇用統計の結果が振るわず、109.880まで急落。110.005で終値を迎えています。 久しぶりにボラティリティが上昇したドル円相場でした。ただ、主戦場は2021年9月3日金曜日の政府発表の米国雇用統計です。本日は様子見ムードが再び広がりそうです。 米株の動きも確認します。 米国の株式...
皆様、おはようございます。 とうとう8月も最終日です。もう2021年も残すところ4ヶ月になってしまいました。時間の流れが速くなった気がする・・・。 さて、まずは月曜日のドル円相場の振り返りから。 昨日のトレード方針は109.700付近の押し目買い、110.050付近での利益確定をイメージしていました。109.700に買い指値を入れていたのですが、、、、、、、109.702で反発するという結果に。 何でだよ!と突っ込みたくなる気分です。悔しい(涙) 結局指値は約定できず、上昇の流れとなり109.962まで上昇。109.910付近で終値を迎えています。 米国の代表的な株価指数S&P500、ナスダックは最高値を更新しました。一方、ダウ平均株価は小幅な下落となりました。EUが米国に対する渡航制限を課したほか、ハリケーンが...
皆様、おはようございます。 私の地域では、昨日から猛暑が続いています。夏終わる季節だというのに、夏が再来した感じがします。水分補給をしっかり摂って夏バテには気を付けてくださいね。 さて、まずは金曜日のドル円相場の振り返りから。 昨日のトレード方針は109.950付近の押し目買い、110.450付近での利益確定をイメージし、21:00頃に決済をするという方針でした。予想どおり、109.950付近で反発。レンジ上限の110.230付近まで上昇しました。21:00になったので、110.150付近で利益確定をしました。約20Pipsです。 その後、パウエルFRB議長の講演がありましたね。相場が乱高下しましたが、緩やかに金融引き締め策を実行していくという発言内容から米株は続伸。過去最高値を更新しました。ドル円は109.780付...
皆様、おはようございます。 今日は、久しぶりの快晴になりました。晩夏の青空です。こんな日には散歩にでも出かけたい気分です。気温も上がりやすいみたいなので、水分補給をしっかり摂って体調には十分気を付けてくださいね。 さて、まずは昨日のドル円相場の振り返りから。 昨日のトレード方針は109.800付近の押し目買い、110.120付近での利益確定をイメージしていました。結局、109.950付近まで下落した後、すぐに反発。109.950~110.200の狭いレンジ内で推移し続けました。予想以上にレンジが狭く、指値注文はキャンセルしました。 米株の動きを確認します。 8月26日、米国の景気を示す代表的な株価指数S&P500、ハイテク株を含むナスダック100指数、ダウ平均株価のボラティリティが高くなり、全ての指数で急落する結果...
週一回のペースで金(GOLD)相場についても、相場分析レポートを配信していきます。 金(GOLD)は、通貨ペアと比較すると、非常にボラティリティが高く、リスク管理が重要です。 第一回目なので、XAU/USD(金/米ドル)のPipsについて知っていただきたいと思います。例えば、1800.10(USD)⇒1800.20(USD)と変動したら、これが「1 Pips」に該当します。 Pipsについてイメージしやすいように、まとめてみました。 例(XAU/USD) Pips 1800.10⇒1800.20 1 Pips 1800⇒1801 10 Pips 1800⇒1810 100...
皆様、おはようございます。 今日は、久しぶりに晴れ間が広がっています。どうぞ体調面にお気をつけて、本日もトレードを頑張っていきましょう。 さて、まずは昨日のドル円相場の振り返りから。 昨日のトレード方針は109.760付近の新規逆指値買い、110.030付近での利益確定をイメージしていました。ロンドン市場が始まったあと、109.880のレジスタンスラインを超えて110.120付近まで上昇。 予想どおりの動きとなり、36Pipsの利益を確定しました。トレードが成功した皆様、おめでとうございます!けっこう大きな利益確定となりましたね。 米株の動きを確認します。 8月25日、米国の景気を示す代表的な株価指数S&P500、ナスダック100指数が過去最高値を更新しました。夏枯れ相場で明日のFRB議長の講演を待つ姿勢が強い薄...
皆様、おはようございます。 昨日は、少し晴れ間も見え、久しぶりに洗濯物を外で乾かすことができた日でした。お昼は蒸し暑いですが、少しずつ暑さが和らいでいるようにも思います。感染症も拡がっているようですので、どうぞ体調面に注意してお過ごしください。 さて、昨日のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。 昨日のトレード方針は109.650付近の押し目買いをイメージしていましたが、指値に掛からず、109.950付近まで上昇。一時的に下落もありましたが、買い支えが入り111.150まで20Pips近く急上昇しました。 22:00の指標発表および利益確定の動きが広がり、111円台から109.650まで40Pips急落し、始値まで戻ってきました。 つまり「行って来い」相場です。 けっこう振り回されてしまいました。111円台突破...
皆様、こんにちは。 今週からEURUSD(ユーロドル)の相場分析レポートも同時配信することにしました。欧州系のファンダメンタルや時事ニュース、そして、ユーロドルの相場分析をお届けしたいと思います。 こちらの分析レポートは週1回の配信を予定しています。トレード方針は2~3日間のスイングトレードをイメージします。 さて、ユーロドルは1.16850付近で推移しています。アフガニスタンの混乱によって、難民発生の危機が生じています。過去にも欧州に難民が押し寄せ、大混乱になった経験があることから各国も警戒モードです。 ファンダメンタル的には、大きな懸念材料の1つでしょう。 今週の予想レンジ:1.15150~1.18220 トレード方針:ネックラインのブレイクアウト狙い(売り) ...
皆様、おはようございます。 先週の大雨は大変でしたね。被害に遭われた皆様に心からのお見舞い申し上げます。また、一日でも早く通常の生活に戻れますよう願っております。 1週間お休みを頂いておりました。心機一転、相場に向き合っていきたいと思います。 期間が空きましたが、先週のドル円相場の振り返りをしていきましょう。 109.169まで下落した後、110.195までショートカット。109.500台に再度下落した後、もみ合いになって終値を迎えました。 先週の相場をひと言であらわすと、「大乱高下相場」でした。上昇、下落を繰り返す相場だったので、スイングトレーダーの方にとっては、緊張感のある一週間だったと思います。 ダウ平均株価は、前半は急落したものの、後半に持ち直す展開となりました。 では、現在のドル円相場のチャート分析を...