出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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打 擲(ちょうちゃく)
- 打ち据えること。
- おれはさっきから肝癪が起っているところだから、日清談判なら貴様はちゃんちゃんだろうと、いきなり拳骨で、野だの頭をぽかりと喰わしてやった。野だは二三秒の間毒気を抜かれた体で、ぼんやりしていたが、おやこれはひどい。お撲ちになったのは情ない。この吉川をご打擲とは恐れ入った。(夏目漱石 『坊っちゃん』)
打擲する
- 打ち据える。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
否定 |
打擲しない |
未然形 + ない
|
否定(古風) |
打擲せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
打擲される |
未然形 + れる
|
丁寧 |
打擲します |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
打擲した |
連用形 + た
|
言い切り |
打擲する |
終止形のみ
|
名詞化 |
打擲すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
打擲すれば |
仮定形 + ば
|
命令 |
打擲しろ 打擲せよ |
命令形のみ
|
打擲 (ちゃうちゃく)
- 打ち据える事。
打擲す
- 打ち据える。