慷慨

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語

この単語の漢字
こう
表外漢字
がい
常用漢字
音読み 音読み

発音

名詞

(こうがい)

  1. 社会の不正などを嘆くこと。
    • 吾々が十六七のとき文天祥正気の歌などにかぶれて、ひそかに慷慨家列伝に編入してもらひたい希望で作つたものと同程度の出来栄である。(夏目漱石 『艇長の遺書と中佐の詩』)
    • 「やりたまえじゃいけない。君もやらなくっちゃあ。――ただ、馬車へ乗ったり、別荘を建てたりするだけならいいが、むやみに人を圧逼するぜ、ああ云う豆腐屋は。自分が豆腐屋の癖に」と圭さんはそろそろ慷慨し始める。(夏目漱石 『二百十日』)
  2. 不正を正す気概に満ちていること。

動詞

する (こうがいする)

  1. 社会の不正などを嘆く。

活用

形容動詞

(こうがい)

  1. 不正を正す気概に満ちている様子。

活用


中国語

動詞

(kāng kǎi)

  1. 世の不正を嘆く。