しるのソースを表示

{{also|シル}}
=={{L|ja}}==
==={{verb}}===
{{ja-verb}}【[[知]]る、[[識]]る】 
# ある[[事物]]についての[[知識]]を[[もつ|持つ]]、[[える|得る]]。
#* この世界に入って初めて'''知っ'''た。
#* その[[機械]]の使い方なら彼が良く'''知っ'''ている。
#* 詳しいことは'''知ら'''ない。
#* それは'''知ら'''なかった。（≒いま知った）
# [[面識]]がある。
#* その人なら'''知っ'''てます。
#* '''識っ'''た仲なので気安い。
# [[記憶]]している。[[認識]]している。
#* どうやら[[僕]]の'''知る'''彼とは違うようだ。
# [[経験]]して身につける。覚える。[[わかる]]ようになる。
#* 酒の味を'''知る'''。
# [[能力]]がある。本質を理解している。
#* 彼は泳ぎを'''知ら'''なかった。
#* 将棋ならある程度は'''知っ'''ています。
#* 経済を'''知ら'''ない政治家。
# （婉曲）[[性交]]する。[[性]]を[[体験]]する。
#* 人はその妻エバを'''知っ'''た。彼女はみごもり、カインを産んで言った、「わたしは主によって、ひとりの人を得た」。（[[s:創世記(口語訳)#4:1|旧約聖書創世記第4章1]]（日本聖書協会翻訳、1955年））
#**「（英）"And Adam '''knew''' Eve his wife"」「（羅）"Adam [[vero]] '''[[cognovit]]''' Havam"」「（希）"ΑΔΑΜ '''[[δὲ ἔγνω]]''' Εὔαν"」などの翻訳。
#* 女を'''知る'''。
# 所在する場所を把握している。
#* 僕のマグカップ'''知ら'''ない?
#* すみません。うちの子'''知り'''ませんか。どこに行っちゃったんだろう。
# （否定や反語などの形で）[[関知]]する。
#* そんなの'''知った'''ことか。
#* いまさら泣きついたって'''知り'''ませんよ。
# [[自覚]]する。悟る。認める。
#* 僕はこの街では異端者であることを'''識った'''。
#* 彼我の戦力差を'''識る'''。
# [[区別]]する。[[はっきり]]と[[わける|分ける]]。
#* 正否を'''識る'''。
===={{conjug}}====
{{日本語五段活用}}
===={{etym}}====
{{etyl|ojp|ja}}「[[#{{ojp}}|しる]]」 < {{etyl|jpx-pro|ja}} {{m|jpx-pro|*siru}}
===={{pron}}====
{{ja-pron|acc=0}}
{{ja-accent-common|region=京阪|h||しる}}
===={{usage}}====
「識る」表記は2、9、10の意味の場合に用いられることが多い。「知る」には「表面的なことを見聞きして認識する」、「識る」には「認識したものを区別し、脳で培う」という[[ニュアンス]]が含まれているが、現代では特に区別しない。なお、「詳しく分析・調査して理解する」という意味で「[[察]]る」表記が用いられることもごく稀にある。
===={{rel}}====
*[[しらせ|知らせ]]
*[[しらせる|知らせる]]
===={{seealso}}====
* [[まなぶ]]
* [[しらべる]]
===={{trans}}====
{{trans-top|知識を有する}}
*{{T|is}}: {{t|is|þekkja}}
*{{T|ar}}: [[يعلم]] (ya'lamu)
*{{T|sq}}: [[njoh]]
*{{T|it}}: {{t|it|conoscere}}
*{{T|io}}: [[konocar]]
*{{T|en}}: [[know]]
*:{{T|ang}}: {{t|ang|witan}}, {{t|ang|cunnan}}
*{{T|et}}: {{t|et|tundma}}, {{t|et|teadma}}
*{{T|eo}}: {{t|eo|koni}}
*{{T|nl}}: {{t|nl|kennen}}
*{{T|ca}}: [[coneixer]]
*{{T|el}}: {{t|el|γνωρίζω|sc=Grek}} (gnorízo)
*{{T|ku}}: {{t|ku|nasîn}}, {{t|ku|ناسین}}
*{{T|sv}}: {{t|sv|känna till}}
*{{T|es}}: {{t|es|conocer}}
*{{T|sk}}: [[poznať]]
*{{T|sl}}: {{t|sl|znati}}
*{{T|ceb}}: [[katultol]] （場所を）, [[kaila]] （人物を）
*{{T|sh}}: {{t|sh|znȁti}}, {{t|sh|poznávati}}
*{{T|th}}: {{Thai|[[รู้จัก]]}} (rújàk)
*{{T|cs}}: {{t|cs|znát}}
*{{T|ko}}: ...와 [[친한 사이다]] (...-wa chinhan saida)
*{{T|da}}: {{t|da|kende}}
*{{T|de}}: {{t|de|kennen}}
*{{T|tr}}: {{t|tr|tanımak}}
*{{T|no}}: [[kjenne]]
*{{T|hu}}: {{t|hu|ismer}}
*{{T|fi}}: {{t|fi|tuntea}}
*{{T|fr}}: {{t|fr|connaître}}
*{{T|he}}: [[להכיר]] (l'hākir)
*{{T|fa}}: {{fa-Arab|[[شناختن|شِناختَن]]}} (šenāxtæn)
*{{T|pl}}: {{t|pl|znać}}
*{{T|pt}}: {{t|pt|conhecer}}
*{{T|ml}}: [[അറിയുക]] (aRiyuka)
*{{T|la}}: {{t|la|cognoscere}}
*{{T|lv}}: {{t|lv|pazīt}}
*{{T|ru}}: [[знать]] (znat’)
*{{T|rom}}: {{t|rom|zhanel}}
{{trans-bottom}}

==={{noun}}===
[[Image:Miso Soup 001.jpg|thumb|語義2。写真は[[みそしる|味噌汁]]。]]
{{wikipedia|汁}}
{{ja-noun|汁}}
# 物から出てくる[[液体]]。
#{{context|cuisine|lang=ja}}液状の料理。
#* 味噌'''汁'''を[[すする]]。
#* 嘘は{{ふりがな|河豚|ふぐ}}'''{{ふりがな|汁|じる|yomilink=n}}'''である。その場限りで{{ふりがな|祟|たたり}}がなければこれほど{{おくりがな2|旨|うま|い|うまい}}ものはない。（{{w|夏目漱石}}『虞美人草』）
#*: これ以外にも「{{ふりがな|豚汁|とんじる|yomi2=ぶたじる|yomilink=n}}」などの複合語において、'''しる'''はしばしば連濁する。
===={{pron}}====
{{ja-pron|acc=1}}
{{ja-accent-common|region=京阪|o|し|る}}
===={{rel}}====
* [[つゆ]]
* [[液]]
===={{trans}}====
;語義1
* {{T|en}}: [[juice]]

;語義2
* {{T|en}}: [[soup]]

[[Category:日本語の基本語彙]]

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=={{L|ryu}}==
==={{etym}}===
{{etyl|jpx-ryu-pro|ryu}} {{m|jpx-ryu-pro|*siro}} < {{etyl|jpx-pro|ryu}} {{m|jpx-pro|*siro}}
==={{noun}}===
{{head|ryu|noun}}
#{{ふりがな|汁|しる}}。
#{{context|color|lang=ryu}}{{ふりがな|白|しろ}}。
#{{ふりがな|城|しろ}}。
#{{おくりがな2|代|か|わり|かわり}}。
===={{syn}}====
*(語義3) [[ぐすく]]

----

=={{L|ojp}}==
==={{verb}}：知る===
{{ojp-verb}}【[[知]]る】 
#（現代日本語に同じ）知識を持つ。
#[[経験]]する。
#{{おくりがな3|付|つ|き|合|あ|う|つきあう}}。
===={{conjug}}====
{{古典日本語四段活用|し|る}}

'''{{PAGENAME}}'''【知る】 
#知られる。
===={{conjug}}====
{{古典日本語下二段活用|し|る}}
====={{etym}}=====
{{etyl|jpx-pro|ojp}} {{m|jpx-pro|*siru}}
====={{pron}}=====
{{ojp-pron-verb-2-1|し|る}}
==={{verb}}：領る===
'''{{PAGENAME}}'''【[[領]]る、[[治]]る、[[知]]る】
#[[統治]]する。[[支配]]する。[[知行]]する、{{おくりがな2|治|おさ|める|おさめる}}。
#* ときは今　あめがした'''しる'''　五月かな
#*:{{w|明智光秀}}が「{{w|本能寺の変}}の前の[[連歌]]の席における[[発句]]と伝えられるもの。「あめがしたしる」を「あめが・したしる」と読むと「雨が滴る」の意となるが、「あめがした・しる」と読むと「天下を支配する」の意となる。
#[[領有]]する。[[占有]]する。
===={{conjug}}====
{{古典日本語四段活用|し|る}}
===={{drv}}====
*[[しらす]]、[[しらしめす]]/[[しろしめす]]
*[[ひじり]]
==={{verb}}：痴る===
'''{{PAGENAME}}'''【[[痴]]る】
#[[ぼうっと]]する。{{おくりがな2|愚|おろ|か|おろか}}になる。
#{{おくりがな3|物|もの||好|ず|き|ものずき}}である。
===={{conjug}}====
{{古典日本語下二段活用|し|る}}