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2008年の映画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2008年の映画(2008ねんのえいが)では、2008年(平成20年)の映画分野の動向についてまとめる。

2007年の映画 - 2008年の映画 - 2009年の映画

できごと

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世界

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日本

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周年

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日本の映画興行

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  • 入場料金(大人)
    • 1,800円[7] - 一般入場料金は17年間据え置かれている[8]
    • 1,800円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[9] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[10]
  • 入場者数 1億6049万人[3]
  • 興行収入 1948億3600万円[3]
配給会社別年間興行収入
配給会社 番組数 年間興行収入 概要
前年対比
松竹 20 160億1518万円
102.2%
東宝 29 739億1459万円 東宝年間興行収入の新記録
112.4%
東映 19 119億7561万円 相棒 -劇場版-』が大きく貢献した。
140.5%
出典:「2008年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2009年平成21年)2月下旬号、キネマ旬報社、2009年、173頁。 

各国ランキング

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日本興行収入ランキング

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2008年日本興行収入トップ11
順位 題名 製作国 配給 興行収入
1 崖の上のポニョ 日本の旗 東宝 155.0億円
2 花より男子ファイナル 日本の旗 東宝 077.5億円
3 おくりびと[11] 日本の旗 松竹 064.8億円
4 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画 057.1億円
5 レッドクリフPart1 中華人民共和国の旗香港の旗日本の旗大韓民国の旗中華民国の旗アメリカ合衆国の旗 東宝東和/エイベックス 050.5億円
6 容疑者Xの献身 日本の旗 東宝 049.2億円
7 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール
ギラティナと氷空<そら>の花束シェイミ
日本の旗 東宝 048.0億円
8 相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン 日本の旗 東映 044.4億円
9 アイ・アム・レジェンド アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザース 043.1億円
10 20世紀少年 第1章 日本の旗 東宝 039.5億円
11 ザ・マジックアワー[12] 日本の旗 日本 東宝  39.2億円
出典:2008年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング

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2008年全世界興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 ダークナイト ワーナー・ブラザース $1,006,102,277
2 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 パラマウント映画 $786,636,033
3 カンフー・パンダ ドリームワークス $631,908,951
4 ハンコック コロムビア映画 $624,386,746
5 アイアンマン パラマウント映画 $582,030,528
6 マンマ・ミーア! ユニバーサル・ピクチャーズ $573,158,659
7 マダガスカル2 ドリームワークス $567,447,934
8 007 慰めの報酬 MGM/コロムビア映画 $559,975,624
9 ウォーリー ウォルト・ディズニー・スタジオ (ピクサー) $532,937,930
10 ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 ディズニー $419,649,113
出典:2008 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。

北米興行収入ランキング

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2008年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 ダークナイト ワーナー・ブラザース $534,987,076
2 アイアンマン パラマウント映画 $318,412,101
3 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 パラマウント映画 $317,101,119
4 ハンコック コロムビア映画 $227,946,274
5 ウォーリー ウォルト・ディズニー・スタジオ (ピクサー) $223,808,164
6 カンフー・パンダ ドリームワークス $215,434,591
7 トワイライト〜初恋〜 サミット・エンターテインメント $192,769,854
8 マダガスカル2 ドリームワークス $180,010,950
9 007 慰めの報酬 MGM/コロムビア映画 $168,368,427
10 ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ 20世紀フォックス $154,529,439
出典:2008 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月1日閲覧。

イギリス興行収入ランキング

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  1. マンマ・ミーア!
  2. ダークナイト
  3. 007 慰めの報酬
  4. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
  5. セックス・アンド・ザ・シティ
  6. ハンコック
  7. ウォーリー
  8. カンフー・パンダ
  9. マダガスカル2
  10. ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー
出典:2008 United Kingdom Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月1日閲覧。

オーストラリア興行収入ランキング

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  1. ダークナイト
  2. マンマ・ミーア!
  3. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
  4. オーストラリア
  5. セックス・アンド・ザ・シティ
  6. カンフー・パンダ
  7. アイ・アム・レジェンド
  8. 007 慰めの報酬
  9. ハンコック
  10. アイアンマン
出典:2008 Australia Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月1日閲覧。

日本公開作品

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受賞

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死去

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日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 10日 長澤勝俊 日本の旗 85 作曲家
マイラ・ヌアミ アメリカ合衆国の旗 85 俳優
15日 ブラッド・レンフロ アメリカ合衆国の旗 25 俳優
17日 鳥海尽三 日本の旗 78 脚本家
18日 南里征典 日本の旗 68 小説家
19日 スザンヌ・プレシェット アメリカ合衆国の旗 70 俳優
22日 ヒース・レジャー オーストラリアの旗 28 俳優
2月 2日 バリー・モース カナダの旗 89 俳優
6日 林成年 日本の旗 76 俳優
10日 ロイ・シャイダー アメリカ合衆国の旗 75 俳優
13日 市川崑 日本の旗 92 映画監督
18日 アラン・ロブ=グリエ フランスの旗 92 映画監督
19日 デヴィッド・ワトキン イギリスの旗 82 撮影監督
22日 山崎猛 日本の旗 63 俳優
28日 原田昌樹 日本の旗 52 映画監督
3月 2日 ソフィコ・チアウレリ ジョージア (国)の旗 70 女優
3日 広川太一郎 日本の旗 68 声優
4日 レナード・ローゼンマン アメリカ合衆国の旗 83 作曲家・南カリフォルニア大学教授
7日 上田トシコ 日本の旗 90 漫画家
11日 根岸明美 日本の旗 73 女優
18日 アンソニー・ミンゲラ アメリカ合衆国の旗 54 映画監督・脚本家
19日 アーサー・C・クラーク イギリスの旗 90 SF作家
ポール・スコフィールド アメリカ合衆国の旗 86 俳優
20日 小沢重雄 日本の旗 81 俳優・声優
24日 リチャード・ウィドマーク アメリカ合衆国の旗 93 俳優
ラファエル・アスコナ スペインの旗 81 小説家・脚本家
25日 アビー・マン アメリカ合衆国の旗 80 脚本家
31日 ジュールズ・ダッシン アメリカ合衆国の旗 96 映画監督
4月 2日 石井桃子 日本の旗 101 児童文学作家・翻訳家
5日 チャールトン・ヘストン アメリカ合衆国の旗 84 俳優
6日 川内康範 日本の旗 88 作詞家、脚本家、政治評論家、作家
8日 スタンリー・カメル アメリカ合衆国の旗 65 俳優
14日 オリー・ジョンストン アメリカ合衆国の旗 95 アニメーター
5月 11日 関弘子 日本の旗 78 女優・声優
13日 ジョン・フィリップ・ロー アメリカ合衆国の旗 70 俳優
26日 シドニー・ポラック アメリカ合衆国の旗 73 監督・俳優
6月 2日 メル・ファーラー アメリカ合衆国の旗 90 俳優
4日 斎藤守慶 日本の旗 79 毎日放送最高顧問
6日 野田昌宏 日本の旗 74 小説家
氷室冴子 日本の旗 51 小説家
7日 ディーノ・リージ イタリアの旗 91 映画監督
10日 水野晴郎 日本の旗 76 映画評論家、映画監督
15日 スタン・ウィンストン アメリカ合衆国の旗 62 SFXスタッフ
17日 シド・チャリシー アメリカ合衆国の旗 86 俳優
18日 ジャン・ドラノワ フランスの旗 100 映画監督・脚本家
神戸みゆき 日本の旗 24 女優
22日 ジョージ・カーリン アメリカ合衆国の旗 71 コメディアン
24日 土本典昭 日本の旗 79 記録映画作家・ルポルタージュ作家
29日 ドン・S・デイヴィス アメリカ合衆国の旗 65 俳優、画家
7月 4日 イヴリン・キース アメリカ合衆国の旗 91 俳優
トマス・M・ディッシュ アメリカ合衆国の旗 68 SF作家
22日 エステル・ゲティ アメリカ合衆国の旗 84 女優
27日 ユーセフ・シャヒーン エジプトの旗 82 映画監督
8月 2日 赤塚不二夫 日本の旗 72 漫画家
服部正 日本の旗 100 作曲家
6日 水原英子 日本の旗 65 女優
9日 バーニー・マック アメリカ合衆国の旗 50 俳優・コメディアン。
10日 アイザック・ヘイズ アメリカ合衆国の旗 65 歌手・作曲家
18日 マニー・ファーバー アメリカ合衆国の旗 91 画家・美術評論家・映画評論家
25日 深浦加奈子 日本の旗 48 女優
9月 1日 ドン・ラフォンティーヌ アメリカ合衆国の旗 68 声優
6日 アニタ・ペイジ アメリカ合衆国の旗 98 女優
13日 楠田浩之 日本の旗 92 撮影技師
18日 マウリシオ・カーゲル アルゼンチンの旗 76 作曲家
19日 市川準 日本の旗 59 映画監督
26日 ポール・ニューマン アメリカ合衆国の旗 83 俳優
10月 1日 香椎くに子 日本の旗 79 女優、声優
2日 チェ・ジンシル 大韓民国の旗 39 女優
5日 緒形拳 日本の旗 71 俳優
11日 中村獅童 (初代) 日本の旗 79 歌舞伎役者
三浦和義 日本の旗 61 タレント
峰岸徹 日本の旗 65 俳優
13日 ギョーム・ドパルデュー フランスの旗 37 俳優
18日 謝晋 中華人民共和国の旗 84 映画監督
25日 ジェラルド・ダミアーノ アメリカ合衆国の旗 80 映画監督
26日 トニイ・ヒラーマン アメリカ合衆国の旗 83 推理作家
27日 フランク永井 日本の旗 76 歌手
31日 ジョン・デイリー イギリスの旗 71 映画プロデューサー
11月 4日 マイケル・クライトン アメリカ合衆国の旗 66 作家・脚本家・プロデューサー
7日 筑紫哲也 日本の旗 73 ジャーナリスト
13日 マルチェロ・フォンダート イタリアの旗 84 脚本家・映画監督
17日 エンニオ・デ・コンチーニ イタリアの旗 84 脚本家・映画監督
22日 松下砂稚子 日本の旗 74 女優
24日 廣瀬量平 日本の旗 78 作曲家
浦岡敬一 日本の旗 78 編集技師
30日 高野宏一 日本の旗 73 特撮監督
12月 2日 オデッタ アメリカ合衆国の旗 77 フォーク歌手・女優
4日 寺島幹夫 日本の旗 77 声優
6日 遠藤実 日本の旗 76 作曲家
8日 ロバート・プロスキー アメリカ合衆国の旗 77 俳優
12日 宮川一郎 日本の旗 83 脚本家
ヴァン・ジョンソン アメリカ合衆国の旗 92 映画監督
14日 木暮剛平 日本の旗 84 電通名誉相談役
16日 サム・ボトムズ アメリカ合衆国の旗 53 俳優
17日 飯島愛 日本の旗 36 タレント
18日 若杉光夫 日本の旗 86 映画監督
メイジェル・バレット アメリカ合衆国の旗 76 女優
20日 ロバート・マリガン アメリカ合衆国の旗 83 映画監督
21日 相賀徹夫 日本の旗 83 小学館相談役
23日 早乙女貢 中華人民共和国の旗 82 歴史小説・時代小説作家
25日 アン・サヴェージ アメリカ合衆国の旗 87 女優
28日 竹林進 日本の旗 78 映画監督

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 〔引用者註〕東宝の社史では「2月23日」となっている。
  2. ^ 〔引用者註〕東宝の社史では「3月31日」開場となっている。

出典

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  1. ^ The Dark Knight Breaks $400 Million in Record Time”. (2008年8月5日). オリジナルの2008年8月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080806213143/http://www.worstpreviews.com/headline.php?id=9658&count=0 2008年8月6日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k 東宝 2010b, p. 271.
  3. ^ a b c 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  4. ^ a b c 東宝 2010b, p. 272.
  5. ^ 沿革”. TOHOシネマズ. 2023年1月12日閲覧。
  6. ^ 映画雑誌「ロードショー」 09年1月号で休刊”. J-CASTニュース (2008年9月1日). 2017年8月31日閲覧。
  7. ^ 斉藤 2009, pp. 135–136.
  8. ^ 「2008年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2009年平成21年)2月下旬号、キネマ旬報社、2009年、174頁。 
  9. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  10. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  11. ^ 映画連盟興行収入発表時はTOP10外だった。
  12. ^ 映画連盟興行収入発表時はTOP10内だった

参考文献

[編集]
  • 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8 
  • 東宝 編『東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 1932 - 2007』東宝、2010年4月。 
    • 東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』(PDF)東宝、2010年4月。