高桑栄松
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高桑 栄松(高桑 榮松[1]、たかくわ えいまつ、旧姓:桜井、1919年2月8日[2] - 2016年5月4日)は、日本の政治家、医学者。北海道大学名誉教授、参議院議員(2期)。医学博士。位階は従三位、勲等は勲一等。
経歴
[編集]新潟県西蒲原郡地蔵堂町(現燕市)に10人兄弟の8番目として生まれる。新潟県立巻中学校を経て北海道帝国大学医学部卒業。同大学院博士課程修了。1945年札幌在住の親戚である高桑家の養子となる。1956年より北海道大学へ赴任。医学部長・大学院環境科学研究科長を経て、1980年より公害研究所(現国立環境研究所)所長として筑波研究学園都市で過ごす。同年、紺綬褒章受章[3]。
1983年、第13回参議院議員通常選挙比例代表区に公明党より出馬し初当選。公明党・国民会議として統一会派に所属した。当時の国民会議は草川昭三、高木健太郎、和田教美、中西珠子、続訓弘、広中和歌子など、創価学会の会員・公明党員(立候補時)ではなく、公明党の活動に賛同した議員が参加した会派だった。当選後は北海道内多数の医師会員が、後援会に名を連ねた。2期12年間で科学技術特別委員長・運輸委員長、文教・環境・社労委員などを歴任。1986年の予算委員会でエイズ抗体検査の重要性を指摘、実現に繋がった。
政界引退後は実業界に入り、丸井今井札幌本店南館が入る高桑ビルの社長を務めた[4]。
2016年5月4日、心疾患のため死去[6]。没97歳。死没日をもって従三位に叙される[1][7]。
脚注
[編集]- ^ a b 『官報』第6794号10頁 平成28年6月13日
- ^ 朝日新聞社編『朝日年鑑 キーパースン 1994年版』朝日新聞社、1994年 209頁
- ^ 『官報』第16191号9頁 昭和56年1月16日号
- ^ 長崎屋札幌店跡に丸井今井*攻めて守る「一番店」*社運かけ売り場増
- ^ 「95年秋の叙勲 勲一等・勲二等」『読売新聞』1995年11月3日朝刊
- ^ 高桑栄松氏死去 元参院議員、北大名誉教授
- ^ 元通産相の故佐藤信二氏に正三位、元参院議員の故高桑栄松氏は従三位
議会 | ||
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先代 峯山昭範 |
参議院運輸委員長 1992年 - 1993年 |
次代 和田教美 |
先代 飯田忠雄 中川嘉美 |
参議院科学技術特別委員長 | 次代 中西珠子 長谷川清 |