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鍋塚古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鍋塚古墳
所属 古市古墳群
所在地 大阪府藤井寺市沢田
位置 北緯34度34分17.0秒 東経135度36分52.6秒 / 北緯34.571389度 東経135.614611度 / 34.571389; 135.614611
形状 方墳
規模 辺50m
出土品 形象埴輪
築造時期 5世紀
史跡 国の史跡(1956年指定)
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鍋塚古墳(なべづかこふん)は大阪府藤井寺市沢田に所在する古墳方墳)である。世界文化遺産古市古墳群に属しており、国の史跡に指定されている。

概要

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仲津山古墳(伝仲姫命陵)の後円部に近接して築造された、一辺50メートル、高さ7メートルの方墳であり、濠があった可能性がある。内部構造は明らかでないが葺石と埴輪列が確認されている。円筒埴輪の他、家、盾、靫、蓋(きぬがさ)形の形象埴輪が用いられている。円筒埴輪には黒斑を有し、類似の埴輪が出土している仲津山古墳との関係がうかがえる。1956年に国の史跡に指定された。なお、2001年に史跡の追加・統合指定が行われ、本古墳を含む14基の古墳が「古市古墳群」の名称であらためて国の史跡に指定されている。

参考文献

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『日本古墳大辞典』 株式会社東京堂出版、1989年 433頁

関連項目

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外部リンク

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