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釜石市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
釜石から転送)
かまいしし ウィキデータを編集
釜石市
橋野高炉跡(2010年)
地図
市庁舎位置
釜石市旗 釜石市章
釜石市旗 釜石市章
1937年5月5日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 岩手県
市町村コード 03211-5
法人番号 8000020032115 ウィキデータを編集
面積 440.35km2
(境界未定部分あり)
総人口 29,087[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 66.1人/km2
隣接自治体 遠野市大船渡市上閉伊郡大槌町気仙郡住田町
市の木 たぶのき
市の花 はまゆり(スカシユリ)
市の鳥 おおみずなぎどり
釜石市役所
市長 小野共
所在地 026-8686
岩手県釜石市只越町三丁目9番13号
北緯39度16分33秒 東経141度53分08秒 / 北緯39.27581度 東経141.88569度 / 39.27581; 141.88569座標: 北緯39度16分33秒 東経141度53分08秒 / 北緯39.27581度 東経141.88569度 / 39.27581; 141.88569
外部リンク 公式ウェブサイト

釜石市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
釜石市中心部周辺の空中写真。2013年9月20日撮影の46枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
釜石製鐵所(現・北日本製鉄所釜石地区)(2013年6月1日)
釜石市の街並み

釜石市(かまいしし)は、岩手県南東部、三陸海岸の中心に位置する。旧上閉伊郡気仙郡。世界三大漁場の一つである北西太平洋漁場の一角をなす三陸漁場と典型的なリアス式海岸を持つ。

近代製鉄業発祥の地であり、最盛期の人口は9万人を超えた。

地理

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西を松倉山や仙磐山などの北上山地に囲まれ、東を太平洋に囲まれている。平野部は少なく、可住地面積も多くない。

気候

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夏はやませの影響を受けるが、フェーン現象によって暖められた風が北上山地から吹き降ろすことにより、県内で最も高い気温を記録することがある。厳暑となった2015年の7月から8月上旬には、東北北部としては珍しく、38℃を超える気温を2回観測した。

釜石( 盛岡地方気象台・1991 - 2020年平均)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 15.9
(60.6)
20.4
(68.7)
24.7
(76.5)
31.3
(88.3)
34.7
(94.5)
37.8
(100)
38.4
(101.1)
38.8
(101.8)
36.4
(97.5)
31.4
(88.5)
26.6
(79.9)
23.0
(73.4)
38.8
(101.8)
平均最高気温 °C°F 5.3
(41.5)
5.9
(42.6)
9.3
(48.7)
14.9
(58.8)
19.6
(67.3)
22.1
(71.8)
25.5
(77.9)
27.5
(81.5)
24.4
(75.9)
19.4
(66.9)
14.0
(57.2)
8.1
(46.6)
16.4
(61.5)
日平均気温 °C°F 1.3
(34.3)
1.6
(34.9)
4.5
(40.1)
9.6
(49.3)
14.4
(57.9)
17.6
(63.7)
21.4
(70.5)
23.2
(73.8)
19.9
(67.8)
14.3
(57.7)
8.8
(47.8)
3.8
(38.8)
11.7
(53.1)
平均最低気温 °C°F −2.4
(27.7)
−2.4
(27.7)
0.0
(32)
4.7
(40.5)
9.8
(49.6)
13.9
(57)
18.2
(64.8)
19.8
(67.6)
16.2
(61.2)
10.0
(50)
4.1
(39.4)
−0.1
(31.8)
7.7
(45.9)
最低気温記録 °C°F −11.4
(11.5)
−12.9
(8.8)
−9.2
(15.4)
−4.2
(24.4)
0.3
(32.5)
3.1
(37.6)
8.3
(46.9)
9.9
(49.8)
6.2
(43.2)
0.0
(32)
−4.9
(23.2)
−10.1
(13.8)
−12.9
(8.8)
降水量 mm (inch) 63.1
(2.484)
52.0
(2.047)
112.3
(4.421)
128.0
(5.039)
153.3
(6.035)
177.6
(6.992)
180.9
(7.122)
205.1
(8.075)
253.9
(9.996)
197.4
(7.772)
91.6
(3.606)
71.8
(2.827)
1,693.2
(66.661)
平均月間日照時間 150.3 150.8 172.2 186.4 188.1 152.3 138.1 156.6 128.4 142.2 142.1 134.2 1,845.7
出典:気象庁[1]

人口

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製鉄業が盛んで一時期は人口が9万人以上であったが、高炉の休止、さらには東日本大震災によって人口減少し、2022年(令和4年)10月末時点では最盛期の3分の1の 30,707人である[2]

2015年(平成27年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、7.00%減の36,802人であり、増減率は県下33市町村中17位。

釜石市と全国の年齢別人口分布(2005年) 釜石市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 釜石市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
釜石市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 72,923人
1975年(昭和50年) 68,981人
1980年(昭和55年) 65,250人
1985年(昭和60年) 60,007人
1990年(平成2年) 52,484人
1995年(平成7年) 49,447人
2000年(平成12年) 46,521人
2005年(平成17年) 42,987人
2010年(平成22年) 39,574人
2015年(平成27年) 36,802人
2020年(令和2年) 32,078人
総務省統計局 国勢調査より


隣接自治体

[編集]

歴史

[編集]
釜石鉱山田中製鉄所(1894年)

古くは三陸地方の小さな漁村であったが、幕末に盛岡藩士の大島高任が日本初の商用高炉(現世界遺産橋野高炉跡)を成功させたのを嚆矢として、明治政府により日本初の官営製鉄所(後に釜石鉱山田中製鉄所に民営移管)が設置され、日本の近代製鉄発祥の地となった。また釜石港で日本の海図の第1号が作成されている。

太平洋戦争では米軍による釜石艦砲射撃により市街地が壊滅するも戦後に復興し、日本がオリンピック景気で建設需要の高まった最盛期には人口が9万人を超えるなど、東北有数の重工業都市となった。また新日本製鐵釜石製鐵所(現日本製鉄北日本製鉄所釜石地区)の実業団チーム「新日鉄釜石ラグビー部」は、1978年から1984年にかけて日本選手権7連覇を達成し、その強さから「北の鉄人」と呼ばれ、日本ラグビー史に一時代を築いたチームとなった。

「釜石」の地名は、アイヌ語の「クマ・ウシ」(魚を干す場所があるところ)に由来するという説や、また仙人峠の麓の甲子川沿いにある巨岩をに見立てたことにちなむという説などがあるが、いずれも定説とはなっていない[3]

沿革

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かまいしし
釜石市
廃止日 1955年4月1日
廃止理由 新設合併
釜石市(旧)、上閉伊郡甲子村鵜住居村栗橋村気仙郡唐丹村→釜石市
現在の自治体 釜石市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 岩手県
隣接自治体 上閉伊郡甲子村、鵜住居村、気仙郡唐丹村
釜石市役所
所在地 岩手県
ウィキプロジェクト
東日本大震災で津波によって被害を受けた釜石市の様子(2011年3月16日)
東日本大震災におけるトモダチ作戦プレブル (DDG-88)航空隊員から暖房用の軽油を提供される釜石市消防団(2011年3月15日)
イオンタウン釜石

行政

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歴代市長[19]
氏名 就任日 退任日 備考
旧・釜石市長
1 小野寺有一 1937年(昭和12年)6月12日 1941年(昭和16年)5月11日
2 1941年(昭和16年)5月12日 1942年(昭和17年)4月20日
3 1942年(昭和17年)5月11日 1946年(昭和21年)5月10日
4 沢田権左エ門 1947年(昭和22年)1月8日 1947年(昭和22年)3月19日
5 1947年(昭和22年)4月5日 1951年(昭和26年)4月4日
6 1951年(昭和26年)4月23日 1955年(昭和30年)3月31日 合併に伴う新・釜石市発足により任期途中で失職
釜石市長
1 鈴木東民 1955年(昭和30年)5月18日 1959年(昭和34年)5月17日
2 1959年(昭和34年)5月18日 1963年(昭和38年)5月17日
3 1963年(昭和38年)5月18日 1967年(昭和42年)5月17日
4 栗沢勇治 1967年(昭和42年)5月18日 1971年(昭和46年)5月17日
5 1971年(昭和46年)5月18日 1975年(昭和50年)5月17日
6 浜川才治郎 1975年(昭和50年)5月18日 1979年(昭和54年)5月17日
7 1979年(昭和54年)5月18日 1983年(昭和58年)5月17日
8 1983年(昭和58年)5月18日 1987年(昭和62年)5月17日
9 野田武義 1987年(昭和62年)5月18日 1991年(平成3年)5月17日
10 1991年(平成3年)5月18日 1995年(平成7年)5月17日
11 1995年(平成7年)5月18日 1999年(平成11年)5月17日
12 小野信一 1999年(平成11年)5月18日 2003年(平成15年)5月17日
13 小沢和夫 2003年(平成15年)5月18日 2007年(平成19年)5月17日
14 2007年(平成19年)5月18日 2007年(平成19年)10月2日 任期途中で死去
15 野田武則 2007年(平成19年)11月18日 2011年(平成23年)11月17日
16 2011年(平成23年)11月18日 2015年(平成27年)11月17日
17 2015年(平成27年)11月18日 2019年(令和元年)11月17日
18 2019年(令和元年)11月18日 2023年(令和5年)11月17日
19 小野共 2023年(令和5年)11月18日

市章

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中央はカマ(釜)、輪郭は海の防波堤ならびに鉄を表し、みなと釜石と鉄都を表徴するとともに、釜石の振興発展を意味する。1937年(昭和12年)の単独市制施行と同時に制定[5][6][20]

市の花・木・鳥

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市民歌

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作詞:広瀬喜志、作曲:古関裕而。1937年(昭和12年)の市制施行を記念し、河北新報社の事業で作成された[20]

イメージキャラクター

[編集]
  • かまリン

平成19年の3大基盤整備(仙人峠道路・湾口防波堤・公共ふ頭)完成・市制施行70周年・近代製鉄150周年を記念として、イメージキャラクターのデザイン・愛称を募集し、“かまリン”が決定。特別住民票が交付されている[20]

消防

[編集]
  • 釜石大槌地区行政事務組合消防本部
    • 釜石消防署

不祥事

[編集]

2022年、総務企画部の40代女性係長と建設部の40代男性主査が全市民3万人の住民基本台帳や作成したデータ、600人分のマイナンバーなどを自宅のパソコンにメールで送信したり、お互いに送り合ったりするなどの個人情報の持ち出し行為を行っていたことが発覚。市はこの職員2人を懲戒免職とした[21]。これらの情報漏洩は遅くとも2015年から繰り返し行われていた。またこの職員2人から情報漏洩を受けていた市民生活部の40代の主査が3か月の停職処分となった[22]。これらの情報は関係した職員以外の外部への流出は確認されていない。市では副市長を委員長として「釜石市個人情報漏えい調査委員会」を設置し、2023年5月1日付で調査結果を公表した[23]

国・県の機関

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国の機関

[編集]

裁判所

[編集]
釜石簡易裁判所
  • 釜石簡易裁判所

県の機関

[編集]
  • 岩手県沿岸広域振興局
  • 岩手県漁業取締事務所
  • 岩手県水産技術センター
  • 岩手県釜石保健所
  • 岩手県釜石警察署

文化施設

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2011年3月まで旧釜石市民文化会館が存在した。同館は2011年の東日本大震災で被災し2014年に解体された。旧市民文化会館では、自主文化事業として市民手作りの舞台「釜石市民劇場」が開催されていたが、震災以降2017年まではシープラザ遊(現在は解体)を会場として継続していた。2018年12月に市民ホールがオープンし「釜石市民劇場」は2019年2月から釜石市民ホールでの開催となる。ただし自主文化事業ではなくなっている。

経済

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サンフィッシュ釜石(釜石駅前橋上市場、2013年6月1日)
シープラザ釜石(2013年6月1日)

産業

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製造業

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漁業

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金融機関

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銀行
協同組織金融機関
農協生協

郵便

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郵便局[24]
  • 釜石郵便局(集配局)
  • 鵜住居郵便局(集配局)
  • 栗橋郵便局(集配局)
  • 唐丹郵便局(集配局)
  • 釜石平田郵便局
  • 釜石鈴子郵便局
  • 釜石中妻郵便局
  • 釜石小川郵便局
  • 小佐野郵便局
  • 釜石大橋郵便局
  • 洞泉郵便局
  • 松倉郵便局
  • 釜石浜町郵便局(休止中)
  • 釜石松原郵便局(休止中)
簡易郵便局[24]
  • 嬉石簡易郵便局
  • 釜石野田簡易郵便局
  • 栗林簡易郵便局
  • 尾崎白浜簡易郵便局
  • 片岸簡易郵便局
  • 新川原簡易郵便局
  • 両石簡易郵便局(休止中)
  • 箱崎簡易郵便局

姉妹都市・友好都市

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国内

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1984年(昭和59年)7月31日友好都市提携
2007年(平成19年)3月24日姉妹都市提携
2013年(平成25年)2月10日連携協力協定

日本国外

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1994年(平成6年)4月20日姉妹都市提携

教育

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高等学校

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公立
私立

※以下は廃校

中学校

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※以下は廃校

  • 釜石市立平田中学校(1963年・大平中へ統合)
  • 釜石市立大松中学校(1968年・統合により釜石西中へ)
  • 釜石市立大橋中学校(同上)
  • 釜石市立尾崎中学校(1969年・大平中へ統合)
  • 釜石市立鵜住居中学校(1974年・統合により釜石東中へ)
  • 釜石市立箱崎中学校(同上)
  • 釜石市立栗林中学校(同上)
  • 釜石市立釜石西中学校(1998年・甲子中へ統合)
  • 釜石市立釜石第一中学校(2006年・統合により釜石中へ)
  • 釜石市立釜石第二中学校(同上)
  • 釜石市立小佐野中学校(同上)
  • 釜石市立橋野中学校(2007年・釜石東中へ統合)

小学校

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  • 釜石市立釜石小学校
  • 釜石市立双葉小学校
  • 釜石市立白山小学校
  • 釜石市立平田小学校
  • 釜石市立小佐野小学校

※以下は廃校

  • 釜石市立橋野小学校和山分校(1971年・橋野小へ統合)
  • 釜石市立大橋小学校(1973年・大松小へ統合)
  • 釜石市立鵜住居小学校室浜分校(1974年・鵜住居小へ統合)
  • 釜石市立鵜住居小学校両石分校(同上)
  • 釜石市立甲子小学校鍋倉分校(1976年・甲子小へ統合)
  • 釜石市立橋野小学校青ノ木分校(1977年・橋野小へ統合)
  • 釜石市立橋野小学校中村分校(同上)
  • 釜石市立橋野小学校横内分校(同上)
  • 釜石市立鵜住居小学校外山分校(1981年・鵜住居小へ統合)
  • 釜石市立唐丹小学校荒川分校(1982年・唐丹小へ統合)
  • 釜石市立大石小学校(2001年・唐丹小へ統合)
  • 釜石市立中妻小学校(2002年・統合により双葉小へ)
  • 釜石市立八雲小学校(同上)
  • 釜石市立釜石小学校〈旧〉(2003年・統合により釜石小〈新〉へ)
  • 釜石市立大渡小学校(同上)
  • 釜石市立小佐野小学校〈旧〉(2005年・統合により小佐野小〈新〉へ)
  • 釜石市立小川小学校(同上)
  • 釜石市立大松小学校(2007年・甲子小へ統合)
  • 釜石市立箱崎小学校(2007年・鵜住居小へ統合)
  • 釜石市立白浜小学校(2010年・同上)
  • 釜石市立橋野小学校(2010年・栗林小へ統合)

特別支援学校

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文化財等

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国の史跡
  • 橋野高炉跡(世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の1つ)
国の天然記念物
県指定文化財

交通

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釜石駅(2013年6月1日)

鉄道

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なお、1880年(明治13年) - 1883年(明治16年)と1893年(明治26年) - 1965年(昭和40年)には、釜石-陸中大橋間に現在の釜石線と並行して鉱石輸送のための専用鉄道が存在した。釜石鉱山鉄道を参照。

都市間バス

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※以下は廃止

路線バス

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廃止代替バス

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2019年6月1日、かまいしまるごとコミュニティバスの一部路線の廃止を受けて、末端区間の代替バスの運行を開始した。

釜石市北部コミュニティバス

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運行委託:岩手旅行社

  • 鵜住居駅 - 長持 - 板割 - 沢田 - どんぐり広場前 - 橋野 - 中村
  • ○鵜住居駅 - 長持 - 板割 - 沢田 - どんぐり広場前
  • ●鵜住居駅 - 長持 - さんあいセンター - 沢田 - どんぐり広場前 - 橋野 - 中村 - 青ノ木
    • ○は平日のみ運行。
    • ●は月曜・木曜のみ運行。
    • 釜石市内に向かう場合は、鵜住居駅で三陸鉄道リアス線または岩手県交通「上大畑」行に乗り換えとなる。

釜石市南部コミュニティバス

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運行委託 : 岩手旅行社・釜石タクシー

  • ●上平田 - 平田第6 - 花露辺 - 花露辺復興公園 - 唐丹小中学校前 - 川目仮設 - 山谷 - 荒川集会所 - 荒金砂防ダム
  • ○上平田 - 平田第6 - 花露辺 - 花露辺復興公園 - 唐丹小中学校前 - 荒川集会所(●- 荒金砂防ダム)
  • ○上平田 - 平田第6 - 花露辺 - 川目仮設 - 荒川集会所
  • ○上平田 - 平田第6 - 唐丹小中学校前 - 川目仮設(●- 山谷)
  • 上平田 - 本郷入口 - 花露辺 - 唐丹小中学校前 - 川目仮設 - 荒川集会所 - 大石
  • 上平田 - 本郷入口 - 北小白浜 - 唐丹駅前 - 荒川集会所 - 大石
    • ○は平日のみ運行。
    • ●は水曜・金曜のみ運行。
    • 釜石市内に向かう場合は、上平田で岩手県交通「上大畑」行に乗り換えとなる。

にこにこバス

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始発の1時間前までに事前登録と予約が必要。ただし、土・日・祝日利用の場合は前営業日までとなっている。

太字で乗降する場合は前日、または前営業日までに予約が必要。

箱崎・室浜方面
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  • 仮宿 - 旧保育園上 - 箱崎白浜 - 桑ノ浜 - 鵜住居駅 - 日向転回所 - 片岸 - 室浜集会所
  • 仮宿 - 旧保育園上 - 箱崎白浜 - 桑ノ浜 - 鵜住居駅 - 日向転回所
    • 釜石市内に向かう場合は、鵜住居駅で三陸鉄道リアス線または岩手県交通「上大畑」行に乗り換えとなる。
佐須方面
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  • 上平田 - 尾崎白浜 - 佐須
    • 釜石市内に向かう場合は、上平田で岩手県交通「上大畑行」に乗り換えとなる。

道路

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高速道路

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高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路
  • E46 釜石自動車道東北横断自動車道釜石秋田線
一般国道自動車専用道路(B路線)

一般国道

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県道

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主要地方道
一般県道

港湾

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報道・通信

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マスメディア

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放送局

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テレビ
過去のテレビ

新聞社

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過去の新聞社

名所・旧跡・観光

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釜石の虎踊(北上・みちのく芸能まつり

伝統芸能

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宿泊施設

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スポーツチーム

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釜石応援ふるさと大使

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芸能・芸術・文化・スポーツ・産業・行政などの各分野で活躍している、釜石にゆかりのある県外在住者に委嘱し、釜石の魅力を情報発信してもらうことで釜石のイメージアップを図るとともに、情報提供および助言を得るため設置している。

釜石応援ふるさと大使一覧[35](敬称略、五十音順)
No, 氏名 経歴 備考
1 浅田久美 アテネ・北京五輪 ウェイトリフティング競技女子日本代表チーム監督など歴任 釜石市出身
2 阿部征次 前東京女子体育大学学長 釜石市出身
3 あんべ光俊 シンガーソングライター、音楽プロデューサー 釜石市出身
4 池田肇 東京交響楽団首席オーボエ奏者 釜石市出身
5 石森寛 釜石はまゆり会会長、東京岩手美術会代表、日本美術家連盟会員、画家 釜石市出身
6 猪瀬迪夫 元釜石製鐵所所長、元日鉄エンジニアリング株式会社常務、元東京製鋼株式会社社長、アフリカ国連MDGs特別大使
7 大久保晋 ジャパニーズレゲエ・ベーシスト、整体師 釜石市出身
8 小形博行 エスビー食品株式会社代表取締役社長 釜石市出身
9 小野崎敏 日鉄鉱業株式会社名誉顧問、鉱山史研究家、元釜石鉱山株式会社社長
10 金山亜希雄 元釜石製鐡所所長、前釜石はまゆり会会長
11 きくち教児 タレント、中京テレビ「おめざめワイド」キャスターなど 釜石市出身
12 菊池流帆 プロサッカー選手 釜石市出身
13 玄田有史金 東京大学社会科学研究所教授(「希望学・釜石調査」「防災危機対応学」など実施)
14 小山ゆうこ メゾソプラノ歌手 釜石市出身
15 佐々木貴範 写真家、「釜石橋上市場-追憶の光景」など出版 釜石市出身
16 笹田学 明治大学評議員、(公財)日本ラグビーフットボール協会元理事 岩手県出身
17 柴孝也 慈恵会医科大学客員教授 釜石市出身
18 鈴木秀幸 元東海市議会議員 釜石市出身
19 瀬川爾朗 前岩手県人連合会会長、東京大学名誉教授 釜石市出身
20 多田健芳 千葉市立花園中学校教師・釜石を題材に社会科授業実践 中学まで釜石市在住
21 原口あゆみ 声楽家 釜石市出身
22 平原綾香 アーティスト、歌手
23 藤原綾子 株式会社ユミカツラインターナショナルアクセサリーデザイナー 釜石市出身
24 松尾雄治 スクラム釜石キャプテン、元新日鐡釜石ラグビー部監督、元成城大学ラグビー部監督
25 メラニー・ブロック 在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所 (ANZCCJ) 名誉会頭
26 三浦俊也 元サッカーベトナム代表監督、前ホーチミン・シティFC監督 釜石市出身
27 森重隆 (公財)日本ラグビーフットボール協会会長、元新日鐵釜石ラグビー部監督、元福岡市教育委員
28 山田久志 プロ野球解説者、野球評論家、元富士製鐵釜石野球部投手
29 矢内廣 ぴあ代表取締役社長、元一般社団法人チームスマイル代表理事
30 柚月裕子 作家・フリーライター 釜石市出身

出身著名人

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江戸時代生まれ
  • 高橋亦助 - 釜石鉱山田中製鉄所で主任を務めた高炉技師
明治時代生まれ
大正時代生まれ
昭和時代生まれ
平成時代生まれ
生年不詳

釜石市を舞台・モデルにした作品

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映画

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  • 釣りバカ日誌6(1993年12月25日公開) - 主演:三國連太郎西田敏行。釜石市が舞台となり、釜石市民文化会館や花の井ホテル(廃業)が登場し、震災前の釜石市や新日本製鐵釜石製鐵所(現・日本製鉄北日本製鉄所釜石地区)の高炉があった風景を見ることができる[36]
  • 遺体 明日への十日間(2013年2月23日公開) - 主演:西田敏行。東日本大震災の遺体安置所の様子を綴ったルポルタージュ『遺体 震災、津波の果てに』を実写映像化した作品。
  • 日本の自転車泥棒(2006年12月1日公開) - 主演:杉本哲太。一部釜石市がロケ地となっている。
  • 一陽来復 Lite Goes On(2017年公開) - ナレーター:藤原紀香山寺宏一。東日本大震災から6年後の岩手県、宮城県、福島県のドキュメンタリー。岩手県は釜石市を取材。
  • 影裏(2020年2月14日公開)- 主演:綾野剛松田龍平。一部釜石市がロケ地となっている。
  • 釜石ラーメン物語(2023年7月8日公開)- 主演:井桁弘恵。釜石市の釜石ラーメンに関する物語。

テレビドラマ

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参考文献

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  • 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113 

脚注

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  1. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2024年1月8日閲覧。
  2. ^ 釜石市の人口・世帯(令和4年10月末現在)”. 釜石市公式ウェブサイト. 2022年11月15日閲覧。
  3. ^ 釜石の地名由来は「釜のごとき石」? 甲子川沿いに巨岩 アイヌ語説も有力だけど…」『河北新報ONLINE NEWS』河北新報社、2022年8月18日。オリジナルの2022年10月3日時点におけるアーカイブ。2023年10月28日閲覧。
  4. ^ a b 市制施行(原文縦書き)”. 釜石市例規集. 2013年1月27日閲覧。
  5. ^ a b 図典 日本の市町村章 p.31
  6. ^ a b 市章”. 釜石市例規集. 2013年1月27日閲覧。
  7. ^ 中島剛 (2020年5月31日). “朝ドラ「エール」モデル 古関裕而作曲の釜石市民歌、制作過程に意外な事実”. 河北新報ONLINE NEWS (河北新報社). https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200615_75018.html 2020年7月31日閲覧。 
  8. ^ 「釜石市で二百三十戸焼く」『新岩手日報』1943年(昭和18年)11月22日夕刊(昭和ニュース編纂委員会編『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p.8 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  9. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、95頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  10. ^ 平和都市宣言”. 釜石市例規集. 2013年1月27日閲覧。
  11. ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、143頁。ISBN 9784816922749 
  12. ^ 安全都市宣言”. 釜石市例規集. 2013年1月27日閲覧。
  13. ^ 市の花・市の木・市の鳥の制定”. 釜石市例規集. 2013年1月27日閲覧。
  14. ^ 釜石市民憲章”. 釜石市例規集. 2013年1月27日閲覧。
  15. ^ 「飛び火で山火事 百貨店など14棟焼ける」『朝日新聞』1976年(昭和51年)1月3日朝刊、13版、23面
  16. ^ 19年ラグビーW杯:釜石など12都市、開催地に決定 - 毎日新聞(2015年3月2日)、2015年4月10日閲覧
  17. ^ 橋野鉄鉱山が世界遺産に登録されました - 釜石市(2015年7月6日)
  18. ^ 市長プロフィール - 釜石市
  19. ^ 釜石市統計書(平成30年版) - 釜石市、P.144
  20. ^ a b c d e f 釜石市のシンボル・市民歌 釜石市 2021年4月15日閲覧
  21. ^ 岩手 釜石市 全市民3万人分の個人情報流出 市職員2人が懲戒免職【NHK】2022年5月26日付
  22. ^ 市職員が個人情報あざ笑う 「ちゃっかり減免申請して」「偉そうに」 - 朝日新聞、2023年4月25日
  23. ^ 個人情報漏えい調査委員会 調査結果 - 釜石市
  24. ^ a b 釜石市郵便局一覧 日本郵政グループ 2021年4月15日閲覧
  25. ^ 会社概要 - テレビ岩手
  26. ^ 本社・支社一覧 - iBC岩手放送
  27. ^ トップページ - 三陸ブロードネット
  28. ^ 企業情報 - めんこいテレビ
  29. ^ 取材拠点一覧 - 読売新聞
  30. ^ 地域の取材網 - 朝日新聞
  31. ^ 岩手日報社のご案内 - 岩手日報社
  32. ^ 復興釜石新聞が廃刊~鎮魂と追憶の10年・地域の日々を丹念に~ - Yahooニュース
  33. ^ 会社概要 - 河北新報社
  34. ^ ホテルサンルート釜石、BBHに事業譲渡 新名称で営業開始(『岩手日報』2023年4月2日)
  35. ^ 釜石応援ふるさと大使 - 釜石市
  36. ^ 釣りバカ日誌6 釣りバカ日誌公式ウェブサイト
  37. ^ ミステリー作家六波羅一輝の推理 - ウェイバックマシン(2016年4月6日アーカイブ分)

外部リンク

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