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新井場徹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新井場 徹
名前
愛称 イバ
カタカナ アライバ トオル
ラテン文字 ARAIBA Toru
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1979-07-12) 1979年7月12日(45歳)
出身地 大阪府枚方市
身長 182cm
体重 74kg
選手情報
ポジション DF
利き足 右足
ユース
1992-1994 日本の旗 交野FC
1995-1997 日本の旗 ガンバ大阪ユース
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1997-2003 日本の旗 ガンバ大阪 140 (13)
2004-2012 日本の旗 鹿島アントラーズ 262 (9)
2013-2014 日本の旗 セレッソ大阪 21 (0)
通算 423 (22)
代表歴
1995  日本U-17 3 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

新井場 徹(あらいば とおる、1979年7月12日 - )は、大阪府出身の元サッカー選手でJFA登録仲介人。稲本潤一播戸竜二と共にFC TIAMO枚方の創設に関わった。現役時代のポジションは左右のサイドバック。(主に左サイドバック)

来歴

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ガンバ大阪

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ガンバ大阪ユース出身。ユース時代の同期生には稲本潤一橋本英郎らがいる。トップチーム昇格時、夢として「満員の万博を自分のプレーで沸かせたい」と語っていた(入団後の初の満員の試合は1998年5月フランスワールドカップ直前のベルマーレ平塚戦。ゴール裏はトラブルにより応援自粛中だった)。

2001年9月に行われたトルシエ監督時代の日本代表候補メンバー合宿に招集されている。それまではドリブルを中心にサイドから切れ込んでシュートで終わるというのが彼のプレースタイルだったがこの合宿以後、トルシエから指導されたサイドを持ちあがりクロスを入れるプレーを多く見せるようになった。

鹿島アントラーズ

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その後、タイトルをとるために2004年鹿島アントラーズへ完全移籍。移籍問題に揺れていた2003年12月20日の天皇杯(セレッソ大阪戦)でゴールを決め、ユニフォームのガンバエンブレムに惜別のキス。ガンバに別れを告げた。

2004年3月13日、J1開幕戦でいきなり古巣ガンバ大阪と対戦し、後半ロスタイムに同点ゴールを決めた[1]。すぐにレギュラーに定着し、2007年から2009年には3連覇を経験した。2009年シーズンは同年加入したDFパク・チュホにレギュラーを奪われたが、シーズン後半にポジションを奪い返した。

2011年のJリーグ第32節では、チームメイトの負傷のため本職ではないセンターバックをこなした[2]

セレッソ大阪

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2013年、セレッソ大阪に完全移籍。2003年以来の地元大阪でのプレーとなる。2008年から単身赴任という形が続いており、家族のための移籍でもあった。

2014年シーズン終了後の12月末にセレッソから来季の構想外を言い渡され、他クラブからも正式オファーがなく、2015年1月19日に現役引退を発表した[3]

エピソード

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鹿島アントラーズで一番印象に残っている試合にアントラーズに移籍してきた年の開幕戦を挙げている。カシマスタジアムで古巣のガンバ大阪と対戦し、終了間際に同点ゴールを決める結果となったがそれまで育ててくれたガンバに対してうれしさ半分、不思議な感覚を味わったと振り返っている[4]

引退試合

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2015年7月5日に中田浩二柳沢敦と合同での引退試合が行われた。


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中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合
ANTLERS LEGENDS 5 - 2 KAY FRIENDS
柳沢敦 15分にゴール 15分
新井場徹 39分にゴール 39分
興梠慎三 64分にゴール 64分
中田浩二 84分にゴール 84分 (PK)
マルキーニョス 90+1分にゴール 90+1分
公式サイト 三浦知良 29分にゴール 29分
福西崇史 43分にゴール 43分

出場選手

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ANTLERS LEGENDS
KAY FRIENDS

所属クラブ

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ユース経歴
プロ経歴

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
1997 G大阪 31 J 2 0 0 0 0 0 2 0
1998 17 30 0 3 0 0 0 33 0
1999 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2000 24 7 4 1 1 0 29 8
2001 29 3 4 0 3 1 36 4
2002 30 1 8 1 2 0 40 2
2003 25 2 4 1 2 1 31 4
2004 鹿島 7 28 1 7 0 3 0 38 1
2005 28 1 4 0 2 0 34 1
2006 30 2 11 0 4 0 45 2
2007 30 1 9 0 5 0 44 1
2008 30 2 2 0 2 0 34 2
2009 29 0 2 0 2 0 33 0
2010 33 1 2 0 5 0 40 1
2011 23 1 3 0 2 0 28 1
2012 31 0 10 0 3 0 44 0
2013 C大阪 11 0 4 0 1 0 16 0
2014 10 0 1 0 2 0 13 0
通算 日本 J1 423 22 78 3 39 2 540 27
総通算 423 22 78 3 39 2 540 27
  • 1997年はユース所属

その他の国内公式戦

  • 2008年
  • 2009年
    • スーパーカップ 1試合0得点
  • 2010年
    • スーパーカップ 1試合0得点
  • 2011年
    • スーパーカップ 1試合0得点
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2008 鹿島 7 7 0
2009 4 0
2010 6 1
2011 7 0
2014 C大阪 2 0
通算 AFC 26 1

その他の国際公式戦

代表歴

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獲得タイトル

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クラブ

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鹿島アントラーズ

個人

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b 内田は負傷中、稲本は体調不良のため出場せず。

出典

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  1. ^ 過去の結果”. 鹿島アントラーズ オフィシャルサイト. 2022年10月21日閲覧。
  2. ^ 【J1:第32節 大宮 vs 鹿島】レポート:大宮の先制から始まった、残り25分の手に汗握る攻防。鹿島が土壇場で勝負強さを見せ勝点1を分け合う。(11.11.20)
  3. ^ 新井場 徹選手の現役引退について セレッソ大阪オフィシャルウェブ 2015年1月19日 閲覧
  4. ^ Antlers×スカパー!スペシャルインタビュー 新井場 徹 鹿島アントラーズ オフィシャルウェブ 2023年4月8日 閲覧

関連項目

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外部リンク

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